春兎ちろ (はると ちろ)
作風概説
派手さがないが無駄がなく、とても柔らかく温かいタッチ。男と女の別もはっきりしている。
シャツの襟、男の首筋など全弾手抜きがない。手もとても丁寧。
背景なども無駄に派手にしないが手抜きもない。画面がきっちり埋まっている。
単純な表情も落ち着いていて見やすい。
ストーリーがないに等しい話でありつつ丁寧に気持ちを描きそれだけで楽しめる、と大胆で、高い実力がある。
代表作
2020「パンケーキメルト」
文化祭はパンケーキ喫茶、ただクラスのみんなは無関心。というわけで実行委員会のふたりが頑張らないと。
ただし、みのりちゃんは好きな藤咲くんと一緒でうれしい。
買い物で藤咲くんに会い、家で手本として作る練習をして見る、という彼を、特訓で誘ってしまった。
今までの実績、現在の地位
デビューしたばかり。
個人的な感じ、思い出
かなり好きなタッチで、とても期待できる。
これだけ実力があれば、歴史ものなど難度が高い原作ものに挑戦してもいいと思う。
そつのなさが目立つので、おもいっきりぶっこわれるような作品も描いてみてほしい。