なかよし2015年2月号感想

新連載がドーンと表紙とは、気合が入っています。

表紙&巻頭カラーの新連載自体が久しぶりの気がしますね。
それは人気作家陣は長期連載に固定され、それ以外の作家は期待度が低い、ということですが。

まんが家セットも前に成功したので…どれだけ売り上げを伸ばしてくれるか。

あ、ネット発表ですが「君を」もここで。というかこれはさすがにふざけるなと叫びたくもなります。増刊復活しろっての。
もう誰がどこで初登場しているのかわからない、どこに何人の新人作家がいるのかまったく把握できなくなっています。

ミニ色紙&私物プレゼントで懐かしい名前を見たのはうれしいです。

伯爵さまは甘い夜がお好き(フクシマハルカ)さばげぶっ!(松本ひで吉)鬼灯の冷徹(江口夏美)嘘つき王子とニセモノ彼女(美麻りん)小学生のヒミツ(中江みかよ)恋するふたごとメガネのブルー(山田デイジー)利根川りりかの実験室(長谷垣なるみ)2.5次元彼氏(あおいみつ)クギ子ちゃんがいる!(PEACH-PIT)FAIRY TAILブルー・ミストラル(渡辺留衣)わたしに××しなさい!(遠山えま)出口ゼロ(瀬田ハルヒ)きぐるみ防衛隊(星野リリィ)ハピネスチャージプリキュア!(上北ふたご/東堂いづみ)百鬼恋乱(鳥海ペドロ)君に触れたい。(あやあや)君を動かす春が来る!(春待ポッティ)予告

伯爵さまは甘い夜がお好き
オレンジの髪のことで泣いた日はお母さんがいつもお菓子をつくってくれた…
髪の色が問題になり、製菓学校からも落ちるし男にも振られ、のえるちゃんはどん底。
それをごまかそうと木の上でお菓子を食べていたら、手が滑ってお菓子を追って落ちて…あれ?なんでみんな和服コスプレ?

…『やまとなでしこ同盟』を覚えている読者は苦笑するでしょうね。
冒頭部の、すっと素直に心に入る言葉はさすがに素晴らしいです。
一気に振り回して、落っこちるように…コスプレ、と思うのは当然ですよね。
馬車は走っていますから明治時代でしょうが、まだまだ攘夷の風はある…そこでいきなり白馬の王子様、少女漫画のお約束をここまでぴたりぴたりと決めてくれたら文句はありません。
さらに洋菓子を作れる、とそこまで条件をそろえてくれて、都合がいいにもほどがありますがそれこそ少女漫画としては最高の口どけと口当たりです。
日本人には…そりゃ、当時の日本人に洋菓子は無理でしょう。…当時、どれだけ素材がそろうかもわかりませんが。
ビスケットを作れる小麦品種を品種改良で生み出す、または西洋から小麦粉を輸入できるようになるまで百年軽くかかったんです。当時(明治:1868〜1912)はパナマ運河(1914)も飛行機(ライトフライヤー1903…貨物輸送などはるか先)もないことをお忘れなく。
材料不足はすさまじいまでですね。でも、牛乳が供給されるようになったのも大変な歴史があるんですよ。
ひたすら振ってバターを作る、それができるのはすごい知識です。
ベリーパンケーキ、日本にはない、まさに洋菓子の発想ですね。当時はアメリカらしすぎてヨーロッパでは嫌われるかもしれませんが。
どうやって、とやっと考える余裕が出たら…彼の要所要所での甘すぎる誘惑にはくらくらしますね。もう宝塚のノリです。
「僕の妻だ」はすごすぎます。大笑いしました。
この時代にここまで少女漫画らしい少女漫画を読むことができるなんて…この作品だけ1970年代にタイムスリップしたようです。嬉しくて仕方ありません。

さばげぶっ!
ヤミー登場、ネットにこういう問題は常ですね。…今は警察が動くと思いますが。
父親がいそがしい、これもある意味パターン通りですが…さてどんなことになるやら。
モモカちゃんが「仮にもこのコの父親なんでしょ」と正論を言っている…ページをめくるのが楽しくてなりません。
…一億を「とろうじゃないか」は爆笑しました。
殺害予告を自演したら、それこそ警察が動いてえらいことになるのでは…というかこの場からネットに垂れ込んだら大祭りに…
そして怪我をしたのでどうするか、この展開は予想外を通りこしてました。すごいすごすぎる。
「わたしのステージよりもりあがってない」…この才能も父親のほうが圧倒的に上ですか。
もう笑いが止まりません。

猫の爪切りはこんな装備では…
猫の、「喜怒哀楽を超越した」は大爆笑しました。そりゃ医者行くの嫌がりますよ。
忍者が猫のふりをしたところに侍が押し寄せるのは大笑いしました。

