なかよし2012年8月号感想

ホラー特集なら「地獄少女」表紙でもいいと思うのですが…表紙にはとことんしにくいようです。

AKBでセンスというのも面白いですね。

そして、新人ダブル読みきり!もう夢かと思うほどです。

さばげぶっ!(松本ひで吉)クギ子ちゃん(PEACH-PIT)王子とヒーロー(山田デイジー)スマイルプリキュア!(上北ふたご/東堂いづみ)わたしに××しなさい!(遠山えま)甘い悪魔が笑う(鳥海ペドロ)恋と軍艦(西炯子)AKB0048(美麻りん)AEISA(安藤なつみ)スーパーダーリン!(硝音あや)1年5組いきものがかり(フクシマハルカ)荒野の恋(タカハシマコ/桜庭一樹)ディア→ディア(長谷垣なるみ)地獄エレベーター(瑞樹しずか)予告

さばげぶっ!
やっぱりこの作品はこうじゃなきゃ、と思わせてくれました。
足を引っ張ってくれる、と予想通りに…
制限時間なし、というのが読み返すと恐ろしいことになりましたね。
いきなりトリモチ、その時点で絶望的…
あれ?サイドジッパーが見えませんが、こんな靴脱ぐのすごい時間がかかりますよ。
サイドジッパーがあればすぐ脱げます。または、戦車兵ブーツは一本の革帯で足首を巻くようになっていて、ナイフ一本抜ければ即脱げます。
銃弾が曲がる、というのはエアガンならではですね。
敵の位置が分からないのにドアに身をさらすのは無謀…
ボエー、で墓穴を掘ったのをヒット、モモカちゃんが言うとおりになってますね。
撃ったと思ったらダミーで背中から…なんてわかりやすい。
三時間…トイレは?…実戦でのスナイパーは、当然垂れ流しですw
おやつ・ゲーム・漫画・飲み物…ひでえ。というか撃てばいいんじゃ。
話してて、そのまま「いま朝食つくってるから」…バカすぎる。
にくしみはにくしみしか、でも…パンの切り方、ご飯とパン…
確かに人間の愚かさ、ですよね。
とにかく面白かったです。

クギ子ちゃん
ネジ?プラスとマイナス?…四角。アメリカのマルチツールに本当にありました。
あとヘクサレンチもあります。
なんというか、男の子らしいお化けですね。
そしてどんどん暑苦しくなっていくのが楽しいです。
男の子は本当にこんな世界で生きてるんですよ…

王子とヒーロー
このカラー扉、極上です。肌の質感が素晴らしいですよ。
王子が聞いているところでの告白。それも相手の本名すら言わないというのは…
当然の、「ごめん」…でも、それは彼女がいるから当然、と思ったら、
「彼女」「ちがうの?」…というか微妙な悪意が怖いです。
つい言ってしまって始めて気がついた思い…ため息が出ます。
朝いきなり出くわして、パニクって逃げる、ここがすごくかわいいです。
美奈ちゃんの言葉、これも正しいですよね。そう簡単に自分の心を操れればの話ですが。
いきなり「起きないとキスしちゃうよ」…おい。
そしてめぐみさんからの呼び出し、なんというか怖いにもほどがあります。
入る前、ドアが開いた瞬間「ヒーローさんに告白してすみませんでした」…こんな、あーあやっちゃった感情はないです。
めぐみさんの優越感は強烈でしょうね。かすかな危機感はあるにしても。
花ちゃんの涙に、彼女がどれほど純粋かわかる…ここのめぐみさんの感情の揺れが上手く描かれています。
堂々と挨拶できた、これだけでも重要ですよね。
「うちが主催だから」というとんでもないこと、それに「すごいじゃないですか」…すごい対応ですよね。引くでもなく媚びるでもなく、ごくごく自然に。テストで95点だったとか、そんな感じ。
針仕事しながらの涙もとんでもない表現力ですね。
で、「オレと恋しようよ」って…あんな裏切りをしておきながら…
なんというか、どっちにもとんでもない美女がついていて、いろんな意味で前門のベル後門のチェーン(違)…

