ちゃお2000年5月
これを書いているのは6月に入ってから、つまり先の展開を知ってしまった上で、当時の印象を思い出しているに過ぎない事をご承知ください。
今月号もどきどきいっぱいでした!特に「プチちゃおコミック2000」がよかったです。なかよしにはもう、何年この形の別冊がないのでしょう(泣)
「スイートビターなお年頃」これ、本当に面白いです!もうすでに清水真澄FCはあらかたそろうほどはまっているので、本当に嬉しい!おこちゃまおこちゃま、とからかうのも・・・一種の愛情表現?この「あひゃひゃひゃっ」を冒頭と最後に繰り返すのが上手いです。イブが誕生日・・・何となく、その悲哀が分かります。僕も誕生日が祝日で、似たような・・・。それにしても本当に、清水真澄作品の女の子って凄まじい甘いもの好きが多いですね。それも可愛いのですが。この、あゆちゃんが純一君の話を聞いて泣き出す、これ・・・本当に純一にとってはありがたいともなんとも言えないですよね。自分のために泣いてくれる人がいるなんて、それ以上の幸福はあまりないです。勝手にまたよりを戻すのかな、と思い悩んでいる所がなんとも言えず可愛いです。本当にストレートに、純粋な気持ちが出てきています。そして、告白しようと思ったらこれで・・・この思い込みの激しさも年齢相応で、とてもいい感じです。「純一君が幸せなら」と無理に笑うの、ここまでよく考えて・・・もう充分、最高の恋する乙女ですね。この真正面から想いをぶつける言葉、最高です。甘ったるいのに最高の後味、もうおなかいっぱいです!しかし純一、この後・・・最低でも刑法上後2年、結婚可能年齢を基準にするなら4年・・・辛いでしょうね。素敵な恋になるといいです。
「はじまりのLOVE CALL」この勘違い、最高です!でもさぞかしがっくりしたでしょうね・・・お互い。この桜の花びらを払うシーン、本当に幸せ感が伝わってきます。でも好きでもない女の子にこんな真似は誤解の元のような・・・女の子として意識できる年齢ではないのでしょうか?このショックの描写、上手いです。がっかりさせたくないから悪く言う、これ本当に可愛いです!「いーなああわたしもお姉に」これ、あらゆる姉妹関係の本質ですよね。お互いにすごく気を遣っているのが何となく伝わってきます。この、来るお姉と避けようとする菜々ちゃんの騒ぎ、楽しいです。でもすぐショックをよそに菜々ちゃんの事を思いやる事ができる、大人ですね。この桜、最高にきれいです!あ、このトーン僕が「Milky Way」の裏表紙に使ったのと同じかも。この告白の構図はいいです。これから一体どうなるのか、「これからもスキでいていいですか」これが本当に胸に迫る言葉です。恋の罪悪感、相手の事をお互いに思いやれる心の優しさ・・・ふわっと甘い陶酔感です。
「前髪アクシデント」不思議な感じです。クールなのに柔らかくて、たまらなくかっこいい。このコーって男の子、ものすごくかっこいいですよ!そしてこの、ハサミで前髪・・・美容院に行けばいいのに。一世一代の告白なのですから、それくらいしてもいいでしょう。ギャグ絵との転換もナイス。別に・・・僕はこの前髪、特におかしいと思わないのですが。この意味不明帽子とでたらめいいわけ、楽しいです。この意味不明の明るさと暑さ(熱さより暑さのような)、最高。そしてこの、ふっと想いを確認するシーン、すごく心情が伝わってきます。引きこもりと思ったらこれとは、大爆笑です。何故ボンジュールなのかツッコミたくなりますが、不思議と納得します。とてもさわやかな、いい後味です。
「好きって言いたい!」スカーフとボタン・・・いいなあ。そんなの高校出たらないですから。どこに行っているのでしょう。この妄想ライバルパターン、やはり面白いです。うわ、この後ろからの手!かっこいい!それにしても、この別の梶君かわいそ!きっと期待していたのでしょうね・・・。でも倉本って名前が書いてある!後でこれからトラブルにならなければいいのですが。余りにもムードがよすぎて幸せ過ぎて告白を忘れる、何となく分かります。そして、こうして一度諦めた気持ちを伝える決意・・・スタンダードですが、それだけしっかりと胸に響きます。もう幸せ過ぎて頬が緩みっぱなしです。
「恋するモッチン」確かに、でも周りが見えるようならそれは恋とは言わないような。ここまで暴走したら、孔雀でも滝川法生でもこの怨念は払えないですよね。
「はじめての宝物」いいな・・・それにしても、ひどいと言いますかなんと言いますか。見事な演技で。うわ、この告白すごい!
