甘里シュガー (あまざと しゅがー)
作風概説
華やかに輝くようなタッチ。服などの細かな線がとても高い現実感につながっている。
表情の豊かさ、感情表現力も高い。
スタンダードで、危険なほど踏み込むこともあるストーリー。細かな演出が実にうまい。
代表作
2016「そのボイス、有料ですか?」原作:さなだはつね 全二巻発売中
学年一の美人だけど声にうるさい鈴奈ちゃん。それこそ中年男性声優の写真を待ち受けにするぐらい。
そんな彼女が購買の雑踏で、あこがれのキャラ「マオ」くんそっくりの素晴らしい声を聴き…
誰だったのか男を集めて、オーディションのように「ひじき」の一言を言わせる集いをしても見つからない。
そして屋上で、またその声を聞いた気がしてから、階段で転んで助けられ…「録音させてください」「課金してもいいですよ」とまで言ってしまってドン引きされてしまった。
2017「はちみつトラップ」
ものすごくモテてるけど初恋もまだのあづさちゃん。でも一人だけ落ちない男子がいる…通称棘(いばら)王子、おぼっちゃまで特進科。
さらに家庭の事情も…ものすごい借金を背負う父親を支えてバイト生活、という。
そして、その父は富豪の友人にたまたま会って、すごい約束をした。その富豪の息子を、あづさちゃんが一月以内に落とせば借金を払ってやると。人嫌いが心配だったそうな。
それで住み込みバイトをすることになったけど…
2019「星くんは恋を忘れてる」
幼なじみの男女、広瀬風太くんと天沢そらちゃんは高校生になってもペアルックに間接キスと仲が良すぎるのにつきあっていない。
だがペルセウス流星群を観測に行ったとき、先輩カップルの濃厚なキスを見てしまい…
そらちゃんは「またしたいなあ」と爆弾発言。彼女には昔の初恋がある…
今までの実績、現在の地位
「comico」の人気作のコミカライズでいきなり本誌連載。それからオリジナルで扱いの大きい連載。
個人的な感じ、思い出
作品そのものはすごく読んでいて楽しい。
ごめんなさい、新人賞受賞記事を見落としていまして…
連載での変化が大きく、とても楽しみ。