なかよし2001年4月号感想

コンビニになかったので、少し入手が遅れました。それにしても、考えてみますと1月号から来月号まで、連載陣がほとんど変化していないし読みきりもないから、読者から見ますとかわりばえのしないメンバーです。これでいいのでしょうか?新人からベテランまでバランスのそろったメンバーであることは分かっていますが。

「十二宮でつかまえて」これは・・・思わずガッツポーズ!
いきなりこのショッキングな始まり方、それからのんびりと話が始まって、あ!「金賀欲男」容疑者には笑えました。
このやたらとかっこいいパパさん、いきなり情けなくなって笑えます。
そして、この少女マンガの代名詞的な出会い・・・ぶつかったのが転校生なんて、でもいいですよ!僕は少女マンガを読むためになかよしを買っているのですから、少女マンガな展開こそ一番嬉しいです。アクションが読みたかったら少年誌や青年誌を読めばいいのですし、エッチが読みたかったら成年誌を読めばすむことです。「ちゃお」も教科書通り少女マンガ路線で成功していますし、いいと思います。
あいかわらずだな、という台詞で、まさか転校生は昔の幼なじみ!!とそりかえりました。ここまでストレートにやられたら素直にKOです。
しかしこの・・・校門を飛び越えて、なんてジャンプ力。それにこの体勢、多分パンツ・・・。
と思ったらその横で、この平和な学校と事件のギャップが重いです。
この容疑者紹介もなかなかうまいです。笹柳先生の印象が少し弱いかもしれませんが、それぞれに違った印象を植え付けています。
で、飛び級で犯罪心理学・・・これにはびびりました。しかし、大学を卒業しておいてそのまま大学院に行かずに日本で中学校に?一体何故でしょう。これ自体が大きな謎ですね。
この首吊り死体・・・細かくはごまかしているようですね。知る限りではですが、首吊り死体は・・・公共のネットでは言えないようなことになっているのに。
パパが調べに来るのはまあ当然かもですが、絞殺と縊死の区別がつかないって?首筋にできる紐のあとなどから一目見れば分かりますし、司法解剖すれば歴然です。決めつけるなんて、それだけで警官失格。
その推理から彼について思い出すなんて、これには思わず笑えました。
誕生日がわかればこっちのもんなのさ、と決める彼女、すごくかっこいいです!
ここからの、思いきりカッコよく儀式を始めて・・・天空に浮かび上がる乙女座の華麗な姿、それが一気に形を取って・・・かわいい!このカッコよさと可愛らしさのギャップがすごいです!
すごくわくわくしますし、楽しいです。これから他の星座はどんな姿で出てくるのか、どんな性格なのか楽しみです!
デメーテルちゃんの性格、これも楽しいですね!僕が昔好きだった人も乙女座なので、この性格を思い出して苦笑しています。
あ、学校にいたのは三人・・・この三人が容疑者候補なのでしょうが、本当にその三人の誰か?または・・・このシルエットは絞殺に使われたひも?それともリボン?
色々な暗示に満ちて、次回まで色々考えさせてくれそうです。これからどうなるか楽しみ!スリル満点です。

「どこでもハムスター」美形は何をしても華麗、まあしかたないですね。このマフラーに009を思い出すのは僕だけでしょうか?

「POCHI」このホットな色香はいいです。この口元の濃い色気には惹かれますね。

「東京ミュウミュウ」カラー扉の色気はストレートに目を射ります。あ、さりげなく強調された胸の谷間が凶悪。
この警備員さんの迫力はすごい!歩鈴ちゃんのこれには、春先は変な奴が多いからな・・・といつも通りのことと思っているのでしょう。
しかしあっさり眠り込むとは、便利ですねこの子。
出演者のふりとは・・・大胆な。裏方やスタジオ観覧客のふりをしたほうが接近しやすいと思いますけど?
で、こうなって、プロデューサーはさぞ喜んだでしょう、番組はしっちゃかめっちゃかですが話題と視聴率は取れたのですから。
チーターをそのままスタジオに入れるのも考えてみると危険ですね。確かにチーターは比較的人間に馴れやすく、飼える動物ですが何かあったらとり返しがつかないですもの。
この絶体絶命のピンチに、このムチ・・・ざくろさんかぁっくいい!
全国生中継にはぶっ飛びました。一瞬で有名人、青山くんもしっかり見ている・・・さあどうなるのでしょう。楽しみ!笑う形に口が固まって、呼吸にならないのがもれています。
そして派手に自己紹介して脱出、お見事。
ざくろさんがどう笑ったのか、見てみたいですが・・・よかった!それにしても五人そろうだけで結構かかりましたね。
あ、そういえばこれで、例の計画については・・・公にばれないのでしょうか?それとも単なる正義の味方で片づけるのでしょうか。
それに思い出しました・・・ざくろさんが何の遺伝子を打ち込まれたのか、まだ聞いていません。まあ全ては次回以降、楽しみ!

