なかよし2005年1月号感想
創刊五十周年おめでとうございます。
何世代にも渡ってある意味読み継がれ、生き延びてきた…その間に一体何百万人の女の子に夢を与え、人生の礎となってきたのでしょう。どんなに大切な、今の日本の礎石の一つなのでしょう。
これからもまた、数が減っているからこそ貴重な次代を担う少女たちに、よき人生の礎となるべくいい作品を生み出し続けてくださることを心から願っています。重大な責任を負っていることを忘れないでください。
歴史を振り返る特集記事は意外と小さかったですね。
それこそ別冊付録やCD-ROM付録で過去からの年表や全目次データベース、過去からの作家オールリストなどたっぷりやってもよかったのに…って、たった十年分でもどんなにそれが大変か、僕自身が一番わかっています。
十周年の表紙が武内直子先生なのは、ここ十数年の歴史を考えると理解はできます。個人的にはあべゆりこ先生か、特別出演でわんころ、スパンク、キャンディ、うさぎ、さくら、るちあ、ニナ…と過去を含めたオールスターで、ついでにその拡大高画質ポスターも付録にして欲しかった気もしますが。
しかし…もどかしいです!下から殻をつつく音が聞こえているのに割れない卵というか、産まれそうで産まれない感じがします。
これからの予定を見ても連載経験のある作家ばかりで、今ラブリーや別冊付録で活躍している有望若手作家の出番はまだこないようです。早く連載で見たい!と心がはやっているのが正直なところです。
多くの連載がいやに長引いていて、クライマックスに行きそうで行かないのももどかしいですし。
作品自体も今回はストレスがたまる作品が多く、読んでいてかなり辛いものがありました。
それが爆発的に解決される快感が、今から楽しみです。
ときめか ぴっち ロリポップ シュガ キチプリ チェンジ チェリジュ かりん ぷ〜ちょ プリキュア プリハニ JF 予告
とき☆めか!
いかにも武内先生らしい作品です。華やかでフワフワしていて…
ただ、やはりラブウイッチはどこかにいってしまったようですね。この作品も、どこまで楽しみにしてよいやら…あまりあてにしないで楽しみましょう。いっそ一話完結の専用読み切り枠にすれば色々楽しめていいのに。
いきなり「〜ちょっとナチュゆるヘアに〜」と武内先生らしいすごい言葉!くらっと酔いが回ります。
家事しか、ってその家事がどれほど大変だかわかっているのでしょうか。簡単じゃないですよ。
この傲慢さはなんとかならないものでしょうか…
えれな姉さんや雪武さんが一体どんな関係なのか、まだわからないのも武内先生らしいというか…
振袖ってすごいですね。
ばあやというのは吹き出しましたが…悲しくなりました、女の子ってそんなにオシャレだけがすべてなのか、と。
そして、まあすごいテンション…硬直します。というか、あまりに変わっていなくて…今通用するのか心配です…
インターホンでのとんでもない態度と派手さに、平然と迎え入れる留々宇ちゃんって一体。まあ子供だからでしょうか。
このハイテンションなあいさつは出会いが「大仏?」なのを忘れさせそうですが…それを意識してみると「フワフワのおまんじゅうで小犬みたい!」ってのが怪しく思えてしまいます。
お姫さまみたいな子…この気持ちは結構普遍的ですね、さすが。
変身するかとおもったら、この外しもうまいです。
そして…そう、和服って高いものはそこらのデザイナーオートクチュールよりずっと高いんですよね…そして、完璧に決めればどんな最新ファッションよりカッコよくなります。
ちょっと崩していますが、まあそれは仕方ないでしょう…彼女はまっすぐな黒髪ではないですし。
ここでさりげなく別の美形を出してくるのも、またうまい。
そして…ここからの展開もまたテンション高いですね。いきなり脱がされて、って三百万もするのをあんな乱暴に扱っていいのでしょうか…
ダンゴ虫って、それはひどいな…暴言吐きながらキスしようとするのも、これまた武内先生らしいです。
あ、そういう関係で…
カップル二組に持っていこうとするハイテンションもまた頭がくらくらします…「同じ空気吸うのもイヤ」をストレートに伝えてしまうのもぐたっとなります。
そして、大ピンチになるまでの強引な展開も…正直つかれました。このCGはどうでしょう…本来のダイナミックな動きが出ていない気がします。
この真相は、もし前の読み切りがなかったらかなり驚いたと思います。そう、前の読み切りを読んでいない、近年の多くの読者はさぞ驚いたことでしょう。
ぴちぴちピッチ
さらにややこしいですね…前回ではみかるの父が悪の元凶のようでしたが、そうでもない…
海斗くんの登場はさすがにかっこいいです。
階段を使った、一人一人自己犠牲の演出はわかってはいますが効果的ですね。
矢に身をさらして「おまえは1人じゃない」と伝えようとするのもいいシーンです。
