ちゃお2012年8月号感想
下敷とDVD、どちらも薄くてありがたい品です。
そして扇風機！豪華ですね。しかも文字をこのサイズとコストで、それがものすごいです。
いろいろな作品があって、本当に豪華な雑誌です。
でも、「みい子」が一度でも休むとこんな不安というか寂しさになるんですね。小さい子が母親の姿を探すように。
オレ様キングダム（八神千歳）ちび☆デビ！（篠塚ひろむ）極上！めちゃモテ委員長（にしむらともこ）にじいろ☆プリズムガール（中原杏）世界の果ての、真ん中で。（やぶうち優）ある日犬の国から手紙が来て（竜山さゆり／田中マルコ／松井雄功）姫ギャルｖパラダイス（和央明）少女少年ドーリィ♪カノン（やぶうち優）I LOVE 幽!!（楠野ひな）キミのためならっ！（中嶋ゆか）放課後エデン（能登山けいこ）愛ｖコレクション（咲坂芽亜）次号予告
オレ様キングダム
男の写真と女の写真、本屋での棚面積比べたら…ま、今は結構ありますけど。主に韓流で。
また変なのが出てきましたね。…一色先生の兄、と聞けば納得。
この傍点での強調で、僕にはわかりましたよ。
イケメン男子がたくさん…「なかよし」連載ですか？
瞬くんのヤキモチは見ていて楽しいですね。
ちゃっかり肩抱いてる、というのもかわいいですね。
砂糖入れすぎ、それを白馬くんに差し出すのがまた楽しいです。
転んでキス、それに「こんなかわいい子と」…実際には両方唇を怪我するんじゃ？
ま、そう考えたら二階から落ちてキスとか、三階から落ちるのをお姫様抱っことか、普通死ぬ、ということは少女漫画にはよくありますが。
気にしてないふりがまたかわいい、というかここですることは口直ししかないと思いますけど…
ま、抱きしめるだけでもいいですね。それで暴走しちゃうのも。
それ以上…ないとわかってて言ってるでしょ？
大切なコレクション、ってなんか吸血鬼っぽいですが…
なんというかすごい。
で、胸にムニュ…白馬くんですか、おいしいのは。
別に女性でなくても、太ると胸はありますけどね。まあ胸だけあって腹がない男…いるかどうか。
「これでチャラね」…なんというかまた厄介なことになりそうです。
本当に楽しい作品ですよ。
ちび☆デビ！
「たのもしくなったね」の一言だけで、男の子が一変していく…感動的なほどです。
強い、かっこいい、というのが男の子にとってどれほど重要か。逆に、それを全部諦めたらどれほど腐るか…
抱きついて泣きたいのをこらえる、というのも…反抗期にもつながるでしょうか？
褒められて喜ぶのがまたかわいいです。
ほのかちゃんが、さみしい、と顔が崩れまくるのは大笑いしました。
スキンシップが減って寂しいなら真さんとすればいいじゃないですか。
そして、いきなりの赤ちゃん帰り…何が起きたのでしょうか？
ずっと幸せな話が続いてきて、シリアスがちょっと怖いです。
極上！めちゃモテ委員長Premium
お久しぶりです。で、いきなり「今日から私の通う」…ぶっとんだ変化をやってくれるものです。
ものすごい身分差別があるようですね。
で、潜入して立て直す、って人間に簡単にできることでしょうか？
というか東條くんとのラブラブは…？
パーフェクトな美少女、に「私の次に」と入れるのが苦笑します。
校舎がプレハブ、というのは今許可されるかどうか…僕も何年もプレハブ校舎で学んでます。
地味子クラス、というのは普通の問題児とは違いますよね。
「美少女さん」…まさか、このリンさん？ずいぶんとすごい変身…
しかし、いてほしくない、でも単純に退学させることができない…ま、こうして踏み潰せる存在がいるほうが、人間にとっては楽しいでしょう。
キュートなお姫さま、もう朝飯前という感じですね。
「ブスというのは…私のことでしょうか？」…お見事。
わかってはいましたけど。
なんというか、中篇集にするならこのやり方もアリですね。
にじいろプリズムガール
なんというかセキュリティーのなっていない撮影現場ですね。責任問題ですよ？
美少女、でも…胸が…
生徒手帳を落とす、というのはもうギャグと思えば大爆笑。
元子役で、RIAさんの昔のライバル…好奇心だけで暴走できるのも小学生の強みですね。
風紀委員、って…なんというか、美海ちゃんと同類？
囲まれるのはまあ当然というか…
そしてストレートに話を聞いて、憧れの人…話の流れではRIAさんだけでしょうが。演技の世界にいたなら、共演と報道と実際の違いぐらいわかりますって。
…ま、現実は確か同居なのでもっとえらいことですが。
