なかよし1998なつやすみランド

なかよし夏休みランドも発売になりましたね。これが毎月あってくれたらいいのに。否、月刊か隔月の読み切り重視型増刊誌があって欲しいです。最近はなかよし本誌の読み切りも減っていますから。なかよしデラックス時代は残念ながら知らないのですが、今から思うととんでもない量だったようです。そしてそれが86年組、91年組の基礎体力を形作っていったと。いい時代があったものです。バブル時代とも言いますが。

「星の手のひら」くっついた後についての講義の素晴らしい資料を・・違う、不安の描写が見事としか言い様が無かったです。ラストは痺れました。

「夏色写真」奇麗・・・・・・。それにすごく可愛いです。

「デビル・ドール」これはある意味羨ましいですね。十分な本さえあれば、ですが。たまに地下鉄で地震があり、飛び出して走っていったら横穴があったのではいってみるとずーっと滑っていき、不思議なホールにたどりついて・・そこは大きな核シェルターで、そこにあった通信システムから地上は壊滅と知るが、そこには人間一人一生すごすには十分な生命維持物資があってしかもバックアップとして古今東西の本が全て詰まっていた・・・と言うのを考えたりします。とんでもない空想です。

「サマーナイトメア」・・・。しかし生存主義(僕の造語だと思います。僕自身まだきちんとまとめていないのですが。ドーキンスらによるネオ、ダーウイニズムから直接出てくる思想的立場で、できれば種としての人間と地球生命圏、せめてDNAを共有する生物のどれかを生き残らせる事が生物としての人間の最大の使命であるということから始まります)の立場から言うと田口博士の行為は全否定できないのが内容よりむしろ怖いです。

「I wish・・・」メ、メイドロボット・・・一部の男(僕は一応違うつもりです。誰も信じてくれないと思いますが)の夢・・・。そんな犯罪的なテーマをよくもまあここまで素敵な少女マンガにしてくれたものです。この笑顔が凄いです。はあ・・・・。

「恋するパワー」これまたホラーランドのメンバーならとてつも無くおどろおどろしいことにできる題材を爽やかに仕上げたものです。メルの性格がすごくいいです。

「セカイデイチバン!」クールですが少々濃いのに軽い雰囲気ですね。これから頑張って欲しいです。かなりポテンシャル高いですね。悪い時代ですが。

「苺の森の眠り姫」これでデビュー後第一作?上手過ぎます。しかもカラー!

「きっとね」デビュー第一作なのに不思議なほど違和感が無いです。昔からいたベテランのように。なぜか肌になじんでいます。この優しさと自然さは貴重です。最後の「なにかあったのかしら」でおかーさんたち、何を想像したのでしょう。線香花火のシーン、切なくなりました。

「明日まで走ろう」これの爽やかさとかっこよさは素晴らしいです。

「はじまりのV・A・C・A・T・I・O・N」この田舎と都会のギャップがいいです。そして主題の表現がストレートでその分染み込んできます。

「とろけてバニラ!」おかえりなさい。犬頭星雄先生、最高です!!なんだか某栗頭大五郎先生と重なってしまいますね(科学忍法火の鳥っ!!)このバジルパパも凄いキャラクターですね。一見馬鹿親で本音は動物のほうが大事とは・・・。脱帽です。

「幻想曲芸団」・・・かわいい。

次は11月ですか、長過ぎますし少な過ぎますよ。Amieの増刊が一回で終わりとしたら本格的に競合することに・・・考えたくないです。

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