伝わらない絶望感、そして…この父親の独白は、やはり嫌悪感を強く感じさせます。それもまた支配されてだ、と物語っていく転換はとてもうまいです。僕は見ていませんが、アニメ版ではもっとスムーズに多くの説明や伏線があるのでしょう。
「おのれを呪い 悲しみ 希望を捨てたとき 人は絶望におちいる」という言葉の重さ…それをしっかり伝える力があるのはすごいです。
そして…中で戦ってきた星羅ちゃんの思い、そして再生が実に美しく描かれていました。
まだ終わりではない、まだ…みかるちゃんの魂は救われていない…さあ、どのように決着をつけるのでしょう。
まもって!ロリポップ
キスが問題になるかと思ったら、うまく別の展開を入れました。
襲われてなにもない、と思ったら…これはびっくりしました。全能って…だったら、今の彼女に事情を打ち明けてクイーンを復活させ、王国も復興させてくれと言えば全て解決するのでは?
制御不能の全能というのはそれはそれで怖いです。というか、この全能で…北朝鮮をなんとかしてくれ、と願ったらどうなるのでしょう…北朝鮮全土が住民ごと消えたりして…環境問題解決してと思ったら人類全部がニナちゃん一人残して消滅し、全てが森に包まれるかも…
なんだったの、ってこの学校の人は、魔法がらみのドタバタには慣れているのでは?というか、魔法使いたちはばれていないんでしょうかあれだけ色々やらかして。
何か特別な力がある…魔法試験の真珠を飲み込んでしまったことも、偶然ではなかったのかもしれ増せんね。
いきなり巨乳は、まあ当然の願望ですね…ファッションショーごっこはもう力を制御しているようです。
魔力はキスして吸うのか…ここでキスを意識してしまうのは見事!
キスすることを考えたら、ゼロのからだが勝手にって…パールちゃんが反応した哀しみは一体何でしょう。
あ、守れなかったことでしたか。それならわかります。
そしてキスするふりしてこの言葉、かっこいい!それを…うわあっ!どうせイチイに見られているんでしょうが…それもまたドキドキを高めてくれます。
シュガシュガルーン
正月も帰れないとは厳しいです。でもまあ、こっちの正月も…
「きみがオグルにつこうと女王候補であることにかわりない」というのは、改心を信じているのでしょうか?それにどれほど女王が大きな犠牲を払っているかを考えるとぞっとします。
それさえ「ママはあたしのことなんてどうでもいい」と考えてしまう、認知のゆがみ…難しい気もしますよ。
アキラくんにあっさり迎え入れられて、いい正月になりましたね。
小さい子のハートはちょっと取りにくいですよね、より純粋ですもの。
この顔立ちや髪と着物は、外人女性の着物みたいにアンバランスですが…
ハートがピンクから赤に変わったら、もう…取ったほうがいい、というのも理解できます。
少し切ないというか…ちょっと熱い話でした。
キッチンのお姫さま
うう…悲鳴あげたいぐらい苦しいです。極度の消化不良のように、二三日ろくに眠れなくなりました。スプーンを踏み潰すシーンがまるで傷の痛みのように痛んでしまいます。
あまりにも苦しくて、どうしていいかわからない…こうして感想を吐き出すのが唯一できることのようです。言葉にならないのがまた辛いのですが。
ここまで、こういう昔のお約束が効果的だったとは。
ここで空先輩が理事長代理として、彼女がこの学園に迎えられた理由を語る…と思ったらそれはしない、ただひたすらひいきを見せつけて反感を高めるだけ…考えてみると当然ですよね、空先輩の説明ですんでしまってはあまりにも他力本願です。
なぜ彼女は、あれだけ意地悪されていながら茜のことを信じていたのか…ああ、学園に一人で入った心細さから、表面的な「友達」でもしがみつくしかなかった…それで多くのことに目をつぶっていたのですか…
茜も、もうそれに…表面的に友達のふりをすることにも耐えられなくなったのでしょう。
でもこのシーンはあまりにも辛すぎて、暴れたいというかのたうちまわりたいというか…たまらないです。
ここに居場所がないナジカちゃんと、帰る場所がない大地…どちらも辛いですよね…
「大地にはいつもいいたいこといえたから」といっても、この事は言えないのがまた辛いです。
この材料でレシピは察することができましたが、見事です。
「料理してる間はイヤなこと忘れられる」というのもよくわかります、僕も同じです。忙しくてウジウジ悩んでいる暇なんてないんですよね。
さりげなく、感謝の言葉から出て行く意志が伝わってしまうのがまた悲しいです。
「寝顔だけはかわいいじゃないか」がちょっと笑えました。
止めるシーンは泣きそうになりました。こんなに彼女を苦しめたのは、結果的には空先輩なのに。
絶対味覚…ただ、絶対音感があっても優れた音楽家になれるとは限らないように、やはり料理人として大成するのに今必要なのは十分な努力と、それができる環境では?
