なかよし2003年10月号感想
付録の櫛、実用性は高いですが…フォールディングナイフですか？ワンハンドオープンできるのですが。
フレームのテンションを活かした革新的なロックシステムにも驚きました。その手があったかです。
サムホール（スパイダルコの特許、るちあのお尻の下の櫛のほうに穴が空いていると、それに親指を引っかけて容易に片手で開けられます）とフレームロック（握りをばねにしてうまく切り込みを入れると、櫛を出した時引っかかってロックできます）、クリップがあればもっと本格的でした。オートだったらもっと…予算オーバーですね。
でも冗談抜きで使いやすく便利です。
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ハッピーアイスクリーム！
やはりタイトルから「！」は外せませんね。あと、黒髪は二度とやらないはずでは…題材上仕方ないですが。
これまでの作品と違い、それほどわかりやすくないです。題材はいいと思いますが。
いきなり同棲のはがきから…結構パニックですね。
おねーちゃんって、こういう行動がよくある…大変ですね。
この桜の描写には圧倒されます。魔物じみた美しさに包まれるようで…こういう桜食う鬼がいてもいいような。
このスーパーでの突然のパニックは…全く先が読めないです。先が分かっているジェットコースターとは違う、本当にわけが分からない感じです。
バイクでのアクションはかなりのスリル！
いきなり美形の男の子が連発、でも帽子で迷子の子が変身したと分かりましたけど。
帰ったらイキナリ着ぐるみもびっくりしました。
ボンキュッボンのおねえちゃんがこれからどう動くのかも楽しみです。
正反対って…僕は誉めたものと受け取りますが？
冷蔵庫にアイスクリーム、っておねえちゃんはこの子の性格、よくつかんでいますね。
この夢のわけの分からない感じと、伏線としてのうまさはさすが。
このパターンだと大抵倒れた拍子にキスなのに、胸に手とは…大胆な。
子供が三人野放しとは…本当にこの状況だったら大変かも。
で、朝ドアを開けたらいきなり三人…これはまた爆発しました！さすがにもう、昨日の子と同一だとは読めますけど。
樹の上でいきなりピンチ、そして突然ホストとしか思えない男の名刺…ここは本当に読めない展開です。うまい。
ただ、源氏が「愛というものを軽んじて」いたわけではないです。現在の人間に、過去の人を社会制度ゆえに責める権利はないです。
光源氏が罪を犯したといえば…まあ、それは「源氏物語」か「あさきゆめみし」を読んで自分で考えてください。口語訳でもいいです。せっかく日本人として生まれたのですから、読まなきゃ損ですよ。
エッチなことを考えると子供の姿に…で、どうやって今まで子孫を残してきたのでしょう。
三人それぞれ呼び名が違うのもいいですね。
ちょっと車酔いのような感じですが、どうなるか楽しみです。
ぴちぴちピッチ
今回の話は…敵城に乗りこんだのに、ほとんど何も解決しませんでした。せっかく悲壮感があったのにエピソードで終わったのは残念。
この、沙羅さんについているおばあさんは誰なのでしょう。
真珠もハープの弦も消えたのなら…僕は逃げたほうがいいと思うのですが。
リナの丁重なあいさつは少し痺れました。
触れると着替えとは、いいサービスですね…もうこの時点で、実質的に虜なのですが。
ガクトたち…パンタラッサ一族についての情報はこれが始めてです。彼らが何を企んでいるのか、なぜ封印されたのかはまだ分かっていませんね。
ハープも奪われ絶体絶命…信じる、信仰に近い感覚で…ここで海斗がどう助けたのかが分からなかったのが残念。
祈るシーンだけでも入っていれば…
ショーのシーンはさすがに華麗でした。
結局解放されたのは一人だけ…残念です。七人のプリンセスには虹の七色だけでなく、七音階の意味も…
この腕輪はパワーアップか何かの意味があるのでしょうか？
ちょっと分かりにくい部分が多かったですが、後にそれがいい伏線だったとわかることを祈っています。
ワイルドだもん
あまりの美しさに息もつけなかったです。
二人きりで意識してしまい、半径五メートル以内侵入禁止…この気持ちはいまはわかります。でも、ヒョウくんには分かっていなくて、嫌われているとしか思えないですよ。
というか、この年代の男の子と女の子にはどうしてもそれがあります。
女の子が実際に近づくなということもありますし、態度で拒否することもありますが…男の子はそれで嫌われていると思ってしまう。
恋愛感情がなくても、男子と女子がそれ自体…距離をうまくとれなくなることが。
どうしてほしいのか、とても恥ずかしいのは分かりますが言葉で伝えて欲しいです。なんか泣きたくなります…
白い鳥をあっさりつかまえよって、ここからのスリルはすごい。
