ちゃお2004年6月号感想
長期シリーズが終わり、新たなシリーズが始まっていく…春だからこそですが。
もも ララナギ ミルモ きらレボ BP ミニモニ。 キス シンコレ ぷくぷく プリわん お助け部 みい子 エンハン 予告
もも@もも@ピーチ
なんともいえない感じです。
「誕生日に何かほしいものある?」が「さりげなく聞いてるつもり。」なのが笑えます!
先生を突き飛ばすのはいけませんな。
妹と言うのはこれほど可愛いものなのでしょうか…僕には妹がいないのでわからないです。
まあ、そういうボディーガードがいれば変な男の子にひっかる心配もないですし、逆にそれを倒せる人間的な強さ、思いの強さがある男でなければ近づけないのですから…そういうのと出会えなくて一生兄に独占される生活になってしまう心配もありますが。
しっかり守ってくれる一平くんの反射神経は素敵です!
ナユタちゃんの神秘的な雰囲気はいいですね。店も簡素でいいです。
あ、お兄ちゃんも危機になれば彼女のことをちゃんと守ってくれますか。
犬になってしまった、というのがどういうことになるのでしょう。
え、犬になったり人間になったりじゃなくて、ずっと犬のまま…それは困りますね。
店の悪いうわさを流されるのは最悪の攻撃です。
魔法のデジカメとかは結構アニメ化狙っていそうです。
あ、一平くんにも妹はいるのですか…だとしたらお兄ちゃんの気持ちはある程度わかるかもしれませんし、そっちから説得…場合によってはお兄ちゃんが一平くんの妹に惚れて交換ということになるかもしれません。
犬の姿でもしゃべれるとは…便利なようですが面倒です。
おしっこをかけるのは笑えました!前に何かのマンガで動物に変身した子が、嫌がらせにおしっこをするときにすごく葛藤していたのと比べ、ずいぶんあっさりしていますね。
しばらくは魔物探しでしょうか?
スパーク!ララナギはりけーん
四天王ですか…残り二人の出番はいつでしょう。その二人もこの学校に入るのでしょうか?
というか、バレーは六人ですから六…地蔵と言いかけて爆笑しました。竜虎、三羽烏、四天王まではわかりやすいですが、五虎将軍とかそれ以上は面倒なだけですね。他にも八犬士、十勇士、十二神将などはすわりがいいですが。
四天王の残りの二人はどんな選手か…パワーのララ、ジャンプ力のナギ、だとしたら長身でショートカットの子が鉄壁のブロック、もう一人が戦略性の高い技術+リーダーシップでしょうか。
ナギちゃんの札束攻撃は見ていて気持ちいいです。多分百万札束でソフトになでられる感触ってすごく気持ちいいんでしょうね。
校長が堅物というのでバランスが取れているようです。
本当にララちゃんってわけのわからない子です。兄弟が多い貧乏とはわかっていますが、どんな事情なのかまるでわかっていないですし。
バレー部に来ないのはモデルの仕事でしょうか?いや…もしかして、あの石をなくしたせい?!あ、ありえる!
で、いきなり相手が追い出されたところ…爆笑!ネズミと化しているのがまた面白いです。
確かにあの件ですっぽかしたナギちゃんも悪いですが、誰か一人でも「いいわけもお金も要らない、プレイだけで返して」と言えば全部解決していたはずです。それを言う子がいなかったということは、皆が自己中心的でチームの長期的な強化より、自分のポジションやチームの「和」を優先しているということ…転校して正解です。
まあ「身長もね」はやばいです。
個々の能力がまあまあなら、強豪との試合ではあえてこれまでのフォーメーションを変えないほうがよかったかもしれません…負けるでしょうし、新しいチームの弱点を抉り出してもらえないのは長期的にマイナスですが。
ララちゃんは本当はバスケをしたい、と…
「仕方ない 脅すか…!!」が笑えました!邪悪な感じですが、彼女の場合チームが勝つことを最優先しているし色々とフェアな感じなので、悪い気はしません。むしろ好きになっています。
ランドセルに札束が詰まっていたら僕も相当怖いです。
でも…この札山、みんな落ちていたのを着服しなかったでしょうか?
