なかよし2014年12月号感想
なんか上品な表紙ですね。中身とはギャップがありますが。
ケロちゃんの付録はすごく懐かしいです。高級感もありますし。
プリキュアの単行本化はとてもうれしいです。
これほど素晴らしい漫画はそうない、単行本されないことは大損失でした。
2.5次元彼氏（あおいみつ）さばげぶっ！（松本ひで吉）わたしに××しなさい！（遠山えま）百鬼恋乱（鳥海ペドロ）きぐるみ防衛隊（星野リリィ）嘘つき王子とニセモノ彼女（美麻りん）利根川りりかの実験室（長谷垣なるみ）出口ゼロ（瀬田ハルヒ）クギ子ちゃんがいる！（Peach-Pit）初恋少年少女（フクシマハルカ）恋と軍艦（西炯子）小学生のヒミツ（中江みかよ）FAIRY TAILブルー・ミストラル（渡辺留衣）恋するふたごとメガネのブルー（山田デイジー）ハピネスチャージプリキュア！（上北ふたご／東堂いづみ）少女結晶ココロジカル（高岡しゆ）かみかみかえし（遠山えま）予告
2.5次元彼氏
友だちが恋話をしていても乙女ゲームに浸ってる恋乃つむぎちゃん。
恋？いやトッキー（土方の影武者）が現実に出てきたら…そんなことを言っていたら、おっさんにからまれたときに、剣道着姿の美形が助けてくれた…
そして父親の仕事で、（コミケやアニメ目当てで）都心に残るため父親の友人の家に引っ越すことになったが、そこには…
トッキーとしか思えない美形はもちろん三次元の現実の人間で、しかもオタクアレルギー。
いかにも純情そうな女の子。さて彼女にはどんな秘密があるのでしょう。
…乙女ゲーですか。なんともコメントのしようがないです。
「いつわり新選組」の設定も面白いです。
なにもかも興味がない、って今の子は公園や森で遊べないので、放っておくと勉強も運動も遊びも悪事すらできない、壊れた人間になってしまうという記事を読んで心底ぞっとしたことがあります。
それがきっかけで隣の子とも話すようにとか…ゲームは偉大ですね。
小夜ちゃんもけっこうはまってますね、比較対象がいるとそれほどとは思えませんが。
現実に…本当にそうなったらかなり大変ですよ。「おちもの」の、法律的ごたごたを全部しっかり描いたらどんなややこしいことになるか。
このおっさんのわかりやすさも面白いです。そして…やってくれますね。こういう決めシーンのパワーはつくづくすごい。
…でも竹刀を人に向けるのはやめましょう。有段者が目や喉を突けば包丁より簡単に人を殺せます。
「現実逃避で」と思えるのは冷静なのか何なのか…
というか、新撰組の影武者のような立場の人間が、人助けなんてしたら任務放棄で切腹ものだと思いますけどね。
いきなり自分の服を脱いで着せ掛けようとするとか、現実の人間としてみたらもはや変態に近い…
普通にイケメンとの出会いじゃなく、とことんどちらも言動が痛いのが面白いです。
引っ越した先に…パターンって本当にいいものですね。
で、本当に二次元から召喚してしまったと思っていたとは…ある意味すごい。
落っこちて抱き留められるというお約束から、オタクアレルギー…なんか早くもドキドキ同居は終わってます。
というか男の子と女の子を同居させる時点で父親もその友人も非常識ですって。
さばげぶっ！
なんで大和なのにFA-MAS？
SWATがアメリカ特殊部隊、というのは間違いではないですが広すぎます。警察の特殊部隊です。
SASも、どうせ注を作るなら正式名称（Special Air
Service）ぐらいは…
出番が少ない…確かに。
後ろが傷だらけの甲冑…ヘタレですね。
兜をかぶってみたら幽霊にとりつかれる、というのもわかりやすいです。
ロシアンルーレットっていきなり過激な精神鍛錬ですね。…コネで在日米軍に放り込まれて中東に行かされるよりましか…
バンジージャンプ、楽しそうですね。
そしてこの真相…いい話にしておいて、どう落とすかと思ったら…まあおとなしかったですね。
四コマは宇宙？約一名宇宙服が特注になりそうです。
エアコンつけっぱなし…これはダメージ特大です。風呂出しっぱなしとどっちが悲惨でしょう。
