なかよし2002年8月号感想
今月号は全体に落ち着いた感じでした。でもとても伏線が多く、来月号が楽しみです。
「東京ミュウミュウ」やはり、です。
ただ少し不満を言うと、たとえば青山くんが捨て子だったことが示唆されるなどもう少し伏線を撒いておいてくれたほうがもっとドラマチックだったと思います。
カラー扉は相当こなれてきているようで、十分独特の雰囲気が出ています。
青山くんが蒼の騎士だ、と確信を持ったところでキッシュの攻撃で証明される・・・ここで余計な時間を使わない、今までとは違って一気に話を進めていこうという感じでいいです。
キッシュがいちごちゃんに与えた恐怖感・・・今までのおちゃらけた、どこか親しみを感じさせる雰囲気とは違う面がちらっと見えた気がします。蒼の騎士に対抗意欲を燃やしていたときの少年武人らしさとも違う、使命にとことん忠実な冷徹さでしょうか?また、今までも見せてきた子供の残酷さがより強くなったのでしょうか。
最高だよ、といいながら・・・この巨大蜘蛛で苦笑したことがあります。発売日の朝、僕は玄関前で蜂に襲われ、我慢して進もうとしたら5mぐらいある巨大な蜘蛛を夢に見て、悲鳴を上げて起きたのですが・・・予知夢かも。
キッシュの残酷なサディストの顔は久しぶりですね。この蜘蛛は・・・蜘蛛恐怖症の僕にとってはかなり強烈です。もう少し生物らしい生々しさがあるといいのですが。
イチゴを握り潰して脅すところは妙な色香があります。本当に面白いキャラです。
そして青山くんが登場したときは、分かってはいましたがえっとなりました。
男の変身シーンにも妙に色気がありますね。新発見です。
白昼夢の中、という青山くんの側からの描写が親切です。青山くんに感情移入してもよく分かりますから。
青山くんの「いちごのことを守りたい―って」がどれほど強い思いだか、そして・・・それがいちごちゃんにとってどれほど嬉しいことか、このシーンからかなり深く伝わってきます。
さりげなく「どうしてとかどうやってとかそんなことどうだっていい!!」と肝心なことを避けてしまうのも・・・分かってみれば残酷ですが、感動的です。
そう、「お前の存在自体がイチゴを傷つけることになるんだよ!!」ということが、もう読めてしまっていますからこそ、余計に。
いちごちゃんのパワーアップがさりげないのは、今回で一気に話を進めるためでしょうか。確かにこのパワーアップに変に力を注いでも意味はないですが。
この巨大なドームを描き出す創造力と迫力はさすが。
二十四時間以内に五十度、一種の温室ですか・・・それからどうなるのでしょう。
今の東京は空調が発達していますから、人間がすぐに全滅することはないでしょうが・・・生態系などの打撃はありますね。
そして、これも実験にすぎないのかも。最悪の場合、これで温室効果のデータを集めて暴走温室効果(気温がある程度以上上がると海水が蒸発して水蒸気になる。その水蒸気自体、温室のように太陽の熱を貯める温室効果があるため、余計気温が上がる・・・その循環は海がすべて蒸発し、金星のように気温数百度の死の星になるまで続く)を引き起こす気では・・・
このドームは通常兵器では解体できないのでしょうか?まあ、そのツッコミはするだけ野暮というものでしょう。
いちごちゃんが頼っているその青山くんが・・・ため息です。
キッシュと蒼の騎士の戦いはやはり迫力満点です!
笑って、突然敬語に切り替わった瞬間・・・99.99%分かってはいましたが体が硬直しました。
そして、最も悲しい戦いは避けられないのでしょうか・・・
「娘。物語」先輩後輩の思いが胸一杯に伝わってきました!