鬼灯の冷徹
今度は「モーニング」から…
機嫌悪そうですね、みんな。
死後の解説はありがたいです。
ちゃんと公務員状態になっているのは苦笑するしかないです。
「圧迫面接です」とストレートに言うのもすごい。
自動深爪機…地味に残酷な拷問ですね。
まあいずこも同じ…いや、人道の就活地獄のほうがよっぽど悲惨でしょう。受験地獄も悲惨でしたが。人道はまさに餓鬼道・修羅道・畜生道の複合です。
これで「モーニング」のコミックスを読む読者はどれぐらいいるんでしょう。というか逆に「モーニング」に「なかよし」作家がゲストすることはないんでしょうか。

嘘つき王子とニセモノ彼女
なんかのんびりしていますね。
と思ったら理事長の招集命令?…どこの鹿鳴館?日本に社交界なんてあったんですか?
そしてこのとんでもないメンバーに囲まれて、つい怖い顔であいさつをしてしまって…しーらない。
「父親と祖母だから」ってあっさりすごいことに。
「立ちなよ」はかなり強烈な怖さでした。
そしてジーニアスの名誉を守るための容赦ない変身…怖い、というのも宝塚系にすればかえってプラス、と…
いきなりの「もらっていいの」にはびっくりしました。許す、蜂蜜風呂状態をぜひとも。

小学生のヒミツ
なんか「12歳。」みたいな連中がいますね。
別れる原因トップ3…リアルですね。
つきあうことに、という以前に人を好きになることにも、男の子そのものにも慣れてない…
それ以前に男も女も変化が激しすぎて、それどころじゃないですよね。
「どこかいかない」…一気に踏み出しましたね。彼の心の中はもうパニックです、男の僕にはわかります。
「期待している父」がかわいそうすぎます。
彼のほうからてをつないでくれたのは…彼もどんなにどきどきしていることか。
自分の採点がどんどん厳しくなって、それで一杯になってしまう…これもよく伝わってきますね。
恥ずかしすぎて涙が出る、という繊細さは心が震えるほどでした。でも彼は誤解しますけど。
そして、他の子に待ち伏せられていて泣きながら素直に言える…ため息しか出ません。
すごく素敵な二人…ゆっくり見守っていたいです。

恋するふたごとメガネのブルー
なんで初詣に男同士で…薄い本が厚くなりますよ?
いきなり「ハルタとのケンカの原因は」って、すごい洞察力。
そして今度は、有永くんのサプライズパーティー…
空くんのやきもちがすごくかわいいです。
パターン通りの「余り物どうし」になっていないのが嬉しい。次の番外編もすごく楽しみにしています。

利根川りりかの実験室
なんかおかしい人がまた一人…そのために助っ人…「火花出せる人」ってたくさんいすぎます。
平賀源内とはわかりやすいのを出しましたね。…ロバート・ジェミソン・ヴァン・デ・グラフさんとかでもいいのでは?
昔は科学者も万能文化人でした。
面白いから、というのははっきりしてますね。
この人は画家としても優れてますから漫画は描けますよね、現代的なやり方も習えばすぐに。
「才能ないっていわれんのが」そりゃ怖いですよ、誰でも。…そして、評価されることの恐ろしさもしっかり出していますね。
特にひどい評価は、まるで胸に溶岩を垂らすように、ネズミに食い破られ続けるように苦しみが続く…だから僕は、原則として感想は甘く書いています。言葉を凶器に、呪いにしたくないので。
たった一つの夢…彼の夢は何だったのでしょうね。
新しい時代を見出す洞察力…それは、あの時代では、あの程度の罰では足りないぐらいの、最大の罪でした。
落ちは大笑いしました。まさにトリックスター。
こういうしっかりと面白い作品はすごく価値がありますよ。

2.5次元彼氏
メディアミックスにミュージカルが入る、というのは現代演劇界においても重要な潮流だと思います。
声優と俳優の違いは結構少ないですし、若い俳優を育てる場として考えてもとても重要でしょう。特に歌の世界がAKB一色で新人男性歌手が出られない時代になっていますし。
ここから、次代の大河ドラマ主演者が育つかもしれない…そう思えばとても大切です。
生きる次元がちがう、というのはとてもよくわかります。
…そう思ったらなぜ隣に…そしてそのカッコは…
「なんの劇だ?」とか、スリルが激しすぎます。
そしてミュージカルが始まれば、もう夢中に…やはり筋金が入ってますね。
「史実とちがう気が」で済ませていいんでしょうか。夢中になっているつむぎちゃんを見ている、男側の心の動きも繊細に描いているのがさすがの実力。本当は正統派で「なかよし」トップクラスの実力を、こういう形で出しているのが嬉しいです。
オタク二人のトーク、これはさぞ楽しいでしょうね。こんな時間を過ごせたら幸せでしょう。
そしてトッキー役の声優兼俳優が怪我をして…舞台での事故はシャレにならないですから…そして時生くんが出てしまう展開はさすがに大笑いしました。もうひたすらおいしいことをやる、それだけですね。代役というものもあるでしょうし。
そして登場したところのドアップ、剣を抜くところの迫力…これはもう客席にいるように絶叫ものでした。ごめんなさい脳内では『誠の群像』が流れてました。いや流しながら読み返すと気絶ものでした。動画サイトにあると思いますのでやってみてください、鼻血で死ねます。あと『星影の人』『花に散り雪に散り』もすごい合います。
それで終わらず、舞台に放り出されてのこのサービス、願望充足にもほどがあります。もう幸せすぎて頭が割れて脳が噴き出しそう。
そりゃ伝説、というか現実にこんなことになったらどんな悪夢が始まるか…公演が終わる前にネットで本名&自宅特定、帰ろうとしたら自宅には出待ち列状態…考えただけでもぞっとします。

