ちゃお2007年1月号感想

付録のブラックライトペンは、「なかよし」の同様製品が結構好評だったのかと苦笑しました。でもこちらのほうが使いやすそうですね。できればLEDと電池を気軽に交換できるように、またペンの芯も交換できるようにして、小型ライトつきの普通の細サインペンとしても使えればよかったのですが…強引にやればできるかも。
でもこのライトは結構明るいし分離可能なので、小型ライトとしても何とか使えます。

カレンダーは絵葉書にも使えますし、場所を取りませんから逆に使いやすいです。スタンドの設計は実に秀逸。カレンダーの紙自体の弾力を構造材として用いるとは。
ノートもほしいものがしっかりあって意外と便利です。

しかし…これは言ってはいけないのでしょうか、「ちゃお」ってどの作品も結局ファッション路線に流れるのでしょうか?

やっぱ極上!めちゃモテ委員長(にしむらともこ)きらりん☆レボリューション(中原杏)恋するプリン!(篠塚ひろむ)ビューティーポップ(あらいきよこ)きゃらめるvキッス(八神千歳)怪盗ミルキィ☆ドロップ(いわおかめめ)ホップステップくるりんぱっ!(今井康絵)ラブコミvれっすん(阿南まゆき)チャーム†エンジェル(もりちかこ)こっちむいて!みい子(おのえりこ)ハッピーvおばあちゃん(明野みる)次号予告

やっぱ極上!めちゃモテ委員長
このシリーズはファッション重視でしょうか?高飛車正論の委員長節がどう出てくるかも楽しみです。
未海ちゃんの過去が中心になってくれればいい、と前のラストでは期待していたのですが、それはどうなるでしょうね。
冒頭のモデル勧誘を断るシーンが象徴的で、彼女のキャラクターもうまく出しています。
告白されることを確信している…まあ僕も確信していますけど、まるで推理小説をたくさん読んでいると誰が犯人だか自然とわかるように何かあるな、と先読みする回路がなければ。
素直に読んでいればもう完全に両思いですからね…
13500…消費税を入れれば14175、高校一年生が自分で買うには…微妙ですね。僕は服を自分で買うことはありませんでしたが…
悩みっていってもごくくだらないものですが、もし何らかの形で東條くんにそれを伝えたら…彼は笑い飛ばして未海ちゃんが怒ることになるでしょう。それはそれで楽しそうですが。
いきなり襲ってきた男たち、未海ちゃんの過去と関係が?と期待していましたが…
兄だったとは。
結局モデルをやる羽目になるというのはちょっとがくっとなりました。
「ただのモデルではなくパーフェクトな委員長ですわ」…この委員長節はくすぐったくて気持ちいいです。
簡単に準備ができてしまう、それもこんなちょっとした工夫で…金をかけなくても結構おしゃれってできるものですね。
いきなり小学生モデルのスタイリスト、というのもなんだか面白そうですね。

きらりん☆レボリューション
コンサートとかはともかく、なぜここまでデザイナー方面に力を入れるのでしょう…というか最近舞台で歌っているのを見ていないような気もします。
完全には理解していない、ってあくまで自分で気づかせる…啓発*1ですね。
といっても、あまりにも厳しすぎるような気もしますけど。
服のセンスはともかくなぜキノコ、と宙人くんが豪快につっこんでくれてますけど。
というかストーカーのようにいつも見守ってるんですね、といつもながらラブラブです。
なーさんに描き直せと当然のようにいうのも…順応してますね、いい加減つっこみ飽きたのでしょうか?本格的に漫画家になっているなーさんもすごい。
派手な衣装を考える楽しさは、それも一つの段階として必要なんでしょうね。
ま…三日余裕があってよかったです。
それぞれの服についてポイントを持って語るなど、真剣にやってきたことは伝わります。
「自分の好きなものつめこんでみた」のは「まちがってない」けれど…とことん啓発です。孔子かあんたは…とつっこみたくなるぐらい。
ファンの立場に立って考える、というのも難しいでしょうね。きらりちゃんは元々芸能界にはそれほど興味はなかったのですから。
わからないときにとりあえず行動してみる、というのもいいですね。
宙人くんも暇というかかいがいしいというか…星司くんもよく協力してくれますね。
二人だけじゃ不安、って確かに宙人くんのいう意味でも…要するにボケ二人じゃなにをしでかすかわからない…不安ですが、パパラッチに見つかったらもっと大変ですよね。
「かわいいけど私はあんな服いらない」とはっきり言ってくれる人がいてよかったです。
直接話を、っていい度胸ですね…しかもエイリアン状態で。
ばれて追いかけられてリボンが取れる、それが生きてくるのもうまいです。
SHIPSの登場はさすがにカッコイイ、というかそういえばこの二人もアイドルでしたっけ。
外れたリボンを利用して、というのが実にうまい。着て外に出るのは無理でも、家で鏡台の前で楽しむという楽しみ方もありますし…そしてちょっといじれば出られるなら最高です。
楽しみですね。

