ちゃお2013年7月号感想

表紙で付録のペンを持っている、というのも面白いですね。この作品ならいっそ美少年三人組にしても…

かなりよくできた付録です。

オレ様キングダム(八神千歳)12歳。(まいた菜穂)キミは宙のすべて(能登山けいこ)夏恋スローライン(久世みずき)ハルと魔法のカギ(白雪バンビ/武内昌美)ちび☆デビ!(篠塚ひろむ)にじいろ☆プリズムガール(中原杏)てぃんくる☆コレクション(和央明)ショコラの魔法(みづほ梨乃)こっちむいて!みい子(おのえりこ)天国までもうすこし(色井麻知子)極上!めちゃモテ委員長(にしむらともこ)次号予告

オレ様キングダム
冒頭からサービスサービスですね。
自分が描いてる漫画で鼻血というのもすごいかも。そこまでできたら幸せそうです。
小学生に勉強を教える、というのがどんな萌えになるのやら。
で、すごい可愛い女の子…あーあ。
似てる、って誰に…まさか、ののちゃんの漫画の…
いきなり「ぺこぺこちんちくりん」ってひどいこといいますね。
小学生の問題をなめてはいけません。僕でも確実に玉砕します。
おお、ちゃんと勉強してきた。
やっぱり、ののちゃんが描いた漫画のファンでしたか。
二次元に本気で恋する、ってかなりやばい素質の持ち主かも。
ごほうび、って何になるんでしょうか…あ、お勉強。まあやっといてもいいでしょうね。
まあ、勉強はマンガにも役に立ちます。歴史マンガ書いたりするかもしれませんから。

12歳。
脳内会議は面白いです。
高尾くんの表情はちょっと腹が立ちますね。
「絶対勝つから」って…絶対なんてこの世にないんですよ。
フられた女子たち、いろいろと女の子も大変です。
「キスの1つでもすんの」こりゃ女子はわめきますよね。
心愛ちゃん、なんというか…こっちの輪にでも入ればいいのに。
実況している二人に「あなたたちも走るのよ」と先生がいうのは苦笑しました。
そんな妨害ですか…ひっかかる高尾くんも高尾くんですが。
そして、高尾くんを信じきっている花日ちゃん、ため息が出ます。
生理、って大声で…まったく。
ゴールしていない、そういえば。
そりゃまあひっぱたきますよね。仮病って最後まで言わなければよかったのに…
「綾瀬のとなりにいるんなら」がすごいですよね。
愛する人がするように、高い倫理基準で生きる…それ以上の愛情もないです。
きっちり勝負を再開して「友だちになってたかもな」は気持ちいいですね。これだから男の子は。
「友だちでいてほしいです」というのも無茶な話ですが。ボーイフレンド、ってのもうまいこといったもんです。
で、「今度ね」…ああもう、今度はいつになるのでしょう。
連載再開が楽しみです。

キミは宙のすべて
なんというか、サスペンスみたいですね。凶悪犯罪者がじりじりと迫っているのを、何もできずに見ているだけのような。
すぐ気を使う父親、これの悪い面が、昔の離婚につながったのかも。
ギャップが可愛い、というのも苦笑します。
手をつなごうと必死になっているのも可愛いですね。
と思ったら銀河!ここは大爆笑しました。しかも恋人つなぎ。まだ笑いが止まりません。腹筋返せ。
「調子のるなよ」がまた…
大気、ってまたやっかいそうな…
で、家族には両思いのことは黙っておく、それがどんなトラブルになるやら。
母親にはもろばれですね。というかPTSD。
木に登って落ちたときの反応も違う、どれほど今と、昔が環境が違うか…
「お互い大好きだけど時間あいちゃって」という言葉、すごく素敵です。
好きな人もできた、って伝えられる…ひさしぶりですからね、あまりにも。
キス未遂も嬉しいですが、やはり…忍び寄る影が。
なんというか連続殺人犯のほうがこれよりまだましなぐらい怖いんですが。善意だと思ってる悪意ほどたちのわるいものはないですからね。

夏恋スローライン
さあてどんな作品でしょうか…
バスケのシーン自体はすごくすっきりときれいです。
いきなり抱き締められて、何が起きたのかと思いました。
結構有能なマネージャーですね。
でも、男子にとっては憩いの場を掃除されるというのは悪夢です。エロ本などがありますから。最悪の場合煙草とか…
エスカーレとする嫌がらせ、それで長続きしない、と。
しっかりお姫様抱っこ、ととことんおいしいです。
問題起こして、ってそれ以前にエースが怪我したらも加えないと。
彼女がいる梶先輩のことも思い遣れる、というのも短期間ですごいですね。
テーピングもすごくうまい、って万能すぎますね、マネージャーとして。
「任せろ勝ってくるから」と頭をぽん、これさいこうに燃えます。
さて、告白はどうなるのやら…
展開速いですね。