今ここはそういう場でしょうか。
そして、これからどうなるのでしょう…信じてはいますが、今はあまりにも痛みが強すぎます。多分油断していたのでしょうが、心にとても深い傷がついてしまったようで、今も腹が痛くて心から血がにじんでいます。これからの展開で、この傷も含めていいカタルシスとして昇華してくれることを願っています。
CHANGE!
やはり水上先生の読み切りは最高です!テーマがすごくしっかりしていて、わかりやすくて。
「あんな幼なじみなんかを好きなわかりやすい自分が一番ムカツク」がいきなりすごく笑えました!
この極度のうさんくささがまた面白い。そして…まさか!なんというか、必要な状況に家々をぶち抜くような最短距離で問答無用に達しましたね。
ちょっと遊んでくる、となる気持ちは分かります。
この最高の気分こそ、女の子が何より憧れるものでしょうね。
そして、お姉さんの体でベタベタ…これは実に楽しい!「かわいーはんのーしちゃって」と大人の余裕で見下ろしているのが…また、女の子って怖い。
いきなりセクシーポーズで待っているところなんて子供らしいですね。子供だから、セクシーに憧れたりするんでしょう…
大きい手、クサイ台詞…これもまた大人ですね。
そしてクラブと、大人に対する憧れをこうストレートに突きつけられると、なんだか寂しくもなります。これが子供が一番求めているものなのかな、と…僕は大人にはもっと色々あると思うのですが。少なくとも僕はこういうクラブの類に行ったことはありません。
この先も意識しているのでしょうか?でも…まあこういうことは予想していなかったようです。
で、ちょっとそれは…うわ…案外男見る目ないんだ、いぶき姉ちゃんって…というかそんなこと等の女にいうなよ。黙っとけばばれやしないんだから。
でも、それだけじゃないですよね…この怖さは。彼や、さっきの男たちみたいな悪い部分のある男でなくても…男のこういう所は子供にはとても怖いはずです。
大和くん、ここはカッコよすぎます!彼にとっても最高の思い出でしょうね。実際にいぶき姉さんだったら、迷惑だったとはっきり言ってしまうかもしれませんし、ありがと、と頬にキスでもするでしょうか。
大和流の元気付けの話がまたたまらないです。男の子って本当に素敵。
それに気がついて成長していく彼女も…いいなあ、って素直に思えます。
「ごめん また あしたな」という言葉のカッコよさといったら!ため息です。
そして、「じゃあな ひかり」にはびっくりしました!すっげえ…うわ…なんってどんでんがえし…
元に戻して、このあっさりした別れよう…さすがオトナ。
みけんのしわまで見ていてもらえた、これにはもう降参です。彼、カッコよすぎます。
本当にすごいですよ、水上先生の読み切りは。
チェリージュース
どうしようもない危なさ…というか咎めるのはキスじゃなくて携帯電話?
「キョーダイです!」には一体どう思ったのでしょうか。レビ記18章が頭の中にだーっと流れたでしょうか…?