「尻のほうを火が出るまで」は、ホーンブロワーシリーズを知っていると三倍楽しめます。
例のタンクが流星、というなら…火葬場の煙も僕は常に吸ってますしね。
空気漏れの音がする私物はそりゃ怒りますよね。
冷凍睡眠で「こなごなにくだけている（火の鳥未来編）」もお約束です。
わたしに××しなさい！
彼は普通の感想を言っているだけですけど、そりゃ深読みしますよね。
「大事な脅迫材料」と堂々と言ってしまうのがクズすぎます。
いっしょに読む…拷問ですね。
どういう小説が「いい」のでしょうね。
「時雨にいってほしいセリフを」この泣き顔がものすごく魅力的です。
対談スペシャル、って顔出しですか？あ、顔や声はかくす方向…
そして、ずっと楽しみだった晶くんとマミちゃん…モデルになるとかいう話ばかりで告白の返事は？と叫びたいぐらいです。
ああまた引き延ばされた…次にマミちゃんが出るときは幸せいっぱいのトロトロ顔であってくれますように。
こんな対決なんてどうでもいい、晶くんとマミちゃんのラブラブをーっ！
百鬼恋乱
見ることができる立場から見れば自明なのに、そんなことも見えない人間の愚かしさがたまらない…
犬はガンをかぎ分けられるといいます。犬の心が人間のようであれば、「何年警告したと思ってるの、なんでこんな（犬なら）誰にでもすぐわかる病気を何年も放っといて死んじゃうの」と叫んでいるでしょうね。
肝心なことを言っていない…何もかもぶちまけてしまったし、それをいうゆのんちゃんを二人とも止めない…
ココちゃんの悩みぶりを日常から丁寧に描くの、さすがにすごくうまいです。
そして、一晩だけでも食事をめいっぱい楽しむ…
「全員なんとかなる道をさがしてる」というのはすごくうれしい言葉です。
ゼウスのところ…でも運命を変えたりしたいなら、尋ねる先が違いますよ。
きぐるみ防衛隊
片付きすぎている部屋というのもCMみたいで現実感がないですね。
崩壊した家庭、それで…なぜ、五月くんのパートナーも男にしたんでしょう。美女にするのは難しくなかったはずです。
「あんたもいつかいなくなる人だ」と、そう正直に言うこと自体かなり心を開いていますね。
ろくでもないことってどんなことでしょう。
これまで彼は場違いな感じだったので、掘り下げはうれしいです。
嘘つき王子とニセモノ彼女
それまで見られている、というのもすごいですね。
言ってしまっているのにまだごまかす、でもこれも…彼が逃げ道をくれた、ということですよね。
さらにベストカップルコンテストとか、もう熱はすっかり下がったようです。
「そーゆー回路ないから」で、監視がばれたのもそれはそれで親切では？
緊張すると姉御になるというのはある意味お得ですね。
一種の錯覚、でも…人間にとっては錯覚のほうが現実より上ですよ。
ひっぱたいてしまうのもすっとしました。
学生寮使用許可証…宿がちゃんと用意してあるなら、もっと早くそういえばよかったのに…
でもそりゃ怒りますよね、それだけバカにされたら。
飛び込んでキスした、と思ったらそれも寸止めとは…
今回の隼人くんのやさしさ、そこだけ丁寧に見たらすごいですよね。よく見て包み込んでくれているような。
利根川りりかの実験室
二人で美術館…何が待っているのやら。
宝石で元素の話をするのは女の子にはとても嫌われますね。でも宝石は元素の入り口としてはとてもいいです。
パスカードを落として、いったい何が起きたのやら…ラブラブの食事なのに、えらく緊迫感があって胸が痛いです。
そして意外と厄介な事件になっていきます。まあすぐ警察に任せないのが奇妙ですが…
すごく単純でわかりやすいトリックですが、勉強になるのはわかります。
展開と感情表現はどんどんうまくなっていきますね。やはり連載の成長ってすごいです。
出口ゼロ
「いろんな角度から」ならできるんですよね。
レディ・クイーンのセーラー服？…いろいろと強烈です。
えげつない仕掛けですね。どこをいじれば人間がパニックになるか、よくわかっていらっしゃる。
「レディ・クイーンはいったんだ「ちゃんと全員乗れる」って」…えげつないけど嘘は言わない、信頼できるゲームマスター、とみていいでしょうか？