以下本誌
「ライバルはキュートBoy」やっぱりすごく感じが強い!津河、下心見え見え。それにしても野花ちゃん、本当に自信がないですね・・・津河くんの愛情が足りないのか、それともどんなに愛情を注がれても抜けきれないほどのコンプレックスがあるのか。この服の感じ、はっきりとシャツの感じが伝わってきています。でもだめに決まっていますよ!このお母さんは何を考えているのやら・・・。そして空也・・・津河くん、すっごく残念そうです。このお兄ちゃん、これだけの重装備なら大丈夫でしょうか?無駄でしたけど。ちゃんと救命ボートに最低限の装備を、そして水着でも外洋ではナイフの一本は必要ですね。この心配性、僕にむしろ近いかな?「ああそーだよ」この照れた表情、そしてウインク・・・きゃあ。でも何故野花ちゃん、ここで顔を曇らせるのか・・・胸に飛び込んでしまえばいいのに。海パンは・・・持ってこないと思ったら自分で持ってくればいいのに。鷹斗さんの苦悩、見ていて楽しいです。うわ、この海中のキス・・・最高!一生の思い出ですよ。いいなあ・・・。海にはどんな危険があるかわからない、その通り!沖縄には海蛇(凶暴ではありませんが、こちらから手を出すと危ないですし猛毒です。)もいますし、サメも考えられます。それにもっと危ないのが浜に上がってから!イモガイに刺されたら致命傷です、絶対に分厚い靴が必要・・・僕ならナイフさえあれば、一時的なものをゴムタイヤ等から作れますけど。この見開きいっぱいに使った空と海、かなり強烈です。ここでこの寒いギャグを・・・いい性格。どうなるのでしょう。二人きりでなくて残念でしたね、津河くん&空也くん。まあ、多いほうがよかったのでしょうが。
「きらきら☆ラビリンス」・・・庭に穴を掘って大声で叫びましたので、もう気が済みました。男の子にいじめられる・・・一時的なものなら、いじめられていた女の子を見た覚えがあります。かばう事はできなかった・・・かばったら「好きだから」攻撃を浴びるのが分かっていますから。悔しいですし、強い罪悪感があります。でも堂々と「女の人と!!」には爆発しました。それにしても、リスク承知でペットを持ち込む事もないのに・・・。すごくこの、女の園の雰囲気がいいです。これが今後壊されるのか、もしかしたらこの子達からも犠牲者が・・・と思うとちょっと苦しいです。こうして触って浮かれて、これで・・・はははははは・・・。しかも恋の予感とは。このリアルな寮の描写、とてもいいです。冷房なしとは過酷な・・・でもそう言えば緑林寮にも冷房がなくて、色々と笑える描写がありましたけど。「危ない恋」って、もう堕ちているような。「女のふり=男」これは男女には排中律がある事が前提、まあそれは当然でしょう。何となく読めていましたけど・・・子の切り出し方は上手いです。それにしてもこんな大声、大丈夫でしょうか?この推理は見事です。僕は小学生の頃飼育委員としてウサギを世話していましたが、毛の性質までは観察していませんでした。なんだか悔しい。いい推理力・・・楽しみです。証明って、脱ぐな。そしてこの事情・・・話すことで彼女を危険に巻き込むリスクがありますが、大丈夫でしょうか?半径3m、それは無理でしょう。同室ですから。
「1/2ウエディング」なんだか白々しい誠意です。6月号を読んでいる今となって、ですが強烈な悪意があちこちに読み取れます。それにしても翔、頭ごなしじゃなくて彼がどれほど危険な存在か、はっきり言ってやればよかったのに!感情的に入れ違ってしまって、あんな悲劇に・・・。この、カップルとしてのデートと切なさ、すごく胸が痛いです。どんなに幸せか、そしてどんなに苦しいか・・・。こうして、しっかりと抱きしめる翔、かっこいいです!でもこうして気持ちは通じ合っているのに、どうして・・・たまらなく胸が痛いです。
「Dr.リンにきいてみて!」この緊張感と、焚かれた香の匂いまで伝わってくるよう・・・ぞっとするような妖気です。あ、飛鳥くんもろこれナイト状態!明鈴ちゃんには彼が、白馬に乗って見えたでしょう。それにしても・・・この脅迫の事も全部言ってしまえばいいのに。そして、何とか呪術に対するカウンターを・・・相手が安部晴明では無駄な抵抗かも。この脅迫は絶対に許せないです。もしも僕の身近なら、地獄に落とす。
「恋はオン・エア!」このまるって布団に包まるの、可愛い!竜也のカッコよさ、これが空回りに終わると分かっている分、なんだか・・・柴田亜美の得意な、口を閉じた笑顔で涙を流す状態です。誤解された悲しみを軽く紛らわせる忍、やはりかっこいいです。あ、この髪の毛ヘビも可愛い!それにしても、いきなり芸能人から携帯はびっくりでしょうね。このファン、口調がぼそぼそしていてやる事は過激・・・宝塚ファンに、比べたら失礼ですね。しかし甲冑とは、どんな時代劇でしょう。でもよく似合っています。このバッティングセンターでのデート、すごく楽しそうです。この外したギャグ体型、すごく可愛い!あ、みゆきちゃんの気持ちも変わっていますけど、忍の気持ちも変わっていますね。来月が楽しみ、と言うと今は六月ですから白々しいですが、当時はそんな感じでした。あ、体重を暴かれたのは御愁傷様ですが、156cmで45kgなら、充分標準体重ですよ。次で終わりとは、勿体無いような・・・。