受験生が風邪に敏感になるのって懐かしいですね!思い出しました、あのぴりぴりした雰囲気。
ここで周くん、またこっぱずかしいことを…と思ったら、なんだこりゃ!「キスだけだよv」はその手のおねーさまがた、その予備軍の女の子たちがキャアキャア言っているのが目に見えるようです。
「親友なんだからキスぐらい」っておい!まあ『車輪の下』でも…うわぁ。
で、いつのまにか保健室のベッドで二人きり…こっちもまた危ない状況です。
「ムカつくんですけど」って腹の底までは見せていませんが、それなりに素直ですね。多分逆効果…南くんのほうを意識する結果になることを読みきっていっているんでしょうね…
消しゴムの中のこのお守り、なんというかすごい。というかそれを見つけてしまう…女って怖い。
「F校なんてレベル高いとこあんたが受かるわけないじゃん」は、何人の受験生がぐさっときているでしょうか…いや、それで発憤すればまさかというところも受かる!僕だって高校受験のとき、志望校を好きな子に鼻で笑われ(たような気がし)て、それでその志望校より更に上の記念受験に受かってしまったんですから。
ベランダと部屋で背中合わせの、二人の距離もまた絶妙です…
ポケットを探って出てきたのは、てっきり南くんの受験票だと思いました。
応援しにきただけ、そして…ガラスごしのキスはやはり切なくてじーんとします。この期に及んでも憎まれ口、ってここまでやられると崩れそうです。
受かってしまって落ちこんでいるのは、なんか逆に笑えます。
周くんとの会話はもう、なんか痺れました。
さてここからクライマックスに行くのでしょうか?
かみちゃまかりん
ますますさりげなく、重い底の流れが強まっています。
「あっちが元気ならこっちがへばる」というのが、さりげない表現ですがすごくきつい問題ですね。
「おぞましい力」に対する不安を持ちながら、ミッチーを仲間にしなければならない…
あ、「わたしが二人分強けりゃいいんだけど」という言葉は、自分の力を過大評価せず冷静に受け止めることができることも示していますね。
色仕掛けというこのギャグが、うまく話の重さをごまかしています。
和音くんの色仕掛け、ありですか。そうですか。全部着たのは爆笑するほかありませんでした。
まさかむこうからこうして…余計不安になるのですが。
ここで始めて、こっちが元気になったら向こうが弱ることの意味…正義と悪ではくくりきれないことに気がついてしまうのがかなりショッキングでした。
さて、そして新キャラは…長いこと色々積み重ねてきたのが、いつ頃クライマックスに向かうのか楽しみです。
ゴックン!ぷ〜ちょ
今回は妙に切ない空気が流れていました。
まあ、冒頭はいきなり鏡餅ですが…僕も正月太りには気をつけないと。
初詣に命を賭けるのも、また乙女らしいですね…sigh.
天宮くんと密着して、キスかと思ったら手の甲に「呪」、見事な落しかたです。
着物を着ると七五三に見られる、というのは笑えました。
で…「簡単にオトナになりたいなぁ」はすごくわかりやすくてうまい。
甘酒を飲んだら簡単に大人になってしまった、というのがお見事。服がハニーフラッシュしないか心配ですけど。
戻させない殺気がなんだか笑えます…まあどうしようもない誘惑ですね。
そして、なぜ天宮くんはこうしてべたつかれるのに何も言えないのか、これもまた気になります。
「もっとおとなっぽく」ってどうするつもりなのでしょう。彼女も変身したら手がつけられない事になる気がしますが。
胸に抱き寄せるのはもう…で、ここでまさかこんなことに!いつ落としたのでしょう?読み返してみると変身したときにはつけていて、天宮くんに声をかけたときにはもう落としていたようです。
上げ底ブーツにパッド入りブラだと思ったとは、確かにそういう変身技術っていますごいものがありますけど。
こうして厳しく怒鳴られたら、反発するほかないでしょうが…まあそうなるのもわかります。お互い感情的になりすぎてます。
ここで初めて、ぷーちょの気持ちが分かって必死で探そうとするのはうまい。こうして必死で助けるシーンもすごくカッコイイです。
そして、なぜこの二人が寄り添っているのか…また、ぷーちょが消えそうになる伏線…不安は多いです。
ふたりはプリキュア
