ちゃお2000年7月号感想
今回も明るくて、とてもさわやかな作品ばかり!楽しみにしていた作品もすごくよかったです。
「天使なやつら」何、この輝き!なんだかまぶしいくらいのパワーがあります。この夢はいきなり笑えました。それにしても、なぜバレエをバレエと知らせずに学ばせているのでしょうか?僕は宝塚で、時々バレエを活かしたシーンがあるのでバレエだとすぐ分かりましたけど。それ以前に、いい加減気付かないものでしょうか・・・。すごく運動量があるそうですから、健康なのも分かるのですが。このピケ・トゥール、すごくきれい。そして羽が生えたように舞い下りて、すぐさまたあ、このギャップも強烈!水色にイチゴ模様・・・ちゃんと見ていたのですね。しかし、このおじさんのカッコ良さが分かるとは・・・こいつやるな。このオーバーアクションもすごくいいです!ギャグとシリアスのバランスもいいですね。デートでもしてやる、この・・・たぶん本人必至の一言、それを聞いていない・・・お約束ですが哀れな。一体なぜ、黄河くん・・・洋平に会わなければいけないのでしょう?ここは大笑い。バレエ、と聞いてバレーボール・・・これも大笑いでした。そして・・・どうなるのでしょう!!楽しみ。
「めーどいんみかる」既存の服をコーディネートするのと自分でデザインするのとは微妙に違うのでは?でも一流ブランドととコンペとは、すごいです!
岸田くんって・・・一種のあだ名でしょうか?同じ中学だから女子だとは知っているはず、ですけど。それにしてもこのゆーこさんの嫉妬・・・女だと分かっていても、でしょうか。
「服のいい悪いはわからない〜」この言葉、とても考えさせられます。でもこれで通用するのは一流のセンスの持ち主だけですよね?例えば、僕が自分の欲しいナイフをデザインしても、売れない事は分かっています。着る人、客の目がどうなるのかはとても予測が難しい・・・一線で販売をこなしてきた彼女にはある程度わかっているのでしょうか?
このプレゼンテーションをやってみる、というのはとてもいい経験になると思います。失敗のほうが余計に。やはり実物がないと、というのはもちろん力不足ですが、それは仕方がないでしょう。実物なし、図だけのプレゼンテーションはそれなりの訓練が必要でしょうから。あ、春菜ちゃん可愛い!
自分の欲しい服を形にして、見たい、見て欲しいという感覚はよく分かります。僕も自分でナイフをデザインしては、作ってもらっていますから。でもここで、時間の壁に・・・でもカツヒコくん、おいしい登場のしかたですこと。
「1/2エンゲージ」唇のかみしめ過ぎで口内炎が・・・。悔しいです。これほどまっすぐに、待ちに待った気持ちをぶつけられているのに!
本来ならこの結婚式のやり直しなんて号泣ものなのに、それすら受け止める資格がない・・・どうしてこんなことに!「あの日からもう一度やり直せたらいいのに」この言葉がとても痛いです。
翔は何が起きたのか知らない、翔の立場になったら辛いでしょう。一体何があったのか、今まであんなに好き好きビームをぶつけてきて、こっちは恥ずかしいのを耐えてこんなに気持ちをぶつけているのに!そして想像だけで、もっととんでもない事も考えているかもしれません。あんなひどい事って、一体何がなんだか分からないから、信じてやりたいというのが本音でしょう。このまま信じつづけて欲しいものです。
そして対決・・・確かにこの勇気は立派ですが、一対一で男と対決するのは無謀です!結果は案の定でしたし。なんとか、誰か信頼できる相談相手についてきてもらえたら!誰にもこの事態は相談できなかったのでしょうか?あ、だから普通の結婚には仲人や保証人がいるのですか・・・。
それにしてもこのクソヤロー・・・地獄に落としてやりたいです。人間にはなぜ攻撃性があるのか、なぜこう、良心さえ無くせば人を壊す事が無上の快感なのか、やり場のない怒りに爆発しそうですよ。ただこの怒りを抱いたまま次、そして・・・大きなカタルシスになるのを待つしかないでしょう。期待しておきます。
「プリズムハート」清水真澄先生の連載をリアルタイムで読むのは始めて・・・ずっと楽しみにしていました。この明るさとまっすぐなエネルギーはすごくいいです!そして、どうなっていくのかとても楽しみな導入部!