恋するプリン!
扉の着物すごく素敵!
正月なのにりなちゃんも両親もどっちも動かないとは…ううむ。何年も全く会わずに過ごすつもりでしょうか?
みんなにお年玉をあげる父親もいい人です。
新しい妖怪と思ったらいきなり美形、でも変人…「帰ってください」に「空真和理助様」二重に笑い崩れました。といっても、僕も空真和理助に改名した方がわかりやすいかもしれません。
妖怪が四匹いることは放っておいて「たましいの汚れた妖怪」…確かに。
父親似と母親似がなんだか面白いです。
ぷるぷるが攻撃になる…「説明しよう」とは懐かしいフレーズの気もしますが、どうやら物心つく前のような…
直也はかっこいいのに全然プリンちゃんはそっちを見ていない…これも面白いです。
そして弱すぎる和理助…そしてこの勘違いもこれから何かと面白くなりそうです。
しぼんだプリンは凍らせて食べる、というのがなんかすごい。
前に封印した妖怪はどんなのでしょう。楽しみというかなんというか。

ビューティーポップ
ますますナルナルがラブラブになってみているこっちが恥ずかしいです。
これでくっついたらとんでもないバカップルに…うわ、想像して恐ろしいのと爆発的に悶えるのとが同時に…
普通なら言い訳のしようがない状態、ですが見ているのがこの二人じゃ疑うはずもないです。
啓はもとより考えていないようですし。
まあだから目撃者を呼んだのでしょうが…
「あんな調子だし何言ったってムダだし」と、まあそうなんですが。
二ミリの違いで動揺がわかってしまう父親もさすがにすごい。
しかも恋の行方までちゃんと見ているとは…見ていないようで見ていますね。
綺里ちゃんや小柴政司の腕を認められないのが彼の限界でしょうか?
「やるならもっとわからないように」が笑えました。そう、彼女が悪意を持ったなら、それこそ塩水だけでナルナルのハサミとオッチーのパソコンを潰せるのですから。
ナルナルのぶち切れようは見ていて楽しいです。
そして靴を隠そうとしたら、この王子さまぶり…いい加減女の子たちも目を覚ませばいいのに、結局こいつはクールじゃなくて、単に好きな子のこと以外目に入ってないんだって。
「コイツに手を出すヤツは絶対許さねぇ」にはしびれました!こんな言葉聞かれたと知ったら自殺ものでしょうね。
あーんなことやこーんなこと、でオッチーが気になっているのも見ていて爆笑。
落合的十八禁ってアンタ何想像した…
綺里ちゃんとナルナルがあったときの雰囲気は絶妙でした。適度な緊張感があって、それでいてすごく自然で…おもいっきり情熱的に怒っているナルナルもやはりカッコイイです。
綺里ちゃんの反応は意外でした…彼一人が信じてくれれば他はどうでもいい、とか?そう考えると身もだえします。
守られる女の子の嬉しさがこう素直に出てくるとびっくりしますよ。
そして親父のことは綺里ちゃんにはどうでもいいので、ひたすら…いつまで抱きしめているんでしょうね。
ずっとこのままでいたほうがいいかも。