原案脚本作詞作曲、ってつんくさん化け物ですね。
ミュージカル自体の紹介はとても簡潔でわかりやすかったです。
第二部は紺野さんが中心になるようですね。
開演まで一ヶ月ない、って宝塚以上ですね・・・しかも宝塚と違って稽古に専念するわけにもいかない、歌番組など色々なレギュラー番組もあるでしょうし・・・
四月三十日から、というつい最近の話なのが興味深いです。
新メンバーの焦りは分かる気がします。いくら万人に一人の学習能力の持ち主でも・・・
心配そうに見ている、加護さんが先輩の顔をしているのが微笑ましいです。
ミスが重なって自信を無くしていく新メンバーの辛さ、結構胸にきますね。
ほっとくしかない、という大先輩たちの言葉、分かりますけどここでは冷たく感じます。
本番が近づき、どんどん要求が厳しくなるところ・・・それで、どうしてもほっとけなくなる辻さんたちの思いがよくわかります!
そして保田さんの厳しさにショックを受けたとき、必死で頑張っている二人の姿に・・・ここのドラマ構成はお見事。
種明かしはとてもいい種類の笑いが浮かびました。大先輩の本当の優しさ、それに感動したところに「自分たちのほうこそだいじょうぶなわけ?」の一言にくすっ。
開演の「がんばっていきまっしょい!!」という掛け声が本当に気持ちいいです。
あ・・・次回が小川さんで、それで確か新メンバー全員・・・次のメンバーが十分使えるようになるまでどうなるのでしょう。今や「なかよし」にとってこの作品はもう欠かせないものなのに。
「ふぉうちゅんドッグす」独特の濃い空気に一瞬違和感を感じて息を飲みます。
今まで見えていなかった真伊藤先生の本当の力が、やっと出てきました。
はっきりした迫力のある描写、そして生命感のあるキャラクターの崩れ方・・・わくわくします。
この状況はすぐには理解できませんでした。戸惑いの中、いきなり「売れ残る」「すてられる」という犬にとっては最も重い言葉が出てきて胸を締めつけられました。
最も過酷な現実、「売れ残ればすてられる
ゴミみたいにな」と・・・それでここがどこなのか、確信が持てました。
運命ですか・・・そして瞳と瞳が通じ合ったとき・・・思い出しました、ふさちゃんがうちに来たあの日のことを。あの暖かさ、瞳・・・まずい、あの子が逝ってからもう二年近く経つのに・・・
「神様がくれた夏」絵の感じが少し変わりました。
やはりストーリー、動き、絵の全て・・・本当に不思議ですよ、これほどの実力の持ち主がなぜ社会現象を起こしていないのか。実力だけでは足りないのでしょうか。
僕にとって終始無縁だったオシャレな服などの楽しみ・・・でも、その楽しさがいかに空虚なものか、ベタ白抜きの「たのしいよね」がかなりの圧力で表現しています。
ボールを渡された瞬間の表情を考える暇もなく、一気に話が進むテンポに引き込まれます。
家も留守・・・今話題のプチ家出というやつでしょうか?
監督がお金まで出すとは、なぜそこまで?自腹だと思います。今回だけで九千円、決して安い金額ではないはずです。
単に勝ちたいからでしょうか、それとも彼女の才能を埋もれさせたくなくて?
だとしたらむしろ残酷です。現在、女子が野球で脚光を浴びる場は残念ながら日本にはないです。
思い切って崩れた絵でひどさを表現するのもやはりうまい。そしていきなり敵意がぶつかってくるのも。
投げるシーンの迫力は凄いの一語。週刊少年ジャンプでもレギュラーになれる気さえします。ボールを一瞬握るため、豪快でスカートのきわどさもトップん具されたフォームとさりげなく凄まじいスピード感・・・震えますね。
そして忘れていたはずの情熱がよみがえってくるところの細やかな描写がまた・・・
絶好調から一瞬、ただ一人の視線で転換してしまう・・・心の傷が血を吹く瞬間が、不調を通じてまた強く伝わってきます。
ここではまだ畑中くんがあまり表に出ていない・・・特に言葉はほとんど口にしませんが、表情で色々見せています。
この監督は全てを知っていて・・・あ、単に夏希ちゃんの止まった時間を動かすため?
