ちゃお2020年5月号感想
この表紙はびっくりさせられるものです。
すみません、今回は別冊付録の感想は勘弁してください…
はろー！マイベイビー（かわだ志乃）溺愛ロワイヤル（八神千歳）そらいろメモリアル（やぶうち優）大人はわかってくれない（まいた菜穂）ねこ、はじめました（環方このみ）番犬ハニー（如月ゆきの）メロと恋の魔法（篠塚ひろむ）ひかりオンステージ！（中原杏）片思いミステイク（森田ゆき）キセキのローレライ（能登山けいこ）マジたん！（中嶋ゆか）ヴァンパイアの花嫁（小倉あすか）次号予告
はろー！マイベイビー
親戚の赤ちゃんを預かる、これまた大変な…
赤ちゃんが二人、年子とか双子とかは地獄絵図ですよね。ましてそれで母子家庭父子家庭になったら…ほんと育児・介護・医療はロボットできてほしいです。特に医療と育児は対コロナのために今すぐ大量に。
あいちゃんにママになって、これがどうなることやら。…うん、地獄絵図が目に見える。
我慢を覚える…これは偉い。そして言った手前自分も我慢しなければならない…ここは大笑い。
すごいことになるのは仕方ないですねえ。
とんとんまでさせている、覚えるものです。でもページをめくったら多分…ああよかった吐かなかった。
どんどんママとして成長していく…これは涙ものです。
はあ…ため息が出るような話でした。
溺愛ロワイヤル
なんというぜいたくな…まあ八神先生ならいつものことですが。
父親登場…魔王族はエジプトみたいに近親婚ありとかはないですよね？
噂の中で婚約者が増えてしまう、ここも爆笑。
耳もふもたまらないものがあります。
殴るより同情される…そりゃきつい。
触り放題、っておいなんてうらやましい。
男としてみてもらうため…さて、とにかく楽しいです。
そらいろメモリアル
インフルで学級閉鎖、なんてタイムリーな。もはや国家閉鎖状態の現状。卒業式の影響も。
突然心の準備もなく…
それでできることを考える…「急に終わりが来た」と「ちょっと形は違うけど」の対照も実にわかりやすい。
魂の回収を見て回る…紅葉ちゃんも、自分も、たくさんの人の一人でしかない…
親族に見守られて…それも難しいですよね。死に目に会えなかった人がいますし、これからも距離を考えるとかなり絶望的です。
現世への未練や迷い…仏教的ですね。
大人もよくこの行動に許可出しましたよね…
一日一秒を大切にして思い出を…それだけでしょうか？人は遺伝子の乗り物、という面は消えますが…
大人はわかってくれない
演奏してみたい楽器、って楽器の種類って本当に多いんですよね。
で、本当にそれを三年かけてマスター？
いや…それって、習ってる人が有利すぎるってまあそれは普通の学校でも同じですね。
不可能な時間割を作った学校側の意図は何でしょうか。いや何も考えてなかったんでしょうけど。
時間割を変えさせる、これは大きいことですね。
間に合わない理由がこれですか…おひ。白旗上げるしかないですね。
ここで小さな恋心を入れるのもさすがにお見事。
ねこ、はじめました
戻れたのはいいんですが…こういう大変さはいたたまれないものがあります。自分の正しい場所がわからない、というのはものすごいストレスになるんですよね。
自分の容姿を知らない…
異質なネコつかい、とんでもないのが…
いきなり座ってしまったのはびっくり。
ネコのほうもよくすぐ順応できたものです。
さてどうなるか…まあどうせ戻るんでしょうけど。
番犬ハニー
携帯電話を入れた瞬間に位置はわかるところにはわかるでしょう。
怖がっている顔、表情から感情を制御するというのは面白い視点。顔だけでも笑うとか深呼吸とかでも結構変わります。…だから悪質な支配者は表情や呼吸、姿勢などを支配することから心を支配しにかかりますが。
たくさんの励ましの手…これは胸を打ちますね。
対決はあっさりしすぎていますが…まあ底なしの邪悪を見せつけられるよりはいいでしょう。
メロと恋の魔法
この扉の三コマ漫画最高！
ものすごいラブラブ…