クギ子ちゃんがいる!
「ひとっことも責めねェんだ」…きついですねそれ。
シールになると出られなくなる、妖怪にとっては決定的なアイテムでは。
特別ルート、って…まさかジャンプパターンをやる気じゃ…
みんな自分の名前を書いている、ってこんな団結が「出口ゼロ」にもあれば…今回はありますね。
せっかくな華麗なバトルが、スカートで空中バトルだから女の子命令で…というのは面白いです。
一気に舞台が大きくなりましたが、どんな話が待っているのやら。

FAIRY TAILブルー・ミストラル
ますます面白くなっていますね。
あっさりつかまってしまいましたね。
「おしえてほしい…ニャンv」でこの目はそりゃ消えたくなりますね。見てる僕はかわいらしすぎて死にましたが。
そして結構仲良くなってますが…というかにおいからいろいろ情報は得られないでしょうか?
実際に怪我でこの包帯をしているなら膿のにおい、生きているなら垢くささ、死んで枯れているなら枯れ朽ちていく布のにおいがそれぞれあるはずです。
「すぐにみんなをつれて」って結構死亡フラグですよね。
そして…なんというか、中身が美形というのは苦笑しました。
シャルルもつかまってしまい、自力で突破するのは厳しくなってきました。
さて、この難事件どう解決するか…もう仲間たちもウェンディがいないことには気づいているでしょう。

わたしに××しなさい!
いきなりよだれとは…
マミちゃんと会ってしまうのは気まずいですよね。
「女の子をオモチャとか」「子どもみたい」…男が大人になると思ったら大間違いです。女の子とは別の生き物なんです。「男の子と大人の男の違いはオモチャの値段だけ」です。
その言葉、一言も、砂一粒ほども響いてないですね。
「時雨ばっかりなんでも手に入るなんて」という時点で子供そのものです。
悪夢のような話…って心変わりより小説のほうがずっといいに決まってるでしょうに。
まあ、人の判断力を失わせるのが脅迫です。
どうせこれも小説の糧にするだけでしょうね…どこまでこれが続くんでしょう。
というかマミちゃんと晶くんのラブラブが見たいです。

出口ゼロ
安全装置がないエレベーターを作らせることができる権力とはどれほどのものでしょう。
全員ゴール、ってどこに落とし穴があるか…ひたすら心の準備ばかりして…
まあ、この講評で「エクセレント」と言っているのは信頼できるようです。ゲームマスターが完全に信頼できるデスゲーム…
さらに豪華なごちそうまで…それもどんな罠があるか考えなくていいのでしょうか。
暗い所に慣れている、ってよほどの…
みんな咲良さんのこととなるとパッと明るくなりますね。
さて、どんな地獄が待ち構えていることか…

きぐるみ防衛隊
いきなりとてつもないことになっていますね。
というか事実上ストーリーも吹っ飛ばして次々と視点が入れ替わり、背景も何もなく鳥かごという圧倒的な象徴と現実だけ…
こんなのありか、と叫びたいような回です。

ハピネスチャージプリキュア!
すさまじいまでに愛をおそれ憎む心と、救いたい愛…
あれ?黒幕は?
まあそれはともかく失恋、そして新しい恋、ときましたか。
次の作品も楽しみです。そして単行本あらためておめでとうございます。

百鬼恋乱
蜜くんの助けはふっとあたたかくなります。
美しいところですね。
ムクが斃れ、そして…地獄?いえ、神々というのは本来こんな存在ですよ。巨大自然災害そのもの…やさしさなどかけらもなく、人間の怒りや憎しみを万倍にしてたたきつけ、滅ぼす存在。
ゼウスの迫力…いきなり「消えてください」ときましたか。
「ゴミ?」と…彼女が本気で怒ったようですね。なんというか…ご愁傷様、としか。