「PiPiPiポケットモンスターアドベンチャー」この趣味って一体・・・高望みしすぎると逃しますよー。アーモンドが引率の先生、って感じです。でも怪我をしたら無理をしないで帰らないと!どんな理由があっても、命のほうが大事!でもいいタイミングで、ママ扱いとは・・・まあいいでしょ。きっと、クコママのよさを分かってくれる人がいるはず!幸せになるといいです。
「こっちむいて!みい子」学童クラブについては、何も知りませんでした。読んでしばらくしてから、確か千葉県の船橋市でしたっけ?従来の学童クラブを解体し、強引に公営にしようとして大問題になっているのをテレビで見て、その重大さを知るいいきっかけになりました。それにしても、僕の育った地域には学童クラブはなかったのでしょうか・・・何故存在自体知らなかったのか。この、学童クラブに「ただいま」と言う感覚、不思議と切ないです。このみい子のわがまま、よく分かります。そしてそれがどれほど親に負担をかけるかも。でも、どうしようもないのも分かります。一人で家に置くのを不安がるのは分かりますが、余りにも任せられなかったら自信を失いますよ。昔、小学校四年になってまだ留守番を任せてもらえなくて、それがすごく深い傷になったりしていますから。あ・・・家においておくなら、ガスの元栓を切ればいいような。そういえば、ワイドショー・・・には小学校低学年には見せられない話も結構ありますけど。ワイドショー、というのは実際、普通に通学していたらまず見る事はないものです。普通、長期休み以外には見る事はないですから、案外面白いのでは?そして学童に行ってみるというの、なんだか分かります。この放課後の暖かな雰囲気、とてもいいです。
「とっても!B.B.」始めから読み返したいです。この熱く激しい情熱、すごく興味があります。グラミー賞・・・人気、実力があっても日本人に与えられるでしょうか?レティシアの最後、とても印象的です。こんな死なら最高の気分かも。自分は死んでも、永遠を残す事ができる・・・定理や定数に名前を残した数学者や物理学者に匹敵する永遠でしょう。この大きなカーテンコール、一人一人を詳しく知らないのがとても残念!知っていたらさぞ感動でしょう。圧倒的なパワーに包まれて、何か名前のつかないものが伝わってきます。そして・・・ため息です。抱き合う二人に目をそらしているシーサー、可愛い!そして、夢とエネルギーは次代に・・・僕には今信じられない夢、でも紛れもなく、半ば誇大妄想であっても夢見ていた頃の僕は輝いていた・・・失ったものの大きさに、涙が出てきそうです。
「とまどいTwo hearts」いいです!空気の匂いがとてもいい!この柔らかくて切ない雰囲気、とても心に残ります。ラブラブバカっプル、という周囲の目、なんかやっかみつつ優しく見守っている感じですね。そしてこの夫婦漫才、いいですねぇ。この、二人乗りがなんとも言えない幸福感で、風の感触も伝わってきます。あ、この道のアミがかかったような感じ、何とも言えないムードです。まるでセピア色の写真のような優しさが伝わってきます!そして、ふられたサトルに対するこの明るい受け答えが、突然握り締めた手で崩壊してしまう・・・たまらないです。そしてついに告白してしまって、もう戻れない、それがどんなに辛いか。そして、それからも表面の明るさは維持されているのがなんとも。そしてゆりかちゃんの、目の正しさ・・・。この画面の大きさでも崩れずに感情をぶつける、すごいです。本当にいい作品。
「ルナDルナティック」よほど叩いた・・・でもそこまで叩かなくても、魔法で起こせないのでしょうか。るなちゃんの啖呵、かっこいい!それに対する「ヘドが出るくらいにね!」ちょっと不適切な感情が出るほど、下劣さを上手く描写しています。そして血を吸ってしまえば無敵・・・。るなにバカ、と言うマオ、かっこいいです。そして襲いかかるマオ、本気で殺気が出ています。怖いですよ・・・でも、るなちゃんのこの優しさ、後で命取りにならなければいいのですが。単に目の前で何者だろうと死ぬのが嫌なだけ、というのはちょっと僕には賛同できないです。今回はこれで解決してよかったですけど。
「エンジェル・ブルー」かぁっこいい!それにしてもこの記事、もうひかるの女としてのプライドはボロボロでしょう。ちょっとあっけない気もしますけど、短期連載の宿命でしょう・・・いいクライマックスです。うわ、それにしてもこの竜斗の後ろから抱き、かっこいい!すごくしびれる言葉です。
「リトル2☆ミラクル」絶望的なスリルから圧倒的な幸福、それにしても本当にこんな小さな人形サイズ、叩いたらよくて大怪我ですよ!この切なさ、すごく胸に伝わってきます。このドレスとパーティ、乙女の夢ですね。そしてシィンの言葉・・・あ、この涙を吸うキス、口キスより強烈かも!これから始まる新しい物語、楽しみに見ていましょう。お幸せに!