やもと風夏 (やもと ふうか)

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作風概説

 男の眼に多くのまつ毛など彩りを入れるなど、力が入っている。画面全体の黒率が高く重みがある。目は男女ともそれほど大きすぎない。女の目はとても深さと重さがある。
 男の絵の印象がかなり強い。ただし女の体もしっかり描いており、色気もコンスタントにある。うっかり胸元が見えてしまう服、ということもやる。

 髪形などのキャラデザもかなり魅力的で大胆。

 かなり太い輪郭線。
 時に木炭のような、あるいは鉛筆画のような細かさが入ることも多くある。

 全身のバランスも良く、見せ方もいい。

 シーツや服、本棚などの線数も非常に多い。

 印象的なシーンを作り上げることにすぐれ、寒い空気の描写、踏切やホームなどを活かす空間表現などがうまい。

 普遍的な心理を恐ろしいほど深く掘り下げる強さがある。
 起承転結の、転を恐ろしく小さいことで起こす。

 デビュー作が非常に大胆。男主人公であり、意外な落ちもある。

 サブキャラの友達が非常に魅力的で多数動くなども。


代表作

2024「幼なじみには敵わない」
 理生くんの朝は琴羽ちゃんという幼なじみに起こされて始まる。それからもずっといっしょ。
 ただ琴羽ちゃんは男子に人気がある。…付き合っていないことを友達に知られた理生くんは、ずるいと責められた。

2025「不可抗力の恋ごころ」
 空気を読み話を合わせる。中学の時はそれができなかった…と優花ちゃん。
 中学の時は、ちょうど女の子同士で友達が話題にした男子が、優花ちゃんが好きだと吐かされ聞こえて孤立した…
 そして今。空気を読んでいたはずなのに、女の子が「ウチの彼氏に手出したでしょ」と…しつこくネットでメッセージを投げられるだけなのに…
 叩かれそうになったのを助けてくれた男子、でも「ヘラヘラして馬鹿じゃねえの」と…


今までの実績、現在の地位

 まんがスクールシルバー賞デビュー。


個人的な感じ、思い出

 驚くほど高い実力の正統派、存分に満腹させてもらった。

 これからどんな作品か…本当に正統派復活でも、あるいは戦争などを題材にした重い作品でも…

 ごめんなさい名前間違ってました。
 本当にものすごい実力。どんな作品でも…