君に触れたい。
「好きだ愛してる英語で言ったらアイラブユー」と、柴田くんとラブラブする濃い夢を見ていたらいきなり起こされた菅野ちゃん。
現実には頭をこぶしでぐりぐりされる程度。
つい「柴田…おまえわたしのこと好きだよな?」と言ってしまって、彼も「好きだけど」と…
でも公園でただ二人座っているだけ、どうしていいかわからない…

真っ白なシャツから何で裸のように色香が匂ってくるんでしょう。
それで冒頭のアホすぎる夢、たまったものじゃありません。
なんでかまう、好きならなぜ言ってくれない…面白い関係と心の声です。
告白と返事はいきなり転がりました。
それでどうしよう、といってもわからないですよね。
「わたしのどこが好き」はかなりぶっ飛びました。「色々夢みてたけどよ」に、彼の脳内がだだ漏れているようです。すごい乙女なのがはっきり見えるようです。
さらにこの夢、都合のいい夢を見られる体質ですね。僕だったら毎日死んだ犬の夢見てますよ。
彼の裸が見たい、というのは…ご心配なく。男はその二千億倍は彼女の裸が見たいんですから。
裸の彼に抱き寄せられるの、すごく魅力的ですね。
「柴田はわたしのだ」とはっきり言えてしまうのもかなりすごいです。
「ちょっとは恋する男の気持ちわかりやがれ」は大いに同感。
我慢しなくていいですよ、避妊さえちゃんとすれば、どんどんやってやれ。
なんというかすごい作家ですね。話そのものは普通すぎるのに、あらゆる会話が普通じゃない…とんでもなくぶっ飛んでます。化けたらでかいですよ、これ。

君を動かす春が来る!
剣道部に入ることにした美咲ちゃん。
ボールから助けてくれた剣道部女子がすごくかっこよくて…
単純すぎる彼女に、激しいメニューはとてもつらい。でも必死でついていく、でもある日防具をつけて打ち込みの的になり、あまりの激しさに圧倒される。
そんな彼女を男子部長は「やめたいか?」と叱咤するが…

見覚えの有無は措いて。
とにかくさわやかでパワフルな扉、力強さは伝わってきました。
冒頭の敬礼しているような宣言も、春のさわやかな風が吹き続けているようです。
単純、というキャラクターもわかりやすくて素直に作品世界に入れます。
「あんなこと」って普通それはないですからw
単純すぎる主人公、ひたすら周りがつっこむ、と冷静に読んでると単調ですけどパワーで押し切ってますね。
きつい、ということでどんなことになるか…
まあ剣道部と柔道部と…バスケ部とサッカー部と野球部と吹奏楽部と…楽な部活なんてありません。
いきなりかなりきついランニングですが、皆と同じじゃないだけかなり手加減してますね。半端なやつをふるい落とす、ただ不可能は要求しないとぎりぎりのラインでしょう。
「みっともなくていやだから運動避けてきたのに」と、内面もしっかり描いているのが好感持てます。
励まされて元気に走りきれた…というか青園先輩、絶対もう七周走り終えていて余計にもう二周つきあってくれたんでしょう。
「足ひっぱっちゃって」と泣いてしまうの、それもすごくわかります。
そういうやさしさも初めてだったのでしょうか。
筋肉痛でボロボロ、でもやめようとしない、この笑顔はすごく素敵でした。
なかなかメニューをこなせるようにならない…成長が実感できないのはきついですね。
というか崩れてもまだ「やります」って根性あるじゃないですか。
それもみんなが優しくて、みんなも頑張ってるのがわかるから、とすごく説得力のある形で描いています。
とことん基礎体力、剣道らしいのは素振りだけ…といっても剣道は体力が命ですからね。
「ムリなのかな」と思って、それで立ち上がるところとか、超人じゃなく読者と同じ普通の子、と親しみを持たせてくれます。
防具をつけて…これは面白いですね。打たれることの恐怖感、剣道そのものの迫力を経験させる…僕は剣道経験者ですが、そんな経験はないです。まあ小学生でしたしね。
防具の描写は驚くほど精度が高い、竹刀と握り方は奇妙に甘い…ただ剣道のスピード感はよく出ています。
「ここでやめたいか?」と、そのための…ここでの彼女の覚悟、すごくかっこいいです。
とにかく問答無用のすごい説得力。
「ちっぽけな過去は捨てて」というところが、すごく見ていてくれているとわかります。
恋愛要素ゼロ、でもすごく普遍的な、読者みんながすごく共感できる話だと思います。誰でも、変わりたい、強くなりたいという気持ちはありますから…剣道でないとしても。
素晴らしい力強さ、面白さでした。
次回作もすごく楽しみにしています。これ、連載第一回みたいな感じもしますし。

月号は「とおやまつり」中心…ってもう駒はたくさんそろってるのに、なんで見ようとしないかなあ。
特大ポスターはとても楽しみです。

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