ハルと魔法のカギ
和服も可愛いです。
まあ、もっちゃんが無事なのはよかったですが…色々と、歴史が違うようです。平行世界かもしれません。
契約書、というのも面白い発想ですね。
僕としては詳しくやってほしいこと。ファンタジー世界の人間が現代日本に来たら、間違いなく驚愕します。
蛇口をひねると湯が出る。石鹸が最低時給の一日分で百個は軽く買える。服も王族でもないのに二十着も三十着も持っている。寝ても南京虫に食われない。
全部、当たり前と思ってるでしょう?でもファンタジー世界では、想像を絶する超贅沢なんです。
湯は、遠くからよくて重い木の桶、時には皮袋で汲んでくる。井戸もポンプなどなく、つるべを降ろして揚げる。井戸すらなく不潔な川の水しかない場合も普通。
それを薪に鍋で沸かして、やっとお湯。
王族でも毎日風呂入るなんていったら贅沢呼ばわりされます。あ、古代ローマ帝国はその点、異常ですから。
石鹸は獣脂に木や海藻の灰を混ぜて作る貴重品。服なんて下層階級は一生一着でもあればいいほう。生きているほうが不思議なほど、もちろんとても死亡率が高く平均寿命が短い不潔です。
もっちゃんの目の暗さがものすごいですね。
マナーもちゃんと習っている、どうやったのやら。すごく簡単に馴染んでしまってしまってます。
魔法で元々いることにしている、って便利ですね。
自動販売機で驚愕しないのも不思議ですよね。まあ、ここまで技術の次元が違ったら驚きようがないですか。
「レオンとちーちゃん間接キス」は爆笑しました。
いきなり男の子として意識したところで、いきなり墨汁…しかももっちゃん?
ここは一体どう違うのやら。先が読めないのは面白いです。

チビ☆デビ!
しおりちゃんに、執事?すごいお嬢様だったんですね。
ひつじ、つむじ、というネタは大笑いです。
執事の仕事、というのもいい社会勉強になりそうです。
それぞれ、まあこうなるのは当然ですし…
ほっといてもらうのが好きだからほっとく、これは大笑いしました。
一番大切なのはご主人様の幸せ、もう執事の鑑ですね。
パパ役がいないのはそういうわけで…なるほど。

にじいろ☆プリズムガール
この回想シーン、すごく可愛いです。
「遠いところに行っちゃっても」…苦しい言葉ですよね。子のために生きていたい、と思っても叶わないことは知っている…
夫婦のラブラブに、無理に入って甘える虹架ちゃん…ため息が出ます。
下手な料理とか、演技で花があるように見せて幸せにするとか…ため息しか出ませんね、これは。
そして、ついに小学生だということのネタが…すごく苦しい展開になりそうですが、この作品については僕は全面的に信頼しています。
今まで読者に嫌な思いをさせることは一度もありませんでしたから。

てぃんくる☆コレクション
フランス人形は確かにすごいですが、怖いですよ?
走れなくて遅刻、というのも苦笑しました。
マナーが全然できてない、ってロリータに謝れビスクドールに謝れ。
「はいお人形」これは爆笑しました。
三重のスカート、そりゃ暑いですよね。
杖を水に漬けるとぶいーんと水流、便利ですね。
突き落とされかけて、傘を広げてボート…これは確かに可愛い。
懲りてない、ってあくまで突き進むんですね。
ああ、そうか…男装すればいいんだ…なんか遠い目になってしまいます。

ショコラの魔法
優しさゆえにびしょぬれの女の子。でも…本質的な解決にはなってませんけどね。
怒鳴る入江さんもいれば、何故かタオルを持っている玉置くんもいると。
現実には男子が持ってきているタオルって、大量の汗で発酵して汚物と化していると思えてならないのですが。高校大学時代僕が持っていたタオルは常にそうでしたし。
あ、イケメンのタオルはつねに清潔?そうですよね、同じ人間だと思ったのが間違いでした。まったく違う生物なんですよね。
一応後になって、ちゃんとミルクとかは持ってきて…でも飼ってやるとはなかなか言わない、と。
そして犬の散歩に誘われる、ってもう…好きでもない子にそこまでしませんよね。体のいいデート。
カカオをうっかり踏んでしまった芽留ちゃん、彼女の願いは?
でもこれ、すごく高い代償になりそうなのですが。
結局、チョコレートを食べないまま…というか、犬の気持ちをわかるためにこのチョコレートを使う、というのはすごくうまい。
調べてみると、オキシドールを吐剤として使う、とありました。
寝てしまっているのを、毛布をかけて…で、そのままお泊り?
で、そのまま犬と話せるようになっている…まったく、犬と話せるようになっていくら励まされても告白できない、どこかの子に聞かせてやりたいですね。『チョコタン』という「りぼん」の作品の。
代償は臆病な心、そして…もう一つの代償は、美しい手…かなりきつい代償ですよね。