さて、どんな謎があるのやら。
というより全員でゴールにまたたどり着くこと自体が難しそうです。
クギ子ちゃんがいる！
おかしいこと…いやほかにもほら…
テルテル坊主も考えてみるといろいろ怖いですね。
小さい姿のままさらわれて…どんな奪還作戦でしょう。
初恋少年少女
半年、ある意味遠距離…すごく幸せそうですね。
というか休日とかは合わせられないのでしょうか？
「自慢の彼氏」…これは恥ずかしい。
「三十分しか会えないからこそ燃えそう」もその通りですよね。
勉強もすごく熱心にしている…大変ですね。
「リップの出番」「報告必須」とかも楽しいです。
キスのことしか考えていない、これって読み返すとつらいでしょうね。
プレゼントを彼の兄弟姉妹にあげてしまう、でも忍くんは何倍もうれしかったと思いますよ。
そしてキス…うわあ。
さらに指輪まで！
幸せすぎる、と思ったらこれは…見ていてすごく痛いですね。
「アンタにはわかんないと思うけど」…そう、立場が違う人間がわかり会うってすごく難しいんですよね。
責めてしまう気持ちはよくわかります。
すごく強い痛みが伝わってきますね、キスまでが幸せいっぱいだったからこそ…
ものすごくうまいです。あらゆる細部にいたるまで。
恋と軍艦
母親も意地悪ですね。
これは一日、期待なんてもんじゃないですね。
で、篠原さんは…うわ、すごい高級品。
お礼に努力賞の知らせ、最高にうれしいお返しです。「素直によろこべ」と抱き上げたりとか。完全に娘扱いですけど。
そこでこの中傷の手紙…
「こぼの実にかかわってる人物の」と、真犯人が言うのは苦笑するほかないです。
陽くんはつくづく気の毒としか言いようがないですね。
でも…こんなことをいっても香菜ちゃんは、陽くんのことしか見ていませんよ。
つい最近までだったら怒って拒絶して、陽くんに当たっていたはずでしょうから。
小学生のヒミツ
これが最後…転校でしょうか。
男子のタッチがかなり簡略になったのも、連載でのすごく大きな成長だと思います。
で、こんなときに男子と女子がケンカに…まあこの年代、よくあることです。
そして女子のほうが肉体的に強いのも。
稽古日でないのに先生に電話して練習させてもらう、ってすごくこの年代にしては行動力ありますね。
「男子のみかたするの」…単純な敵味方思考ってつくづく恐ろしいです。
そしてすごく音痴な声で練習している…アリを潰している、というのは残酷ですが。
それで、男子の側も敵味方思考で…そりゃ、もう知らない、ってなりますよね。
そして本番ではみんな…カケルくんがひどい声で必死で歌うの、胸が熱くなります。
本当に毎回すごく素敵な話ばかり、うれしいです。
FAIRY TAILブルー・ミストラル
たったの四人…マガジンの「たったの四人」ですからねえ。そう…この盗賊にはこの言葉を贈りましょう。「おまえは少年誌をなめている」
まさしく鎧袖一触。強すぎる…
攻撃されると強くなる、という敵には、定番の攻略法がありますね。…予想通り。でもすごい迫力です。
シュウさん、そんな簡単に死に逃げしようとしちゃだめでしょう。
そして、愛情を込めて語りかけるヨシノちゃんの言葉もすごく丁寧に描かれています。一つ一つ、すごく思いが伝わってきます。
そして竜の宝にはどんな秘密が？もう安心して楽しみにできます。本当に実力高いですよ。
恋するふたごとメガネのブルー
やっと、丁寧に応えてくれた…
ももちゃんも、やっとすっきりできたでしょうね。
そして、誤解ですけど笑いあっている二人を見て胸が痛むさくらちゃん…それで気持ちが動くなんて、皮肉ですね。
はっきり振られたからこそ、仲よく笑いあっているというのに。
「青くんの気持ちは青くんのものです」という言葉、しびれましたよ。なんていい女でしょう。
そしてそれから泣いてしまうももちゃん…なんていい女なんでしょう。強調する言葉も思いつかないほど。
「まちがってない」にしがみつく、それ自体が間違いなんですけどね。
正解、とそれにこだわってしまっている…