「も〜っと!おジャ魔女どれみ」無理に人の傷を聞き出すのは・・・まあこの年齢の子供に、カウンセリングのプロであることを期待しても意味がないです。
それにしても、魔女カエルには寿命があるなんて・・・本当に元に戻ったことのある魔女はいるのでしょうか?
死者を生き返らせよう、これは言うまでもなく禁断の魔術の中でも最たるものですね。でも、誰もがそれを求めてしまう・・・。
みんなでのクッキー作り、これは・・・まあ、通じてよかったです。

「だぁ!だぁ!だぁ!」最近、レンタルビデオで見返し始めました。やはりのたうち回るほど面白いです!とても幸運な作品だと思います。
あ、ふと気づいたのですが、あまり・・・ルゥくんが成長していないように見えるのは僕だけでしょうか?未夢ちゃんと彷徨くんも成長しているようには見えませんし。いわゆるドラえもん展開・・・同じ学年を繰り返し、成長がない形なのでしょうか。それとも始まってから作中では短い時間しか経過していないのでしょうか?
クリスチャンの可愛らしさ、今回はさらにパワーアップですね。でも・・・で、このミュージカルは面白かったです。
カメを拾った三太くん、これで少しは影が濃くなるでしょうか?カメくんのほうが目立ちそうですが。
まあ、だれにとってもうちのペットが世界一・・・僕だってうちのふさちゃんが宇宙一かわいいです!
さりげなく出ている川村みかん先生に笑えました。
あ、でもルゥくん・・・言葉はこれから覚えていくのでしょうか?ちゃんと動物の名前も言っていますし。
動物を優しく可愛がるルゥくん、この愛情の豊かさは未夢ちゃんと彷徨くん、それにワンニャーがちゃんと可愛がっているからでしょうか。いい子になりそうです。
フローランがワニなのは・・・まあある意味お約束かも。なぜかそんな気がしていました。
でもペットを欲しがって泣く・・・本当ならここはどうするべきなのでしょう。泣いてもかなえられるとは限らないと教えるためにあえて無視するか、または情操教育にもなりますし、ペットを入手・・・いや、でもルゥくんの両親が来るまでとタイムリミットがあるのに!
この出会いはとても印象的です。で、この生きているぬいぐるみは一体・・・でもいいペットができてよかったかも。

「恋愛向上委員会ジューシーフルーツ」近頃の若い者は・・・大胆な男子が多くて硬直しました。
王様ゲームでのキスは少し残酷ですね。ファーストキスだから、と勘弁してやった方がいいと思います。
キスで「好かれている」と実感できる、だから大切にって、これはキスの先でも同じですね。大事にして欲しいものです。

「おとなにナッツ」コミックスを読み返してみて、やはりすごい!でも、全然いやらしい感じがしないことに改めて驚きました。やはりこれは、色気がないこともありますが・・・健康的な明るさからでしょう。カリフォルニアのビーチ、真夏の太陽の下ならグラマーな美女が裸で歩いていてもなんでもないのと同じでしょうか。
このバカップル・・・うらやましいです、正直。この二人の、おこちゃまたちをからかう言葉は不思議と好感が持てます。でも遊馬と夏海は悔しいでしょうね。
でも二人でべたべたじゃれじゃれトム&ジェリーしているのも、僕は十分うらやましいです。
そしていきなり変身、「ガキじゃないもん」、ここはかっくいい!でも、確か夏海ちゃんはグラビアに載っていて有名人だから・・・大丈夫でしょうか?
遊馬くんの「被害はぜんぶオレにきてんだよ」は笑えました!
そしてこの報復、男どものあほぶりと・・・うらやましいぞ遊馬!この笑顔がたまりません。
で・・・この本物の田辺先生、これからいったいどう・・・それは忘れた方がよさそうですね。
保健室のカーテンを開けたら、これには吹っ飛びました!「いまはまだ仕事中よ」って・・・意味が分かってるのでしょうか?大爆笑です。
なぜか涙が出てくる遊馬くんの気持ち、なんかわかります。
みんなでメジャー攻撃、これは・・・かなり強烈なセクハラかも。でも鼻血ブーはわかるような。
そして、ハカセの知人で正体を知る人・・・さあどうなるのでしょう!うほー!