スマイルプリキュア!
相変わらず豪快なダイジェスト。
みんな七夕そのものも楽しんでいますね。
みんなで手をつないで立ち向かう、ここのカッコよさがまたすごい。
最終決戦がどんな形になるのか…光が強まるほど闇も強まる、と。

わたしに××しなさい!
どちらを選ぶの、でどれだけ常識を知らないのやら。
いや、小説書くのに、他の本とか漫画とかどれだけ読んで…ああ、ハーレムルートがある作品しか知らないんですね分かります。
時間をくれ、仮の恋人として…なんというか、普通二人とも見捨てると思います。よっぽど好きなんですね、二人とも。
「自分でも止められないんだ」には呆れるにもほどがありましたね。
で、映画とか…
デートに行く、と聞いたら、なんて格好…
「きょうのおまえかわいすぎだから…」はやってくれましたね。
マミちゃんを呼ぶのは世界一間違ってると思います。ネットや本屋で調べたほうがまだましでは。
しっかりマミちゃんと楽しげにデートしてますね。
そしてクルージング、っていくらかかるんでしょうね。
「すぐにこわれてしまうような…ガラス細工をさわるように」この言葉とそれを表現する絵がまたすごい表現力です。
で、「ふれてくれ」からのすれ違い…これだから先に肉体快楽覚えちゃいけないんですね…
今までは彼女じゃなかったから、まあそりゃそうですよね。
さて今度は晶のターン、なにをすることやら。何しろ場所も不自由しませんしね。ひたすら女の夢…

甘い悪魔が笑う
デザイナー?…徹底的に男中心。
で、この美男、と思ったら女の子?…宝塚にぜひ。
そして、告白したいから、デザイナー志望の子に…さてどんな、一心に振り回されるか、いつもどおり意味不明のお色気が暴走するか…
そればかり考えてましたが、ごめんなさい作者なめてました。
ロングを却下、そして「好き」と「似合う」という、とても面白くわかりやすいテーマ作り。これも作者の力量の確かさですね。
で、できたのはこの強烈な露出…
そりゃ、こんなの見たら腰抜かしますよ。
「かわいすぎんだろ!」にほっぺキス、なんというかこの二人の恋が、これまでどんなだったか目に見えるようです。
そう、今回は、「デザイナーもの漫画」として素晴らしかったんです。
徹底的に、デザイナーもの漫画のツボから外れない。それをやってくれたのもすごいですし、まったく別の漫画としてみれば、その力量の高さがはっきりわかります。
鳥海先生ごめんなさい、今までなめてました、それ以外言いようがないです。
そして、こんな形で、「甘い悪魔」を続けながら別の作品をやることもできる、というのも新鮮な視点です。

恋と軍艦
なんというフラグ。というかわかりやすい展開。
ドキドキ、と思ったら晶ちゃんの漫画が中心ですか。
「ストーカーやっててよかった」ってかなり過激な話ですよね。
ダメ、というのを必死で抑えてるのがわかりますね。
「判断するのはおまえだ」というのが大人にとっては最も勇気が必要な、素晴らしい言葉です。まあ無責任でもありますが。
さっさとネーム、ってネームは普段の自由帳でも、普通の勉強用大学ノートでもいいんですが…
「一枚三円」って高いのか安いのか。
このピアスは重要だな、とわかってしまう…これだから女の子は怖い。
火も作っていないし真水も確保していない、サバイバル知識は二人ともゼロですか…でもまあ、無謀な遠泳をしようとしなかっただけマシですか。
やっと男の子と女の子らしい会話になってきて、ラブコメ…と思ったら町長さん。泣くに泣けませんね。ちくしょおおおおおおと夕陽に絶叫したくなったでしょう。
そして恐ろしいことに…大人失格にもほどがありますねこれは。
まあ一晩、両手に花で贅沢に過ごしたのでしょうか。
ま、懐中電灯があればSOSは簡単に発信できます。
逆に、懐中電灯でのSOSは、見た人はすべて真剣に取る義務があるので絶対にいたずらしないこと。人命に関わる重大犯罪になりますよ。
他にも懐中電灯一つあれば、工夫次第でいろいろとできることはあります。
確かにこれは、全面的に大人である町長が悪い…
さてどんなことになるやら。