きゃらめるキッス
もう諦めてチャイムを呼び出すか、文献あさって《あらゆる魔法を解く》何かを探すか何かしたら?またはもっと大人を頼ったら?
あの犯人をいくら捜してもむだですよもう。
この姿になるとラブラブが何か犯罪に見えてくるのは…でも子供の姿になる前もやや幼い感じでしたからあまり変わりませんでしたね。
無数の扉についても、大人は何も探らなかったのでしょうか。魔法の世界では扉は重要な象徴的な意味がありますが…
魔法学校の少年少女ものだと、どうも大人があまりに無能になってしまいます。
まあダンブルドアみたいな放任主義もどうかと思われますが…結局生徒も死なせたし自分も死んだし…
吸血鬼の女の子に迫られ、それを浮気と勘違いされる…これは見ていて楽しかったです。
話を聞かないモードになってるめるちゃん、これって彼女が元に戻って結婚しても色々大変そうです。
キスして騒ぎを見ているともう探す気あんのかよ、というのに同感。
人間界は単に可愛い女の子がたくさんいる…はは。あまりの愚かさに頭を抱えたくなりますが、昔の自分もそんなに変わらないから思い出すと自己嫌悪。結局一番美人が多かったのが中学だったのですから…
何か彼を縛って脅迫できる弱みがあれば元に戻させることもできるのでしょうがね。
二人で人間界に行って、これから本当にどうなるのでしょう。
次回からは人間界編でしょうか?

怪盗ミルキィ☆ドロップ
小さな油断が命取り…多分自分がやらかしたのでしょうね。
でも結局、みるくに行かせるしかないのでは?
または全部諦めて死を甘受するか。
クリスマスがケンカのネタになるのも楽しいです。
警備の側から挑戦状とは…ここまでわかりやすく悪役に徹してくれる警備側も珍しいです。
というか拳銃を向けるな警官。
そしてドリンクの差し入れで全滅はさすがに笑うほかありません。
柊の様子がおかしいのは…元々では?
闇の最終兵器というなら古代インドの伝説のように核兵器級の威力があってもよかったような…あ、傷つけられた者を支配して無限増殖なら…でもそれでは増えるのはごく制限されます。傷つけられた者も別の人を傷つけて感染者を増やせるなら十分人類全体にとっても脅威になりますが。
キスで元に戻すというのも僕にとってはお約束ですが、小さい読者はこれが初見かもしれませんからね。
しかし、ここまで大破壊やらかして、罪もない警官たちは大丈夫でしょうか…
まあ呪いが解けたのはよかったです。
ともあれお疲れ様でした。こういう純粋な楽しさも必要ですよね。

ホップステップくるりんぱっ!
うわ〜、早乙女さんのキャラクターが素敵すぎます。
合宿のメンバーでは一番グミちゃんのレベルが低い…単純に年月の問題でしょうね。
早乙女さんも彼女のことなんかかまう必要ない気もします、ここでは。後になってみると可愛いですが。
早乙女さんの一つ一つの華やかさ、得点のすごさもはっきり伝わってきます。
今のルールでは確か、フィギュアスケートの得点はバスケットボール同様正確に数値化できるようですから…それだけの差があるということでしょうね。
想像以上にレベルの高い合宿だったようです。
で、ザコたちも得点で上回っているならグミちゃんのことなんてかまわなければいいのに。
さらに足に重りまでつけていたとは…それでフォームを崩さないか心配ですが。
このザコたちは見れば見るほど哀れです。蹴落とすなら自分より上を蹴落としたほうが得だと思うのですが。
レオくんまで閉じこめていたとは…思わぬ副作用です。
彼もそんな目にあったことがあるとは…まったく女子と小人は*2…あ、男女差別じゃなく、女子だから腐ったことをするのではなく、男女年齢問わず腐ってる人は腐ってる、というだけですねもう。
勝つことのすばらしさを語ることで情熱を引き出そうとするレオくんの姿勢はまっすぐで素敵です。
そして「君が早乙女になる必要なんてないよ」と、まっすぐグミちゃんを認めるのも…本当にすばらしい人です。早死にしなければいいのですが。
そしていきなり四回転はないでしょう!今度のオリンピックでは回転数じゃなくて美しさなのに…といってもイナバウアーやったら石が飛んでくるかもしれませんしね。
早乙女さんがグミちゃんを認めているのは笑い転げました。可愛いです。
悲惨なのはザコです、眼中になしもいいとこ。
章吾と早乙女さんも意外といい雰囲気で、その変形誤解だらけの四角関係も何かと楽しみですね。
ちゃちゃまるはやっぱり犬でしたか…
で、いきなりの目撃…さあどうなるやら。
というか何とか少しでもレベルを上げる練習、といってもそれこそ年月の問題ですしね。

