なかよし2011年1月号感想
付録は…基本的にZIDDYブランドですよね、これ。
それにしてもこの新連載ラッシュはどこに行くのやら。
そして青月先生をある意味例外に、基本「増刊で活躍してる作家は使わない」方針は堅持のようです。
でも肝心なのは作品。面白いか面白くないか。嫌な感じがするかどうか。
「白猫であれ黒猫であれ、鼠を捕るのが良い猫である」…どこでデビューした作家であっても、面白い作品であればそれでいいんです。
新人チェッカー、新人作家たちを応援する立場としては複雑なのですが、それはそれ。読んでいて嫌な思いをする作品は読みたくない、面白い作品を読みたい。それも大切なことではないでしょうか?
今月号は、むしろ驚いたぐらい「嫌な感情」が少なかったんですよ。それだけでも嬉しい、というのが間違っているのかもしれませんが。
新人賞のデビューが一人というのは寂しい気もしますが、せっかく増えた増刊も本誌連載番外編に圧迫されている上に本誌連載の可能性の少なさがはっきりした以上、少ない苗をじっくり育てるほうが正しいかもしれません。
さばげぶっ!(松本ひで吉)ミスプリ!(青月まどか/Ruby Party)わたしに××しなさい!(遠山えま)先生に、あげる。(山田デイジー)キミノネイロ(フクシマハルカ)AEISA(安藤なつみ)園芸少年(森永あい/魚住直子)ハートキャッチプリキュア!(上北ふたご/東堂いづみ)神か悪魔か(茂呂おりえ)野ばらの森の乙女たち(白沢まりも)地獄少女R(永遠幸)予告
さばげぶっ!
かなり地味な始まり方、笑顔なのか何なのかわからない表情から…
いきなり痴漢、それで結構冷静ですね。
人生賭けてまで女子高生の尻を…というか「賭け」だからでは?人は賭けを好む動物なのはどこの町を歩いていてもわかります。パチンコ屋の電気代を思えば。
この冷静さがすごく面白い切り口ですね。
それでいきなりの拳銃!
ベレッタM92F…コンパクト?M1911(コルトガバメント)と同じ寸法の大型拳銃ですが?
信頼度は確かに高いですが、SIGに比べれば低いけれど政治問題で採用されたと知られ渡ってます。ちなみにグロックは先進的すぎて、マニュアルセフティ必須という条件を満たせなかったそうですが、ど素人前提の総合性能は圧倒的です。
あと、日本人の手には9パラダブルカラムオートは根本的に合いません。
この距離で撃ったら…ええと、周囲の人間も脳みそ浴びることになりますし、下手すりゃ貫通した銃弾で怪我するかもしれません。天井に当たった空薬莢が背中に入ったりしたら大悲劇、それであせって乱射に陥ったら大惨事ですね。
あとオートマチック拳銃を安全にしたいなら、マガジンを抜くのではなくスライドを引いてください。それからマガジンを抜いて薬室を空にして、やっと安全といえます。
マガジンを抜いただけなら薬室に初弾があるかもしれないので、それは危険状態です。
そりゃまあ警察に捕まりますよね…というか警察も、拳銃を持つ人を逮捕するにはもっとやるべきことは無数にあります。まあ実銃とは思わなかったのでしょうけど。
この皮肉屋な内心は見ている分には面白いです。思い出せば痴漢されていたときもそんな冷静さがありましたね。
刺激的、と思ったら今朝の…あれは刺激的にもほどがありますって。
この部室内…多分右からUZI、旧式のボルトアクションライフル、H&K-MP5、M16かM4、AK…AKといっても47・M・74・74M・101〜105・200と結構種類はあります。
スパイ呼ばわりされて、わかっている人には笑えますが本人にはそりゃ怖い…
いきなり人を縛るというのもすごい。それ自体犯罪です。
フィンランドは第二次世界大戦前、ソ連の侵略をはねのけたある意味伝説的な戦いが歴史に残っています。
部活は楽しいのか、という本音…あれ?この銃はグロック17じゃないです。M1911カスタムでは。グロックは単純な箱状でレバーが少なく、トリガーが二重になっています。その二重のトリガー、トリガーの上のトリガーを正しい向きに引かない限りトリガーが動かず、トリガーが引かれない限り絶対に弾薬の雷管に衝撃が加わり発砲されることがない、それがグロックなんです。
しびれる感覚はすごく印象的に描かれているんですが…すみません、僕が買った「なかよし」は印刷工程上の異物がヒゲの位置にあるので台無しなんです。
最後のところのふわっとした感じも楽しいですね。
結構面白いし女の子のリアルな心理をきっちり描いている、さてどんな作品になることやら…というか、入稿前にチェックできる人はいくらでもいるでしょう。というか僕に一度見せればベトナム戦争後ならある程度チェックできますよ。てかM1911、M16、M92F、AK47のモデルガンを何度か分解再組み立てして構造を確かめることをお勧めします。
ミスプリ!