「ODAIBAラブサバイバル」今回は色々な意味でドキドキでした。
この怪しい格好には大笑い。でも一途なところもかわいい!
スリを倒すことを選ぶのも、改めて惚れ直しましたね。この鉄棒をひん曲げるパンチ・・・人間に可能なのでしょうか。ヘッドが何kgもある、振りかぶるどころか持ち上げるだけでも大変な大きなハンマーでも難しいのでは・・・。
オレにもひとくち、に笑顔で突っ込む萌ちゃんには笑えました。
一人が気が楽な奴もいる、まあ僕もそうですし、分からなくはないです。
で、荒野くんが愛見ちゃんを抱きしめているのを見て、そして彼女を根こそぎ疑って、怒り以前に頭が真っ白になる・・・このショックも強烈に伝わってきます。
荒野くんの「オレ女には興味ないから」にはずざざっと引いてしまいました。
例のエグゼクティブさんが荒野の父親、この展開はうまい。本来ならねちねち続けられる展開ですが、それを数ページであっさり解決するのも今風なのでしょう。ちょっとした誤解に半年も一年もかけるのは今風ではないのかも。
この誤解の理由、少し力が抜けました。しかしスイートに招待とは、太っ腹です!そんな贅沢、普通の人は一生に一度あれば幸運ですからね。
礼羅ちゃんの、「荷物なんか一人で持つと重いだろ みんなで持つと軽くなるじゃん!」この言葉には、すごく感動しました。そしてとても考えさせられました。それに、ここの絵自体とても素敵です。
両親は辛いことはすべて一人で背負い込む主義で、それで潰れないか前から心配していますし・・・僕自身、犬が死んだ時にあちこちのネットでその事を言って、「人を傷つけて癒されようなんて最低」と叱られ、反省して・・・本当に重い荷物は一人で背負うのが強さなんだな、僕はそれがない幼児なんだ、と痛感していたのですが・・・それだけじゃないのかも。もっと簡単なこと・・・もちろん、本当の友達がいればのことで、それがいること自体とても幸運なことなのですが。
あ、礼羅ちゃん・・・この口調、地が出ちゃっていますね。もう、自分を荒野くんにも開いてしまっているようです。だから荒野くんも心を開いて・・・。
そして、固く結ばれた素敵な男女五人の友情、とても微妙ではありますが・・・僕にはとても輝いて見えます。お台場という、心が崩壊した物質文明の象徴でもある街にもこんな素敵な花が咲くなんて。

「電脳少女Mink」桜を相手に戯れる少女、最高!特に「え"ーっっ!?」と悲鳴を上げてばたばたするのがかわいい!
考えてみると、みんくちゃんの登場自体久しぶりという感じです。ましてモトハル先輩と会うのは・・・?
桜の花びらを取ってくれる先輩、これって天然なのでしょうが・・・かなり凶悪な奴。
白い目で見ている二人組と、ただただぽわぽわなみんくちゃんには笑いが自然に込み上げてきます。
コピーみんくちゃんの挙動もやはりかわいいですし、面白いです。
この「イマカラキミニアイニイクヨ」、一つ間違えるとホラーになりますが・・・
モトハルくんの心配なのか妄想なのか、もうこれも大変ですね。あ、この「ポンッ」、少し新しいタッチですね。優しさがとても深い感じです。
そしてこの急展開・・・プログラマーくんの登場、わくわくします。「超時空ネットワーク」ってそんなものまで!たった百年ですごいことになっていますね。EPR(アインシュタイン・ポドルスキー・ローゼン)パラドックス・・・今一般にされている、ベルの定理による解釈が・・・因果律さえ局所的な法則に過ぎず、他の何かより・・・って考えるのはやめましょう。
この未来人ギャグには思わず脱力。そしてこのマイペースと自分勝手、Minkちゃんたちもこれから振り回されそうです。
叶花ちゃんと真穂子ちゃんも!これにはショックですし、また・・・楽しくなりそう、と無責任に面白がっています。今まで傍観者だった二人組も、これから大変ですね。

「夢見なサイキック!」この、初めの見開き二ページの表現・・・ショックを受けるほどの凄みを感じています。言葉にできない。
そしてふっと見開かれる目、これにも・・・心が吹っ飛ばされます。
このいきなりの特大「は」にはびっくり。テンポよくギャグが進むのもいいです。
由宇ちゃんのきつさもかわいい!もっとどんなキャラか見たいです。
本間さんから変な気配、もしかして・・・でも?
この夢の暗示、そして・・・まあ見方を変えれば寝込みを襲っているようなものですが、この冷たい、それでいて懐かしい・・・森の早朝のような空気が体をひきしめます。
触覚の能力が一種のテレパシー・・・非科学的といえばそうですが、確かにスキンシップには感情を直接伝え合う面もありますもの。人間の感覚はセンサーのようなデジタルなものではなく、もっと高度な処理をされた深いものですよね、考えてみると。会長の「人の能力を見抜く」能力も、人間を人間にした非常に高度な力で、ある意味現実の人間も持っているものですよ!微妙な表情から人の感情や人格を読み取るなんて、コンピューターとデジタルカメラでは到底できないことなのですから。
そして・・・この罠、やはり本間さんが?思考停止のまま、一ヶ月過ごすことになりそうです。待ちきれない・・・