今まで通りの楽しい毎日、繰り返される「楽しいよね」の虚しさ・・・電車の中でたまたま見かけた野球部に、「野球なんか」と苦しむシーンがまたすごい・・・
この学校の遠景がまた、さりげないのにはっとします。夏休みの学校のけだるい暑さ、そして寂しさと熱気の対照・・・懐かしさでしょうか?
畑中くんの無駄のない言葉がすごいです。咎めている口調、怒っているような表情、壁を蹴飛ばす乱暴さ・・・不思議と硬い線がまたすごい。これほどかっこいい男の子は少年漫画でもそう見ません。
そして「わかんない」というシーンの夏希ちゃん、この表情については言葉が出てきません。圧倒されています。
ただグラブを投げて「つきあえ」と、この突き放したような雰囲気がすごい。
遊びから・・・真剣勝負?雰囲気が変わって「ほかにできることないんだろ!!」この叫びが胸をえぐるようでした。
幼い日の誇り、全てだった野球・・・また必死に投げてしまうところの描写もすごい。
やっと野球をやりたいと認めて、でも・・・畑中くんは何も言わずにただ聞いているのが分かります。
英一は一体なぜこんな事を・・・「おまえ」じゃなくて「野球やる女」、どうして?このどうしてが一ヶ月間頭の中で回っているのでしょうね。罪作りなものです。
自慢の服がぼろぼろになって、全身傷だらけで・・・この全身像の迫力は言葉にできません。
そして余計な言葉を言わせない畑中くんのやりかたがまたかっこいいです。「かっこよかった!!」この一言、英一に何度もいわれていたのでしょうか?
試合シーンの明るい迫力、「気にしてないよっ」の痛々しさから肘に走る痛みに、胸が潰れました。
どうして・・・それだけが頭を駆け巡っています。英一の気持ちが全然分かりません。
楽しみとかそんな生易しいものじゃない、来月号、後編を見ずに死ねないです、絶対。
「おジャ魔女どれみドッカ〜ン!」40回!アニメもそうですが凄い!
今回は珍しくラブありでしたね。そう言えば昔出てきた敵役の男の子たちはどうしたのでしょうか。あの男の子とくっつくような気がしていたのですが・・・
それはもう宿題免除のためなら、子供は命を賭けますよ。
小竹くんのカッコよさに不思議な嬉しさのような感情が胸に満ちてきました。男の子って本来そういう生き物ですよね。
見ないで、でトイレと勘違いするのが笑えました!
「新・だぁ!だぁ!だぁ!」・・・元々非武装で無限に広がる大宇宙、自分だけが頼りの無法の荒野に乗り出すことが無謀だったのでわ。個人的には無人で漂流している宇宙戦艦に乗り換えるか古戦場で武器を拾うかして武装して欲しいですが、それは無理でしょう。
でもこの程度のことでよかった、もしスペースホラー系の展開になったら・・・
悪である海賊もあまり迫力がないのが不思議です。昔の「桃にキッス!」や「タイホしてみ〜な!」などでは結構迫力のある悪を描いていましたが・・・やはり子供向けコメディに徹するためでしょうか。
星自体が海賊船とは、面白い罠です。
地球人には特徴があるのでしょうか?オット星でもすぐ分かってしまいましたね。地球人がこれだけ高価な理由も・・・単に遠くて珍しいだけでしょうが、何かありそうな気にはさせます。
アンのパワーもあっさりバッテリーを抜かれて封じられる、大人と子供の差・・・結構恐怖感は伝わってきます。
でもなぜ乞うあっさり手錠が外れたのでしょう。
床が抜けてもうだめだと思わせて、これはなかなかうまいです。宇宙船であちこち破壊するの・・・多分何百人も死んでますね・・・
しかし、なぜ子供のルゥやランが大人相手に互角以上に戦えるのか、ここは少し説得力のある理由が欲しかったです。
バーチャルルームをワニでいっぱいに・・・海賊といえばワニ、という発想が面白いです。
子供だましと思ったら何かに噛まれた、これは怖いでしょうね。小さなミニニャーをこんな形で活躍させるとは、これは普通思いつきませんよ。
通報したらすぐ警察が来るのもなんかすごい。で・・・これ以上は危険だから帰れとか言われなかったのでしょうか。
結局食料がまた足りなくなるのが笑えました。
これからも子供向けのコメディに徹するのでしょうか?色々気になることはあるのですが、とりあえず次回を楽しみにしていましょう。
「うるきゅー」なんかむんむんするような男の色気がぶつかりあって凄い緊張感が出てきています。ドキドキします。
あの多聞くんが随分変わったものです。ふざけるなって・・・ついこの間までふざけまくっていたのは自分では?