キス、を見てがたっと動きそうになる青くん、もはや最低と言っていいですけど、そんなプライドよりももちゃんの言葉を大切にできる…最後の最後で男になったようです。
キス、そのときにとうとう限界が来てしまう…すごく辛さが伝わってきます。
で、思いきり鉄拳で「気づくのおっせえよ」、これすごくうれしくて大笑いしています。
それでいつもどおりにぎゃあぎゃあ、まったく…そりゃ笑うしかないですよね。
有永くん、いい人にもほどがありますよ。
「おまえら以外学校じゅう全員が両思いってしってたから」…おひ。
そしてまっさきに姉のところに飛んでいく…そして「おめでとう」と抱きしめる、つくづく最後まで…
心からほっとしています。
これまでの連載で、いつも似たようなパターンになる、せっかくの才能を読者を痛めつけるのに使ってばかり…読み切りは最高なのになぜ連載は、この連載もいつそうなるか、とばかり思っていましたから。
ちゃんと今回は最初から最後まで、楽しく暖かく、読者を必要以上に傷つけずに伝えるべきことはしっかり伝える、本当に理想的な作品でした。
やればできるんじゃないか、と背中を叩きたいほどです。
逆に神経は使ったでしょう…お疲れ様でした。
とても楽しめました。
番外編も楽しみです。
ハピネスチャージプリキュア！
ええと、下級職員の皆様とてもご苦労様です。
自分だけイノセントフォームになれない、というのは『ダイの大冒険』でのポップの苦悩を思い出しますね。
勉強をやってできるようになる、というか勉強は「やればできるようになる」ことだから貴重なんですよね。現実にはほとんどそんなものないですから。
大好き、という思いでイノセント…なるほど。
さて、黒幕の支配から彼女をどうやって助け出すか、いろいろ大変になりそうです。
少女結晶ココロジカル
覚悟を決めて、小さい頃の記憶が…おばあちゃん（若）と踊り切れば…
一月、二月と順に回っていく？
二月は、ベラが見守ってくれる…
というかフラメンコもベリーダンスも、しっかり身に着けてたんですね。
ここの透明感のある美しさはさすがに素晴らしいです。
さらにカゲツさんも参戦…それぞれの月の英雄とも、会いたかったです。
全ユーザーのログアウト、それはそれで現実世界側の負担も大きいでしょうね。
それにこれがインターネットの発展形であるなら、オンラインの商取引・融資関係も崩壊するでしょう。
ガーネットは崩壊している…
そしてカゲツが、ムツキ？…これはもう少し伏線が欲しかったです。
結局BOXの復旧はまだ先…大変ですね、それまで。
ダンスと一体化した生活…どんなものでしょう。
そして英雄たちとのオフ会、これはこれで楽しいでしょう。
というかあれだけ頑張ったのにハルトendじゃないというのも気の毒ですけどねえ。
最後、強引に畳みかけましたが思ったよりきれいに終わっています。力技を選んだのは正解だと思いますよ。
とても野心的、だからこそその半分で終わって…でも、すごく大きいものの半分は、それだけでもすごく大きいんです。
すごく楽しめました。
次回作もすごくすごく楽しみにしています。
かみかみかえし
そう、ニニギのメンクイのせいで僕らは短命になった、というのが日本神話です。
というかこれなら十分美女じゃないですか、変なお面かぶってるだけで。
当主もまだラスボスじゃない？
「男でも…」とか、今回はこっち側を掘り下げる回でしょうか？中身のない絶対悪にしておいたほうが楽だと思いますけど。
結構真剣に巫女の勉強…やっとまじめな努力が始まりましたか。
「フツーで悪かったわね」は苦笑しましたけどね。
で、封印解除とはまたあん…
巻物の中に、というのもこれまた…
あっさりぱくっとましろちゃんを呑み込んでしまうのは苦笑しました。
で…特訓中の攻撃はルール違反ですよ？さて、攻撃してはいけないということはよほど…
六十周年記念、と。
今回二本終わって、新連載は…なし。
単に本数が減るだけ？五十周年では別冊付録とかありましたよ？
セラムン第一回の再掲載とか、何かないんですかやることは？連載作家人のイラスト入り年賀状、だけ？