でもって「学校のトイレットペーパー3ロール」がもう笑い転げました。そして、整列のときのエクトプラズムがキツネで髪飾りがついているのがまた…
この悪口はむかつきますが、それはナギちゃんの実力も短気さも充分わかっていて勝つためにやっていることですから。
震えているララちゃんには呆れてものもいえないです。
ビンボー人、で変身して…「行けえっビンボー人!!」と、しっかり息がぴったりなのがまた面白いです。
また遊星爆弾なのも…
「全国制覇を手伝いなさい」という台詞、気に入りました!
ミルモでポン!
結構あっけなく今度の話も終わってしまうようです。不思議なことに、今回は感想を書くために読み返すのにやたら抵抗がありました。特に考えさせる内容があったとも思えないのですが…何が引っかかったのでしょう。
カラーで見ると、銀河くんって結構女性的な感じですね。
あと三十分、というタイムリミットのスリルはのんきな楓ちゃんの雰囲気とあいまってかなりスリルがありました。
結木くんの話ならいくらでも出てくるでしょうね…銀河くん、よく切れなかったものです。
銀河くんが唐突な行動に出るのは驚きました!てっきりミルモが気づいて結木くんが助けてくれるとばかり思っていましたから。
自分でもわからない…「南楓にほれたのではあるまいな!?」という指摘は逆効果だったような、彼が自覚するだけでした。
「星野くんのさみしそうな顔が気になって」って、楓ちゃんでなかったら惚れたなと思ってしまうところです。
かっこよく落とそうとして、結局巻き込まれるのは見ていて面白いです。
いちいち女装するのがまた笑えます!本当に好きなんですね。
魔法でピクニック広場というのは便利ですね。ただ、このピクニックに住田くんも参加していないのは寂しいですよ!完全に森下さん、住田くんは退場のようで…
男のしょっぱい涙、今回はタイトルが詐欺ではないようで…ままごとを本格的に真剣にやっているのがとても面白いです。
こういう、子供用の遊びって成長してからもやればある程度楽しめると思います。
卒業してしまうのはもったいないですよ…結婚して子供が生まれれば子育ての間は楽しめるのですが、子供を作らない場合はそれもできないですし。
サスケとハンゾーがペットで喜んでいるのが可愛いです。
楓&結木の、楓ちゃんのストレートすぎるラブコールに真っ赤になって、ほっとする結木君の目がもうのたうちまわります!すごく深い愛情に満ちていて…
花を編んだ紐をこういう使い方をする日高さんには爆笑。
ハイパー大縄跳びは笑えました。
で…まあいつかこうなるだろうと思っていましたが、ちょっと展開が早い気がします。
「銀河くんて家に一人だよね もしものことがあったら」は本当に危ないです。
それこそ階段で転んで頭を打った、ガス漏れや一酸化炭素中毒、風呂で心臓麻痺など家で普通に生活していてもいくらでも大変なことはあるわけで…本当に一人ぼっちだと取り返しがつかなくなります…
消滅状態から助けられるか、そして…ダアクとの対決になるか…
きらりん☆レボリューション
宙人くんのほうが比重が高くなっているような…本末転倒にも。
「オレがここまでしてやったんだからがんばれよ」という励ましがなんだか燃えます。
この嫌がらせ、誰か見抜けって…いつも思うことですが…
なーさん、と見せて宙人くんにきちんと感謝する間の外し方がうまい。
まあこれはエリナちゃんが怒るのもわかります。
カメさんとなーさんが仲良くなるのは笑えました!
で、このカメさんへの冤罪はひどい…おびえていますよ。このカメさん、単純化されている割に妙に実際のカメに似ているのが面白いです。
親切と見せて、これはお見事!
