なかよし2005年2月号感想

なんといえばいいか、爆発したいような欲求不満を感じます。
これほど感情を呼び起こされるのは久々です。
まあ欲求不満には、なかなか新世代が出てこないこともあるのですが…水無月、桃雪、高上先生あたりはもう本誌連載してもいいと…

今月号にはこれまでの年表など、面白い五十周年企画がいくつかありました。
一度に全部ではなく、さまざまな企画を分けて出すようですね。
昔の作品の紹介は密度が薄いのが残念です。また、事実上の空白期間である75年以前に、『リボンの騎士』以外どんな作品があったのかも知りたかったです。
「なかよし」と「りぼん」の五十年の歴史は見逃されている非常に重要な歴史だと思います。
少女たちの心がどんな風に変わっていったか、そして何が変わらないか、僕が知っている「なかよし」の十数年でさえあんなに大きいのですから…

あと増刊作品はともかく、本誌連載はオフィシャルサイトなどに大抵あらすじがあるので、本誌を読んでいない人もわかると思います…ということで、本誌の感想では作家名は載せますがあらすじまではなしとします。
ご了承ください。

ぴちぴちピッチ(シナリオ横手美智子、まんが花森ぴんく) トモダチ(原明日美) けだものだもの(フクシマハルカ) とき☆めか!(武内直子) ゴックン!ぷ〜ちょ(遠山えま) キッチンのお姫様(安藤なつみ) まもって!ロリポップ(菊田みちよ) シュガシュガルーン(安野モヨコ) プリ☆ハニ(秋元奈美) 二人はプリキュア(上北ふたご) かみちゃまかりん(コゲどんぼ) チェリージュース(フクシマハルカ) 恋愛工場委員会ジューシーフルーツ(有沢遼) 次号予告

ぴちぴちピッチ
結局誰も絶対悪にはしない、救済に徹した終わりでしたね。戦いに歌を使うという時点で、どちらかの全滅か奴隷化、または疲弊、恐怖の均衡に至る「武」とは根本的に違うのかもしれません…それをやっと出してくれた、といいように解釈しましょう。
カラーの全員集合(個人的にはガクト様など前シリーズのメンバーもいて欲しかったですが)からは長い連載による成長がうかがえました。
「もう戦えないよ」から、歌という力が…なんというか、初めて武器ではなく歌であった意味が出てきたようですね。
僕は武器ではなく歌を、というと「EL DORADO(1997年宝塚歌劇団月組初演、作・演出/谷正純)」の無抵抗で虐殺を甘受するラストを思い出してしまうのですが…この作品のように敵側が常に心の傷をぶつける形であれば、それを救うことも重要なのかもしれません。紛争で皆が深刻な心的外傷を負い、憎しみの連鎖が続く地では敵を皆殺しにするより一人一人の精神的ケアが試みられているように…
皆を海斗くんたちがかばうシーンは、男にもちゃんと仕事があってうれしかったです。『美少女戦士セーラームーン』では男は事実上足手まといでしたから。
歌は…ここはアニメを見ていればよかった、またはサントラが手元にあればと後悔しました。
でも、歌詞だけでも…心を開いて染みこませると、なぜか涙があふれそうになってきます。
ミケルが食べてしまった皆も優しく包んでくれる、そして…古代人類がこうして出てくるのは、少し強引な救いかもしれませんが…
みかるちゃんが赤ん坊からやり直す、というのはそれしかなかったのかもしれません。
エピローグでのそれぞれの幸せはほっとしましたが、これからもしばらく番外編が続くようです。連載枠という意味ではもどかしいですが…
エピローグからさらに優しい歌が響くのは、改めて涙がこぼれそうになりました。
お疲れさまでした!アンコールの番外編も…何より、どんな“次回作”がこの作品で培った花森ぴんくという作家の力を活かしてくれるか楽しみにしています。