子供の頃から大切にしているお守り・・・基本パターンとしては{本当は俺が渡した}ですが、一体どうなるのでしょう。
「なんてストーカーなあたし」って、分かっている事は分かっているようです。自分の気持ちにケリをつけたい、ってつける機会がある事が羨ましいです!普通はそんな機会などなく、ただ時間に任せて癒えない傷を抱えていくしかないものですから。
そして探してやる、かっこいい・・・ですが男ならふつうこうすると思います。僕も、好き嫌いに関係なくやるでしょう。
このストレートな告白、とても胸がすっきりします。これからどうなるのか、楽しみ!
「きらきら・迷宮」このこれまでのお話、すっごくわかりやすいです!考えたものです。
犯人の足音が去っていく、これは単純に去っただけ?階段を昇り降りする音はなかったのでしょうか?死体が消えていた、というのは部屋番のトリックの変形でしょう。あと、というのは恐らくホワイトボードを止める釘の跡で、目印になるホワイトボードがある部屋を先輩の部屋とありすちゃんは思い込んで・・・あ、ありすちゃんがいないとこのトリックは成立しない!?呼んだのはきら一人、ありすもついてくることは考えていなかった・・・あ、「どこが帝先輩の部屋?」「ホワイトボードがかかっている部屋よ」と聞いてくる事が当然考えられるから、ホワイトボードのある部屋を・・・あ、でもさーとサッチーの部屋が帝先輩の部屋の隣、という情報をきらが持っているとは限らない・・・??ありすの存在はここではイレギュラーのはずなのに、それはどうなったのでしょう。それとも予測した上で?
ありすのきらに対する気持ちの変化、まあこれだけ緊急事態に次ぐ緊急事態では嫌がる暇もないでしょう。
去っていったはずの足音の主、それは帝先輩でしょうか?では、どこに去って、いたのでしょう。殴り倒してとどめをささずに去ったのは、恐らく殺害の罪をきらに着せるつもりで、そしてありすがいるというイレギュラーがあったから罪を着せる相手をサッチーに切り替えた?でも、一人だけを殴った事に意味があるのなら、始めから二人で来ると計算して?
今まで女の子に嫌われた事がない、これは腹が立ちますが・・・ここまでの美少年では仕方ないかも。
青いライトかセロファンが証拠になる、残っているかどうかは疑問ですが。そして、帝先輩と犯人を暴いたのは・・・僕は悪い予感がします。帝先輩が自殺したり(逃げて自殺に見せかけて殺されたり)して、肝心のお姉さんの自殺の件の糸口が消える可能性が高いような。
「Dr.リンにきいてみて!」両親のからかい、これほど恐ろしいものもないですね。父親の表情が絶妙!赤ちゃんできるよーなことって!!
そして竜の召喚・・・僕の知る限りそれ、和漢合わせて聞いた事がないのですが・・・。そして、この首をもがれた地蔵、常盤くんが安部晴明の転生である、それ自体が一種の呪い?それとも、その地蔵が魔性の霊を封じ込めていた?常盤くんも、「笑顔のさわやかな」人格があるのに、別の何かに憑かれている?
次どうなるのか、楽しみです!
「PiPiPiポケットモンスターアドベンチャー」ピスタチオ・・・これ凶悪。骨の髄までのタラシなのでしょうか。花の名前・・・デンファレやグラジオラスは知らないです。なんか、女の子って商売も楽しそうですね。昔宝塚のショーで聞いた、和訳歌詞しか知らない曲が思い出されます。
「ライバルはキュートBoy」この不安感は分かります。山奥で地の冷たさに震えながら、焼石のぬくもりだけを頼りに朝を待つ心細さ・・・。まして雨だったらかなり辛いでしょう。時間が分からない、というのも、昔は時計を持たない主義でしたから、いかに不安な事かよく分かります。何度もラジオをつけて時間を確認しようとしたりしました。鷹斗さん、かなりの大冒険のようですが・・・敗血症になったら治療手段がないのですから、気をつけないと。そして、やはりこういった場にはククリのようなブッシュナイフが必要ですね。そう考えるとMPKだけでは不安かも?