首にキスするのは…非常にしゃれにならない愛撫なのですが、彼は全く気がついていないし…ドキドキで気が変になりそう、ここの描写と心理はうまい。
説明できないのにこんなことしないで…残酷な言葉ですが、確かに気持ちをはっきり言葉で説明することは必要だと思います。
いや、ちのちゃんも…自分の気持ちを説明する努力は？
言葉じゃ分からないから行動で説明するのはため息が出るほどカッコイイです！
女の子にとって、こんな素敵なことってないですよ。
自分でも自分の気持ちが説明できないとわかる…これは大きな成長だと思います。
月の下でのキスはとてもきれい…とおもったらこうですか。
差し出された手を取る瞬間の美しさには息ができません。
ただため息です。
シュガシュガルーン
さあてどうなることやら…冒頭の、古い児童書の挿絵を思わせる絵にはちょっとびくっとしました。
手渡す瞬間に見える魔の森がすごい印象です。
魔界ではお礼を言ったり謝ったりしないことが美徳…そういう予備教育を全く竹刀で人間界に送るのも無茶ですね。
かかとを打ち合わせて魔法を使うのは「オズの魔法使い」を思い出させて素敵です。
それはもう、いくらでもハートの山は得られますよ…そういう職業ですから。
本当は「ピス」ハートにも結構意味がありそうですね。
ふとゾクッとしたのですが…殺意はどんな色のハートになるのでしょう。より純粋な悪意は？
雨のにおいの中の雰囲気、螺旋階段…象徴表現がすごい。
同じ子からハートをとるなんて、複雑なことになりそうですね。
そして、取る側なのに取られてしまうなんて！さあこれからどうなるか…とにかくすごい世界です。冷たい石の感触で、それでいてものすごいエロス…
娘。物語ALIVE!
有名人って…自分たちが一番有名人なのですが…
緊張どころじゃない六期メンバー、大物です。
セットごと回収されるのは笑えました！これは大変なことに…
突撃番組って、本当に無断でやっていいのでしょうか。
結局ケータイが壊れるのは笑えました。
ののちゃん…
この状況で十分繰り上げ…笑うほかありません。
あちこちに出ているメンバーには吹っ飛びました！
つんくさん…生じゃなく、胃に穴が空かないようにご自愛ください。
で、何とかなったのは…いい効果です。落ちも笑えます。
なっちのはじまりタイムスリップ
二十ページとかになっていないのは少し残念ですが、書き下ろしコミックが出るからいいです。
カメラつき携帯電話とは、いきなり時代が飛びましたね。
そういう形で思いついたとは…皮肉にもそれが、若者のツールとしてヒットしていますが。
一年でそんなムチャ（あの小さいスペースに入るカメラを作り、電話とつなげて情報を処理するプログラムを作り…）を現実化した技術陣もすごいです。
今日読んだ雑誌ではカメラは要らない人も多いらしいですが…もう一つ触れて欲しいのが、カメラつきケータイの防犯上の威力です。これが普及したのになぜ刑法犯が激増、検挙率が低下しているかが不思議なぐらいですよ！
結婚しようよ
やはりそういうことでしたか。
復讐完了って…復讐には終わりはありませんよ、本来。
「じゃまなだけなのでこなくていいですわ」むしろ思いやりでは？
ついに言ってしまった「おめでとう」の言葉…ここの表現もすごい。
そして「この意味――わかるだろ」これも重いです。
答えは出ているのか…おちゃらけた姿勢で走って、そして振り返った瞬間の嵐にぞくっとしました。
「なにかちがう」…ただそれだけ、その違和感を押し殺して…怖いことを考えてしまいました。多くの結婚は、その「なにかちがう」を押し殺しているのかもしれません。
指輪を返してもらいに…と思ったら…ここも背筋が痺れます。
今更何を！むしろ怒りが出ますね、これには…実力で取り返すのがお前ら、そして桐子ちゃんらしいのに！今までずっと、思いがけない力で逆転してきたのに。
髪を切る意思表示がどんな形になるか…
やっと動きましたか…桐子ちゃんらしさも出て、今までのストレスが爆発して…
そしてついに現れた影、さあ本当にどうなるか…楽しみです！
かみちゃまかりん
アレスですか。
霧火さんの言動は不思議ですね…これは暖かい励ましだとしか思えません。
守ってくれている彼の姿に…あ、「あいつにゃ一回ふられてっか」というさりげないセリフがすごい！
足手まといが嫌…ならできることは努力だけですよ。勉強でもなんでも。
和音くんが神の力の使い型を教えてくれないのは不思議ですが…
ニケが盾になるのは星矢と反対ですね。
和音くんがこうなるのは…どっちみち避けられないことでしたね。
彼女の言葉にはある意味感動。
おせっかい、という言葉に「アホかあいつ オレがおこったのはそこじゃねー」って…完全に気持ちが顕在化しているんですね。
結果はほっとしましたし、崩れた絵にその嬉しさがよく出ています。
ふりふりエプロンはかわいい！ただでさえめちゃくちゃ可愛い絵なのに、一番凶悪な格好を！
