ちゃお2002年7月号感想
二十五周年・・・今更ですが「りぼん」「なかよし」に比べてずいぶん短いですね。
イベントにも力を入れているようで、楽しみです。
そして凄かったのが「こっちむいて!みい子」です。本当にしっかりと「女の子」を見て、できるだけリアルに描くことでその成長を助けようという使命感を持って作品を作っていることが伝わります。
考えてみると「みい子」だけでなく、「PiPiPi*アドベンチャー」「ぷくぷく天然かいらんばん」と、良質な屋や小さなお子様向け作品の厚みは最高ですね。
今回の付録にあった風水缶はポケットにも何とか入りますし、バンドエイドや薬、針と糸などを入れておくのにいいですね。もう少し薄ければちょうどよかったのですが。
「こいき七変化」これは楽しそうです!カラー扉に一目ボレという感じでした。
お嬢様学校からどう始まるかと思ったら、いきなり爆発!空中回転で決めてから「ラヴv」ととどめが飛んできて、ひっくり返りそうになりました。
そりゃ呼び出しですよ。
そして・・・他の生徒会のメンバーに期待が膨らみましたとも!運動部指揮官という言葉使いが大仰で素敵です。
それぞれの本性も笑えました。ある意味エリートフォースですね。
真田様の感性がなんかいいです。
出雲さんは生まれる時代と性別を間違えましたね・・・
斉賀さんはせいぜい頑張ってください。で、何賞を狙うのでしょう。医学・生化学賞?
こいきちゃんが一番まともな気がします。
いきなり乙女モードに暴走するのがまた笑えました。
この行動は・・・美形じゃなかったらただの変態です。さりげなく「私も食べていいよーっ」と過激なことを言っているのが素敵!
皆ろくなことをしていませんね。でも知っている学園長って・・・
特別な能力者、といきなり言われたら、それはツッコムしかないですね。
他の六つはどうなるのでしょう。
宿題免除のため、という・・・微妙にずれたところと、それぞれの私利私欲がまた面白いです。
真田様の「もらえるものはもらっておいたわ!」と、どんな状況でも態度を変えないところがまた頼もしいです。
そりゃまあ・・・家屋不法侵入・・・
勾玉が光って、何かと思ったら生着替え、かっこいいけど笑えます!「桜が足りないっ見えるっ見える」が爆笑でした。
フルートと笛はかなり違う気がしますが、そういう点はつっこんではいけないでしょう。
袋に刀・・・物騒というかもう銃刀法違反+強盗罪に・・・
木の葉乱舞とは、忍法のお約束ですがそれだけかっこいいです!
正宗だとよく一目見てわかりましたね。確か正宗で銘があるのは「京極」「不動」「大黒」「本荘」だけですから、なかごを開けてみたわけじゃないでしょう。第一正宗の大刀はほとんどないはずでは?目利きの訓練を積んでいたのか、刀掛の近くにあった鑑定書を見たのでしょうか。
お宝と思ったら遼太郎くん、これは一瞬止まりました。「そい寝しちゃえ」が爆笑。慎みのない・・・ええと、確か冒頭に清く正しくとかなんとか・・・記憶違いでしょう。
起きてた、さらに能力者・・・楽しみ!
元々泥棒に入ったのに、今更・・・
細工箱は僕もいじったことがありますが、面白いです。
これは本当に「なんじゃそりゃあ」です。このコメディセンスはべたべたっぽいですが本当に面白い!
で、この男の子は・・・楽しみな連載が始まりました!