書き初めって大人になってからはやらないですね。
化学実験というのは笑えました…マッドサイエンティスト…
童心に戻って遊んでいるのはとても楽しそうです。正月ですし、それもいいでしょう。
着物が動きにくいのは、本来活動のための服ではないのでしょう…ちょうどイブニングドレスで山登りする馬鹿はいないように。
逆に和服にも、活動のための服はあるはずなのですがあまり知られていないですね。
獅子舞を逆に襲っているのは笑えました!藤P先輩というのはすぐ分かりました。
初詣は欲張りでしたが、最後の書き初めがすごくほっとしました。
さて、僕は正月には何を…増刊を増やしてくれ、はかなっちゃいましたが、もう少し欲張りましょうか。
プリ☆ハニ
さて、やはり…結局みきなちゃんの病気は再発しないのでしょうか?して欲しいんじゃなくて、しなかったらさして意味もなく死に至る重病という重いテーマをもてあそんだことになりかねませんので。
やはりこの作品は、これまでエロが中心になりすぎていてこうしてエロなしだと刺激不足になります。
あ、犯人は一番単純な、犯人らしい人でしたか。灰色の脳細胞を変な方向に使い過ぎました。
というかこの人、自分が悪い事をしたという感覚はないようですね。良心がない人間はもうどうしようもありません。
「だれがやったかはともかく」って、その悪を追求して糺すことは学校の責務ではないのでしょうか?悪を放置するほうが教育上悪いです。
まあこの状況は、遅かれ早かれ避けられませんでした。あまりにも悪意が多すぎるし簡単に壊せた…ガラスの器が目につくところに置いてあれば、いつかは必ず壊されます。
瑞希はちょっとクサイです…ここまでやるかって…
「テツがつらいの見てうれしいか」が、結局この作品で一番重要なテーマだったのでしょうか。
この愛の誓いは結構しっかりしていましたが、こうくるとは…というか、そんなに彼女の戸籍に傷をつけたいのでしょうか?そして、結婚した時点で未成年でも法的には成人として扱われますから、まあ学校は無理にしても離婚を強要することは親も含めて誰にもできませんので、悪しからず。離婚を条件とした約束も、契約扱いにしようとしたら公序良俗に反するため無効です。
一体どうしたいのか…どうなるのか、なんか見ていて苦しいです。
最初に僕のサイトの掲示板で訴えられた、命に関わる病気と家族の重さを軽く扱わないで欲しい、というメッセージが届いたかどうか…不安ですが、見守る他ないようです。
恋愛向上委員会ジューシーフルーツ
モテる者とモテない者、これ以上どうしようもない不平等もないですね…ほとんど生まれつきです。
人間的にいい子だからモテるのと、表面的なぶりっ子と…区別がつかないのも、実は大人も変わりません。はい、大人の男も十分バカです。
だからモテるモテないなんてあまり意味はない、と思うべきか、それともモテたければ人間捨ててぶりっ子になるか…特に「先生にだけモテました」はちょっと悲しい苦笑でした。
で、いきなり裏メンバーが…どんな裏技を紹介してくれるか、楽しみなような…複雑。人間捨てるのはやめましょうよ。ほんと、いいのいいのっ!って感じですな。
冬ラブリーは最近活躍している若手エースがそろいましたね。
『私立ヤバスギ学園』のシリーズ化は意外でした。過激、下品はいいとしても女子を人間ではなく、性だけの玩具扱いするような…昔見せられたエロ本の読者投稿欄の、人間やめたくなるような不快感を持って心に刺さっている男の最悪の妄想を描いたイラストのような…中のメッセージが勧善懲悪としても悪すぎると思っていましたが、表面的な派手さが受けてしまったのでしょうか。
あ、もしかして、柏木先生や水無月先生の作品もシリーズでしょうか?「るんるん」のようにシリーズを増やすのでしょうか。
来月号、フクシマ先生の二本とはすごい。かなり盛り上がりそうです。
そして原先生の連載はまた、重いリアル派のストーリーのようです。
ある意味再挑戦ですが、どこまでこの時代に通用するか…実力は十分あるので、時代との真正面の勝負になりそうですね。もしこの連載がうまくいかなければ、当分シリアス&リアルにいじめなど重い問題を扱うことはなく、ひたすらエロに流れるのが目に見えていますから…できれば成功してほしいです。