ちゃお2019年8月号感想
いつもながら相手が悪い、それでもとてつもないパワーの表紙。
ストローというのはタイミングが悪いですね、社会問題化しているのに。ついでに清潔や安全性は…
増刊試し読みは、フルサイズ三本感想追加を覚悟していたのですが…ほっとしたやら残念やら。
三人ともやはりいい。
番犬ハニー（如月ゆきの）メロと恋の魔法（篠塚ひろむ）12歳。（まいた菜穂）きらめきランウェイ！（ふじたはすみ）ゲキカワｖデビル（やぶうち優）ねこ、はじめました（環方このみ）ひかりオンステージ！（中原杏）キセキのローレライ（能登山けいこ）はろー！マイベイビー（かわだ志乃）こっちむいて！みい子（おのえりこ）キョーダイなんかじゃいられない！（辻永ひつじ）ボーイフレンド（森田ゆき）恋するメゾン（八神千歳）完ペキ☆ステキなミスマッチ（星乃みき）次号予告
番犬ハニー
婚約者のふり…いや恋人なのに婚約者がダメな理由は？
準備、というかボディガードには、そういういいところに入るための礼儀・着付けなども必要では。
また男の子が…青嶋くんがどうなるのやら。
「自慢の女だぜ」「ばか…！」はすごい色気が漂ってますね。はにかみの表現がいい。
で、正体は…無意味なことを…
まあ割とすっきりとケンカになっていますが…
メロと恋の魔法
元気に拒否られている、まあなんというか…何もかもみな懐かしい。
いや魔法を使ったらひどいことになるのを、何回ぐらいやらかしたら理解するのやら。
飛び出してからワンクッション置くのが実に楽しい。
追っかけて、って尾行しましょうってことですよね…
イノシシが噛むのはシャレになりません。上下の歯がすれあって研いでいる構造だったかと…ちなみにカバとかも同様。
さらに成獣だと、太腿のでかい動脈を下からしゃくるのですから養豚が近代化されるまでは死者も多数…
そしてロン毛のほうに、乾いた笑いが止まらない展開になってきました。こりゃ惚れられますよ…
ロン毛の側の話ですが父親が酒飲んで暴れる…そのレベルの事には子供は事実上何もできない…
さてどんな誤解があるか楽しみでなりません。
12歳。
男の子も女の子も迫害してきますね…
一人だけ解像度が下がっているの、いつまでこうなんでしょう。
いやまだ解像度が低いんですが…それを押し倒している犬がなんかすごいながめです。
そんなことをしていたら、高い空の下飛んでいく犬という素晴らしい絵が。
こんな素直に言ってくれるなんて…
というか、公立学校自体が間違いなのかも。最初から精神年齢別＝身分別の学校の方が…
最後をカラーにするというのもすごい。
頬をひっぱられて喜んでいる犬…かわゆいのう。
次はお手。
くだらない疑惑もあったものです。
「聞かなきゃよかった」まさに自爆ですねえ。
きらめきランウェイ！
待ってました。
ココ、というのはファッション業界では強烈な名前でしょうね。
あっさり髪を切る、迫力のある子ですね。
恋愛企画、向いてねえ…
人の欲しいものを見抜く、それはどんな仕事でも最大の能力でしょうね。
設定変更も、本当に頭のいい子。
そしてきらちゃんも課題を受け止め、内側からの力を出すという自分の武器を…
ここで見開きの華やかさ、やっぱりすごい作品です。
バイトと思ったら新編集長、さらに表紙交代…どんな勝負が来るのか楽しみです。
ゲキカワｖデビル
桁外れの緊張感…
女の子が泣いてる声が聞こえたら、とびこむのはまあわかります。
「あいつになにかされたのか」…それもわかります。
疑っていながら全部は知らない、アモンの側からちゃんと考えているのが実に丁寧。
どれだけ謝っても足りないですよね…
そしてこの言葉、よく言えたものです。
ついに大泣きさせることができた…どれだけ救われるやら。
意識してしまう…
そして自分から、自分を見守る人がいることを受け入れて…
緊張感にあふれる話…見事に全部直球ど真ん中。
圧倒的な実力を堪能しました。すごい満足感。
ねこ、はじめました