気持ちなんかちょっとしたきっかけでかわる、というのは残念ながら真実ですね・・・この言葉は単に、なぜあみちゃんが自分を振ったかハルキが分かっていないからでしょうか?それともアメリカで何かあったとか?
ハルキの強気は昔からある意味変わっていないです。あの頃のままです・・・
ここで全部話してしまえばいいのですが、そうはいかないのが微妙ですね。まあ確かに、恋人に昔の恋の話をするのは相当難しいですが・・・でも多聞の立場から考えると、全部受け入れる用意はあるから相手の過去は全部知りたいと思っていると思います。
いいわけくさくなり、嘘が嘘を呼んで重大なトラブルにならないかが心配です。のあちゃんがうまく昔の説明をしてくれるといいのですが。
じろじろ見ている隣の席のカップルがいいです。うまくエキストラに仕事をさせていますね。
バイト・・・あ〜あ、黄金パターンの一つですね。{彼氏がバイトで会えない→寂しい→相互に浮気の誤解→本当はプレゼントのためのバイトだった}。
ちゃんとプレゼントや旅行のためだといえばいいのに!まったくもう。
寂しい気持ちの描写、かなりくどいですが逆に面白いです。
ハルキのいきなりは爆笑でした!
相当大変でしたね、みやむ。結構かっこいいです。
ネクタイを締めてやるシーンの色気がまたすごい!普通は男女逆なのですが・・・顔の下半分だけ、というのが効果的ですね。唇と胸元の白さが強調されて・・・
女子の殺気は当たり前ですね。ジャレてるようにしか見えません・・・やっぱハルキってガキですね。結局小学校六年の頃とろくに変わっていないのかも。
ポスターがまた素敵です。で、ええと・・・沙奈さんがまた登場ですか?そういえば忘れていました。考えてみるとこの作品、結局色々な人の過去を完全に暴かないままあっさり次に行きますね。
必死でメールする気持ちはよく分かります。でも・・・夜にパソコンで長文メールを交換すればいいのでは?郵便の手紙という手もありますし。
ファンに拉致られるのは・・・逆にやつあたりですね、これ。
これで泣きそうになるのはある意味当然ですが・・・ここにいるのが多聞くんではなくハルキだというのがなんとも言えず、見ていて辛くなります。
ここからキスになるのはむしろ自然な気がしました。そして目撃されるのも・・・当然ですね。
ごく自然な流れからどうなるのか・・・胸が潰れる思いです。別に浮気じゃないですよ、抵抗する暇を与えられなかっただけで・・・自分から求めても受け入れてもいませんから。
「結婚しようよ」どうせサバイバル編なら、もっとサバイバルの基礎を披露してくれてもよかったような気がしますが・・・防水マッチと釣り糸、針、ナイフだけでも道具を持っていく事はサバイバルとしては邪道なのかも。
でもこういう展開、好きです。
凄いプライベートリゾートですが、まあ島の一つや二つもっていなければ金持ちとは言えないですね。
「雑誌から追い出されるぅ〜」が爆笑でした!あの純情可憐な桐子ちゃんがこんなことに・・・もだえているのがまた可愛いです。それもある種の成長なのですから受け入れないと。
やらしい想像を凪に見通されていたのが笑えました。風くんも結構・・・
無人島に放り出すなら最低限の装備を持つ暇は与えて欲しいものです。凪と風のひ弱さは笑えましたが、まあ今時の男子はそんなもんでしょう・・・僕ならこの状況では、しまったナイフもサバイバルキットもない、石器作りとキリモミ式火起こしから始めるのかよと頭を抱えるでしょう・・・いや、海水パンツにパーカーでもサバイバルキットとフォルダーの一本ぐらいは僕なら持っているはずです。