わさびケーキは笑えました…で、この対処、涙ながらのものすごい笑顔には心臓貫かれました。素晴らしい表現力もあるのですね。
ちゃんとみんなの気持ちを考えて頑張っているのが高感度大です。
エリナちゃんが食べてしまったのは…爆笑!二人で火を噴いて転げまわるのはもう…
無視と見えてこの看板はお見事!いい演出です。
かなりスケールが大きくなりそうですが、肝心の恋はどうなるのか…どっちを選ぶのか、楽しみです。
ビューティーポップ
予想通りですが、小細工が結構面白いです。
「それともナルナルは女の人しかきれーにできないの?」という挑発は見事。
綺里ちゃんが彼を動かす形にしたほうがよさそうですが。
伊織君の登場は毎度毎度空気をうまく換えますね…それぞれのキャラが明白な空気を持っているのが最大の魅力でしょうか。
いきなり結婚式をやめるって、生徒の面前で先生がこういう騒ぎをするなって…
もうこういうヒステリーは見るに耐えないのが正直なところです。
「金沢くん」という二人の関係も特殊な違和感がありました。
お母さんだったのはびっくりしました!すごい。よく気がついたものです。
確かに自分のオヤジ顔でこれをやられたら気色悪いでしょうね…
綺里ちゃんの、甘えてくるシャンプーに対して「なに?ごはん食べたいの?」と話しかける口調はどうなのでしょう…いつもどおりのクールなのか、あまあまな声だったらとても笑えるのですが。
いろいろなお膳立てをしているこの夫婦がなんだかほほえましいです。
「僕はもっと自分に自信を持ちたい」がキーワードでしたね…というか相手は先生なのですが?
S.P.のほうも…なんか先生と生徒という感じがしない、どちらもなんだか反応が幼いような…
松田、金八先生が教師と生徒としての恋を育んできたというのがなんだかじーんとします。
松田先生がここまで綺麗になるとは驚きでしたが、微妙に違和感があります…なんというか、四十歳の美人ではなく無理やり若くしたような気がするのです。
金八先生もすごい。ただ、こちらも…年齢を無視して、つまりロマンスグレーなど若くなくても美しい姿はあるはずなのに無理に若者にしているような…
ただ、金八先生の真摯な思いはとても素敵でした。
うぷっ、というオチは笑えました!
ミニモニ。やるのだぴょん!
なんかあっけない最終回でしたね。矢口さんも出てきていませんし…
というか、最終巻で最終回、矢口さん卒業など相当未収録があるのが納得いかないのですが。
最後のポーズはかわいらしさと元気さがいっぱいに伝わってきて、結構いい気分になりました。
この手のものにしては珍しく、とても面白い作品だったと思います。
さて、「娘。物語」のほうでのミニモニ最終公演はどういう風に描かれるのか…
キス=キス
冗談ですか。こけました。
というか瑞樹くん完全無視ですか…
お兄ちゃんが前面から引いているようなのが面白いです。普通なら瑞樹くんとおにいちゃんの三角関係が本筋になるのに…
結局和哉くんとデート、写真でいちいち怒っているのが笑えました。
和田氏のどこが好きなのかを言わせていい表情を撮りまくるのはすごい!考えたものです…あ、今わかりました!「ミルモ」でなぜ銀河くんが、ひたすら結木くんの話でのろけまくっていた楓ちゃんに惚れたのか…好きな人のことを語る表情がとても魅力的だから!住田くんもそれで楓ちゃんに惚れたのですし。
色々な表情のコレクションが見事。
拓夢くんの逆襲はとても面白いです!
そして…こんどは拓夢くんとデートですか、まあ本人は気がついていないでしょうけど。ウズウズしている表情、可愛いです。
密着しすぎて初めてデートみたい、と意識するのがまた可愛い!
そして、和哉くんのファインダーが二人の最高の表情を捉えた瞬間はなんだか胸が熱くなりました。カメラは嘘をつきませんからね…
しかし和田氏は…完全に身を引いているという感じですね。パターンではあえてつきあって等身大の恋へのエスコートを勤めることが多いものですが…不思議なキャラです。
結局拓夢のことが心に入ってきてしまったのは笑えました!
