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作風概説

冒頭の小さい男子は二宮ひかるの特殊な味を薄めた印象があった。
普段の男子はやや千が太めで強く、レディコミ系の鋭さ、少年誌級の運動描写を兼ねる。男の体格や筋肉が大げさではなくしっかりしている。いろいろな角度から正確に描けている。
男子と女子の目の大きさの差が大きく、むしろ女子は手を抜いている感じさえする、というか…ごく軽い爬虫類っぽさ、またかなり厚く詰まった固い菓子にドレッシングをかけたような味がある。

無言のコマの積み重ねがうまい。大きい画面の使い方も絶妙。

男子同士の会話でも言葉を丁寧に重ねる。


代表作

2024〜「僕らが春を告げる頃」
 小さいころの期待から、さらっと何でもできる「みんなの恵比寿くん」を目指すようになった…
 バスケでも努力はしてきた、のに目黒くんはそのさらに上を行く。
 ただ、がむしゃらな努力を表に出すのは求められていない…と思っていたが、女の子にシュートフォームから努力を見抜かれた。
 その女の子を、目黒くんをだしにして誘った彼。


今までの実績、現在の地位

KADOKAWA 電撃大王『思春期男子はどうかしている。』
SQEX『ヤクザの大親分が幼女に生まれ変わった話』
など。


個人的な感じ、思い出

 期待以上に面白いいい作品。少年誌かと思うほどのバスケ描写の質と量には驚いた。少年漫画のスーパープレイヤーとは違う、普通のプレイをこれだけ丁寧に。