ちゃお2011年1月号感想
ウサギ重視の思いきりはじけた付録、楽しいですね。レターセットも年末は使えます。
今月号の全般的な楽しさと満足感は素晴らしいです。いいものはいい、それだけですよ。
まほちゅー!+(やぶうち優)にじいろ☆プリズムガール(中原杏)ぐぐっと極上!めちゃモテ委員長(にしむらともこ)オレ様キングダム(八神千歳)不思議テイルズガーデン(水都あくあ)ちび☆デビ!(篠塚ひろむ)姫ギャルvパラダイス(和央明)ココロカーテン(中嶋ゆか)沢渡さんを攻略する方法(森田ゆき)わざアリっvきわみちゃん(もりちかこ)ナゾトキ姫は名探偵(阿南まゆき)こっちむいて!みい子(おのえりこ)次号予告
まほちゅー!+
いきなり冒頭からわかりやすくて楽しい!バナナの皮をよけたのも、助けてくれる魔法使いがいるのも全部計算済み…ビンク、としか言いようがありません。
寮での一つ屋根と同棲の一つ屋根はかなり違うような。でもまあ、好きな子と同じマンションに住んでいるとしたら、どんな巨大でも嬉しいには嬉しいでしょうけど。まあ将来、百万人収容可能、学校も店も中にある高さ千メートル級の超巨大マンションができれば知りませんが…
何このエロマンガな妄想。
知識学力で問題ないなら、もっと上の学年に行ってもよかったのでは?
女子のマホはそりゃ不安定になるでしょうね。某…いいや、ホグワーツ魔法魔術学校では不安定な思春期女子生徒はどうしてましたっけ。
この敵意むき出しの…まさかあのドラゴンまで女の子になっていたとは。
相手が死ぬまで、って無事なのはあいるちゃんが死ぬまでなんですね。
悪いことはしない決意はあるけど、何がいいか悪いかわからない…これまたやっかいです。女の子を助けたら後のヒトラーの母親だった、ということすらありえますからね。
害虫がいれば殺す…大量のペットの安楽死、苦痛の大きい近代畜産、プランテーション少年奴隷…それだけで人類を悪と裁いて皆殺しにしようとしても、責められません。
何が善で何が悪か一から教える、というのも大変ですね。
給食をぺろりとたべて「少ないな」…うん許可はしました許可は。うまい。
さくらちゃんは本当は不安、というのも…本当はどうなんでしょうね。
三成くんに近づけない、というのも見ていてなんだか楽しいです。
そしてこの男性は?三成くんの父親でしょうか?
告白かと思ったら「さくらをたすけてくれて」…がくっ。
で、ほぼお互い告白したところで結局こうなる、そこに「いられなくなる日が」…お見事。
にじいろプリズムガール
わざわざ道がないところを突っ走るような。見ている分には楽しいですが見守る人には息が詰まるでしょう。
ダイヤモンド・プリズム賞…そんなの、見ている人を喜ばせるということに比べればそれほど大きいことではないのでは?
父親の親バカはまあ当然でしょうね。
「親バカじゃないんだからな!!!」がむしろ可愛いです。厳しいことは言ってみたいだけだったり。
みんなからばれる、というか調べればすぐわかることでは?