さてこれからどうするのでしょう。
シンデレラコレクション
かなり強烈なエナジードレイン効果があります。体の力が抜けるというか、不思議な熱いものが皮膚の下を駆け巡って思考、姿勢が維持できなくなるのです。心拍も不安定になり、心臓にうずきが走りますし…大人の僕がこうなのなら、幼稚園児の読者はどうなるのでしょう。
桃香の言葉を録音するとか、何か対抗手段を考えればいいのに…
旭くんとヒロたんを排除する巧妙さには舌を巻くしかありません。
「私は旭とヒロたんに信じてもらえるほうがいい」なら、もうモデルという仕事にもこだわる必要はないのでは?あの二人はニーナちゃんがモデルを辞めたとしても彼女を受け入れる、変わりはしないと思います。
閉じ込められる手に引っかかるのはもう、呆れるほかありません。何か緊急連絡手段を持っておく、またはヒロたんか関係者の大人が付き添っているかすべきだったのに…
髪が取れなくてスリルを増幅させておいて…この登場は最強でした!
なぜ何があったか全部言わなかったのでしょう。何かしら証拠はあるはず。ニーナちゃんが何を考えているのかわかりません…正々堂々が通用する相手ではないとは初めからわかっているはずなのに。はっきりいってこれを止めないと、関係者全員に迷惑なのです。黙っているのがフェアと思っていたらかえって他の人たちに迷惑をかけることになるでしょう。
というか誰か大人気がつけって。
結果は髪を切っての登場のインパクトがあった分、正直意外でした。
何か不正があったのでしょう…そういう闇も描き始めるのでしょうか。
もう結果とか、モデルという仕事にもこだわる必要はないですよ…旭、ヒロたんの支えがあるのですから。
ぷくぷく天然かいらんばん
またお約束な展開に…もうこれだからたまりません!
「ぷく兄ちゃまのお嫁さんになると」はなんだか笑えます。ぷくぷく、まさか本気にしてる?
恋の逃避行、という言葉の微笑ましさにもだえていたら突然カッコいい男の子…見合い相手だな、と見当はつきました。それにしては同一品種に見えないのですが。
心労で倒れた、というのはすごすぎます。
「笑った顔のほうが100倍かわいいよ」は吹っ飛びました。
こんないいムードで「マルはぷく兄ちゃまのお嫁しゃんになるので」と来るとは思いませんでした!まあ、レオンくんも気長に待てば…
このパパさんたちのバカっぷりが最高!
「まあそのうち目が覚めるんだろーけどね」が素敵です!よくわかっていますね。
プリンセスVer.1
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お、おまえら理性というものはないんかい…やっていいことと悪いことが…衝動だけで動くな…
千早くん、二人とも刺していい。許す。
茉莉乃ちゃんの頭の中から、一瞬で千早くんのことが吹っ飛んでいるのが悔しくてなりません。
「ごめん」というメールが残酷すぎます!
まあ大胆な子だとはわかっていましたが、もう…正直見放したいです。
心の天秤の針は、羽毛ほども千早くんのほうに傾いてはいなかったのか…
「しちゃいけない恋のない世界」ならありますよ、「Somewhere(ウエストサイドストーリー)」、あの世に。
雪合戦、そして…もう心中しちゃえば?いやがらせに「この世にただひとつ」(曽根崎心中の宝塚版、「心中
恋の大和路」の主題歌)をBGMに流してしまいました。
占いの運命の相手…それを考えると、唇をかみ破りそうになります。
現実に気がついて、もう帰れということになって…ほっとしたのもつかの間…
悠、反省が遅すぎ。結局手遅れですか…
「思い出を…ちょうだい」はちょっと少女誌で口にしていい言葉ではないような。
で、「シャワー…使えば」はもう呆れてものも…ひっぱたいて自分も水でもかぶって正気に返れよ!
「どうしてほしいって?お嬢様」はもう手の内読まれていますね。茉莉乃ちゃんのほうが余裕あるみたいです。
って、ここは本当にやったとも解釈できるのですが…もう許せないを通り越して悲しいです。
千早くんがあまりにも哀れで、深い深いため息が出ます。
プレゼントを千早くんが開けてしまったことにどんな意味があるのか、そして…いくつかのネックレスなどがあちらこちらに絡まっているのがこの作品のうまいところです。
ここまでどうしようもなく悠が好きなら、さっさと割り切るしかないでしょう。
もう知らない、というのが正直なところです。千早くんがあまりにも惨めです。
いいかげん千早くんが怒っても、何をしても僕は許しますよ。
まあ、この状況で心中という発想がないのはせめてもの良心かもしれません。
おねがい☆お助け部
定番定食の慣れ親しんだ味、堪能させてもらいました。
ファンクラブに入れない、という状況がまずわかりやすい!