「ミルモでポン!」カラー扉はそれ自体はとても素敵なのですが、またコミックスで潰れないか心配です。
不思議解剖は嬉しかったです。
一ヶ月もあったのに、僕はこっちの世界のミルモに頼ることを思いつきませんでした・・・
痙攣して起きるの、今はなき愛犬を思い出して可愛いと思う反面切ないです。
いきなり見てしまった楓ちゃんと松竹くんのラブラブ、わかっていましたけど吹きました。そして全身の力が抜けていきます。
あっさり意味がなかったのが笑えましたね。
確かに死ぬことになるかも・・・あ、だからドッペルゲンガーと会うのは死を意味しているというわけですか。
バチが当たった、と今更気づいても遅いですね。
無責任に「ファイト!」と励ますこっちのミルモに笑えました。
そして「アニキー!!!」あいさつにまた爆笑!別の世界の自分に会うことすら、妖精の世界では当たり前のことなのですね・・・
楓ちゃんののんきさには少し苦笑します。
禁断の魔法、というので・・・「BASTARD!」はもう忘れましょう・・・息ができませんでした。
この「未来」世界はこれからどこに行くのか、少し気になります。
未来は色々ある、どうにでも変えられると信じるのが一番健全でしょうね。ギリシャ悲劇の運命論は辛いです。
気になって、でも行動できないのが・・・まあ始めの頃よりは成長していますし、行動は変わってもそう簡単に根っこのところは変わらないですよね。
一応頑張ろうと前向きですし。
しかし、ミルモも不用心な・・・
松竹くんはちょっと悲惨。「やっぱりだめだごめんなさい!!」と、ここまではっきり断れる人はそういないです。でもそう言えたら色々と楽なのですが。
日高さん・・・懲りてないなぁ・・・
マッサージチェアを特注して頼むとは、さすがに金持ちはスケールがでかい。
さてどうなるのでしょう。楽しみです!このペンは一種のお守りとして商品化もできそうですね。
「未来vPureボイス」先輩たちも踏み台にするとは・・・
全然うまく行かないのは当たり前ですよ。何もかも、そう一朝一夕でうまくできるようなものなどないです。何年も努力を重ねて、それでやっとできるようになることもある、そんなものです。ごく一部の天才をのぞいて・・・でもどんな天才でもある程度の努力は必ずしています。
おはガールシスター、見習いの小さいチャンスのために、わざわざ転校までするのは賭けとしても大きすぎる気がします。僕でも止めますね。
両親はどうやって説得したのでしょう・・・
佳代ちゃんの言葉はかなり説得力があります。でも・・・突然芽生えた夢かもしれませんが、この気概はかっこいいです。
朝の四時、って始発もないんじゃ・・・泊まり込んで?で、ディレクターは当然朝の四時の更に前からチェックしていたのですね。上には上がいる・・・
ゲームに合わせてメイクを自分でやるとはすごい!
中沢プロデューサーの笑顔で強引+無茶、それに真っ直ぐ応えるおはガールの組み合わせ、やはり面白いです。
あ、いきなり告知・・・すごいチャンス!30秒、着ぐるみでもどれだけの人が、少なくともこの間オーディションで落ちた人全員が体を焼かれるような思いで夢見ていたことですよ。
ここは厳しく言うの、よく分かります。ゾナー二人組の励ましはほっとしました。
いきなり五千人の前・・・考えてみると、僕がよく行っていた旧東京宝塚劇場より多い・・・プレッシャーで動かなくなるのもよくわかります。リハーサルもなしのいきなりは無茶ですよ・・・きつい試験。
よく乗り切ったものです、ほっとしました。そして笑顔で決めてくれたのは嬉しかったです。
それでほっとしたら、いきなりこれって・・・ああああああ。
一人でまだ完全じゃないバトンを、すごすぎる状況です。でも楽しみです!
「空色すくらんぶる」ううむ、つくづく色気がない(扉絵)・・・
テストってまあ、無理というほかありませんね。
いきなり監視しているとは、行動パターン読まれてますね。
日常マナー点とは・・・これは残酷です。囚人より悲惨かも。あ、「ハリー・ポッター」シリーズの学校にも似たシステムがありましたね。
でもまあ、一つ一つしつけていくのは有効かも・・・遅くなってからのしつけは心が発達している分余計辛いものですが。まして、なぜマナーが大切なのかは彼女は絶対納得できない性分ですし・・・帆志が「なぜマナーが必要なのか」理詰めで教えてやればいいのに。
新しいキャラクターの登場がなんかさりげないですが・・・面白い、そして妙にリアルな妄想です。
食材は確かに豪華ですが、少し季節感がないような。
教科書やレシピを見てはいけない、というのは厳しいですね。毎日がテストとは・・・緊張感、ストレスが強すぎて危険なのでは?