トモダチ
嘆息。期待以上というか、読み返すのにものすごい勇気が要ります。
でもそれは、毒にも薬にもならない大量生産品じゃない、非常に力のある作品だということです。だから「マンガ会議室」でも熱い応援がいくつもあるのでしょう。
これまでの作品もとてもリアルで一番辛い部分を冷徹に描きながら、最後は希望を見せてくれましたから…信頼しています。
ただ、結局やまとちゃんも心が折れ、いじめの世界に順応してしまうか不登校、または発狂に至るほうが現実かもしれません…まあそれは読者に「死にたくなければ正義感を捨ててこの狂った世界に順応しろ」と言っているようなものなので、マイナスのメッセージですから個人的には嫌なのですが…精神医学上の健康はあくまで正常な社会生活が送れること、社会が狂っているならそれに問題なく順応できることです。読者がもしいじめ社会と戦い始めたら、“話”と違っていくら頑張っても通用せず、本当に壊れてしまう可能性もあるから、正義の味方であり続けられなくても生きてさえいてくれればそれだけでいいというメッセージも…そう考えると今は何もかも壊してしまいたい思いもあります。
まあそんなバカな考えは、これからこの作品全体が吹き飛ばしてくれるでしょう。期待します。
いきなり残酷な机の…この時点で心がシャットダウンされました。「一人でいいもん いらないもん 友だちなんか…」は、僕の歌でもあります。
こうして支えあえる友達がいれば、それだけで十分でしょう…
この二人の約束はほほえましいですね。藍ちゃんの涙もすごく純粋で、読み返すと胸が痛みます。純粋であればあるほど、その人が変わってしまうのにはそれだけのことがあったということですから。
彼女はずっと外国にいたほうがよかったかもしれません。日本以外には、ここまで陰湿ないじめは聞いていません…
校長室での明るさも、読み返してみるともう読み返すのやめたくなります。手紙が来ないという伏線もうまい。
そしていきなりこの反応、心臓が凍ります。そして…不思議な男子の登場がまた期待させます。
藍ちゃんの、傷つけられた人形が本当の彼女なのでしょう…捨てることができないだけ、まだ…ここまで傷つけられながら生きている…
「一人でいたい」というのもはっきりわかります。深く傷つけられた動物は本能的に一人隠れようとする、それが一番安全だから…他人の看護に身をゆだねるのは、その看護する人が自分を殺すことは絶対ないと信じるからです。その信がなければ…
いきなり現れた二人目の男の子は何でしょう。こういうところもうまい。
襲われてのこの強さ、先生が泣いているのが…笑うところじゃないですよね…
助けられるかどうか、藍ちゃんが人形を捨てていないことがわずかな可能性ですが…今から捨てるシーンを想像して胸が痛みます。
ものすごく痛みが強い作品になりそうです…覚悟はしておきましょう。それだけの感動もきっとあるでしょうから。
この狂った世界に、光がどうかありますように…

けだものだもの
この二人が仲良くしているのは見ていて楽しいです。今回はどんなトラブルとエッチがあるのかという意地悪なものもありますが。
温泉旅行とはまたおいしいというか…ははは。
いきなり夜でこれは、というか路上ですよ?公然わいせつ罪…
この二人がついてくるのは、まあ当然です。でも一気に楽しみになってきました!
というか二人きりで行くつもりだったのかあんたわ…
ハルキ、「だれがこんなずんどー相手に」素直になったほうがいいよ?まあ素直にいっしょに寝たい、混浴もしたい、エッチしたいといったらそれはそれで小夏ちゃんは怒るでしょうが…どうしろと?知るかこの幸せ者!
勝負下着には当然コンドームもですよね。まあそれを入手することに果てしなく高いハードルがあります…勝負下着以上かどうかは男の僕は知りません。人によるのでしょう。
ハルキくんが助けようとしたら恵くんのナイス助け…ハルキかわいそうに。
いきなり「きてよかったねハルキ!」はある意味極悪非道…女って生き物は…
「おまえと旅行なんてきたくなかった」は、頭抱えて笑うほかありません。ふんずけるのも天誅。ここでの小夏ちゃんの表情もいいですね。
夜になって二人とも性別が変わる…今回この二人があまり活躍しなかったのは残念。
この先客、普通男はいきなり女の子が入ってきたらものすごくびびりますが…経験値が高いのか、度胸がいいのか。
でもさすがに、いきなり乱暴な超美人が何も隠さず全裸で…は気圧されますよね。
こんなところで女のハルキにヨクジョーされても…「男でも女でもハルキが好きだよ」というところまでいったのはほっとしますが。
もぐって待っていた…先客が気がつかなかったと言うことは濁った泉質で…
「もしかして小夏」ずっとそばにじゃなくて、着替えさせたのは小夏?まあそのときは女ですし。
いきなり「進んどく?」は…今回男ハルキはいいとこなかったので、ちょっと強引です。
朝からおあついことで、ごちそうさまでした。コンドームはちゃんと使いましょうね。