こっちむいて!みい子
あ、見られてたんですね。まああれは、どう見てもデートでしたから。
「外までついてきたのかよ」…確かに暇人です。
吉田くんも気の毒にもほどがあります。
思いつくことを書き出す、確かにこれは有効かもしれませんね。怪我をした時に傷口をじっと観察すれば痛みが和らぐ、というのもあるそうですし。
自分が好きな人がどんな人なのか、直視すれば結晶作用が和らぐかもしれません。現実の相手を直視し、恋愛感情を客観視すれば。
うまくすれば、相手のことをほとんど知らないことを自覚して、恋に恋しているだけだとわかるだけかもしれません。
「同情ならいらないよ」って相当えらいことになってますね。
赤くなっていたのが、スカートが破けてパンツ…そりゃ赤くなりますね。
先生、お疲れさまです。精神年齢の高い子は普段は扱いやすいですが、もう青春に入ってる分余計厄介な部分もありますよね。

天国までもうすこし
クラスで一人だけ泳げない相沢さん。エースの泉くんが励ましてくれるけど…
そして練習にと、夜のプールに忍び込んだら、泉くんがいて、涙?
そして彼は、「あと一週間で世界は終わるんだから」と…
それから毎晩、泳ぎの練習などせずに遊んでばかり。それで、クラスのための絵の宿題も書いてみるけど、なんとなくありえない配色に。「怒られる」と思う相沢さんに、泉くんは「怒られるって誰に?」と…


めちゃくちゃ好みの絵柄なんですが。
ドキドキしている線過剰の表情とか。ものすごく華奢な肌の質感とか。
水着の、控えめなのに女を感じさせる体の線がものすごく魅力的です。
「なんですぐ下見んの?」…わからない人にはわかりませんよね。住む世界が違うんです。
夜のプールに忍び込むとは大胆なことをします。
「おばけよりきらい」に「強いね」と言葉をくれるのは胸がなんだか切なくなります。
「やりたいよーにやっとこ」というのも、なんだか妙に切なくなりますね。
地球がぱかっと半分に割れて、にはびっくりしました。
最近のローダンで、星が半分に割れて一方はコンセプトたちが載ってどこかに飛んで行き、もう一方は確かエネルギーでしたっけ…
明日の夜もここ来てね、というのもドキドキしますね。
「本当だったらほっとするかも」というのも、すごく素直ですね。自分が泳げないことなんて、大した事ではない…
翌日、夜…当然のように花火で遊んで、練習も宿題も…なんというか大変ですね。
「怒られるって誰に?」というのも結構大きい言葉ですよね。人は子供の頃、徹底して一つの価値観を叩き込まれています…
めちゃくちゃ、だから天国…これも切ないです。
そっちのほうがキレーだから、といえるのも強さですよね。
倒れてしまうのを泉くんが抱きとめるの、これも幻想的です。
いきなり水に落ちてしまった泉くんを助けようとして、この水中でのシーンもすごく幻想的です。
水の泡一つ一つがすごい。
あ、死ぬじゃなく転校でしたか…似たようなものでしょうね。
泳いで会いに来て、ってアメリカまで太平洋横断水泳?無理だなんて、誰が決めたの?…ねえ。
すごく幻想的で切なくて、めちゃくちゃ好きな作品です。最高傑作。

新極上!めちゃモテ委員長
楽しいパーティ、どうなることやら。
可愛い女の子にかっこいい男の子、華やかですね。
二階からステージに飛び降りたのは、まさか体力任せで?それともワイヤーアクション?
安定して二階から、硬い地面に飛び降りることができる体力ってありえるのでしょうか。
いきなり早変わりしてもっと楽しいパーティ、これも素晴らしい演出です。
今度はネイルですか。女の子には切実ですね。
僕は昔は、爪を噛んで短くするほうでしたがとある事情でその癖は消えました。爪がないと#110やラックサックは扱えませんから。蜘蛛や革男だけ使えばいいのかもしれませんが。
応援ネイル、それだけでなくいきなり閉じこめて…そして当麻さんに助けられて、そのまま屋上は演出済み、なんてことをするんですか。
…トイレのトラブルがなくてよかったです。
なんというか、まだローズマリー学園編は続くんですね…

来月号は「ちっ恋」!!楽しくなりそうです。
それに中嶋先生も、今度はどんな作品でしょうか。DX読んでないので予備知識なしですが。無理です、増刊買ったら絶対感想書きたくなって、確実に過労死します。
さらに環方先生の読みきりも。いつもながらの安定した実力、楽しみですね。

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