AKB0048
大舞台、初々しいですね。
乃愛ちゃん、相変わらず完璧で…努力でできることは極めてる、と。
ちゃんとした休みじゃなく、なし崩しの休みがあるというのはどうなんでしょうね。
まあ、巨大宇宙船というシステムがあるといろいろ違うでしょう。
昔の、新幹線・飛行機以前の、宝塚の地方公演を考えればいいのでしょうか。
みんなでのお泊り会、そうなるとまず乃愛ちゃんのことばかり考える…子ども時代戻りたい願望かなり強いですよね、この子。
しかし、「お泊まり会しようよ」と叫ぶ表情、かなりぶっとんでます。
それで無視してジュースすすってたり、いろいろすごい。
みんなの浴衣とか枕投げとかも楽しそうです。
お菓子の種類はそんなに変わっていないんですね。
怖い話になるのも当然、ですか。
AKBの恋愛は禁止、って今かなりやばい話題だと思うんですが。片思いはOK、というのは上手い。
「乃愛」…そりゃ引きますよね。
そしてトイレに行ったら怪談、というのもお約束。
悲鳴上げてるときの顔がすごすぎます。ぜひパパラッチしてフライデー…
たかみな先輩も、同じ痛みを経験していたから…それを共感できる、だからこそ厳しい言葉も言える…いい絆ですね。
そして、歌が全てを…でもやっぱり怖い、というオチがまた絶妙です。
やっぱり実力の高い作家ですよ。

ARISA
復讐を望んでいない…「きみを救うために」…すれ違い?
というか警察の無能はつくづく…狙撃兵も配置してない上に逃げられる…
サミット中止、というのはこれまで起きたことがあるでしょうか?日本警察全体の大失態です。
逃亡犯は死んでいなかった…死体を処分するのは大変ですが、自分の足で歩ければなんでもない。密室トリックの基本ですね。
「王様のいいなりだったのはおまえらだろ」と、やっと大切なことを言ってくれた…
というか緑を、サミット中止テロリストを逃がしてたんですね。無能とかそんなレベルじゃない…
自殺しようとした時点で手を撃ち飛ばすことはできるはずです。絶対に背後関係を吐かせなければ…公安がでっち上げればいくつか左翼セクトや目障りな人権団体…共産党などと違い存在そのものが警察の利益にならないグループを潰せるかもしれませんし。
ありさが出てきて、そこで…というか警察、なにやってんねん最後の最後まで。
次回、最終回の予定ですが…これだけの作品、どのように幕を引けるか、安藤先生も作家としての正念場ですね。

スーパーダーリン!
グループ組んで、そりゃ大変ですよね。
これだけじゃれついていても見えない、ってある意味魔法ですね。
「見ためだけでも…好みじゃないですか?」…自分を美形と自覚してるって強いですよね。
見ただけじゃ人がわからない、でも人はちらりと見ただけ、ちょっと声を着ただけで膨大な情報を得られる動物です。
正確に言えば、膨大な情報を受け取って、きわめて強い判断をしてしまう動物、というべきでしょうね。その判断が正しいかどうかは…間違いの例が多すぎます。
でも、何の判断もないより判断がないほうが…というのはその判断機構の誤作動のせいで死んだ、ナチス時代のユダヤ人たちは納得しないでしょうが。
財閥の総帥…そりゃ厄介ですね。
なんというかどうしようもない難題ですね。
いや、単に…そう、ちょっと大柄、ということで人間そっくりに加工したパワードスーツみたいなのに…それでもこの魔法レベルの空気女は無理でしょうか。…モビルスーツサイズでも…
「ちゃんと見てないんでしょ」…「見えてるとか見えてないとか」…もしかして、本当は目が見えない?と思ってしまいました。バカです。
人の顔の区別がつかない、確かにそんな症状はあります。正確には…サックスの本を読むほうが確実です。
この、閉じこめる…逆に彼女は何を立ち聞きしても決して気づかれることはない、無敵のスパイです…単なる偶然でしょうか?
マンホールの重量を持ち上げられるかどうか。そして、どうやって披露するのか…まあ、あの呪いの強制力が働けばなんとかなるでしょうけど。