空ちゃんが料理の経験がない、と言っているのは意外でしたが、アウトドア経験はあると聞いて納得。
この停電で、「甘いよーあの理事長はきっとどんな理由があっても許してくれないよー」と言われたことを理事長は聞くべきですね。生徒に人間的に信じられていない、ということの意味が分からないなら、教育者の資格はないです。
自分がどんなにひどい犯罪を犯したか、くららちゃんたちはまるでわかっていないですね・・・
電気はなくても料理は作れる、と空ちゃんがやっと活き活きした姿を見せるのはほっとしました。
パエリアとはいいアイデアですね。僕も好きです。
やはりこういう空ちゃんの活躍はかっこいいです。
でも・・・そう、たき火の許可を先生に取っていない、それは・・・もし火事が出たときの(彼女は習熟していますが、それはこの際関係ないです。責任を取れるかどうかの問題です)ことを考えていない、大人の行動ではないです。それを強制するのも教育なのですから・・・ただし、「先生に言っても許可されるわけがないから勝手にやる」と考えるのもわかります。これは先生との信頼関係がないからで、大きい問題ですよ。
理事長がここで減点しなかったのは意外でした。全く何も分からない人ではないようですね。逆に面白くなりそうです!
お嫁さんの一言で赤くなる帆志、可愛い!
「ミニモニ。やるのだぴょん!」甘えまくってお母さんは日本にいる、ミカちゃん・・・爆笑!
飛び込みも爆笑でした。確かにこれをやられたら引っかかるかも。
僕も一度、遊園地のプールで飛び込み台から飛び込んだことがありますが、華麗な演技などする余裕は全くなく足から飛び降りただけでした。あと、宅地造成中、崖になっていて下に刈った草などクッションになるものが積もっている、3mぐらいの高さから飛び降りて遊んだこともありますね。結構楽しいものです。
「Dr.リンにきいてみて!」クライマックスに行きそうで行かないですね。
電話に邪魔され、もういつもの兄妹に戻っている、と思ったら・・・やはり致命的な違いができてしまっている・・・
おじいちゃんもやっと動き出したようですね。風水脚気だけで大丈夫でしょうか?
この世が闇に・・・それって具体的には?もう既に、日本は絶望に覆われていますが。
夢が重なって形になっていこうとして、でもなかなか肝心なところには行かなくて・・・むしろもどかしいような感じです。
やっと今までとぼけ続けてきたおじいちゃんが動き出したようですね。
しかもそんなことを、女の子でしかない明鈴に押しつけるしかないなんて・・・
封印するしかないのでしょうか?それは、餃子にとって死を意味しているのでしょうか?そしてアズサちゃんがどうなったかも気になります。普通に考えれば餃子に抹殺されたのでしょうが・・・
「ぷくぷく天然かいらんばん」今から暑い夏のことを考えたくないです・・・嫌だ、これからあの地獄の季節が来るのか・・・はあ。
スーパーのドアの前とは、智恵ですね。そこもまたママさんが邪魔するのが笑えました。
池がお風呂になっている、というのは普通ないです。
氷にパニックになり、あさましい一人占めの声が出るのは笑えました。
これは削れませんね。でも冷蔵庫があるのですから、その中で涼めば・・・危険ですのでよいこは決してやらないように。
くっついて涼を楽しめばいいじゃないですか。
「エンジェルハント」意外な進展でした。
飛んでいるのを色々な角度から見ているのがとてもいいです。パンツが少し見えていますが、この角度なら見えないのはかえって不自然でしょう。
放してしがみつかせたりまた飛んだり、忙しいものです・・・そりゃパニックになりますよ。