さて、あの四人それぞれどんな個性の持ち主やら…ライバルは出てくるのか、いろいろ楽しみな第二回。
まずお礼を言おう、というのはすごく人間として好感持てます。
問題児四天王…なんというかすごい思惑。
猿のしつけ、ってえらいいわれようですね。KYというのもすごいあだ名です。
秋月…すごい長身ですねこう見ると。だからこそこの長髪も似合うと。
なぜもなにも、ここは大笑いしますね。
そして突然ケーキがどうの、桃太くんもすごいキャラ。これで二十二歳、というのもすごい。
宝くじを当てて金持ちに、って確かに前向きですが、なんか前に虚数方向にかなりずれているのでは。
「心から主と決めた方ならのちに裕福でなくなっても」…すごい。
棄権させたい理由の説明…今までは言葉を交わす対象ですらない、人間でなく動物だったのが、言葉で説明すればわかるかと…
執事派遣会社の評価にも関わる、確かにそれは大きい。
絶対に譲れない夢…この強さにはため息が出ます。圧倒されますね。
一ヶ月、しっかり特訓してテストする…きちんとした条件交渉、というか桃太くんもすごく頭がいいし冷徹な面もあるんですね。
そして最後の一人の冷たさ…これからの特訓が何かと楽しそうです。
足りない、というのは努力しても得られない部分?それは…
わたしに××しなさい!
勝手にプール掃除…確かにややこしいですね。
嘘命令について問い詰めようとしたら、タイミング悪い。でも「友だちだろ?」という言葉は聞けてしまいましたね。
ストレートになったと思ったら、何でしょうこれ。「ちかづかないでくれるかな」といっても、それだけで何が…「そうしなければ」脅迫か「そうしてくれたら」報酬交渉のどちらか…純粋な好意として人に近づかない、ということまでする人はいるでしょうか?それとも全ての人は、ただ命令するだけで絶対に従うのが当たり前、という…自分が神か王のような存在だ、と?
