なかよし1998年10月号

なかよしも発売になりましたね。大混乱です。片岡みちる先生の体調はやはり相当お悪いようで、「夢のクレヨン王国」の無期休載に加えてちゃめっこクラブまで・・・。僕がなかよしを読み始めたときにはもう始まっていましたから、愛着があります。何だかなかよしの感じが根本的に変わりそうです。今までの連載がどうのだけでなく、全く戦略を変えるような予感がします。半年後には僕の知らない雑誌になっているかも。

次号からいきなり征海未亜先生本誌初登場&連載開始&アニメ化とは、すごいですね。「リカちゃん」とのタイアップも戦略としてはいいかも知れません。かなり賭けとしては大きいのですが。しかし何で気付かなかったのでしょう、アニメ誌で始まるアニメについてはある程度チェックしていたのに。

「だあ!*3」見事にパターンをはぐらかされました!しかし連続巻頭カラーにサイン会、でもアニメ化の様子は今のところ無い・・・。再開時でしょうか?それにしても本当にすごい母親ですね。何だか子供っぽくてその意味の不安はあるのですが、普通とは逆の・・・過干渉に悩む娘のパターンじゃなくて本来なら理想的な、信頼にもとずいた放任とは素晴らしいものです。それでも親と子の心の通い合いは難しいものです。

「デリシャス!」ううむ、そのために事前に三千代ちゃんを補完したのですか。補完されていなかったら三千代ちゃんに支えてもらうという手もあるのですが(本当にそれやったら最低ですが。僕の隠れた趣味にそのようなくそみそに情けない話があるようです)。「少しだけ、わたしのこと利用してくれていいよ。少しでも気持ちが楽になるのなら、そうしてくれると・・・嬉しい」朱菜ちゃんはここで一臣の一番情けない姿を受け入れられる性格じゃないです、あれは憧れですし。憧れの恋だとそんな形で弱点を見せ付けられたときには幻滅して恋が冷めちゃいますからね。だから父親を使って、ですか。ま、あんないい娘ふっちゃった報いであると言えばそれまでです。男にとってはこれ、痛いものです。しかし驚いたのは事務所がイリエ・プロダクション!不謹慎ですが大爆笑です。

「夢幻伝説タカマガハラ」この誤解三角関係、最高です!!

「雨色の約束」代原ですが得した気分です。ついになかよしも解禁ですか、大したショックはないですね。心の準備ができていたといいますか。周りの友達と猛の掛け合いが絶妙です。

「恋愛向上委員会ジューシーフルーツ」このおまじないの失敗、失敗じゃないです。名前を書くことは言葉による呪術で、誰にも触られないと言うのはまあ結界と言いますか呪術の影響力を乱されないためです。しかしその本人に触れられ、感染呪術の効果も加わっているのですから。でもうかつに魔術は使わないほうがいいです。魔法体系を信じる立場から言ってても極めて危険な行為ですし、信じない立場でも暗示暗示による危険があります。

「カードキャプターさくら」まさか男だったなんて。道理でないと(なにが?)。クロウカードの無効化と使い魔の無力化ができる存在は持ち主と創造者クロウ・リード本人の他にも圧倒的にそれ以上の力の持ち主やクロウ・リードの師も考えられる気がします。まあその点の種明かしは今のところ済んでいますが。マクレガー・メイザース(アレイスター・クロウリーの師。黄金の夜明け団の超一流の魔術師。後年対立し、クローリーに呪殺されたという噂がある)とかウエストコット(黄金の夜明け団の創設者。内紛が尽きない同団も彼が生きている間は何とかなっていた)と関わりがありそうな名前がでてきたら要注意です。

「ゴーストハント」全員登場。新約ヨハネ福音書冒頭、最も有効なものの一つです。

「ヒロインをめざせ!」この父親強烈です。しかしDソードってガッツのドラゴンごろしとどっちが重いんでしょう。あれは75kgあるという話ですからそれより重いのか。

「RsR」微妙です。竜也の話はなしですか、ひどいような気も。クライマックスになるのは惜しいですね。「My dear」言葉にならないです。凄い。皆が思うでしょうね、こんな恋ができたら死んでもいいって。僕も。「JOKER」いいなあ・・・仲間って。みんないい仲間になってて。全部話していなくても、互いに大切な存在であることに違いはない・・・。羨ましくてならないです。そして、楽しくやりたいのとは矛盾しますが、資本主義の論理でいけばカシマのやり方が正しいしチャンスです。次回のクライマックスでどうなるかは読めています(反乱して観客投票にもっていく)が、楽しむだけならこのようなイベントにでるべきではないし。これほど大きいチャンスを見逃す手は・・・ないでしょう。それをやっては本気でプロになりたい、そのために人生をかけている他の参加者に失礼です。商品価値は彼らにとっては最大の褒めことばにほかならないのですから。

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