真由ちゃん、やっと懲りたというか・・・今まで自分が何をしていたか、分かったときにはもう手遅れ・・・「わかってくれればそれでっ」という天音ちゃんの言葉、逆に胸が痛いです。分かってももう遅いのに。
やはり契約は有効でしたか。「魂は取り戻した」から、命は危なく助からないところだったことは無関係ですか・・・そういう言い訳は通用しないようです。
天使の善悪は何かと考えさせられますね。
キリスト教では「善」は「神の御むね(意志)」とイコールです。だからノアの大洪水、ソドムとゴモラの爆撃など天使が繰り返し行った虐殺は全て善です。
人間にとっては、自分にとって得なら善で損なら悪ですね・・・ただし、人間の誰にとって損か得かでも違いますが。
いわゆる「幸運の使い」とは、人間の中でも弱者に対する利益でしょうか。
この解説は分かりやすいですし、ある程度普遍的な世界観が見えます。
天使が人間として生まれ、徐々に覚醒するというのは面白い設定です。
文句たらたらのひとしが少し笑えました。
契約の覚悟はちゃんとしていましたか・・・これを見た読者が何を学んでくれるか・・・
まさか真由ちゃんもエンジェルだったとは。僕はてっきり、真由ちゃんのほうは魔だと思っていました。
天使として生まれたら問答無用で力に覚醒し、霊の始末や魔物の回収をする義務を負うのですか。
考えてみるとずいぶん理不尽ですが、「教会教義学(カール・バルト)」では人間全てにとって生まれた事自体が神の恵みであり、かつ戒めでもあるため、人間は問答無用の義務として神を信じ愛し感謝し尽くすこと、そして隣人を愛し隣人のために尽くすことを義務づけられているとのことです。そう考えると別におかしいことではない・・・
素直に喜んでる真由ちゃん、死にかけて死ぬかと思うほど痛い目にあってもまだ懲りていないようですね。ヒーローに対する憧れでしょうか?
天音ちゃんが拒否して・・・浜崎さんが飛び出して、嫉妬を覚える真由ちゃんが可愛いです。どんな関係になるのかも楽しみです。
浜崎さんの洞察は正しいと思います。「何がしたいか何が正しいか自分で判断できないの?」この一言は痛いですね。
もしかしたら神父・・・パパは、とてつもなくずるいことをしたのかもしれません。
天音ちゃんをそばにおいておきたいばかりに、彼女に「自分で判断する」事さえ許していなかったのかも。人間ではなく、人形として扱ってしまったのかも・・・
親の権利にそれがあるのかどうかも微妙ですね。ある程度までは親が善悪を判断し、教えなくてはいけないですが、完全に自分で判断できないのは問題です。
来月暴かれる真相がどんなものか・・・残酷な告白を覚悟したのか、とても冷淡な目で見ている自分がいます。
「ブリリアントな魔法」ちょっと絶句しました。
どちらか分からない状況、これもまたたまりません!
やっと本格的に動き出したようですね。そういえば・・・淳希はどうして、美月を恋愛の対象として見ることを拒否するのでしょう。今は響の存在からでしょうか?
響のまっすぐな告白にはまぶしさを感じます。これに爆発してしまった淳希の負けですね。
どうして素直に好きな人に好きと言うことができないのか、もてあそぶような言葉で傷つけてしまうのか・・・結果だけを見ると、それが確かに美月の気持ちを動かしていますが、それはとても卑怯なことです。第一淳希にそんなつもりはないはずです。
ちょっとそこが分からなくて、気になります。そして響の怒りもよく分かります。
何を守りたいのでしょう。分からないのが情けないです。
この対立はとてもかっこいいです!