ラブコミvれっすん
なるほど、そういうことでしたか…
先生というより警察は?「ちゃお」ではいつも大人という選択肢がないですが、現実には大人という選択肢は常にあります。特にいじめられている子はそれを忘れないように。
なんてひどい怪我、って大したことはなく見えます。
耳も鼻も目も手足もあるし、指もあるし髪も焼けていないし…血だまりの描写とかがあればもっとはっきりしたかもしれません。
でも病院送りになる程度の怪我ではあったようですね。
仙太郎くんが自分を責めるのは男らしくて素敵でした。
「最後にえみと雪を見たくなった」という台詞もさりげなくてうまいですね。
送るだけでこんなに大喜び、その達成感は羨ましいです。若いっていいですね。僕はせっかく「こんな明日はいかが?」を書きあげたとき、どこかに出しても無理だとわかっているから特に高揚感はなく、ただ寂しいだけだったのに…
打ち上げパーティでの告白は留学だった…なるほど。
えみちゃんの情熱の強さ、だから…仙太郎もマイナスの感情ではなく、自分の夢を追求して…
一人でも立てる強さがある同士、すごく素敵です。
強引にキスし、ぎゅっと抱き会っての別れも素敵でした。互いに言葉にならないぐらい思いを通わせあって…胸が飢えたように痛みます。
サイン会での再会も素敵でした。
あきらめないかぎり夢はかなうから…そうかもしれません、でも1000人中999人にはいつかあきらめなければならない日が来ることも覚えていたほうがいいとも思います。あきらめたとしても、それをプラスにできるだけの強さもあってほしいですよ。

チャームエンジェル
何か厄介な因縁があるようですね。
リコルの不幸体質には困ったものです。
「あんたのパートナーだってねぇ!!かわいいじゃないのよっ!!!」は笑い転げました。
しっかり手をつないでいるのがまた…
涙を流す…だったら力があるんだから止めろって!第二次世界大戦中にはさぞかしすごい量のチャームができたんでしょうね…あのときにぶち切れて地球を焼き尽くしても文句は言いませんが、僕ならそうしてましたけど?
「あの人エロい!」っていわれてしっかり返しているビューティーさまの茶目っ気が可愛いです。というかエノク書、偽ディオニシオス系の天使位階論ではないようですね。
チャームボックスに誰かがぶつかったとき、多分チャームも全部失われたのでしょうね。
的が逃げるダーツというのも色々楽しいですね。
ミルさんとリコルの会話も色々意味深です。「がんばっただけでなんとかなるほど甘くないわ」…確かに、要領の悪い努力って本当にムダなんですよね…特に受験では。
寒波ギャグの豪快さはすごい。
単にリコルを喜ばせたくてこれだけ…確かに優しいです。
その優しさが、何か昔の因縁もうまく解いてくれるといいのですが。