1年5組いきものがかり
プールでの遊びは…溺死者が出るととても理不尽なことになります。
大人世界は責任というとんでもない通貨で動いてるんですよ。
このモンスターたちを、どうできるというのでしょう。
…人魚の男版はいらないです。
というかエロモンスターたち、…いろんな、エロんな意味で竜宮城ですね。
「カレらにたのまれた」という真相が心温まりますね。
「どんないきものでもぜったいみすてない」…ため息が深く出ます。日々出ている、そして大震災での膨大な犠牲を思ってしまって、胸が痛いです。
「ぬいで」には驚きました。
そしてみんなまとめて連れてきて、また新しいメンバー…大変ですね、いきものがかりは。
というかもう、人間何人分の衣食住?どうなってるのかは考えないことにしましょう。それ以前にダチョウとかワニとか、動物園級の予算とノウハウがあるようですし…

荒野の恋
懐かしいタイプの電話、独特の雰囲気…
「きのうまでわあわあ泣いて」とか、この蓉子さんとの関係も絶妙なリズムですね。
女の子が二人着物で、胸がなんだか痛くなるような光景です。
金魚、と荒野ちゃんのことしか見ていない阿木くん…江里華ちゃんの反応、は?
帰ってきたときの父親、おやすみなさいに…安らかにをつけたくなります。
ときめきがなくなってから、そのほうが人生が長い…
悠也くんの字を見ただけでも、この表情が絶妙です。
大変なブツ…レンタルでなければいいんですけどね。延滞料高いから。
女の子たちも、結構興味ありますね…
まだ、性を拒絶している…女の子同士の会話が、なんだか痛いです。
変わりたくない、というのがインフルエンザになってしまう、親というのは無力ですね。
そして、阿木くんの告白…ひどい言葉で断ったのに、女の子の陰口に…本物の男、もったいないぐらいの、というべきですね。
謝らない、なにもいわない…それは正しかったと思います。No、その一言以外に言葉なんてないですよ。
悠也くんにも、女の子…別に恋人とは限りませんが。
彼女の青春はまだまだこれから、でしょうか。なんというか、「水色時代」のイントロ台詞が流れてきそうです…みんなはとっくに青春まっさかりですが、彼女は…

ディア→ディア
 入学式から一ヶ月、まだ友達のいない花子ちゃんのところに変な男の先輩が「ラブレターを渡しに来た」とやってきた。
 他人のラブレターを渡すのが、趣味なのかボランティアなのか、だとのこと。
 何通もあるけど、花子ちゃん自体はむしろ迷惑。というか自分の名前も嫌いで、「ラブレター係」には「くりすてぃーな」って呼んで欲しいとか…
 実は彼女に友達がいないのは、美少女過ぎて近づきがたいから。でも、「ラブレター係」が「花子リーヌ」などと呼んでくれたりしたことから、少し周りが近づくようにはなってくれた。
 それで、自分から「ラブレター係」に「友だちになってください」という…