携帯が通じないとパニックになる、というのはかなりリアルですね。
あ、今桐子ちゃんがずっとかなり露出度の高い水着だと気がつきました。
方言モードになって、来たなとなんだか嬉しくなります。
この生命力、見ているほうも元気になりそうです。これが本当の彼女・・・故郷での、話が始まる以前の彼女も見てみたくなりました。
いきなり崖から放り出してダイビングさせるの、すごくかっこいいです!きれいな海の美しさと感動が真っすぐ体に飛び込んできたようで、僕もなんだかリゾート気分になります。
海で遊んで魚を捕まえて、楽しいでしょうね!想像しただけで心が浮き立つようです。
凪が必死になる気持ちはよく分かります。これで女には負けられませんよ。
風の視線をふと意識してしまうシーンは、本来とても肝心なシーンなのに下手をすると見逃しそうなほどさりげないです。しかも見事な表現をきめ細かく使っています。後になってみるとすごい伏線だと思うのでしょうね。
普通なら意識するはずのない、手が触れるだけなのが「指令」で意識すべきものになるのが面白いです。
風が真っ赤になっているのは意外ですね。
そして凪・・・海中で大格闘したようです。凪の軽い言葉で近づいて、そしてふっと甘いムードにしてドキドキさせる動きはすごい。
二人とも本気になりかかっていることに戸惑っているのが、なぜか一種の悲しみさえ感じます。
彼女が怪我をして、あとは二人で・・・やっぱり男の子ですね。一度慣れてしまったら・・・ここの二人、いつも以上に等身大の男の子らしいカッコよさがあります。そして今日一日で三人がどれくらい日に焼けたのか、見たかったです。
そういえばどうやって火をおこしたのでしょう。やはり根性と経験の最後の手段、キリモミ式?どちらかがライターでも持っていれば楽なのですが、二人とも喫煙の気配はないです。
そして気になるのが、一番難しい飲料水の確保はどうやったのでしょう。運良く泉でもあったのでしょうか?
星はそりゃきれいでしょうね!いいなあ・・・こんな時におばあさまの話など野暮というものでしょう。
ふと心細くなって、手をつないで安心させる・・・胸がとても暖かくなりました。
そして二人を見つめようと思ったとき、「潮時か」の一言・・・風は身を引いて姿を消すか、同じ事ですがあえて桐子ちゃんに残酷なことをして嫌われるつもりでは。なんとなく、二人とも普通に心を開いて人と愛し合うことを恐れている気がするのです。それも単純に怖いというより、むしろ・・・自分に禁じているような感じが。
おばあさまの悲しげな目も気になります。
「どーなつプリン」夏休み中のプール清掃・・・悪夢です。まあ僕が小学校の頃だったら、夏休みが始まったらすぐ母の実家に行っていますから関係ないですね(外道)。
貸し切りバーベキュー大会は楽しいかも。帰ってからそんな楽しいことがあったのか、と残念がるのでしょうか。
うわ、「ぷるぷる」と真似しているモエちゃん、可愛い!
祠の話でなぜいきなりフランス革命に。意味不明ですがそれがなんだか笑えます。
掃除をして立ち入り禁止は切れますよ。
学園長室にはクーラーはないのでしょうか?
祠を汚して・・・見た感じが間抜けなのが笑えます。みくちゃんのボケがまた面白い。
しかしこのプールは・・・いやでしょうね。プールには普通塩素を入れますが、カエルは大丈夫でしょうか?