これだけ身長とかいろいろ違うと、いるだけで違和感がありますが、この年代では結構個人差があるんですよね。
何もかも全部言う、夏希ちゃんが拒絶を示したのはずきっとします。
まあ最後には受け入れてもらえましたけど。
それにしても信じられない…これだけのことを言葉にできるなんて。僕が十二歳の時には冗談抜きで何の言葉も使えない獣でしたよ。まあ今も、人に通じる言葉は使えていないので半ば生まれつきですが。
結局「一枚だけサイン」となるのも苦笑します。
虹が最初の入り口になる…なんというかすごい。
「別にほめたわけじゃないんだからな」ってわざとかというようなツンデレが見ていて面白いです。
さて、もうパターンも固まってますし…楽しみにしているだけです。
ぐぐっと極上!めちゃモテ委員長
五周年…考えてみるとすごい。というか僕が初めて「ちゃお」を読んだときからずっと活躍されてましたしね。
遊園地ボート、と思ったら…なんというかいつもどおりです。いつになったらこの二人、恋人らしくできるんでしょう。
絶叫系はどうなんでしょうね。僕は遊園地自体言ったことがないに等しいのでわかりません。
カップルなのに二人乗りに割り込む、ってここまで空気を読まないというか強引にできるのはある意味尊敬します。
それでケンカ、って単に嫉妬してもらって嬉しい、で済ませればいいんですけど。
大声でバカ、それがシンクロするというのも気持ちのいいことで。
男同士に見られたくない、そりゃ大変ですね。
デートに気合入れすぎはない…ははは。まあ一生は一度しかない、ファーストデートも人生で一度だけですし。
マフラーで印象を変える、というのも楽しいですね。
船酔い、ってボートの船酔いと大きい船の船酔いはかなり質違うのでは?
それで反省してジェットコースター、というのがあれですね。観覧車というものもあるのに。
とことん二人きりになりたい、とどうして叫べないのか…
ジェットコースターから人を探す、ってそれ以上ないほど怖い楽しみ方ですね。自分は絶叫系なんてなんでもないよ大好きだ、って人も、ジェットコースターに揺られながら地上の誰かを探せ、となったら発狂ものの恐怖と酔いを感じるでしょう。
ジェットコースターから叫ぶというのもすごいですが、ここでふわりとお姫様抱っこも…
ファミリーばかりのボート、というのは苦笑しました。
しかし、何とかこの二人もっと二人きりでデートすべきですよ。
オレ様キングダム
来月号はアニメ付録ですか。
美和ちゃんの呼び出し…さて何をさせられるのやら。
相変わらず可愛い。そしてライブチケット…なぜ今回に限って呼び出し?
白馬くん、ますますフラグを強化していますね。
驚くような応援…どんなことをするんでしょう。
「入り口で全部没収されるゾ」…笑うしかありませんでした。でもまあそれは、特別に高額販売できると思います…出版社サイドとの交渉は大変ですが。
ボードも役に立つのはいいんですが、ますます足を悪くして…さてどうなるやら。
ライブの迫力もいいですね。可愛らしさとパワーがすごく出てます。
黒澤くんが支えてくれるのも見ていて素敵です。
白馬くんの動き、素早いですね。
マネージャーのパフォーマンス漫才はかなり受けました。というか美しいんですが。
いやもう、すっかり気持ちが固まったようで、こちらのカップルも実に楽しいです。
不思議テイルズガーデン
とんでもないところから来ましたね。まあ先入観はなしで作品そのものを楽しみましょう。
呪文の力が最初によく出てますね。どんな物語か…
特別図書委員…なんてカッコいい言葉!
いつもの呪文を立ち入り禁止の部屋で唱えたら…何かが起きた、感じもドキドキしますね。尖った鼻と唇とアゴが奇妙に色気があります。
何かが出てきて、危なく触れる直前に助けられて、なんかわくわくします。
なぜ果たし状には従わなければならないんでしょうんね。
別の部屋にしてください、という術がないって…
普通の人間、というのはため息が出ます。
何か…物語の中心…誰もが憧れます。でもそうであることはそれ自体が徹底的に不幸でもある…
「自分の物語は自分が主人公」これがメインテーマでしょうか。どんな風に表現されるやら。
本当に呪いがかからないというのはどういうことでしょう?
ちび☆デビ!