とき☆めか!
相変わらず宝石箱と言うかWindows Media Playerの視覚エフェクトと言うかその3Dバージョンと言うか…感想を入れる余地がないです。始めは割とくっきりしていますが。
留々宇ちゃんはすっかり順応しているようですね。
肝心な質問までずいぶんかかりました。というか、なぜ単純に聞いて答えるだけに、これほどいろいろなものが乱舞しなければならないのでしょう。
「あなたは何?ロボット?誰が作ったの?」「あたしは本体のケータイ型ロボ、プロトタイプ3.2。こっちはお出かけ用サブボディの3.31、花星子博士が作ったの」「あああの、それでなんで?」「美々依ちゃんのバースデイプレゼントに、友だちになるように」だけですむのに…ここまで何もかもきらきらに飾っていると、目がちかちかしてきます。
三つのお願い、って『グレムリン』を思い出します。あ、小さい子は知らないかも…
なんか…派手というかすごい人ですね。以前の読みきりとは大違いです。
しかし、あまりにも文字量(特に“超”とハートマーク)ときらきらが多くて目が…
この二人もロボットと言うのは驚きです。何が内蔵されているのやら。
龍正くんの嫌がらせは、見ているのは楽しいですが…本人はたまらないでしょうね。
で、ごちゃごちゃの中から突然えり子ちゃんの嘘、この世界のスケールにしてはえらく可愛いトラブルがやってきましたね。さあどうするか…パワーで解決できるでしょうか。
というか、僕は個人的に芽歌ちゃんを原明日美先生の作品世界に放り込んでやりたいです。多分あっという間にスクラップでしょうね。

ゴックン!ぷ〜ちょ
いきなり何の世界でしょう…やっぱり妄想でしたか。
まあ今回は、なずなちゃんと亮太くんのラブラブがとことん楽しめたのでよし。
さて、まゆちゃんたちは視界から外してなずな&亮太だけに着目して…
亮太くんが死んでいるのは笑えました。客観的に見るとラブラブなのに!もう…
「わたしたちで二人をなんとか」って…はは、『ミルモ』で楓たちが悦美ちゃんたちにおせっかいをしたときの展開が目に見えて…
「オイ…両思いにしか見えねーんだけど」は爆笑。放っておいていいのでは。
天宮くんからこうして授業中手紙が来るのはすごくうれしいでしょうね!
パイナップルジュースを飲んだら天使というのは…逆に何を飲むと悪魔や妖精になるのかも興味があります。
いきなり天使じゃなくてキューピッドになってしまったのも面白いです。本来は…ええと、まずギリシャ神話で恋の矢を放つ神エロース(キューピッド)がいて、それが後に画題として天使とごっちゃになってとややこしいイメージの歴史があります。
さりげなくぷ〜ちょがぱもちゃんに飛びついたことで、このはちゃんのチョコがごまかされましたね。
まあそんなことより、なずなちゃんと亮太くん…いやその前に恐怖のノーマーシー経験者チェック!弓は和弓なのか洋弓なのかはっきりしてください、というか実際に弓をそう引いて射てみてください。強い弓は絶対そうは引けないし、胸、頬、右手首が痛い思いをするだけで矢は飛びませんよ。
嫌味なしで簡単に言えば左右逆(弓は左手)、和弓なら矢は親指の側に置かれて馬手(右手)肘をもっと張って羽が唇の少し後ろまで。アーチェリーは口元までしか引けないです。もちろん、真実より見た目の派手さという反論もあるでしょうが、正しい形のほうが美しいです。
これじゃ当たらないわけです。誰に当たるか、これはちょっと意外でした…まあなずなちゃんが天宮くんに惚れることにならなくてよかった。そうなったらややこしすぎます。
こんなことからこのはちゃんと天宮くんの過去がわかるのは意外というかうまいというか。
それで…「いまは…自分のことより…」という言葉がすごく温かくて、本当に天使に見えます。人間も天使に近づけるんですね。
そして…この熱い告白には大満足!
はあ…これからもこの二人のラブラブはガンガンやってほしいです。