「十二宮でつかまえて」絵がすごかったです。こんなにキレイだったんだ、と改めて何度も驚かされました。
推理のほうは・・・前回の期待が大きすぎましたね。トリックが前回思い出したもの(パタリロが使った手)ほぼそのままだったのは苦笑しましたが、読者皆がそれを知っているわけではないでしょう。
この約束、どう考えても守られるはずがないと思います。りりちゃんですもの。
手を使わずに高いところにある紙を貼るトリックは考えられていたと思います。単にピアノ線一本だけではしわが寄ってばれたでしょうが、たとえば紙の作業端に巻物のように棒を接着しておき、その棒をピアノ線で一巻きだけしておけばまっすぐ紙が降りておりきったところで外れるでしょう。
暴かれたときの勝馬先生の、静かな絶望の目がすごく深いです。
理由について、僕はもっとどろどろしたものを想像していました。もともと画家とかはミステリーで出てくるときにはすごい情念が渦巻いているものですから・・・思ったよりあっさりしていました。
確かにどろどろしてみんな不幸になるような話は、この作品には似合わないです。
りりちゃんが放火を止めようとして「火だってこんなことに使われちゃ迷惑っすよ」が笑えました。
助けるほうを優先してしまったのは・・・りりちゃんならそうするな、と苦笑しながら認めるしかないです。そして、あとは及川に・・・ここで期待していた以上のことをしてくれましたけど。
始めから警察に任せればよかったのに、というのはツッコんではいけないでしょうね。
ひっぱたいて、体当たりで生きるよう諭すりりちゃんのかっこよさがすごい!こんな熱くてストレートなこと、逆になかなかできるものではないです。こういうひねたところのない直球が安藤先生の最大の魅力かも。
娘さんの笑顔がたまらなくきれいでした。
火の中を助けるシーン・・・はっきり言って無謀そのものですが、かっこいいです。
ひっぱたくかと見せた、その一瞬のりりちゃんの表情もめちゃくちゃきれいです。
そしてキス、それも幸せの絵の下で・・・これはしびれました。
落ちついて、というかぽーっとしているりりちゃんの表情もたまらないです。
あ、りりちゃん・・・足を挟まれて!!よく助けられたものです。
「こんなところで死んだらほんとうの事件解決にならない」というのは深くうなずかされました。
逃げのびて、改めて超接近に気づくシーンは爆発しました。そして、アレルギーのこともすっかり忘れていましたね。
照れてみているアフロディーテが笑えました。
そしてシリウスともう一人・・・シリウスの表情も読めないですし、一体何が・・・これからの急展開、すごく楽しみです!
「よばれてとびでて!アクビちゃん」結局いくとは・・・なんかこの時点で、これから起きるトラブルをみるのが怖くなって飛ばそうかと一瞬思いました。
よくまあばれなかったものです。
「ビビってむーちょv」ラブラブ、と思ったら・・・
朝からいきなりこれは、男子にとって最大の夢の一つでしょう。
このおとなりのおばさん、いいキャラですね。そのおばさんにどれだけ迷惑をかけてしまうかを思うと、今から少し気が重いのですが・・・
おしかけ女房・・・このぐちゃぐちゃにはただただ呆然。
ムサシもいっしょにテレビでも見てようぜ、とか勉強するぞとか言えばよかったのですが。
洗濯機でどうなるかは想像ができていたところに「いますぐ結婚しよう!」は笑えました。
久しぶりにぶちきれて、電撃を・・・あ、ムサシにではなくて洗濯機にですか。これは豪快です!でも電撃を放つシーンの妖艶さは流石でしたね。
役立たず、とやっと自分で認めたときにはもう遅いですね・・でも自分が役立たずだと認めるのって、すごく情けなくて辛いですから・・・
ムサシはもちろん水着を着て・・・いますね。始めはドキドキしました。でも泡風呂に水着でも男女いっしょにって、相当すごいシチュエーションのような。
ここでビビちゃんが入ってしまったらかなりの密着になるところでした。
あ、「けっこうですわ」とすねているところの表情がすごく魅力的です。悲しみと寂しさが胸に柔らかい重さでのしかかってくるようで。
自分に怒ってる・・・この情けなさは胸が痛いほど共感できます。
でも、子供に「わたしってホント役立たず」と言わせてはいけない・・・そう思い込んでしまうと、確かに迷惑は減るにしても大事なものを失いますから。
ムサシの励ましはすごく素敵でした。
いきなるプロポーズとなるのは爆発しました!