ゴミの分別まで、確かに「なんでちずるさんってオレらの仲間に」ですよね…
しつこく追い掛け回すのもいろいろ楽しいです。
そしてちゃんとした服にしたら、うわここすごくかわいい。
あれ？金出したの虹架ちゃんだと思いますけど、今の彼女って万単位の金を自由に使える立場でしょうか。
芸能活動で収入はあっても、親によってはその金は預かるのでは…
すごくストレートに思いを伝えられる、これは虹架ちゃんの、小学生とか関係ない、人間としての強みですよね。
わかりやすい勝負話に持っていくのもうまいです。
世界の果ての、真ん中で。
12歳の…天才だとは分かっていましたが。
どこにもいけない閉塞感、それも十二歳の感性でしょうか。
「ウチらがもらう」…それも、子供のリアルというものでしょうか。
なにがしたいんだ、という感情もぞっとしますね。
十二歳の、そのままのタッチで見てみたい気もします。
これだけ他人の感情を分析できて、何も抵抗しない…できるというのは強さなのか、それとも弱さなのか…
「おまえの世界の中心にいるのは」、これこそ、十二歳の少女が何より誰かに言って欲しかった言葉、ですか。
一人でも多くに届きますように。
ある日犬の国から手紙が来て
…覚悟なしには読めません。
六年生の後半で転校、ってさせる親が残酷ですよ。
ものすごい閉塞感、違う、思いが通じない…どうしようもない絶望感にすらなる、それを二ページで一気に表現できるのもさすがです。
いきなり大きな犬。暑苦しい、という感じはすごくわかります。犬って体温高めに感じますから。
当然のように犬がついてくる、というのもいろいろとすごいです。
そして、犬と遭難…そのまま別の子と知り合うことになる、というのもいろいろと楽しくなりそうです。
「夏休みの間だけの友だちなんか」という言葉がなんとも胸が痛いです。逆に僕は、夏休みの帰省で、同年代との接触がまったくない、という状態でした。
犬に子がいる、というのも、なんというか体の感覚で伝えてる、という感じです。
そして必死で助けようと…緊迫感も強烈でした。
そのシャーロットの死…びっくりしました。
この手紙も胸が…
一人の少女の成長を丁寧に描く、犬はあくまで天使として…優しい優しい、たまらない優しさの作品…
姫ギャルｖパラダイス
恋の予感、といってもなんかえらいことになりそうな…
素直にお礼が言える、っていいですよね。
当然のようにグループに馴染んでしまった、というのも楽しいですね。
いちご女、で手を挙げても分からないから着替えてくる…これがまた苦笑しました。
「好きなやついるぞ」「やるだけやってみる」…内面もすごくさっぱりしてますね、この子。
翌日…なんかすごいことに。
伝達済み、って越後屋おぬしも好きじゃのう。というぐらいしか。
タレ目メイクとか、いろいろと努力してますね。
「あまおうくんが」…なんてストレートな告白。笑顔も極上です。
素直に恋することができる、というだけでも女としては極上ですよ。
男たちの嫉妬の声、この対応は男ですよね。
素直にギャル男になれるか教えて、と聞けるのも…とことん器がでかい…
そして、えらくストレートにあっさりとカップル成立…
先をこされた、というのもなんというか楽しいです。
で…アッコちゃんとのコラボ？なんて神をも畏れぬ…というか十月号で終わり？この人気絶頂で終わらせられる、というのが逆にすごいです。
少女少年ドーリィ♪カノン
いきなり指摘される、結局逃げちゃいましたか…
ま、女装でもありますしね。
それよりレミさん自体の、プロのアーティストの迫力に圧倒された、というのが説得力あります。
そしてデート…そういわれて真っ赤になるのがまたかわいいです。
え、せっかくのデートなのに女装のまま？…筋金入ってますね。
電車から見える観覧車や風車って気になりますよね。
「男がおごるもんだろ」というの、カッコいいですね。
そして「男の格好でデートしよ」…萌死にじゃなくて幸せ死にしなきゃいいんですが。
で、笑顔に真っ赤になる、って完璧にはまってますねこれ。
これだけすごい子なのに、つりあってる、なんて言葉を気にしてしまう…というか彼の思いがまるっきり伝わってない、というのが不思議ですね。
ここで、男の側の気持ちも描くのが丁寧です。
そして、本物の告白を聞いた、その瞬間気持ちが歌になってあふれる…
すぐ覚えて歌ってしまう、すごいコンビですね。
Pさんもお疲れさまです。わざわざこんな長距離追い回して…
I LOVE 幽!!