きわめて不思議な質感に、最初から虜…
話しかけて欲しい、という孤独の理由を最初から出さない、それも長所も短所もある…とにかく突然飛び込んで、「ラブレターをわたしにきた!!」の衝撃を優先するため、というなら納得です。
その髪の毛や衣服の強い質感が、すごく雰囲気を盛り上げてます。
彼がラブレターをくれるのではなく、単なる郵便ボランティア…
名前談義がまた楽しいですね。
クリスティーナ、には爆笑しました。かわいい。
中身もラブリー、と言ってもらえるのは嬉しかった、その心が丁寧に描かれているのもいいです。
ここでやっと、なぜ一人ぼっちなのかが明らかになる…遅いといえば遅いですが。
いきなり「花子リーヌ」にはびっくりしました。そりゃまあいいあだ名になりそうです。
自分の名前がすごく嫌い、でも「かわいいね」といってもらえてなんだか嬉しくなる、この気持ちの動きが丁寧に描かれていていいですね。
「かんがえすぎだったんだ」という、とんでもなく淡い描写もふわっと心に染みついてきますね。
変人なのに友だちがいる、だから…名前とか容姿とか、気にしなくていい…分かりやすくて丁寧な作品です。
それで、「友だちになってください」という頼みの大胆さ、発想にはびっくりしました。
ここから少し二人とも目が手抜きっぽくなるのも楽しいですね。
それでクラスの子にも話しかけるようになって…
そして、仲介であってもラブレターを渡しているのに嫉妬する、でも自覚はまだできない、と恋心の描き方がまた繊細です。
それを、さっきの行動でできた女友達と相談できたことで恋心だと自覚できた、この心理描写の積み上げの丁寧さが素晴らしいです。
ラブレター先輩が、手紙にこだわる由来を語り始めるのを斬り捨てる、ここが絶妙なユーモアになっています。
そして告白シーンになだれ込むのも、なんというかそうなるのがわかるからこそ、待ってましたという感じがすごく強いです。
「い ります」と取る、そのあっさりした描写と、底に流れる限りなく暖かい愛情…
本当に素晴らしい作品でした。
年齢とか関係なく、とにかく順調に伸びて活躍して欲しいです。そのためにも増刊は復活させてください!

地獄エレベーター
 マンションに新しいエレベーターができ、旧エレベーターは使われなくなった。
 そのエレベーターの階数ボタンで、人が「好きか嫌いか」を教えあう…りおなちゃんはそんな遊びを、親友の友亜ちゃんとしていた。大嫌いが1階、大好きなら8階、というわけ。
 ある日、文化委員の高野さんに、さぼっていた文化祭の展示作品をさいそくされて、1を押したのだが友亜ちゃんは8を押した。
 それでちょっといらいらして、「きらいだから」とエレベーターを降りてしまい… 

冒頭から、手首の飾りでりおなちゃんをしっかり個性づけています。このように細かいことを忘れないのが、瑞樹先生のさりげない強みですよね。
抜けたときのあっさり感じも見ていて楽しいところです。
「あたしにばっか失敗したお菓子」って好きな子をいじめる、では?
「まじで?」反応する表情、すごく小さいのですがものすごくかわいいです。
突然、極端に違う反応が出てしまった…男の子ではなく、女の子の友情で嫉妬になる、というのもリアルでいいです。
ここのチビキャラ同士の会話がやたら楽しいですね。
それから、じわじわ、と盛り上がっていく、でも表面は普通に、丁寧に心情の変化を描いていく…
友亜ちゃんの、自分は知らなかった面が見える、それが気に入らない、というのも繊細な心情描写です。
読み返すと、どんな風に罠にかかっていったかがわかるのも丁寧な話作りです。
そして、いきなりエレベーターが壊れた…というか生徒が死亡事故にあって知らされないのも奇妙ですが、それは…この事故自体を起こした悪霊が工作していた、というようなことでしょうか。
どんどんエレベーターが暴走していく、という恐怖感もよく描かれていてスリルがあります。
そして、きれいなエンディングと思ったら急転する、このどんでん返しも面白いところです。
華やぎのある部分をうまく恐怖に転化していますね。
想像以上に幅の広い作家です。これからもいろいろなジャンルで、どんどん活躍して欲しいですよ。
…といっても、増刊がないままでは、地獄少女激こわストーリー(恐怖実話)・いじめ実話・感動実話以外に何もないのですが…こうして本誌に読み切りを出すようになれば、少しはましでしょう。

、あれ?ええと…うん、「なかよし」で間違いないです。「りぼん」でも「ちゃお」でもありません。
二号連続新人読みきり?うん、痛い。夢じゃありません。
ええと、今見ているのが願望のあまりの幻覚じゃないと、どうすれば確かめられるのでしょう。

…本当に本当に本当に?編集人の名前は変わりましたが、やはり今までがおかしかったのでしょうか?
ならとにかくどんどん新人読みきりどんな形でも出して、ぜひとも増刊の復活を!

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