「くっつけてください!!」という依頼に蹴り一発が笑えました!最高。
で、いきなり脅迫とは…いい神経しています。
え、この女の子…驚きました。
そして唐突に猫を投げて、気がついたらこの体勢…この勢いが素晴らしい!猫を投げるところなんてすごく躍動感ありますし。
この仕事、結構大変なのでは…どんなスポーツでも絶対勝てる実力がなければならないのですから。
小海ちゃんのこの元気さがあって、なぜファンクラブぐらい蹴散らせなかったのかは不思議です。
早月くんの正体…わかってからがまた面白いです。
結果がわかっていて、目を覚まさせるためにはこれしかない…辛い立場ですね。
「おれを早月と思って告ってみな」がまた…ため息が出るほどわかりやすくていいです。
やり直しの繰り返しギャグも素敵です。
そして本番、走って往復しているのをとどめてくれる颯くんがまた…ため息。
「代わりに気持ち伝えてください!!」って、それでいいのでしょうか…彼女を傷つけないためには(相手の正体はわかっているのですから)伝えたことにしてNoだと返事を告げる(早月本人には事情を説明)手もあるのですが。
本当の恋なんだ、というのが…結果がわかっている分苦しいです。
そして、うまくいった直後に調査書を読むとは…ここで悪者になる颯くん、痺れるほどのかっこよさです。
この辛さは自分で受け止めるしかない…自分の見る目のなさが悪いのですが、それも五歳の子供に計算ができず、十キロの重さも持ち上げられないのと同様しかたがない…
部長のフォローは胸が温かくなります。とても痛快です!
「部長を見るとドキドキしちゃう」がもう体が爆発しそうでした。嬉しいエネルギーが全身の血管を駆け巡っていきます。
ため息。ごちそうさまでした!この調子で本誌で頑張ってくれることを祈っています。
こっちむいて!みい子
うわ、リアルというか…すごく怖い話でした。
本当にこういうことありますよ!うわ…
最後の一個のフローズンヨーグルト、それがどんな悲劇を生むか…もう笑うほかありません。
そんなに食べたくなくてももう一個とか、競争になるとかするとものすごい欲望になるんですよね…怖いですが、結局それは隣が車を持っているのに自分が持っていないのは悔しいのと同じ心理で、すなわち高度成長の原動力ですから価値のある精神構造でもあるのですが…
このジャンケンはみんな命賭けるでしょうね。
で…まりちゃんの…これは笑えました!食べ物の恨みは怖いです。
ユッコの好意に甘えればそれで全て済んでいたのですが、まあ一個食べられたからって恨みが消えるわけじゃありませんよ。
というかユッコ、大人すぎ。
で、ユッコにまりちゃんが悪口を言って…「ちょーっとは思うでしょ?」と言わせて「ユッコだって今言ってたわよ」には正直人間辞めたくなりました。
「ギャーギャーじゃんけんしたのだれだよ…オレもだけど」がまた…そう、多分その立場だったら彼らも同じことを…
「いーかげんじゃん」にはもう爆笑!「真実を言ってくれる友人は貴重」ってそれ、小学生の語彙ですか?