まおちゃん以外の子たちの家での…あれですね。「ここはグリーン・ウッド」での、「残念だったね君は今自ら今シリーズ主役の座を放棄したのだよ」…
パパ役の樹くんがどんなキャラなのか…結構厳しい、というか子供ですね。
頭のハネが大きくなったら、面白いこともあるんですね。
それで恨みを晴らすための嘘…いや冗談抜きにこれ親じゃなくて子供の反応なんですが。
まあ年が離れた兄みたいなもんですか。
小さい子はこういうことそのまま信じますからね…というか、早く寝ないと魔物に連れ去られるとか、そういう「魔物の脅し」系って子育てにどれぐらい要なんでしょう。
かりんちゃんのうつ状態、ライちゃんのリーダーシップもカッコいいです。
怖いところに連れて行かれるのが怖い、そしてみんなにプレゼントを…泣けてきそうです。
だまされた、と気づいて追いかける…友だち親子って感じですね。
でも実際小さい子にとっては、「魔物に食われる」「捨てられる」の二つの恐怖はすごく根源的です。
食われるというのはそれこそ進化心理学レベル…人類が今の形になって数百万年の99%は子供が食われるのはしょっちゅうだったでしょう。
捨てられるというのも群れ動物にとってはものすごく根源的で、だからこそそれを利用して善悪を仕込むのが有効だったと…
何とか本当に安心させたいものです、子供が安心して眠れるように。
姫ギャルvパラダイス
アニメ化と言っても付録では?
「姫子と仲良く過ごせますようにv」ラブラブですね。
あ、やっぱり夢でしたか。
おせち盛りはすげえ。やると思った、といえないんですよ毎回過激すぎて。
109の福袋…それはもう、戦場ですね。
厚ければジャケット、というのはなるほどです。でもそれって、売れ残りだったりしません?
さて、何が当たるやら…
元日にマクドナルドって悲しくないですか?もっと贅沢とか…まあ一人でいつもと変わらず普通にご飯と味噌汁で過ごす僕に言われたくはないでしょうが。
全部当たり、ってそれいくらしたんでしょう。
ミリタリーコートってかなりフライトジャケットのポケット配置とは違うんですけど。
バナナはひどい。
交換会、というのも楽しいですね。
それにしても、このバナナって取れないんでしょうか?
さて、それからのわらしべ長者…どこまで行くんでしょう。
まさかウェディングドレス!というかこういう式でのキャンセルってどれぐらいあって、どんな残務処理地獄になるんでしょう。
あと、ウェディングドレス用の髪セットってそれだけで数万円はすると思うんですが。
美脚フラッシュ…それが男だってことは知らないほうがよさそうですね、鼻血吹いた男たち。
まあなんというかどうしようもなく面白いです。
ココロカーテン
胸をざわつかせますね、この会話は。
まるっきり無視されていたのがつい声を上げてしまって、気まずいですよね。
初恋…はっきり言いますね。
たくさんの写真…どれほど残したいか。
「恋だってしない」と突き放されるのは残酷ですね。彼女はすごくはっきりわかっているのでしょうが。
登山、といってその山はないでしょう…でも小さい公園でもいいところはあるんですよね。
つい猫を抱く少女を撮ろうとして止めてしまう…この男心のゆらぎ、いいですね。
考えないほうがいい…でもいつかは、利子がついてくるでしょうね。
そして「好きになっちゃったから」と、あまりに自然で切ない告白…
「誰かを好きになんのとかすげェこわい」これ、よくわかります。僕にとって一番怖いのは…事故や家事、冤罪で逮捕されることさえよりも、恋なのです。それと回心。どちらも、自分が一瞬で自分でなくなるのですから。
あまりにも切ない思いだけを丁寧に丁寧に描いて…その先に何があるのかドキドキします。
沢渡さんを攻略する方法
この悶々とした思考ループ、いかにも思春期ぽいですね。僕はすぐ既存のストーリーに当てはめてしまってましたが、女子もそれは同じでしょうか?
それで中谷くんを二人だけで誘って…一体何を?
で、そういう話をするだけですか。
話せる人がいなくてわからない、だから…で、なんというかこの会話のリズムがすごく見ていて楽しいです!