「うるきゅー」ここまでやられて堕ちない女は・・・これを見ている全ての女が「だれよのあって!うらやましーっ!あたしもああ言われてみたい!」と叫んでいることでしょう。
この筋トレ、片手親指腕立てとはすごい!並の力じゃできないですよ。今の僕には片手腕立てもできません。数年前、二回か三回ならできたことはありますが。
こんな極厚ステーキがうまい、という女も多いのでしょうね。
裸にリボン、確かに男にはこれ以上ないプレゼントですが・・・なかよしでそれを言うか・・・机に突っ伏して震えて、笑い転げています。一瞬考えるなーっ!
たった一億円、まあそんなところでしょう。崩れるのも分かります。
相手にされないからホモだちってうわさ、まあ分からなくはないです。
それにしても、女の子に太ったは・・・むごいかも。
地を出しているのあに、軽い手応えを感じているあみ・・・よく見ていますね。
そしてこのモノローグもとても印象的です。好きになってほしい、これほど素直な気持ちってあるでしょうか。
このキスがとても自然で、あ!いつのまにか、多聞が振り回される側になっています。これは・・・
で、遊園地貸し切りを狙った作戦とは一体・・・さあ楽しみ!

「B-ウオンテッド」エッチと見せて外す、これが本当にうまいです!
この体勢がもう今すぐつくろ、で、この直球・・・で脱ぐ、となったら当然・・・まあ自粛しますが、となるところをこう落してくるとは。これには死にました。
関係ない・・・思いやりに欠ける言葉ではありますが、ストレートですね。でも、それは本当に恋してなのでしょうか?優秀な血を受け継ぐため、単なる遺伝子として?それとも・・・元祖「B」に後継者を奪われた(元祖「B」の駆け落ちの相手は鳥手家の者でしょう)復讐として?
このプレゼントを渡そうとするしつこさ、不快感と快感がミックスした、酔いを覚えさせる感覚になります。僕もこうできていたら・・・この顔だから許されるのであって、僕がやったら余計嫌われますね。
で、この・・・何も恐れていない、ふてぶてしい表情にも怒りと・・・脱力を同時に感じます。
透先輩に「沙生はわたさない」って・・・もう天にも昇る感じでしょう。考えてみるとこの作品、ある意味沙生ちゃんの逆ハーレムコミック?
出るに出られなかった薫先輩には笑えます。
そして、この・・・「盗品の」百八個の宝石つきウエディングドレス・・・ため息です。女子にとっては最高にうらやましいかも、でも・・・普通なら「盗品なんていらない!」ですよね。
あ、もし沙生ちゃんが「泥棒をやめて」といったら・・・あ、沙生ちゃんも泥棒だから人のことは言えませんか。・・・第八戒「汝盗むなかれ」、この作品のみんな、誰一人盗みを悪いことだと考えていないような。
それにしてもこの圧倒的なまっすぐさ、くらくらします。

「みるくSHAKE!」ひどいビジネスパートナーもいたものです。テレビにパソコン、マッサージチェア・・・当初の目的を忘れているかも、この二人。まあ、楽しむためにやっているのですから・・・。
あ、この父上かなりかっこいいです。
地に足をつけて、といっていながらこうなるのが面白いところですね。この展開はお約束ですが、やはり大好きです!
マユさんの「いいようにあやつられているだけなのにがんばっちゃって」、確かに・・・資本主義の一面の真実です。みるくちゃんはまだ、「疎外」の段階にないから純粋に創造の楽しみを味わっていられる・・・これがいつまで続くのか。それがかすかな不安になっています。
そしてこの強引なペースで、これはこれで見ているだけなら楽しいですが、巻き込まれる方はかなり大変かも。でもそれもカリスマなのでしょうか?
うれしい気持ち、「スキ」を「疎外」する資本主義・・・それが今後どう変質するか、解決できないまま暴走するのか・・・色々考えてしまします。でも、「バカ」みたいに楽しみながら仕事をしている方が、多分楽しいでしょう。
そしてこのテレビデビュー、それを・・・先輩からの電話で、ある意味全てを放り出して、信号も無視してその背中に飛び込んでいくなんて・・・情熱だけで動いている、その熱さが激しく伝わってきます。

「ビカビカ」初めてストーリーが動いたような・・・で、選挙は一体どうなるのでしょう。

来月号の別冊付録はうれしい知らせです。ただ、読み切りがもう少し欲しかったような。おおうち先生がどれくらい成長しているか、楽しみですね。増刊は・・・やはり少ない感じが強いですが、楽しみな人も多いです。特にあゆみゆい先生のファンタジーが楽しみ!

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