とても印象が強い表情ですね。いたずらっぽい、でも不安、第一印象だけですごく好きになりそうです。
で、最初からものすごいイケメンの嵐…表情も豊かですし、絵柄の幅も広いですね。
で、あっさりと大喜びできる…単純でいいですね。
みんな幽霊だった、っておい。
家賃が異様に安いなら、いいじゃないですか。
一発芸…「聖二の本性」というのもまた楽しいです。
それから…なんというか、違う意味ですっかり馴染んじゃってますね。
「私がさみしくないように…？」と反省するところの表情もめちゃくちゃかわいいです。
ポルターガイストで運ぶ、さらにおかゆまで作る、って器用ですね。
影膳を作る…こちらも器用ですね。
そして、なんてオチ…素晴らしい。いろいろと。
いや…素晴らしい可愛らしさと表現の豊かさ。次回作が死ぬほど楽しみです。
キミのためならっ！
後ろからの豪快な蹴り、今回はGJ。というかこの、高く足の横を使う蹴りは秘宗拳系？
「最強の漢」といわれて、目が覚めた瞬間…おいおい、まあなんて楽しい展開。
改造自転車、というのも大笑いです。
エプロンで料理を作って、「自然消滅してくれるなら嫌われても」…クズとしか言いようがないです。
ファーストキスの夢、って…あの彼と兄で可能だと思ってるのでしょうか。
で、「ワイルドな冬牙くんもいい…ｖ」には笑い転げました。最高。
優しいだけだと価値がない…レイモンド・チャンドラーの有名な台詞しか出てきません。
決闘ってえらいことになってきましたね。というか決闘という時点で犯罪なんですが。
メガネを握りつぶして「もう一発ケリ入れなきゃ」…あの、次は死ぬと思います。
どんな勝負になるのか、なんというかどこに跳ぶかわからない話ですね。それだけに楽しみです。
放課後エデン
なんというか、すごくさわやかな蜂蜜…強い甘味と、たまらない後味。
寝ている間に好きな子にキスされる、結構これ男の夢です。
すごく情熱的な思いがまっすぐ出ていて、まぶしいぐらいです。
絵手紙、というのもすごく素敵な発想ですよね。
モンちゃんがにやりとするのがまた楽しいです。
そして本番…どのコスプレも最高です。というか宝塚すぎる…
間違えて女子更衣室に放り込まれて、ってこれ少年漫画？普通男子の妄想です。しかも好きな子が一人だけ、ときたら。
よかったですね、百年の恋も冷めるような「リアル女子更衣室」じゃなくて。
しかるべき制裁…なんというか、どんなことになるのやら。
モップの本当の使い方は三井さんに聞いてみましょう。
「いきなりキスする」なんて、紳士ならそんなこと言っちゃダメでしょ。
「オレがどれだけくるみを好きかわからせて」…そんな言葉は本人に言いなさいって。まったく友達に恵まれてますね…
今度はメイド服ですか、サービスいいですね。
そしてあっさりと、おれのものだとさらっていく…ここはカッコいいですね。自然に手もつないでますし。
ここからのラブラブはもう、胸が熱くなる…としか。
すごく激しいキスシーンで…なんかもうすごい量のラブラブで、脳がはちみつ漬けになったようです。
たまらない作品でした。次の連載もすごく楽しみにしてます！
愛ｖコレクション
なんというか、キスのことで頭が一杯で、意地悪とかのことは吹っ飛んでますね。
リメイクした事を聞かされて見直して、でも結果としてコンテストとは関係ないとわかったらまた無視される…なんというか、苦笑というかため息というか。
人間、それぐらいが現実的かもしれませんね。
知りたいなっ、でハアハアしてるのはある意味気持ち悪い…
いきなりのスカウト、チャンスとしてもものすごいですが…それ以前にパスポートから何からいろいろ大変でしょう。
で、どれだけ潤くんのことだけで頭が一杯なのやら。
見損なった、という一言でこれほど強く泣ける…その感情の激しさが怖いぐらいです。
そして、この決断ですか。なんというか危なすぎて、ニトログリセリンを弄んでいるような気分です。
三ヶ月、というのもちょっとコケましたが、学んだものも多いでしょうし…
とにかくひたすらパワーだけで、まるで胸を切り開いて血の滴る心臓をなげつけられたような、凄まじい作品でした。
次回作はどんな作品になるのやら…
来月号、「12歳」の続きが連載に!?
思わずガッツポーズ。すごく嬉しいです。やはり素敵なものは素敵！
それにいわおかめめ先生の…相変わらず甘さに溺れられそうです。
それに「ナゾトキ姫は名探偵」、さらに新人読みきりまで！
豪華すぎて鼻血が出そうです。