二人で迎えるポジション作り、なんか胸が膨らんで苦しくなりました。
ホント、「このままがいい 夢でもいいから あともう少しだけこの瞬間が続けばいいのに」この言葉と心、なんだかたまらない・・・できるわけないだろ、と思いきりツッコミたい思いもありますし、なんとなく分かる気もします。
絶対壊れるのが分かっている微妙なバランス・・・それほど素晴らしいものもないですね。
問題が具体的なのも芸が細かくて面白いです。
え・・・響くんに返事もしていなかったのですか。もうラブラブだとばかり思っていたのに・・・凄く不安になります。
なんかすごいことになりましたね。
一週間三人で泊まるって・・・考えてみると学校のみんなには、美月は淳希とつきあっていることになるのですから彼氏と旅行ということですよね。やば。
どうなるのか凄く楽しみです!ドキドキすることだけは確かです。
「まじっく☆イリュージョン」すごく面白かったです!今までHな表現ばかりが注目されてきましたが、総合的な実力もちゃんとありますね。
ネ(ヨ)をつけるしゃべりかたも面白いです。ユーリーと言う名前、ハーフか何かでしょうか?
いきなり無茶な条件で、という始まり方もうまいですね。
序盤は一気に話が進み、読みやすいです。
パンツもろぐらいはやるのですか。
鶏が威張っているのを、ゴミ捨て場を背景に色々な角度から見るシーンも面白いです。
染次郎の優れたマジシャンとスケベオヤジがうまく響き合うコメディ部分も面白いです。
基礎を徹底して身に付け、それから度胸と客へのサービスという基本をつける・・・教えるやりかたもちゃんとしています。
あ、ちゃっかり付録を使っていますね。
なぜ客が引いたのかを大道芸と比較して教えるところはいい先生だなと素直に思えます。
と思ったら「一気に説得力なくなるネ」なのがまた笑えます。
ここで風邪というのもお約束ですが、それだけ楽しみが増します。ライバルを無理に出すよりページを食わなくていいですね。
さらに道具まで忘れるとは・・・驚いたときのぶっ飛んだ表情は思わず爆笑でした。
染次郎の、舞台となると出てくるプロのプライドはめを引きましたネ(うつっちった)
涙で人間に戻るなんて・・・これはマジックとしか思えないですが、マジックじゃなくて奇跡だったとは。
優勝したならもう立派に戦力なのですから、別に奇術部にいてもいいじゃないですか。人間的に嫌いだったのでしょうか?
それにしても、彼はどれくらいこちらにいられるのでしょう。もうすぐ死ぬ運命なのか、それとも本当に人間に戻れる日が来るのか・・・
おまけマンガも楽しかったです。真摯な取材が伝わってきました。
「こっちむいて!みい子」すごい!こんな題材を真正面から扱うなんて。感動でした。
この作品は本当に少女のための作品ですね。男の僕は見る事自体罪悪感を感じますが・・・じゃあなぜ読むのでしょう。
よく「女の子のリアル」を描いてくれているからです。ではなぜそれを知りたい、感じたいのでしょうか?