確かに猫の考えはわからないです。ただただ、なでられたくない抱っこされたくない邪魔したい…あと怖いから逃げて隠れる、新しい布団や柔らかいソファは俺のもの、それはわかりますが。
あれ、あのマスコットか何かは何だったんでしょうか。単なるプレゼント？
ひかりオンステージ！
会見はさすがに華やか。
着ぐるみの姿で、これはなんというかため息が出ます。
律くん、嫉妬深すぎ…
キセキのローレライ
いきなり敵という言葉を使うこと自体、かなり人を操ることになります。
イサナくんも敵のスパイだった…
ごくなにげなく恋心を自覚させ、それがどう動きにかかわるか。
恋心のこもった歌、どれだけ伝わってしまったか…
さらに公の事にもなってしまい、どう動くのか。学園都市とは別の存在もあり得ますし。
はろー！マイベイビー
問答無用の急襲。…手を合わせるほかありません。南無…
そして子供に気がつくのをとことん引っ張りますね。
親戚…そう言うほかはないですね。
「おしゃかなとっちゃめよ」の優しさ…そうなんですよね、こういうのって…
ママがいない、と泣く赤ん坊…問答無用ですね。いや、本当に母親を求めて泣く幼い娘を見たことも何度もあるのかも…
全部言ってしまった…信頼関係があってホッとしました。
…権威主義というのは、「人の情よりも正しさを優先する」ことなのかもしれません。
こっちむいて！みい子
リレーが辛い…ほかにできることがあればいいんですけどね。いや、人間は残酷なもので、運動・勉強・芸術など多種目で競い合っても優れた子は何でもでき、劣った子はどれもできないことになるでしょう。
ピアノは素晴らしいとは。
賞賛を受けたことで痩せる気になる、というのも…
キョーダイなんかじゃいられない！
丁寧に今の心の状態を描いていますね。
結構大胆な水着…
子供のハプニングも定番ですね。そして熱中症…
万が一の間違い、というのは少女漫画だと普通にラブラブですが、現実に心配なのは別なんですよね…
そして強くなりすぎてしまう気持ち…それで「泣かせてんだよ」って…
新しい絵柄の模索が実に興味深いです。
ボーイフレンド
告白されても反応できていない、どうしたのか心配になります。
強引に二人きりにさせる…
女装というのもサービス、なんでしょうか。
「２人であやまりに」って先にこっちがどうかなりそうですねえ。
そしてくるみちゃんのことが話題になり、「こたえられない」と言ってしまう…
「くるみのこと少しは好きだった？」という言葉に、いろいろなものがふっと胸に落ちました。
背中を押したのは彩花ちゃん…あまりにも長いこと、あまりにも押し込めすぎていて…
来月最終回からちょっとお休みを置いて二年ぐらい八神先生以上のエロギリギリバカップルものを描いてくれてもいいんですよ？
恋するメゾン
洗濯物が乾く…今は夢のまた夢。
キラ星海岸に何があるのやら。
聖地巡礼…そういうことですか。
そして今回は猫耳サービス…
ハートの砂を探す、というのも大変そうです。
で、この遭難…面白いやり方ですね。さて洞窟はどこにあるのやら。
人工呼吸は苦笑するほかないぐらい。
完ペキ☆ステキなミスマッチ
直角ターンってあんたは江戸幕府の目付か。
恋が欠けている…いや勉強もスポーツもいくらでも上はあるでしょうに。全国模試や全国大会、未解決問題、世界記録…
「いちばんやめたほうがいい」で最難関…うわお。発想がすごすぎる。
完璧な恋…なんか頭がくらっとしてきそうです。誰か止めろよ。
家に押しかけてハードスケジュール…
そして普通になじみ始めている。
削る前のかつおぶしってどこに売っているのやら。
とんでもない緊張した表情もすごい、芸風広いですねえ。
なぜ完璧か、の会話もすごくスタンダードだからこそおいしいです。
つい好きと言ってしまい、ここからの気持ちのジェットコースターもすごいですね。一つ一つ表情が激しくて。
何気ない破天荒が実に楽しい…これからも楽しみです。
来月号はホラーばかり…ははは。