全力でのアドバイス…ガンガンアタック、確かにまあそれが唯一の正解でしょうね。
何もしないでいたら世界がなくなってしまう、というのも厄介な話ですが。
お互い頑張ろう、それでなんか変じゃない…今頃気づいたか、としか。
で、まさかこの二人がここにバイトに入るとは…行動力高いですね。
「緊張しなくていいんだよ」というこの笑顔、僕も惚れそうです。
転びかけて腕の中、っていうのもいいシチュエーションですよね。
であっさり首というのも…笑うほかありません。お互い、いい人だとはわかったと…
それで、「今だけ神経の図太さ分けて」で…じゃんけんで告白するかを賭ける、というのも面白いですがそういうのがないと踏み出せないのもよくわかります。
…今一瞬恐ろしいことを。ユリウス・カエサルがルビコン川を渡ってローマに入った時の「賽は投げられた」は有名な言葉ですが、もし本当にサイコロを投げて決めたのだとしたら…というか、昔は占いで戦争を動かすのなんてしょっちゅうでしたよ!
それで…告白しようとしたら須賀くんは佐藤さんに告白している、さらにそれを沢渡さんが見て、さらにそれも中谷くんが見ている…何この鎖。
「オレが好きな人がそんな顔してる時」…暖かすぎます。そして…じゃんけんの結果を見ない、だからあえてずるをして抱き寄せる…
すごく熱くなるんですが。本当に楽しい作品です!
わざありっvきわみちゃん
動物園での…あの、動物園は純粋営利事業とは限りません。動物保護の面、研究所としての面もあるんです。日本ではどちらも弱いですが。
ヒトスクナイ動物園ってさりげなくひどい。
賞に入れば、で騙される人がいるから人間社会は成り立ってるんでしょうね。皆が現実的・統計的にしかものを考えなければ社会は動かないでしょう。
動物たちのさりげない動きが実に楽しいです。
オランウータンにさらわれて、それであれはメスだから、ってひどすぎます…
本来はこれ重大事件のはずでは?
なんだか見ていられないから助ける、というのもひどい。
で、なんというすごいことを…
というかここの動物たちは全て、きわめて危険な猛獣です。
求愛キッスって…なんかものすごいスケールですね。
きわみちゃん、あの一瞬をよくも絵に…で、海外旅行は?やはり換金?
ナゾトキ姫は名探偵v
舞台の登場人物…愉快犯の心理としてはわかりやすいですね。でもそうじゃないと仮定して推理を積んでいくことはできないでしょうか?
リッカくん、よく普通にこうして騎士の礼をとれますね。
四階までよじ登り、人を飛び越えて蹴り倒す…すごすぎるんですけど。
なぜこんなことをとか、そういうのは警察でいいのでは?
ライトにシルエットを…なるほど、確かにすごく簡単ですね。
確定推理…まったくの部外者なら可能性はあったのでは?
で、結局警察沙汰にはしないと。これほどハッキリした犯罪を。恐ろしい。
どうやって二度とやらないようにしたんでしょうね。刑務所でいろいろやっても再犯する人はやるのに。
ほっぺにキス、実際にやったんでしょうか…
こっちむいて!みい子
なんかわくわくさせますね、前後編とか。
うわあ、子供を置いていくって…これは泣き叫びそうになりました。
絶対に信用できない子と確実に信用できる子…何が違うんでしょう。本当に根源的に違うとしか言いようがない。その違いは多くは大人になっても続きます。
あ…よかった、置いていかずに乳母車。まだましですけど…
竜平くんが助けたのはほっとしました。あと、この状態だったら竜平くんのほうがまだ信頼できます。むしろほっとしていますよ。
で、気がついたら大きくなって…うわああああ!
というか結局子供置いて外出したんですね。
そりゃまあ前後編ですね。あまりにもすごいことに。
来月号はショコラと、新人のいしいゆか先生…すごく可愛くて力のあるタッチですね。予告カットだけでもすごく楽しみです。