はっきりとは分かりません。でも、態度に気をつけて見ていたいです。
まりちゃんの「ケンタくんが見たらよろこぶ」発言にはびっくり。刺激的なことをいいたい年頃なのでしょうか。
僕のクラスで男女の着替えが別れたのはいつの頃だったでしょう。なぜか中学一年の時に女子の着替えを(別にのぞいたわけではなく、同じ教室で着替えていたらしい)見た覚えがあるのですが・・・
まあ時代にもよるのかもしれません。
胸おっきい、とストレートに言えるみい子ちゃんはそれだけ幼いのでしょうね。配慮ができていないということでもありますが。
父子家庭ですか・・・しっかりしていますね。
お母さんがいるユッコに対する嫉妬のような感情・・・そして父親には言えない悩み、すごくリアルです。
カオルちゃんから見ると、みい子ちゃんは何も苦労なく育ったように見えるのですね。まあ分かる気もします。
弟のほうがしっかりしているのが笑えました。
透けるのがいやだからバンソウコウで・・・痛々しいです。これをあえて描いた勇気、そして編集の決断は賞賛します!少女の読者に、リアルな自分・・・特に低学年の子にはこれから味わう悩みを直視させ、それを余計な罪悪感や恥辱感なしに受け入れさせる準備をする、立派だと思います。
叫んだりして幼いながら、必死でカオルちゃんのことを考えてあげるみい子ちゃんの姿もとても素敵です。
手紙というのはいいアイデアですね。
この父と娘の交流はとても素敵でした。
本来なら父が、そして教師が気づくべき事ですが・・・難しいでしょう。まして男ですし・・・
落ちもありましたが、とても心温まる話でした。「ちゃお」がいかに真摯に女の子に向き合っているかを痛感しました。もう一度、心からの賛辞を。
「聖ポリス☆SEIKA」あまりにも単純な展開に笑いが止まりません。
なんなのでしょう、このばかばかしさは。この大仰お色気満点な格好で登場して、やることは大食い・・・
何か違うぞとは思いますが、笑うほうが先です。
結局暴れるのですか。なんとも言えず笑えます、この展開。
クルス様の下品さがまた面白いです。
厳しい目をむけるクルスに、認めないといわれて試練を課されるのかなと思ったら可愛がられるのも意外性があってよかったです。
面白いキャラですね。正体は・・・まああれは、分からない人はいないでしょう。
また豪快にパンツを、これももうお約束ですか。
で、今ごろ正体に気づくとは・・・なんかいいです、この馬鹿馬鹿しさに徹したノリ!
「原宿バンビーナ」少し考えさせられる話でした。
ダンスシーンはさすがです。関係ない話と思ったら、突然バンビに話が回るのもうまい。
最大のポイントは「売るためにはなんでもするのがプロなんじゃねーのかよ!」ですね。
成功という夢はきれいごとばかりじゃない、でも汚れきり、全てを忘れてしまったら何のために頑張ったかも分からない・・・
イメージを無理に作ろうと・・・色々なところで聞く話です。ただきちんと売り出したい、投資に見合う結果を出したい、自分が見つけた素材を夢見た通りに加工したいというだけでは・・・でもそれもまたエゴで、それが素材自身とぶつかってしまったときには不幸な結果になりがちです。
逆にうまくその対立からいい結果が出ることもあるのですが。
四人での約束にこだわるのも分かります。でも、それに縛られていては先に進めなくなることもあるのでは?ハルの気持ちのほうがむしろよく分かります。
このプロデューサーをとことん悪役に描いたのはどうかな、と思いました。違う形にできたかもしれない気がします。
でも、この初心の素晴らしさをしっかり描いたストーリーはそれで感動的です。
人間の生き方、一番変えられないものが「A WING」の夢だったんですね。自由・・・確かにその姿はとても美しいです。
でも、ストーリーの中ではこうしてすぐに四人でデビューできましたが、現実には・・・チャンスはあったとしても一度きりでしょう。
もしかしたら、本当に「後悔する」ことになっていたかもしれません。何年頑張っても芽が出ず、年齢がかさむにしたがって生活の重みが背中を圧迫し、夢も錆びついて・・・
どこかで夢を諦め、現実の生活を・・・それも普通のルートから一度下りている以上、非常に厳しい道を・・・具体的には社会的身分が低い状態に生涯甘んじければならないです。
そして、夢と現実の狭間で苦しみながら、あのチャンスを逃したことをずっと後悔し続ける・・・そんな結果もありえたのです。
もちろん全て覚悟していたのでしょう。
でもこのユニフォームを着ての踊りは素晴らしくかっこいいですし、最後の笑顔も素敵でした。
「PiPiPiアドベンチャー」かっこいい・・・
すごいつりざおってどんなアイテムでしょうか。男の子と女の子の価値観の違いからケンカになるのは面白いです。
妨害工作を素直に自白するピカチュウたちには笑えました。
必死になっている女の子たち、かなり怖い。
それでこうするとは、大した男です。このラブラブは見ていてたまりませんね。
来月号は・・・今度は何をやらかしてくれるのでしょう。楽しみです。