なかよし2020年2月号感想

僕にはとてつもなく懐かしい絵ですが、今の読者はどう思っているのやら。

黒板をタブレットにするというのはうまい。

この色紙プレゼントは感涙ものです。立川先生の体調などが少し心配ですが…

東京ミュウミュウ(征海美亜)シーク様とハーレムで(美麻りん)魔女怪盗LIP☆S(壱コトコ/鏡はな)千紘くんは、あたし中毒。(伊藤里)東京ミュウミュウオーレ!(青月まどか)シークレットシンデレラ(ぷりぷりろーずぼくらのスタア☆ガール(那波マオ)蝶か犯か(鳥海ペドロ)カードキャプターさくら(CLAMP)王子が私をあきらめない!(アサダニッキ)トゥインクルプリキュア(上北ふたご/東堂いづみ)星くんは恋を忘れてる(雨里シュガー)予告

東京ミュウミュウ
うわあああ懐かしい。
昔より絵がすっきりし、なんだか跳ね回るような感じで楽しいです。
メンバー紹介だけで何ページも…
戦いが終わってのメイド服のみんなも相変わらずです。
後ろから抱きつかれた、のが違う…「いちごはぼくの猫だからな」という伝説のセリフ、うまい。
密輸組織の問題がある、というのもこの作品そのものの重さ。
珍しい動物を撮影するのがストレスになる、というのはちょうど先月別のところで見たような。
電車と同化、というスケールの大きさ…
なんかもう、気分は同窓会です。みんな元気だった、と満面の笑顔で叫ぶような。

シーク様とハーレムで
「にぶい…」は苦笑。その上の涙顔が超絶に美しい分。
「もどってこないかもな」ってどれだけ暗いんだか。
ポニーテールが見えているのは爆笑。衛兵は何をやってるのか、いや彼女はフリーパスという命令がまだ生きている…
協力、ってお人よしですねえ。楽しんでいるだけかも。
「引力にあらがえないらしい」これはやってくれました。強烈な一撃。
あの人…以前もいたんですね…
そして彼女を愛したからこそ、遠ざける。それが本来の彼…逆にアイラさんはすごい覚悟あるいは刺客をねじ伏せる力をお持ちなんですね…

魔女怪盗LIP☆S
すごい明るい笑顔ですね。
この占い師が…四人目か敵か。
捕まえたい、が知りたい…これが怪盗ものの真骨頂。
ずいぶんといい性格をされている女性で…うらやましい。
結構厚かましいですね、その枠でパーティに入るとは。
あ、四人目でしたか…しかも同学年とは、どう見ても年上だったのに。

千紘くんは、あたし中毒。
どこで寝るの、ってアトリエ?
キッチンを家店両用にできるというのは便利ですね。いや多分トイレも。それが自営飲食店の基本なのでしょうか。
なんという新婚…
おなかが見えているから直す、というのは絶妙でした。
と思ったら一緒に寝ている…おひ。
知らないことがある、そのことで胸を痛める…
失敗作という服を勝手に着る、これって最悪はどれほど怒らせても不思議ではないのですが。とんでもなく重大な形見、心の傷に土足で踏み入る可能性もあるのですから…
すごくきれいには違いないのですが。
お泊りは一日で、残念です。

東京ミュウミュウオーレ!
ネコになった悩み…そりゃ社会生活無理ですねえ。某はじめましたの人間の身体に入ったネコも大変でしょう…
いつ猫耳…女の子なら可愛いだけですが男の子だと最悪通り越してますね。
「さよならわたしの平穏な学園生活」合掌。
「世界記録じゃなく猫耳がでるんだよこっちは」がまたまた大爆笑。この作品面白さがすごい。
詠唱を一瞬ためらうのが爆笑。「こっぱずかしい」って自覚あるんですね。
水も爪もダメ…エレファントガン、いやFN-FALフルオート(鬼畜外道密猟者が実際ゾウ相手にやってるそうで…サイも角目当てにたぶん…)。
最後の落ちも楽しいです。
思ったより面白い作品でよかった。