変身して…いろいろと楽しいことになりそうです。
ちゃんと考えてくれている…そりゃ嬉しいですよね。関心を持ってもらっているというのは。
プラネタリウムにカップルシート…もう頭が煮えそう。
キスは止めるんですね…
でも女の子のほうから頬に…あ、あかん最高。どんどんラブラブしてください。どれだけでも。ただのバカップルマンガ万歳。
ひかりオンステージ！
寝ぼけてとんでもないことに…
二年、ずいぶんと吹っ飛んだものです。
連絡ゼロ…ひでえ。
バスプリ…なんかすごいマンガでしょうね。…天井の照明に頭をぶつけるようなダンクシュートからペルム紀末大絶滅…
告白されたのは意外でした。そして記憶を取り戻して…
あえて奏人くんの告白を邪魔しなかったのは、その場合には黙って去る覚悟もあったのかも…
記憶にえらくかかったものです。
片思いミステイク
生徒会での旅行ってずいぶんの贅沢な話です。誰が金を出すのか…生徒会費だったらひどい使い込み、親に出させたら収入の少ない家庭の子に不利、学校というわけにも…
地味な水着もこれはこれですごくかわいい。無理にグラビアみたいにしなくてもいいです。
「おまえだってかわいぃ」…ここは全身かきむしりたいレベル。
ぶつかってしまったことから「私が彼女だって」はびっくりしました。それで彼も…ここは叫びそう。
雰囲気の良さに気づいてしまう…
なぜ泣き出したのか…どんな関係なのか、そりゃもうすごく信頼感を持って楽しみにしてます。
キセキのローレライ
現実はとても長い春休みになってしまいましたが…この世代の学力が大きく落ちそう…いや人口が大きく落ちるよりはましですね。
部屋に誘われる…大人だと下心を疑いますけど。というか世間様から見れば李下に冠を正した時点でアウト。
寝室、何があるのやら。そりゃもう…彼女の写真とか？
久々に組織の話が来ましたか。
「告白だよ」はお見事。
盛り上がっていますね。どこに向かうやら…
マジたん！
上手い冒頭部。これは怖い、逃げ場がないです。
無理心中…というか争いがあってボートがひっくり返らない方が不思議です。
というかボートで事件があったら助ける側も難しいですね。たとえ警察が駆けつけても…足がつく深さならいい、でも着衣で水中を歩くのも大変ですしリスクは大きい…
なぜ調べるのか…危険もあるし深い闇を見ることにもなるのに。
この占い師は容疑者なのかこれからレギュラーになるのか…
マジック、占い、カフェ…どれもこれもこのコロナ禍はぶっ壊してくれます。
これは警察が正しい、というよりこれで第三の犯人がいることは確定…むしろこの二人にも護衛をつけるべきです。
水面を歩けるトリック…それでは逃げようもないですね。一方は歩けるのにこちらはボート…
電池に指紋、思いがけない証拠です。
結構工夫された作品、後味もみじめな悲しさに明るさを添えている…
動機はひどい話ですし、「もてない男」への偏見にならないかも心配です。未来といっても実際問題、「もてない男」というのは魂への刻印とインドのカースト制度を足して割らないぐらい強い、どう頑張っても千人に一人しか身分の壁を破ることは無理なんですけどね。
「ちゃお」にはミステリとホラーの伝統がちゃんとあるのが優れている点です。
ヴァンパイアの花嫁
好きな人の後ろなんて天国じゃないですか。いや同じ学校という時点で十分うらやましいですが。
教室でキス…うわああ。
…キスじゃなくて吸血ならいいんじゃ？
彼女もさみしい…たまらないぐらい気持ちが伝わってきます。
好きにできる権にエスカレートしてるって…はは。いやそれなら確率要素が高い勝負にすれば運で…
「無事ならなんでもいい」…「優しさをはきちがえないで」はカッコよかったです。
ちょうどいい距離、って今がちょうどいいんじゃ？
来月号、ちゃんと付録のための交易物流は回復するでしょうか。
「キョーダイ」もますます柔らかくていいタッチに。楽しみです。
そして本当に「みい子」が中学生に…二十年近く見てきてまさに感無量…