反対のことをしたくなる、というのもある意味支配なんですけどね。
この状況で…「誘惑と戦え」ってあまりの意味不明。時雨くんの立場ではもう何がなんだか…一言で言えばソレナンテ・エ・ロゲ。
耳からはじめてえらい攻撃ですね。というかまあこのゲームは、男が負けを認めてしまえばそれで攻守交替…
さて、わかったってなにがわかったんでしょう。精神分析を武器として使うのは包丁を武器として使うより危ないのでやめましょう。
先生に、あげる。
肋骨を折るような…親とかはどんなふうになったんでしょう。
「友だち」という言葉すら彼女にはそれほど貴重、胸が痛くなります。
雪がやむまで…それも、「李下に冠を正さず」を基準で考えたらまずいです。送っていく以上のことはしてはならないでしょう…いや、同僚の女性教師に連絡して送らせる・タクシーを呼んで必要な金額を渡す、のどちらかですね。
ポニーテールにまとめて台所で、ってどんな最終兵器ですか。この仕草の色気は強烈すぎます。
でも料理するにはまず手を洗わなければ、特に髪に触れたら。
ここからの、台所に入ってからの…なにこの奥さん。
世界中を回ってきた…そういう経歴で料理が身につかないというのは逆にすごい。でもまあ、料理ができる環境自体が少ないのかもしれません。
「ナベ用のコンロ」というのはそれこそ、また作りに来てくれと言っているようなもので…どこの法廷でも性的誘惑と解釈するでしょうね。世界の半分の国では彼女の父親が彼を殺しても是認し、数カ国では彼女も石打ち死刑でしょう。
間接キス…「帰りたくない」にダメだ、と言えたのは確かに偉いと言えば偉いですけど、危険性は理解すべきでした。
というか彼女が温もりに飢えすぎているんですよね…それを性欲と勘違いする男も多いですが。
追ってつかまえるときの雰囲気は凄まじいまでです。
川に…これはこの橋が安全基準を満たしてないです。
風呂は彼女の家で借りた、彼女自体があまりにも孤独な状況にある…
ここでの城島くんの言葉。これだけでは正しいかもしれませんが、彼がどこまで…何を優先するか、悪魔の声に耳を傾けずにいられるか…そして別の悪意が襲ってくるのではないか…
だめですね、こうも恐怖に囚われていたら。それにしても男にとって何という魅力的な誘惑でしょう。あまりにも脆く甘すぎる果実…
キミノネイロ
いきなり朝から何でしょうこれ。
馬…「なかよし」で馬が得意なのはまず水上航先生、そして上北ふたご先生、最近菊井風見子先生もよかったなあ…
ネイロの家の隣、朝から会える、これいい口実ですよね。
「椿屋さんやさしー」ってこの表情、もしかして鈴木くん…彼女のこと好きなのでは?
普段の鈴木くんに出会えるチャンス、確かにそうですね。
でもずっと隣で暮らしていても、何一つチャンスなしに終ることもありますよ。
それにしてもこの妄想、すごい…男子の妄想はもっと即物的ですからね。
雨、それで胸を触られる…ノーコメント。
ゲリラ豪雨と言えば12月3日朝八時前後は凄まじかったです。家のシャワーより水流密度大きかったのでは。
この部屋…確かにすごすぎる。男の部屋に一人…はは。
アルバムはまずいでしょう。昔…かわいすぎます。
この地味でメガネの女の子が後で何か重要になりそうな気もします。
鼻血まで出して、悪魔の翼と尻尾…さて何をするんでしょう。
え、それで…姉?何がどうなっているのやら。なんというかものすごいです。
というか明星ちゃん、ときめきすぎ。
ARISA
こいつがきっと王様だ…でもそれすら疑うべきなのでは?
悩み事が体重、というのがリアルですね。
試してる…というかわかっててもてあそばれているのでは?この部屋にもうカメラが仕掛けてあっても驚きません。
「ありさの大事な人をこれ以上きずつけたくない」…この良心が、仇になるのかそれとも切り札になるのか。
このような任務にはこちらも人間を捨て、冷酷非常に徹するべきか。それとも人間の熱い心は全てに勝つのか。
緑くんも…完全にわかってますね。というかわからないはずないですよ。
すぐ逃げろ、無茶はするな…それができる子じゃないのはわかってるじゃないですか。
遠距離からビデオカメラで通報する準備、さらに大型クロスボウで狙撃姿勢とってないと。
これで…緑くんも犯人ではないとはっきりしましたね。容疑者は誰が残ってましたっけ?真鍋?ありさ自身?それともつばさ?