ユッコも「むりやり言わされたの?」に、その通りなのに「むりやりってわけじゃないけど…」というのは、冷静に何があったか客観的に解説しないのは…しても無駄か…
「あたしはみい子もまりちゃんも………すき。」のシーンはずーんときました。
みい子ちゃんもキタナイと気がついて、すぐ謝ったのはえらいです。
フローズンヨーグルトのレシピを見せてくれたのは嬉しいです。ちょうど材料がそろっていますし、やってみます。
料理の本をながめるのがほとんど、というのは少し苦笑しますが、そんなものですしそれも結構楽しいものです。
仲直りができたのはほっとしました。
全く子供もいい意味でも悪い意味でも人間だということを忘れない、本当に素晴らしい作品ですよ。
エンジェルハント
凍りついたまま三分ほど最後のページを眺めていました。
本当にこれが最終回?全部終わり?なにもなし?天音のパパ神父がどうやって彼女と出会い、その力を封じて保護しようとしたのか…異界での権力闘争を全て知ってのことか、何も知らず単なる堕天に情が移ったと思っていたのか…そして前に天音ちゃんたちが封印した堕天のカップルの、逃げた片割れは話に参加してこないのか…
何より新王を倒すことは可能なはずなのに、それをしないのか!話の流れが一気に断たれて、想像もしていなかった結末に閉じ込められたようです。
よく考えてみると「きらきら☆迷宮」でも姉についての伏線の山を全てぶっちぎって連載を終わらせてしまい、つい最近増刊でわずかに覗かせただけでいまだに全ての伏線が解決されたわけではありませんから、これがおおばやし先生の常なのかとも思えます。
これはあまりにも、読者にとって残酷すぎますよ。
真由ちゃんの行動は予測のうちでした。
前世のことを全て忘れ、今の気持ちだけ…あ!だとしたら、余計今のこの状況は天音ちゃんが真由ちゃんを裏切り、浜崎を奪ったことになる…前世を切り離すなんて所詮無理ですか。
髪がほどかれ、エチェとしての力を解放したときの迫力はすごいです。
天音ちゃんが抵抗しないとは…そうしたほうの勝ちですね、ここは。
あ…結局新王を倒す展開に行かなかったのは、「自分を攻撃するもの」「邪魔者」を倒す、正当防衛や目的の最中の障害物排除は…僕は当然正当化していますが、それすら彼女は否定した…これは考えさせられることです。
新王を倒して安全を確保すればいいと考えていましたが、その過程で多分膨大な天界人を、虫けらを潰すように…欧米の植民者が重機関銃で裸の原住民をなぎはらったように…殺すことになる。もし誰も殺さず直接新王の枕元に立つことができても、殺すのが百万人でも一人でも同じこと…
それを彼女は否定するのですか…ため息。
ただ、力を完全に制御できれば殺さずに相手を無力化することもできるのでは?
罪悪感から真由ちゃんが自分を殺すことを許す、確かにそれで彼女は楽になりますが…逆に真由ちゃんは地獄ですね。そこまでは考えていないようです。
はじめて真由=ミウッチャに答えを告げることができた、本当に遅くならなくてよかったです。封じるのが最終的に殺すこととは違ったのが幸運でした。
「こんな状況じゃなかったら〜親友同士だったよね?」という言葉がものすごくショックです。ここから新王を倒して、という話になると確信していたので。
姫野っちと真由ちゃんがくっつきそうなのはなんだかほっとしました。
天音、浜崎が反撃ではなく、ただひっそり隠れることを選んだのはびっくりしました。
全く新しい姿と兄妹という身分、そして…いきなり女の子の霊をはらって、また真由ちゃんみたいな子と出会って…これからどんな話があるのか、結局逃げきれるとは思えないのですが…
そして、このまま静かに終わってしまい、「9月号から、おおばやし先生の新れんさい」にもう呆然としました。本当に、本当にこのまま終わりなのでしょうか…いいのでしょうか、それで。
確かに誰も殺さずみんな幸せですが、新王は崩壊寸前で…本来魔物を狩ることも、新王に霊力を供給するための殺戮なのに…まあ自分だけよければいい、それに新王を倒してまた異界の王として暮らすより、人間としてのんびり二人きりで過ごしたほうが彼女は好きなのでしょうが…
もうなんていっていいか、この作品には全く言葉が見つかりません。拍手も忘れ、幕が下り、もう照明がついて閉演アナウンスが流れているのに客席から動けないままです。ずっとこのままなのでしょうか…
来月号の、水瀬いつる先生の新連載はとても楽しみです。人魚というとあれですが、まあそれは気にすることはなでしょう。
新人グランプリ優勝者の久世先生もどういう作品か…今ちゃおは少し連載陣が固定化されてきているので、新しい風にはどんどん吹き込んでほしいです。ポストミルモがBPでは寂しいですよ。