シークレットシンデレラ
なんでこんなハードル上がるんだか。
クールビューティーじゃなくて悪の秘密結社の女幹部並みのド色気…
病院、って医者になるための勉強と芸能界は絶対両立しないし今からリカバリーも無理でしょう。
ここで出てくるとは…
病名は爆笑。
で、何舞台でキスしてるんじゃ…いろいろと大人の思惑もありそうですが。

ぼくらのスタア☆ガール
史上最年少、12歳で日本アカデミー賞を受賞した天才女優、橘伊央。
期待されていない金持ちの次男、嘉次郎くんは彼女に憧れている。
もう将来が見えている狭い世界、そこに転校生…橘伊央!少しだけ普通の生活をしたい、と芸能界を休んで来たそうで。
彼女は気さくで優しくまさに天使だった、が…帰宅したら…

すごい実力ですね。
何も変わらない、変化がない田舎の中学校のけだるい閉塞感が実にうまく描かれています。
それがぶち壊される…あえて生気のない絵から一気に変化。
画面の空白の使い方がまたうますぎる。靴や髪の線の強さもすごい。
登場の、一切無駄のない強烈なディスプレイ。息を呑みます。
強烈な反応とパワー、何でお前にその権利があるんだとツッコミたくなりますが…この年代なら仕方がないということにしないと昔の自分に巨大なブーメランが刺さるので。
サインも写真もいい、でも明日から…これはうまい対応です。
拒否する女の子とのやり取りもまたすごい。
そして本性…嘉次郎くんが主と終始思わせておいて、少し地味なポジションだった海里くんが最後にとんでもない役割を…
とにかくものすごい実力を感じます。今の読者にどんな反応があるかが不安ですが。

蝶か犯か
悩める少年少女というには…
いや今までの彼女もあのホテルの娘ってことはとんでもない世界で暮らしてたんでしょう?
この状態で普通にお見送り…いや拳で頭部を叩くのはやめましょう拳を骨折しますので。…鉛粒がビーズクッションのごとく入った手袋というものも…
みんなに聞くのはとても間違いという気が…
なんかものすごいギャグ絵を見てしまっています。あああまりの外れぶりに…
この距離を跳躍できる、本当に超人にもほどがあります。
遊ばれて、泣かされる、いや読みが同じで別の漢字…読み進めたら普通に「啼」「鳴」になってました。
自分に価値がない、かなり深いところにいきなり踏み込みましたね。

カードキャプターさくら
ラブラブのところを撮影する、趣味を極めているというか…
授業参観はどうなるのやら。
…どう見ても夫婦。
容量が大きい、魔法の要素をいろいろ分割する手法はファンタジーでは定番です。

王子が私をあきらめない!
正月にゆっくりするというのも難しいことです。
電話が鳴ったときの表情が実に可愛い。
顔を見せるならカメラ付いてますからできるのでは?
ヘリの音を聞き慣れる、これこそ現代金持ち系少女漫画ですよねえ。
初詣で願い事のかわりに「好きです」…これはやってくれました。お見事。

トゥインクルプリキュア
日本の正月を満喫していますねえ…日本のように、ねじ曲がった古い文化が大量に残る国ってほかにあるのでしょうか。
いろいろな星座を考えてみるというのも面白そうです。今だったら、別の星からどんな星が見えるか、という画像を作ることも可能でしょう。かなりの数の星の位置が観測されているのですから。
これが今回の最終回…また最高でした。来年の作品も期待しています。

星くんは恋を忘れてる
残酷すぎ、正直すぎる言葉…
頭を下げられても困るというもの。
「だれよりもあいつのこと笑顔に」で涙を流している…このシーンは見事でした。
で、「こうやるのよ」で…うわああああ。この告白は大爆発しました。
屋上での熱いラブシーンもエピローグもとにかくすごい満腹感。
めちゃくちゃ熱くて何もかも素敵な作品でした。とにかく次回作が楽しみです。

月は特に何もなし…

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