なかよし2020年9月号感想
表紙はなんかやたらと懐かしくなります。店頭から「なかよし」が消えたとか、やはりセーラームーンは今も威力があるコンテンツですね。
カードキャプターさくら（CLAMP）新婚だけど片想い（雪森さくら）東京ミュウミュウオーレ！（青月まどか）JSのトリセツ（雨玉さき）魔女怪盗LIP☆S（壱コトコ／鏡はな）ヴァンパイア男子寮（遠山えま）シーク様とハーレムで（美麻りん）王子が私をあきらめない！（アサダニッキ）蝶か犯か（鳥海ペドロ）千紘くんは、あたし中毒。（伊藤里）ぼくらのスタアガール（那波マオ）ヒーリングっとプリキュア（上北ふたご／東堂いづみ）シークレットシンデレラ（ぷりぷりろーず）予告
カードキャプターさくら
復活の頭が山崎君の父親…
二人のアリス、えらく勘のいい子ですね。
自分とそっくりな存在と出会う、といえばふたりのロッテ…あのような名作は今の子供たちにもちゃんと届いているでしょうか？
攻撃が実に手慣れていますが、逆にそれが弱点にならないか心配です。
見られている、という気配も。
新婚だけど片想い
冷たいというのは見ていれば伝わると…
うん、一番簡単にラブラブになる方法は、強制的にでもスキンシップを多数。ラブラブを演じる。顔だけ笑えば心が明るくなるように、体から心を動かす。
完璧、なんという有能な主婦…
「人妻とかそそるよね」は爆笑しました。そうくるか。
で、さんざんやらかしてから「奥さんと２人きりに」…そんなにネット配信見たいか。
大きい絵が多いのも実力をたっぷり堪能できていいです。
東京ミュウミュウオーレ！
水筒扱い、確かにそれは便利。実際古代の人類に水系魔法があれば、海も砂漠も何十倍も生活範囲が広がります。
「決め台詞のフルコース」「好きでやってんじゃねえ」が爆笑。
地球にとって最大の敵は人間、ってうぬぼれもいい加減にしてくださいね？人類が今想像されてる最大限の自滅をしたとしても、ペルム紀や白亜紀末の大絶滅に比べれば大したことではありません。…まあ本当に地球型生物根絶するのも、人類が本気で総力上げればできますが。大きめの小惑星引っ張ってぶつければ。
人類は、うまくいけば地球の生命を宇宙各地に播種できる、唯一と思われる可能性です。うまくいかなかったら…まあしょうがない。
仲間に危害を加えたから、という人間らしいわかりやすさ…
「使用可能な駒」「おまえも戦えよ」がまた大笑い。
さらにみんな小さくなって…
とにかく今回は何度も爆笑しました。
JSのトリセツ
ひどい班もあったもので…
スマホ禁止ってかなり危険があると思いますが。弊害の多さもわかりますが。何らかの緊急連絡手段は持っておくべきでは。いじめに使われるリスクもありますが、逆にいじめっ子がスマホ禁止を守らなければ、いじめっ子だけが拳銃を持ちこむより悪質なことになります。
恋した回想がまたすごく、何かしみこんできます。
「ひまりちゃんもステキな恋してるのね」という言葉もまたため息が出るほど。
親にばれて、つい感情的に…問題は親という生き物は、感情が暴走することがあるんですよね。要するに子を守りたいという感情が制御不能に…いい面を見れば、自分の命を投げ出しても子を守る、恐怖を押し殺せるほどの感情の強さでもあるんですが。
先生の言葉がまた胸を熱くします。大人の立場からこれほど愛情を伝えている、作者がどれほど読者を愛しているかひしひしと伝わってきます。
終わり方もお見事。
本当に毎回質の高さが落ちない、ものすごい作品です。
魔女怪盗LIP☆S
魔法を兵器としてとらえてしまう…というかこれほどの炎の打ち合いで火災やビル崩壊が発生していないのが不思議。
相手の、認めてもらいたいという普通の感情に共感しつつ戦える…
こういう神々しいまでの美しさを描けるというのはすごい。
この回想というかなにかは、いつどこででしょうかね。
ヴァンパイア男子寮
話の展開が嫌というほど早い。式場予約に何か月かかるかと…
別の男の前で「わすれてしまいたい」って翻訳機にかけたら、はは。
やっと決めてくれましたが…記憶まで。
本当に忘れさせる奴があるか、と叫びたいところです。
シーク様とハーレムで
馬で数日分の食料、なんというスピード。
よくあんな時間でこんなたくさん小枝を拾えたものです。余裕ありますね。
いや砂漠だと水が…気温も大変ですが。
ドアを開けて踏み込むのは爆笑しました。
ラブシーンがかなり濃厚になってきてます。
さらに王家の秘密、どんなことが待っているのやら。
王子が私をあきらめない！
心当たり…
これはうまい。まず怒らせてから話の主導権を取る。完全に操られてます。
しっかり味方がいるのがうれしいことです。
ハンカチ、こいつが一番ツンデレ…まさかこの人の前で思い切り泣けるとは。
蝶か犯か
革靴やたばこの吸い殻の質感を出せるなんてすごい。
面子…ボロボロですよね。
病院、さらに上の人がいたんですね。
気合い入れの儀…なんというか男塾みたいですね。
千紘くんは、あたし中毒。
…言い訳不能。まあ理解ある親でよかったですね…
「恋人としても」がしびれるほどカッコいい。さらに「おれはするつもりだけど」と連発してきましたね。
別の一流を見るというのもすごく刺激になったようで…
対抗するために徹夜するって、徹夜で作ったのはあまりいいものではないと思いますがね。
さて、どんな素晴らしいものができるやら。
ぼくらのスタアガール
いろいろな親がいますね…
彼女の、親との関係の変化が実に痛い。親も変わっていっているんでしょうね、厳しい競争の中で。
過去を事実上何もかもぎゅっと詰め込んでしまう構成は大胆です。小出しという手もあるのに。
子供が大人の世界を見てしまうと、とことん気を使うようになるというのも怖いものです。
ヒーリングっとプリキュア
ゴミが動物に害になっている…ただカラスが運ぶのも、それでカラスは何か得をしているとか？ゴミにはある程度残飯も含まれているでしょうし。
しかし生物の進化も遅いですね、もう石油化学製品ぐらい分解できるようになってもいいのに。
シークレットシンデレラ
まだ動かずにひたすらライブシーン…
「好きな人がいるってだけで〜片想いでも叶わない恋でも」それが女の子ですか。
新曲で思いっきり飛ばし、ひたすらライブシーンから…去ることを選ぶ…
エリオとはあまりにも対照的な決断。それが男と女の違いでしょうか。
来月もとことん何もなし…カウントダウンかかっている作品がいくつかあるので、しばらくしたら新連載ラッシュもあるでしょうが。
問題は新人読み切りもないということで…