いいシーンだと思っていたら、さりげなく牛乳をパックごと火にかけるという無茶をしているのが笑えました。
自分が何をしているかも知らずに落ち込んで心配しているのが・・・なんか複雑な気分です。
現実には、この状態で火事になることはまずないと思います。
実はふたが開いていれば、牛乳パックでもお湯は沸かせるのです。紙が発火温度になるより早く水に冷やされますから。
この場合はふたが閉まっていますから、現実には中の圧力が上がって爆発し、飛び散った牛乳パックが燃えるよりはやくガスの火も消えるでしょう。
新婚妄想も笑えましたが、それが・・・こんなことになるなんて。
でもこの状態の台所で、一体何が燃えていたのでしょう・・・例えば隣に鍋でもあれば、そこで昨日揚げ物でもしてその残った油が、とでも勝手に解釈できたのですが。
ただし、これは冷静に見直せばであって、一気に読んでいる際にはそんなこと考える暇はありません。大変だ、というだけです。
ムサシは・・・そしてビビちゃんがどうなるのか、そしてこの火事は?もし助かったとしても、火事がどんなに重大かを考えると気が重いです。確実にムサシの家はここに住んでいられなくなりますから・・・どの道これでお別れなんですよ。
「学園天国」ここまで色々な要素を一気に詰め込むとは・・・すごい。
あと、絵の成長もすごいです。いつのまにこんなにきれいになっていたんだろう、とふと気がついてびっくりしました。
ここまでいじめがエスカレートするとは。
悩んでいるようには見えないですが・・・逆にだからこそ、でしょうね。隆慶一郎「一夢庵風流記」で
一見悩みそうもない生き物こそ、深く悩むものだと慶次郎は思う。そうとも。熊や猪こそ悩むのである。〜中略〜
いかにも繊細そうな、柔らかくほっそりとした躰の持ち主ほど、決して悩みをもつことがない。心が残忍酷薄だからだ。血が冷たい。悩むのは血が熱い者に限る。考えても見ろ。鹿や栗鼠が悩むかよ……。
という言葉がありますが、そんな感じで。
この「うん」は確かに・・・返事とは思えないです。僕もこの時はふられたと思っていました。
告白して返事をもらえないのと、きっぱりふられるのとどちらが辛いのでしょう・・・僕は後者の経験がないから分かりません。
下駄箱のこれ・・・この学校、教師は全く機能していないようですね。そして親も。
で、ひどいと思ったら・・・まだ笑っている強さには、なぜか感動するより逆に全身の力が抜けてきました。優ちゃんや樹など絶対的な味方がいるからでしょうが。
そして、これは完全に犯罪ですよ・・・って、元々生徒会長自ら監禁罪を犯してもみ消している学園じゃしょうがないですけど。
まさかこういう展開になるとは思いませんでした。
疲れ果てるより先に、手首の皮がむけて痛くて動けなくなるのでは?
そして・・・この男の子の無気力に疑問を抱く暇はありませんでした。
この話になったときには心臓が止まるかと思いました。
確かにそれで、いやなことばかりでしょう・・・彼にとっては。
ただし、先の事は分かりません。実は髪形などを変えるのは、内面にも強い影響力を持ちます。学校が無理に生徒を決まった外見に押し込めているのはそれを狙っているのですが・・・不本意な形にしても一度変身してしまった以上、元には戻れません。
決して将来的には悪いことばかりではないと思います。
もちろん今は、その結果人間関係の平穏も失って・・・学校や生徒会にやられるならまだしも、同級生にやられたことはある意味強姦に等しい不快感があるでしょう。
「前の風紀とかわんないじゃないか!!」という言葉、すごく深く本質を穿っています。
謝って済むことじゃない、と・・・まさか彼女が自分の罪を認めるとは思いませんでした。
それで気力さえ失うのはある意味、見ていられないような感じでした・・・
この後ろから見ているのは誰でしょうか?
しかしこのいじめてる連中、本当に楽しそうですね。全身の力が抜けるというか人間やってくのが嫌になるというか・・・
髪形を変えられた彼、結局名前も出ませんでしたが・・・これからキャラクターとしてまた話に加わるのでしょうか?