きびしーしごきは続く落ちは笑えました。
第一、テストはこれで終わりじゃないですしね。空手に柔道の受け身などが加われば大幅にパワーアップできますから、いいんじゃないですか？
まもって！ロリポップ
ますます名作の予感が強まっています。
サラサさん…南だか名前だけで、胸の痛みが伝わってくるようです。
というか、そのことをニナちゃんに話すなんて！
本当に大事な人なんですね、イチイにとってニナちゃんも。
魔法界も摩天楼があるとは、面白い技術です。
スタンガンを魔法で増幅したのか、それとも魔法がかかったスタンガンなのか…
ゼロは相変わらずですね。
この人がサラサさん…この関係には驚きました。
そして、今とはまったく違うイチイの弱さにも…
一方的な幼い愛…見ていて痛いです。
運命って…微妙にあやしい空気が漂っていますが、ゼロはひたすら純粋なのでしょう。この口説き文句も。
イチイが出した条件には胸を刺されるようでした。
裏切られていることを知らないゼロ…そして痛みがどんどん深まるイチイ、そしてどうなるか…もろボーイズラブのストーリーなのでこれを「なかよし」でやっていいのか、と悲鳴を上げ…何をいまさら、あさぎり夕先生が長年活躍してきたのにと肩をすくめています。
もちろん話そのものはとても感動的です。
さて…楽しみですが、違う意味で怖いです。
明日のナージャ
一気に進んでいます。
クリスチャンは登場しないかとおもっていましたが、思わず重要な役を務めていますね。
「わからないことはわからない」から、それまで目の前のことを頑張る…それってすごく素敵だと思います。
遺跡の描写は素晴らしいです。
追われていると分かっているなら…一人にさせるべきではなかったかも。
ケンノスケはボディガードとしては役に立たないことが分かっていますから、誰か大人がついているべきでした。
風というのはいいたとえですね。運命は…風なのか海流なのか、どちらなのでしょう。
指輪を反転させたら紋章、というのは意外でした！この指輪に絶対紋章があるはずだ、と確信していましたが。
誰か紋章学者との出会いが（星の瞳のナイトには紋章学の知識があるようですが）キーになるとおもっていましたが、本の献辞からというのはうまいです。
ここでブローチを奪われてしまうことは…正直予想外でした。今までいつも助けが来ていたので。
そして…これからの新展開、どうなるのでしょう。
ナージャには結構すごい人脈がありますが、それもおばばがいなければ効力は半減します…そして、ダンディライオン一座とは別れるのかどうかも気になります。
アニメのほうもどう進むのか、これと期待する楽しみもありますし…ドキドキします。
これはアニメも含めてふと気がついたことですが、この作品に料理が余り出てこないことが気になります。イギリス、パリ、イタリア、スペイン、ギリシャ、オーストリア…もしかしたらアレキサンドリアや北欧もあるかもしれません。それら各地の料理を目だけでも楽しみたかった気がします。せっかく「デリシャス！」で料理は慣れているのに、惜しいことです。
どーなつプリン
ボスが頼もうとしたのはなんだったのでしょう。
これからの黒子ちゃんの悪行は複雑でした。
みんながフリルとレース…着ぐるみ…フレンチコース…うわ、すごい。
困っていないのは笑えました。
悪をしようとして悪にならないと同様、善をしようとしても善にならないことがあるのが怖いところです。
このアライグマにも裏があったとは…これは驚きです。
恋愛向上委員会ジューシーフルーツ
チャーミッシュのカラー二ページ広告は続くようですね。
そしてこの理想の男の子…中学の頃の僕がいかに違うか痛感して、押しつぶされるような気分です。
性格で、「誠実」が低いことには驚きました。というか、「やさしい」と「誠実」はどう違うのか…？
ホッペにチューボー！
この作品、長く続いているような気がしていましたが十八回だったのですか。
本当に連載中の成長には驚かされました。もうSSをつけていいでしょう。
ヤミーちゃん、どこが…とは分かりませんが、成長している感じがします。
確信を持っているところも、内面も成長しているのでしょうか？
あ、藤沢先輩カレシできたんですね。
でも不安もないわけではない…というか、それがないとホッペが出てこれませんもの。
総出演は驚きました。
確信がどんどん力になっていく、ここの描写は見事！
そして登場の瞬間のカッコよさと来たら。
剛くんも思いきり成長していますね。
告白からキスもぞっとするような美しさです。
よくもまあこれだけ、短い期間で成長したものです。次回作…今度はオリジナルで最高の作品を、期待しています！
来月号が「ザ・ネクスト」でないのは残念ですが、新人がこうして出てくるのはとても嬉しいです。
それぞれの成長も楽しみですね。
安藤なつみ先生の読み切りはどんな物になるか…とても楽しそうです。