なかよしも発売されましたね。今月号は、ほとんどの作品に胸が痛く、いや悪くなるような予感がいっぱいでした。

「カードキャプターさくら」余りにも伏線が高度すぎて、全貌が読めません。確信を持ってこうだ、とはとても言えないですね。小狼くん、今回・・・ため息しか出ないです。こんな男になりたい、と成人している者が言うのも変ですし、もう過去形にするしかないのかな、これからなろうとしてもなれっこないな、とも思います。

「だあ!×3」この手で来るとは。全く思い付きもしなかったことをしてくれます。発生する菌もかなり似てます、これ軽く言いますけどとてつもなく怖いですよ!天然痘がオット星人にとっては乳酸菌同様の常在菌だとしたら・・・それこそ人類の半分近くが死ぬことになりますね。免疫がない所に天然痘が侵入したらどうなるかはアメリカ大陸発見の際に証明されてます。現代人のほとんど、20代前半以前は種痘を受けてないと思いますし、この交通の速さでは・・・。無論その逆も言え、ワクチンなしで地球にいるのは無謀でしょう。それこそ地球のインフルエンザが彼らにとってエイズであってもおかしくないですし。

「電脳少女Mink」面白いです!この吹き出しを言葉で埋める技法も可愛いですし、キャラクターもいいです。インターネットともと追っかけの情報、どちらかと言いますと、宝塚での経験に限定しますとインターネットはまだほとんど意味がないです。やはり重要な裏情報は直接スタッフさんや関係者の噂から、それ以外にないですね。ネットでそういった、特A級の情報を見たことがないです。インターネットでは網羅的に公式情報を集める事ができ、それはそれなりに便利なのですが。このCDが崩れた事故、店のミスです。こういった、崩れたら危ないような積み方をする店のほうが悪いです。もし怪我をしていたら壊れた商品の弁償どころか、多額の損害賠償が取れます。2099・・・に、CD-ROMを使っているとしたら何か、空しいものがありますね。「科学の終わり」は認めたくないですが、言われてみますと記憶媒体に根本的な、採算が取れそうな進歩の原理はあるか・・・難しいですね。でも2099年のソフトがインストールできたらすごく嫌ですね・・・1899年にはソフトどころか、コンピューターの概念や元になる代数さえありませんでした・・・。でも確か、CD-ROMをプレイヤーで聴こうとしたら鼓膜が破れる、と警告文にあった気がするのですが。でもこのソフト、あったら便利ですし楽しそうですね。そして・・・このアニメのようにコマをつなげて動きを表現する、これには衝撃を受けました。恐ろしい表現技法が産まれましたね。「ほしいのはひとつだけ」今回、一ページぶち抜き・・・心臓にきました。他も全てこの想いの表現、もう胸が痛みます。このキスも衝撃ですし涙も、言葉も・・・。本気の恋、それが・・・どれほど衝撃的なものなのか。誰でも、初めての本気はたった一度の衝撃なのですし。

「コイスルココロ」こういった、本当の正統派の少女マンガをなかよしで見ること自体久しぶりですね。悲しいことに。流石に超高レベル、細かな言葉や表情で心が、一つ一つ変わっていくのがはっきり見えます。

「うるきゅー」強烈なラブ・・・若いっていいですね。「イッキにやることやっ・・・」もう慣れたと思いましたが、やはり違和感があります。一体この雑誌は本来・・・墓穴を掘るので止めておきましょう。この子泣き爺は笑えました!しかし何があってここまで腐ったのか・・・あ、もとからでしょうか。舌には・・・なんとなく、半年以内にDキスが解禁される予感がします。狼と赤頭巾、しかももろ喜んでいる、それを突っ込む・・・この小さな芸がうまいです。それにこのボディーランゲージも絶妙です。そして次の伏線、どうなることやら。再開されるといいのですが。

「スマイルでいこう」お互いに思いきり気を使っていますね。で、いきなり真理子さんが店で・・・普通ばれるでしょう!このボケでよく生き馬の目を抜く芸能界・・・この言葉も一路ファンの僕にとって、ある意味墓穴になるのでここで考えるのを止めます。でもまあ、これを端から見るとただ一言、同棲ですね。そしてこの・・・予測はしていましたが、思った以上のキャラクターが出てきそうです。直くんの対応は見事でした。でも単純に騙される笑ちゃん・・・。そして照れ隠しからこう、見事な展開です。初めから騙されていることを読者が知っている上で、どこまで盛り上げられるかお手並み拝見です。でもまた胸が何箇月か痛む事になるのでしょうね・・・。

「ジューシーフルーツ」ま・・・こんなものでしょう。年下は対象外、それが普通なのでしょうね。

「B-ウオンテッド」このギャグ、やっぱりすごく刺激的です。しかもこの、いきなり喫茶店で、そしてこの・・・言葉が出てこないです。ここまで手をかけるとは。この裏事情もリアリティがあり、とても深い伏線になっています。謎がとても多く、全てが解き明かされた時にどれほどの感激に襲われるか今から楽しみです。言わなかったことが何なのかも、ある程度仮説は立てられますが気になります。兄弟と言うのも驚きです!そしてこの情報蝿も一体どう動くか気になります。

「トップオブザワールドな人たち」この伏線処理、絶妙です。あ、歌舞伎先輩、この金額をどうやって一瞬で暗算したのでしょうか。と思ったら電卓を手に持っていました。円周率暗記、確かにそれは地味ですが、e=自然対数の底などのマイナーな数の暗記ならたぶん誰もやっていないので、記録になりやすいのでは?・・・πとe以外の超越数、まだ証明付きでは誰も見つけていないんですよね・・・。なんでこう少ないのか。部屋に入った長尾に飛びげり、これも笑えました!そして・・・・・・・・・・・・・絶句です。

「スーパードールリカちゃん」・・・・・・・見損なっていたかも。征海未亜先生がここまですごい作家だとは思っていませんでした。むしろやられたとさえ感じています。イサムの肩を抱いたイヅミ、なんとなくこの二人の関係が見えますね。そして、このリカちゃんとダイの・・・ここもおいしかったです。でも、ここまで恥もくそもなくなってしまうと最高ですね。このたった一人抱きしめてくれる人、このメッセージは無限の深さがあると思います。僕はもちろん、全ての読者の一人でも受け止めきれるかどうかわからないほどの・・・。しかし、ダイがまた魅せてくれました。こういった元気な男の子にとって、これほどおいしい作品もないですね。そして・・・禁断の突っ込みかもしれないですが、人間界・・・地表が雪に覆われたなら作物は地球全体で全滅、そうなると・・・現代の人間はそれに対応できる蓄えがないのです。どこにも全人類を一年間養える食物の備蓄などないですから・・・この状況になったら何人生き延びられるかシュミレートするのも面白そうですね。この余りにも大きな愛、僕の想像以上の傑作になってくれそうです。

「呪って@あっこちゃん」あのきれいな笑顔、それを見たら警戒しなくてはならないのですね。さわやかに「おもいっきり負けちゃえ」「なんだとこのやろう」これも笑えました!来月からしばらく、本当に息もできないほどに苦しい思いをするのが見えています。多分・・・全てが晴れるのは年末でしょう。それまでしばらく苦しい想いをしますが、それだけその後は・・・長い夜もいつかは明けるものです。来月は水上先生の、待望の新連載!内容そのものは夏ランドでちょっと問題がありましたが、その問題ゆえにか、それとも信じ難いまでの実力かはともかく、大ヒットの予感がします。それに新井葉月先生の読み切りも楽しみです。

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