糸瀬ねめ (いとせ ねめ)
作風概説
マイセンやウェッジウッドの磁器、マクシミリアン様式の甲冑を思わせる、金属質で豪壮華麗な鋭さのある線。髪のハイライトが強いため、全体が西洋刀剣のような質感になる。
ただし顔は軽い柔らかさがあり、西洋アンテーク人形とは微妙に違う。
使い魔のコウモリが、顔はぬいぐるみ的にかわいく、耳にピアスをしていて、しかも体つきや耳はリアル、という器用なことを。
大胆不敵なストーリーだが、基本的には王道。
代表作
2016「男の娘と同居中ちなみに俺は吸血鬼」(ストーリー協力:BATA(バタ))
吸血鬼の一族のところに、祝いに連れてこられた少女の生贄。
人間の血を飲むのが初めてのツヴィンガーくんはうまさに感動するが、男の娘だった…
その結果彼は勘当されることに。生贄として連れ去られた姉を探しに来た「彼」とともに日本で、働いて暮らすことになるが…
今までの実績、現在の地位
第四回Pixivスカウトfes金賞で本誌掲載デビュー。
個人的な感じ、思い出
話そのものは強烈。この作風をどう活かせるのか…これだけ力があれば、それこそロボットアニメのコミカライズなどもこなせそうだし、衣服描写の力から言えば昔のヨーロッパを舞台にした歴史ものもいけそう。