野花ちゃん、弱いだけではなくて、何か目標があると高い行動力があるのですね。髪は女の命なのに・・・こんな時の為にも何かしら刃物がないと。鷹斗さんに頼んで枝を叩き折ってもらってもいいですが。
あ、津河くんのこの状況でなんとかするには、石が転がっていますから石で石を叩いて音を出しつづければ。そして、理想を言えばホイッスルが必需品です。
この足の傷、だから何か足を守るものが必要なのに!タイヤがあれば理想ですが、布と木の皮でもその気になれば、簡単な長靴は作れますよ。血まみれの足、よく痛みとそれどころではない意思を描写しています。
このロープ降下と固定の仕方、すごく正確です。ちゃんと二重もやい結びを使っているようです。実際に作ってみた二重もやいの結び目と微妙に違うのですが、角度の問題でしょう。締まる結び方だと体を締め付け、非常に危険なのです。
そしてこのクサセリフ・・・かなり強烈かも。野花ちゃんもこんなにぼろぼろになって・・・損な性格ですね。
パンツを頭部包帯代わりにするの、確かに見た目は変態ですが合っていればいいのでは?
無事に助かってよかったです。本当は・・・野花ちゃんだけが弱くて、みんなすごく強かったのですね。実際には皆で怖がったりしたら崩壊するので、最後まで我慢しないといけないでしょう。
「こっちむいて!みい子」今回は怪談ですか。でもこんな幽霊なら、力はつきませんが助かるかも。
「1000万@スキャンダル」いきなり大ピンチ!うまくごまかせ・・・てないと思いますけど。それにしても、ここまで大々的にやられたら・・・この時点で1000万のオーダーではないような気が・・・。
あ、新しくもらったパソコンの電話になぜ友達からかかってくるのでしょう。それにしても・・・ここまで偶然ばかりでは、ばればれでは?あ、でも前何かで読んだ話に、独身の男女が偶然海外旅行の成田行き電車で乗り合わせ、旅先でも出くわしてホテルがとなり、そして帰りの飛行機も隣だったら結婚するしかない、と・・・それを狙って?
この舞台の迫力はすごい!圧倒されました。ライトの表現がとてもうまく、舞台裏から見た舞台のパワーがすごくよく見えます。
そして今度は殴られる・・・一体何を?楽しみです!
「メイク・ミー・HAPPY」すごく可愛い!麻生先輩って天然の・・・でしょうか?初対面の女の子を抱きかかえてなんて、普通できないような。それにいきなり「この子オレのだから」なんて。
メイクって、本当に女の子を変身させてくれる魔法なのですね。でも別人を装う・・・麻生先輩は果林の名前を知っていたのでしょうか?とっさに、でしょうが。
それにしても、面食いでしょうか?いきなり昼食を誘ったり、間接キスしたり・・・。
この告白、やはりストレートな分、とてもまぶしいです。
「ルナDルナティック」旅行先にまで魔物に追われるとは・・・。あ、この店員も怪しいです。もしかして、始めからマオをおびき出すために?
腹が減る、なら血を少しとっておいてもいいのに。あ、鮮血でないといけないのでしょうか?分離、凝固した・・・一体何を必要としているのでしょう。血液は放置すると上澄みの血漿、固形の血小板などと血球の三層に分かれますけど、どれを必要としているのでしょう。全血でないといけないのでしょうか?クエン酸を混ぜると、しばらくは凝固しないまま全血を保存できるようですが、それでは・・・あ、そんなに長くは持たないです。
ウサギを追って、というのはアリスを思い出させます。
ヤキソバを食べているマオ、なんか威厳も迫力もくそも・・・麻理亜の前ではただの少年になってしまうようですね。そして、麻理亜にだけは絶対に逆らえないと。
この夫婦漫才も笑えます!それにしても、吸血鬼は火は平気なのでしょうか?火そのものに浄化の力がありますから、魔物にとっては不快なのでは・・・?そして、「あれ」!それは驚くでしょう。それにしてもるなちゃん、スタイルいい。あ、薪で殴ったのでしょうか?
そしてこの魔物は・・・次が楽しみです。
そして次号、篠塚ひろむ先生の新連載ですか、楽しみ!どんな作品でしょう。読み切りも面白そうです!