園芸少年
いろいろな事情って…
しかしすごいことになってますね。
いきなり語りだすこのダンボールの態度、僕にはとてもよくわかってます。
でもそれに感じる違和感もよくわかります。
ダンボールの箱でも安心感を得られる、というのはありますよ。誰にだって同じように、お守りの類はあるはずです。または宗教。家族に対する信仰。校則に対する信仰。自分の仕事や立場。そんなさまざまな幻想に支えられている点では、誰もが同じです。
高校と…ちゃんと交渉できるんですね。ちゃんとした取引です。
勉強が苦にならない、というのはありがたい話です。
人と何かやっていて楽しい、というのに抵抗がないというの…本当にダンボールは強力ですね。
いきなりダンボールを渡すと言うのもすごいというか。
暑いので服を乱していたらじいさん先生が来たので戻す、ここなんだかいいですね。
下駄箱の脇の花壇…これもいいですね。
肉体労働、という言葉の裏で昔の囚人服みたいな…はは。というか囚人服自体も、歴史的に調べるとすごく面白そうです。
「おまえの顔がどんなにブサイクでも絶対笑ったりしねえ」…すごい言葉ですね。よく照れずに言えるものです。その点でもダンボールは便利ですね。
この服装はびっくりしますね。
昔の仲間に絡まれて…というか基本的に、動物行動学や文化人類学の文脈で見ればよくわかることです。
自転車はまだある…この過去話も軽く見えますが重いですね。
「あいつらなりの事情がいろいろあるんだ」という言葉もまた重いです。
ここを笑いで落とすのもいいですね。
父親の話もさりげないですが…こういう、いろいろな世界に触れる話というのもすごくいい。
花壇がコンクールに、というのもすごい。
段ボールギリギリまで顔を隠す…確かに通報されそうですけどまあぎりぎりセーフ。
野宿の準備もしているとは容易がいいです。
この自然描写も丁寧ですごく楽しそうです。
で、キャンプファイアーが段ボールに…うわああああ。
最終回?もったいないですよ。これ、本当にいい作品なのに。
ハートキャッチプリキュア
確かテレビでは次のシリーズが始まってるんじゃ。
女の子たちが花をいじっているのは見ていてすごく楽しいです。
情熱的な愛、というのはいいものじゃないですよ。要するにコックオフで止まらない機関銃みたいなもの…自分を制御できず、他人も傷つけ自分の信用も落とし、冷めたときにはどうしようもない恥と借金が残ってしまいます。
愛に死ねたらまだよかったんですけど、簡単には死ねません。
そしてこのアクションシーン、華やかですね。
さて、そして来た客には何があるのか…
神か悪魔か
そして過去?
さて本気で時代考証したら、この時代の現実とどんな技術・作物種のギャップがあるんでしょうね。
皆を眠らせ…分析。
ついに「ジャマだからだよ」と言い切ってしまう…それに、もう前世は関係ないと言い切る…これには驚きました。
考えてみれば、前世というのは要するに記憶なんですよね。そして人間は記憶…記憶の集まりこそが人格とか性格とかを作っている。
夢の中に入って、別の展開を作る…これはロミオとジュリエットそのものに対する文句かもしれませんね、これまで「なかよし」だけでも多くの作家が「人魚姫」に文句をつけてきたように。
人には頼らない…彼らの間違いは、神父に頼ったこと?
計画でどうにかしようとしたから、伝染病防止のための検疫で連絡が通じないという小さな齟齬が悲劇をもたらした…頼っていなければ?
そしてハンスは自ら消えることを選び…救われるかと思ったらこれは回想で、そのまま…
二人の、強い思い…すごく胸が熱くなります。
ハンスは一体どんな形で…それを描かないのもすごいですね。
恐ろしく野心的な、スケールの大きな作品でした。次はどんなすごいことをやってくるのか、楽しみです。
野ばらの杜の乙女たち
二階の窓だったら、死なない確率もかなり高いのでは。
部屋に戻っていろ、というのもむしろ拷問です。これほどの不安…
一体何があったのか、それを…彼女に知る権利はあるでしょうか?
