ちゃお2019年5月号感想
正統派の極…ただしどんな中身なのか戦々恐々。
付録はかなりいろいろあるようですね。
最近コミックスで、若手作家短編アンソロジーが多いですね。
その分作家個人の短編集が減っている…
確かにリスク分散、一人でも好きな作家がいれば買う、が大きいのでしょうが、一人の作家を追おうとすると余計な負担にもなるでしょう。
キセキのローレライ（能登山けいこ）はろー！マイベイビー（かわだ志乃）12歳。（まいた菜穂）ひかりオンステージ！（中原杏）はつこいデコレーション！（花星みくり）こっちむいて！みい子（おのえりこ）番犬ハニー（如月ゆきの）ゲキカワｖデビル（やぶうち優）名探偵コナン（青山剛昌）ボーイフレンド（森田ゆき）恋するメゾン（八神千歳）バケモノ係！（中嶋ゆか）ねこ、はじめました（環方このみ）次号予告
キセキのローレライ
背中というのが実に大胆な始まり方です。
もう一度背中を見せて、やっと振り向く、こういう技巧は本当にすごい。
コミュニケーション能力が低い…
「ゆっくりしゃべっていーよ」という言葉、どれほど助けになるか…
ネット動画での授業、それでどれだけ勉強になるのやら。学校以外で勉強し、ちゃんと認められる方法は今もないんですね…一時はカーン・アカデミーなどが期待されましたが。
習い事が店を出している、というのも面白いです。
歌うと体調を崩す子がいる、これは何気なく不気味ですね。
クジラの子供ってこの大きさはそれこそトン単位、学生二人にどうにかなるものじゃないでしょう。
歌のシーンの世界の広がりはすさまじいまで…
声が届いている様々な人、なんというかかなりスケールの大きい話のようで…
はろー！マイベイビー
どう説明…南無。
おためし保育、その手がありましたか。
「なんだあいつゆるさない」には大笑いしました。
難しいですよね、子離れというのは…
心配ない、というのはとても心が温まります。
さて父親はそれでなんとかなるか…
12歳。
落ちた子たち…うわあ。それを強引に誘う、これも下手をすると傷をえぐりかねませんが…
えらい人、というか露骨に階級が…
フェードアウトしてしまう、という現実を自然に思い知らせる、結構ここはきついものがあります。
入学説明会と卒業写真、これはきつい。
思っていること、合格自体が…
胸がぐちゃぐちゃになるような話でした。
ひかりオンステージ！
役を決めるわちゃわちゃした雰囲気が楽しいです。こういうのは逆に難しいでしょうね。
ちょろすぎる委員長…ツッコミの余地が多すぎて。
忙しいのにまじめなものです。
下からのぞく表情がかなりすごい。
セリフなのに真っ赤になっている、それでどちらも…ここはなんだか笑ってしまいます。
胸に星型のあざ…ジョースター家？
はつこいデコレーション！
前回のあらすじをじっくり描いてくれるのは親切です…考えてみれば四月発売、これが最初の「ちゃお」で何も知らない読者だっているかもしれません。
プレゼントする権利があるかどうかとか考えるべきですが…あ、常連なら何とか…
「芸能人だしダメだよね」はなんかなけなしの良識、という感じです。
文字クッキー、これは便利ですよね。アルファベットチョコもだからこそロングセラーなんでしょうし。
気持ちが止まらなくなるのが早いですね…
でもパワーと迫力があり、とても楽しいです。
こっちむいて！みい子
面白い形で友達ができましたね。
…と思ったら虐待…母親もよく気付いたものです。
かなりショッキングな作品ですが、何より公的機関の使い方を描いてくれたのがうれしいです。
幼年少女誌では公は存在しない、大人を頼るな、ばかりやるので…実際には公的機関を使うのが一番確実ですから。
親も助けが必要、ひとつも悪くない…どちらの言葉もとても必要なものです。
関係者各位の英断に感謝。
番犬ハニー
ボディーガード、仕事の関係と…
ただ、身分や校則の話か、嫌な思いはしたくない…読みたくないな、とまあ誤解ですがずっと思っていました。
ダンスの順番は楽しくしてくれたものです。
卒業式…大変ですね。
嫌な音…でもなら守るべきなのは…最悪のそのまた最悪を考えて、駿くんだけでも生きのびさせる算段を立てるべきでしたよ。
そして告白…どこに着地するのか…そう毎回、胸を悪くしてすっきりさせる話ばかりではないようですね。
ゲキカワｖデビル
もっと大きな悲しみを知らない…知ってしまったら後悔する、でも知ろうとすることを止められない…ため息しか出ません。
さっさと知って苦しめ、としか言いようがない…
体重管理というのは本当に厳しい…
そしてこのフォローもすごくうれしいですね。ただし財布は…
サラダ…ドレッシングは油ダイレクトだから…まあいい油はとても健康にいいんですがね。
一週間でものすごく変わるものです。無理しないでね…
返品…おそろしい言葉です。食料に比べればとも思いましたが、服も流行考えると生ものですね…
名探偵コナン
オッサンズ、という何気ない芸がさすが。
「続編なんてあんなモン」って下手をしたら自爆ですよ？コナンの映画が何本出ていると…
とびっきりの大事件、この子たちってどれだけ経験しているんでしょう。
狙った獲物を…ビッグゲームハンタータイプの金持ち…
空に立っている、さすがに華麗なものです。
電気を何か使って…コナンは技術的にもかなりチートな探偵なんですよね…
人力飛行機世界一周は大きい名誉ですね、それを奪われたらそりゃ…
…というか今回は導入だけ？続きは劇場で…？
ボーイフレンド
何とも言えない、ものすごく魅力的な扉絵。
男の子の会話ですごく緊迫感がある…
「彼女なんだから」は胸が痛くなる言葉です。でも少しでも好意がなければ…
「小学生のころからずーっと言われてた」、ずっとつらい思いをしていた…
ここでこんな形で素直になるなんて…
資格、という言葉を投げ捨てる…とうとうそれが…
恋するメゾン
実においしそうな表情。
叫びながらの卓球とは何とも面白いです。
半額、クーポン…真の節約道を知らないんですね。お買い得でも買わない、必要なものしか買わない！半額で買って腐らせたらただの大損！
ふたりきり、お弁当がつくとはいえ…
そしてうまくキスにもっていったものです。でもこれだと実際には怪我しそうですが。
バケモノ係！
迫力のあるシーン…
なんというか感想が出てこないです。何も言うことがない。
完成度が高いからでしょうね。
ねこ、はじめました
うおおなんかかっこいいけど可愛すぎる！
猫は移動を嫌うのでこれすごくストレスなんじゃ…
いや犬って、風呂は普通嫌いますから。今日はお風呂だとなんとなく察して家の中を逃げ回って、結局捕まって洗われて、とってもきれいに…それでも地面を寝転がりたがる…
いや一緒に暮らしていて色々見ることはないんですか？
来月号はお待ちかねの篠塚先生の連載！「ミルモ」との共通点も多いようですが、だとしても作者の成長だってものすごく大きいはずです。
新人選挙一位というのも楽しみ！