そしてそこまでやられても、抵抗することもできないほど・・・彼女の強さは自分が正しいと確信しているからで、それが崩れてしまうとそんなに弱い・・・なんだかため息が出ます。
そこで、「人の彼女」には一瞬意味が分かりませんでした。
うわ、眉を剃るとはいい気味ですがすごいことしますね。しかも蹴りまで入れて。
返事がそういう事だったとは・・・わからないですって。
この四葉の成長がすごい!完全に蒼井を人間として圧倒しています。
逆に彼にとっても、人間として対等以上の存在に会うのが始めてなのでは・・・?
人には「それぞれ」がある、というセリフは感動でした。確かに僕が中学生時代からオシャレに関心がないのは、ある意味その関心がないことがオシャレのような、僕にとってのポリシーですからそれは変えたくないことで・・・無理に変えて欲しくはない・・・
「あんたみたいになるトコだった」これ、なんとも言えない鋭さがあります。
成長して反省して大事なものを手に入れて、自信に満ち溢れた笑顔・・・まぶしいとさえ感じます。
あ、さっきいじめていた子・・・いい気味、と思うべきところにこうするとは。これは半端な復讐より痛いでしょう。
そして、一番いいところで・・・こう来るとは!次回どうなるのか、今から胸が痛いです。
「恋愛向上委員会ジューシーフルーツ」この悩みはまたリアルでした。
ええと、女の子たちに忠告。確か「ご冗談ですよ、ファインマンさん(リチャード・ファインマン、岩波書店)」で、元プレイメイトの超美女でさえ自分の体には劣等感を持っていたという話がありました。不健康なまでの太りすぎ、やせすぎでなければ気にすることは何もないです。
皆本当に色々頑張っていますね。情報社会だからでしょうか。
その中で「一番大事なのはちゃんと洗顔して落とすコト!」と子供たちの健康を考えて忠告しているのがよかったです。
ダイエットは大変ですよね。かなり簡潔ですが、大事なことはまとめていると思います。そしてURLでより詳しい情報をあげているのも今ならではですが・・・いいです。
「ほっぺにチューボー!」ふと見てみると、やはり絵の成長がすごいです。
キス、惜しかったですね。そして剛が意識しまくりなのが見ていてたまらなかったです。
剛の立場から見てみると・・・逆にもだえました。
目が合うたびに心臓が跳ね上がっているでしょう。
これは意地悪にしても少しやりすぎでしょう。夜道を女子一人で歩かせること自体危険ですし。
剛も、待つぐらいなら迎えに行けばいいのに。
僕は卵と缶詰とレトルトがあれば、それだけで満足して食べてしまいますが・・・剛においしいものを作りたい、という気持ちがそれだけ強いのでしょう。
ホッペの浴衣姿は笑えました。
二人で料理って、最高のシチュエーションですね。客観的に見ればこれ、新婚状態以外の何物でもないのですが・・・当事者にとっては気まずくて辛いだけですよね。
笑って雰囲気がほぐれたのはまだ幼いから・・・そして、中高生とは違ってついこの間まで男女じゃなく、中のいい友達でいられたからこそ、一瞬それに戻れた・・・いいなあ。
これ、最高の思い出になるでしょうね。
この料理はかなりおいしそうですが、少し小さい子供には危ないかも。
二人の表情をみていると、いかに連載が作家を成長させるか痛感します。デビューした頃とはまるで別人です!
うわ、「これからもずっと!」って、完璧にプロポーズですよ!
そこで流れ星で、一番いいときに・・・こうなるとは。ため息です。
増刊の予告で、やはり四コママンガがないのがかなり気になります。もう「わんころべえ」とナフタレン水嶋先生以外は無視するつもりなのでしょうか。
「電脳少女Mink」の最終回はやっとですね。待たされすぎです。
来月号はとにかく「神様がくれた夏」の後編が待ちきれないです。
花森ぴんく先生の連載はある意味予期していました。どうなるでしょうか?
考えてみると本誌もずいぶん変わりましたね・・・あゆみゆい先生、高瀬綾先生、立川恵先生がちっとも帰ってこないで、その間にどんどん新しい主力が育ってきて・・・寂しいやら嬉しいやら。