やはりすごい家ですね。
まさか入れてくれるとは…
お見舞いに来て感情的になっちゃいけませんよ。でもこれだけ本気でぶつかってくれる、ということが…繭子さんにとっては…
あまりに強い感情ばかり。
それにしても、この画力…恐ろしいまでの表現力。
見ているだけで吸い込まれそうになりそうです。男の場所が何一つない、感情移入はできないとわかってはいても。
そして初美…この告白はあまりに痛いです。どれほどこれまで抑えてきたのか…
地獄少女
前回、自分の中で妄執になるかもしれない、と思ったので…一番いいのは、しばらく落ち着くまで読まない、感想も書かないことだと判断しました。
言うことは毎回同じですしね。
この作品の世界は、被害者は常に詰んでいる…信頼の置ける大人は一人もいない、法も警察もない、神も存在しない。でも現実には、神はともかく日本では法や警察は、検察が問題を起こしたとしても世界的に見てきわめて高い水準で機能しています。警官が賄賂を要求しない、夜になると強盗にならないというだけでも世界全体で見ればものすごいことなのです。
また自分でできることも多くあります。確かに邪悪な人間は人を支配し無力化する術に長けていますが、「自分は糸に絡められている」ことさえ自覚すれば。それが困難なことはわかっていますが。
絶望するのはまだ早すぎます、生きている限り。でも地獄行きが決定したら、それは完全な絶望なんです。
何より、単純なこと…この作品の、「死後地獄行きは決定だが強く生きる」ことが最悪なメッセージだということは単純な場合分けで証明できます。
本当に死後の世界がある、というか神を信じている人に対しては「人が全世界をもうけても、命を損したら、何の得になろうか(マルコ8-36)」。神が存在するのであれば、現世での何よりも最悪なのは死後の地獄行きです。だから信仰を持つ人に対しては、この作品は「死後の魂の行方を軽視しろ」という、信仰そのものを根底から否定破壊する、どんな神学者も決して許さないメッセージです。
また、死後の世界、神を信じない立場の人は、結局なんであれ現世の力でどうにかしなければなりません。日本という法治国家では警察など法に属する手段も多くあります。それらが役に立たない、呪いという存在しない手段でなければ事態は解決できない、「お前は無力なのだ」というメッセージ…それはそれで社会道徳として決して許せません。
今邪悪の糸に囚われている人にも、無力感を増やすだけです。うまい手段を使えば、いや見る角度を変えるだけで結構簡単に解決できる事態が多い、そのことを知って欲しいんです、僕は。
確かに、「オイディプス王」のような絶対的な理不尽、人間の無力は重要なテーマです。でもそれに対しては、「超越神による救済(子に刃を振り下ろすアブラハム、布教に邁進するヨナやパウロ)」「無力を知りつつ自らを美しくする(真実追求をやめず自ら罰を引き受けるオイディプス、信念を貫いて責め苦を甘受するプロメテウスやシシュポス)」の二つの態度が定石です。
現世の力で悪に立ち向かうことを否定し、明らかに超越神とは違う闇の力を利用し、来世を放棄して現世の生を究極目標とする、というのはギリシャ神話解釈者としても、キリスト教神学者としても、無神論道徳論者としても、これ以上ない悪と断じます。
神を信じるとしても信じないとしても、この作品のメッセージ、おそらくはメインテーマ自体が許せないのです。
僕には…ひたすら、早くこの作品が終わって、永遠先生がその本当の、デビュー作からの多くの作品で見せてきた読者に光を与える強い力を発揮して欲しい、闇の側から出て欲しい、それだけを強く強く願い祈っています。
唯一つ…このスピンオフですが、新人作家層にホラーと単行本の二重のチャンスを与えたことだけは評価しますが、でもこの作品の闇のメッセージはあまりにも強いです。
来月号…増刊作家でなかったのは残念ですけど、まあここのところ出ている外部作家の作品は面白いというかここ数年の普通の本誌連載よりまだましですし…
鳥海先生は思ったより早かったですね。ちょっとかぶってますけどどうなるやら。