こっちむいて!みい子
まあとりあえず無事で何より。
まもるくん、色々わかっていますね。
いきなり陣痛とは…でもさすがに経験があるだけに落ち着いていますね。
心配している竜平くんがまたいい味出してます。
この雪では担架か何かを頼んだほうがよかったのでは?
この看護婦が「産道が曲がってて」といったのは正しかったでしょうか?正しい説明はいいのですが、理解しにくい言葉が一言だけだと、とことん不安にさせるだけです…誰かついているか、学校に連絡したほうがよかったのでは。
何か集中してやることがあれば、それで不安はある程度解消できるのですが…
誰とも連絡できない、というのも、子供は結構電話番号を持っていないものだとわかります。
竜平くんがいざというときの友だったのは嬉しいです。
雪に濡れたズボンと靴が本当にカッコイイです。
まあ安産なら男女どっちでも…でも楽しみです。

ハッピーvおばあちゃん
まさか連載に…はは…まあ楽しいからいいか…
両思いなのに冷たい、というのがなんだか初々しくて可愛いです。
いきなりクマを手なずけるとは相変わらずというかなんというか。
スキーはだめだったというのも意外といえば意外です。
いきなり美形が助けてくれて…これも読み返してみると嫉妬させて仲を深めるため、とわかって楽しいのですが。
はっきりしとけよ、と責められて相変わらずのヘタレがまた可哀想になります。最低ですが。
いきなり声をかけられて、心臓が爆発しそうになって避けているのに誤解され…もう見ていて暴れたくなります。
せっかく思い切りかっこつけて自分の上着を着せようとしたのに、それもさらわれてますし。
ゆかりちゃんも面倒なことを考えますね。それで泥沼になったらどうする…と思いますが。
相変わらずのファンクラブも楽しいです。
そして優しく諭してくれて、まっすぐぶつかろうとしたのに…それでもうまくいかないのが見ていてもう辛くなってきます。若いっていうのは…
おばあちゃんの「かっこつける男がホントは一番かっこ悪いさ」という言葉、その温もりともども伝わってくるようです。
いきなりクレバスというのがまたすごいです。
で、こんな長文言っている余裕があれば、とつっこみたくもなりますが…まあそれはしょうがないですね。
ジョニーさんの正体にはこけました。
まあ楽しいからいいか、としかいいようがないです。なんというかよくこんなこと思いついたものですよ。

来月号は小原、こはら両若手の登場で最高の布陣になってきました。
どちらもすごく面白そうで、今から楽しみです。

*1
子曰、不憤不、不【りっしんべんに非】不、挙一隅(而示之)、不以三隅反、則(吾?)不復也
(論語 述而第七、八)
訓:
子曰く、憤(もだ)えずんば啓(おし)えず、【りっしんべんに非】(いた)まずんば發(さと)さず、一隅を挙げて之に示して三隅を以て反(かえ)りみざれば復〔教え〕ざるなり。
訳:
孔子は言われた。理解しようとしても思うようにいかず悶えるぐらいでなければ教えてはやらない、わかってはいるけれど言葉にできず、口に出掛かってむずむずするぐらいでなければ教えてはやらない。また四隅のうちの一隅を教えてやれば他の三つの隅について自分で考えて答えるぐらいでなければもう教えてはやらない。
解説:
わからないことはとことん自分で考えて自分で理解し、さらに行けるところまで自分で考えるぐらいでないと本当の理解ではない、先生はヒントを出したり基礎知識を教えたりはできるけれど、生徒側が本当に考えない限り学ぶことなどできはしない。

*2
子曰、唯女子與小人、爲難養也、近之則不遜、遠之則怨
(論語 陽貨二五)
訓:
子曰く、唯女子と小人は養い難しと為す、之を近づくれば則わち不遜なり、之を遠ざくれば則ち怨む
訳:
孔子は言われた、女と小人はどうしようもない、遠ざければ恨むし甘やかせばべたべたする。
解説:
男女差別ではあるが孔子の時代にはそれは当然のこと、プラトンやパウロが奴隷制や男女差別を容認したと責めるのと同じで不毛。レベルの低い人間に対する人間くさい愚痴か。

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