キッチンのお姫さま
やはりこういう展開はたまらないです!読みごたえがすごくある分、疲れるのも正直なところです。
数学のテストや運動同様、好きではあるんですが…
「一晩落ち着いてゆっくり考えたら」と、帰ることを否定するのではなく落ち着くようにするのがすごくいい対応だな、と感心します。
そして、「二人きりだね」と、嫉妬を利用して大地も家に帰らせるのは…なんというか、一枚上手ですね。
紅茶の香り当てはイメージが豊かに広がるようで、すごくいい表現でした。
確かにこの絶対味覚というのはすごい能力ですが、それと料理ができるというのは違う気がします。絶対音感の持ち主が優れた音楽家になるとは限らないのと同様。
彼女の両親についての話からは、なんというか空先輩の温かい人柄が伝わってくるような気がしました。
反面「しかたないかわいい弟にボクの分もあげよう」は爆笑しました!
そして…このいじめについては、もうコメントもしたくないです。唇をかみしめることしかできません。
で、こういう条件ですか…さて、どういう意地悪と妨害と陰謀があることやら。今からあらゆるパターンが想像できて楽しみです。

まもって!ロリポップ
アニメ化はまだでしょうか?てっきり「ピッチ」の後番組だと思っていたのですが。
キスは結局…ふふ。われに返ってゼロが真っ赤になるのがかわいいです。
クローバーも面白いキャラです。どんな力があるのか…
どっちのことが好きなんだろう、とやっとそれに正面から向かい合い始めましたね。
わらわらとみんなが集まってくるのは見ていて楽しいです。
やはりフォーちゃんは…リボンだけで女の子になってしまうのが笑えます。あ、もしかしてこのワンピースは増刊でのあれ?
いきなりのクローバーくんのかわいいしぐさもいいです。
すごく面白い魔法で、説得力もあります。
サンちゃんとフォーちゃん、と…他のみんなは簡単に出られそうです。
ドラゴンクエストのような小さなウインドウがあるのもいいですね。
ここで強引にキスし、気持ちのゆれを振り切らせて…うわ、うますぎます。
ここからほんとうの告白になるのはびっくりしました。さて…次はゼロの番…
息を呑む展開です。

シュガシュガルーン
こういう展開できましたか。
人間界での報告は、ハート獲得数のほうがバニラが闇に堕ちたことより大切なのでしょうか?
オグルの女王が生れたらどうなるか…
チョコレートの渦は、僕のようにチョコ好きの男子には地獄です。まあ高いチョコにはあまり興味はありませんが。シーズン前にココアの買いだめはしておかないと。
魔女は誰かを好きになるわけにはいかない…女子にとっては「好きな人がいない」というのは子供の証拠とされるのですね。大抵は好きな人がいないなんて、恥ずかしがって(弱みを見せないための)嘘ですが。
チョコを出すのが彼女の元々の魔法ですか。水と塩も出せたら補給なしの強行軍のとき便利ですね。
すみれの花束と…この魔法のレシピも説得力がある、いや魔法の理論としては危険なぐらい効果があるでしょう。
ハートはあげられないけどチョコならあげられる…それって悲しいですね。
ショコラがチョコにかけた魔法は逆に太陽と愛の力に満ちていて、こちらは安心して勧められ…いや、本当にやったらとんでもないことになります。ローズオイルがチョコに9滴は強すぎます!においがひどくて食べられないです。めちゃんこ高いですし。
チョコ争奪戦は見ていて楽しいですが…浅ましいし、結局ショコラちゃんの気持ちを踏みにじっているのは…
ピエールに魔法のかかったチョコがわたってしまったのはショックでした。僕はてっきり、あのチョコはバニラちゃんにあげるつもりだとおもっていました。
バニラの失敗はちょっと苦笑。この路線で逆転を狙うのでしょうか?

