福田リンコ (ふくだ りんこ)

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公式サイトあり、リンク


作風概説

 やや艶が多く、そのくせさくっとして甘味が隠れた絵柄。ケーキの描写はとてもうまい。
 とても心理の組み立てが丁寧。


代表作

2005「いちご姫とバラ王子」
 バラ王子と言われる蜜野カオルくんに恋するひとり、樽戸イチコちゃんは告白したけどひどい言葉で玉砕…綺麗なバラにはとげがある、というわけでバラ王子なのだ。
 失恋のヤケ食いにと少し離れたケーキ屋に入ったら、そこにカオルくんがいた!
 そこの息子であととりパティシエでもある彼に、翌日いきなり「親父に会わせたいんだけど」と呼ばれて大騒ぎ。でも用事はケーキバイキングの試食してほしいというだけ。
 それで彼の色々な面を知っていく…と思ったら、尾行してきたファンの女子に騒がれたとき「だいいちこいつはオレが一度フってんだし!」と追い打ち。
 心の動きがとても丁寧に描かれた、甘くさわやかなデビュー作。


今までの実績、現在の地位

 デビューしたばかり。


個人的な感じ、思い出

 心の動きがとてもいい。これからももっと色々な心の動き、特に成長をうまく描いて欲しい。