プリ☆ハニ
オヤジがやっと理性を取り戻して、まともな言葉を言うようになって…というかこれまで、あまりにもみんな常軌を逸した言動ばかりでした…
そこまででちょっと力を使い果たしています。
「気持ちなんかどーでもいいんですッ」は悲しい言葉です。
退学処分は正直意外でした。ここはパターンどおりじゃない、よりリアルな話に持っていこうということでしょうか?
「律子満足かよ」という言葉はぐさっと刺さります。
みんなの運動はすごく心が温まりますが…逆にこういうことになりましたか…十分絆を確かめ、それで結婚もするし一緒に学校にも、というのが無茶だと理解したのでしょうか?
余裕が出てきたのかもしれません。
熱いキス、そして…さて、鉄人は異常にもてるからどうなることやら…
というか、結局病気がどうなるのか…まあ棺を覆って後初めて定まる、最終回を読んでからでないとこの作品については何もいえません。

二人はプリキュア
アニメのストーリーを実質描きおろして、というのはすごいですね!
季節外れの卒業式も、これで終わりじゃなくて…現状維持?
この期に及んでも告白できないというのはすごく切ないですが…いや、自分の卒業式はちょっと思い出したくないです。
ツーショットはすごくうらやましいです。
写真で思い出を振り返るのも、特にアニメのファンには嬉しいサービスでしょう。

かみちゃまかりん
う〜ん…いつ大量死が起きるのか楽しみにしているのに…なかなか佳境に入りませんね。多分読み返してみたらすごい伏線があるのでしょうが。
落書きの絵が妙に古典的少女漫画なのが笑えます。
ミッチーの張り切りようは…どこまでが嘘なのやら。
徐々に近づいてくるこの女の子のギャグも楽しいです。
教授の手紙には一体何が…これも気にさせてくれます!
「オレが錦織を片づける」というところまでの覚悟、ぞくっとします。
なにげなく「それはオレのためじゃなくて」と、鈍感な嫉妬があるのがまた楽しいです。
和音くんが壊れたのは始めは笑えましたが、濡れ場に至ってもうパニック!
うわ〜〜〜〜〜。

チェリージュース
ダブルデートがすっかり定着したようで。
チョコは溶かして固めるだけじゃダメなんですよ、温度管理をしないと。
この賭けであっけなくストライクなのが、見ていてうわーっと顔を覆ったまま指の間から見たくなります。
「オレがむかついてるから」、周くんもいい加減我慢の限界のようです。
こうしてよすぎるチョコを見せられると、下手な子はたまらないですね…そこまでは考えていなかったのでしょう。まあ自分の思いを込めるだけで精一杯になるし、二人きりで渡すことしか考えていなかったのでしょうね。
にこっと微笑で催促する、そして笑顔の下で、蹴りで会話するのが爆笑。
「いまのままでも」…今のままでいられると思うのは甘すぎるのですが…あ、「いまのままでいたい」と伝えるというのもとりあえずはありなんですね。相手がどんな反応を示すかはともかく。
思いがけず二人きり、チャンス…と思ったら…う〜っ、プリクラを見てしまって猪口を渡されて、これは見ていて切ないです!
「自分で食うな」と、噛み取るシーンはぞくっとしました。南くんはどこまで現状を理解しているのでしょう…
二人の絆の深さには圧倒されます。もし本当の姉弟だったら…いや、もし本当の血のつながりがあったら…考えてぞくっとしました。

恋愛向上委員会ジューシーフルーツ
出ました魔性トリオ。出ました恐怖の裏技。
僕の中学時代(高校は男子校)にこういうぶりっ子っていましたっけ?確かいなかったはず…僕が観察をさぼっていただけかも…
悩殺はもう、末恐ろしいというか今時以下略…
そりゃ女の子には嫌われるでしょう。
ぶりっ子といっても、偽善というか…とことん善人の行動をするというのはいいかもしれません。
というか男子も頑張れ。だまされるなよ…
天然ぶりっ子は笑えました。恐るべし。

次号は…川村先生は本当に川村先生らしさがよく出てきそうで楽しみです。

そしてヒッポの恋もすごく好きだったので楽しみ!幸せになってほしいです。

夢水は、今回は先に原作を読んでしまいましょうか…やはり待ちますか。このシリーズは安定して定着してほしいです。

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