ちゃお2020年7月号感想
やはり圧倒的に華やか。
付録はすごく大人っぽい。
…めちゃくちゃうれしい、ただ新連載なのか前後編なのか…
大人はわかってくれない(まいた菜穂)はろー!マイベイビー(かわだ志乃)ねこ、はじめました(環方このみ)溺愛ロワイヤル(八神千歳)今日からパパは神様です(寺本実月)そらいろメモリアル(やぶうち優)メロと恋の魔法(篠塚ひろむ)キョーダイなんかじゃいられない!(辻永ひつじ)同級生と恋する方法(大木真白)片思いミステイク(森田ゆき)キセキのローレライ(能登山けいこ)こっちむいて!みい子(おのえりこ)次号予告
大人はわかってくれない
何でこんなポーズ、と思ったらデッサンのモデル…
ただ仲がいいとそれはそれで何が起きるかドキドキします。
で、とんでもない陰口に両方が相手をかばって怒鳴る…ここは何とも言えないです。
それほどいい人だとわかっても、不安感が募るというのが悲しいもので。
「友達だと思ってたのに」これはじつにうまいです。…この悲しみを感じてしまうと、星の瞳呪縛が怖い…
と思ったら逆に紬ちゃんが呪縛をかけてしまいましたか。
…どっちが先に撃つか、なんですよねえ、星の瞳呪縛は…「星の瞳になりたくないからそうならそう言って」と言えばいいんですがね。いや、無駄か、そう言われてなら自分もと言えるはずがない。
はろー!マイベイビー
ブランドのコスメ…さぞ高価だったでしょう。
そして幼児がいる家での化粧品、誰にとっても他人事じゃないですね。…危険薬品もあるのではと知らないので思ってしまいます。
バケモノは爆笑しました。
で、真生くんの顔で練習…うん、オチは見えました。やっぱり。
化粧をした人の顔が汚れていると思ってしまう…うわあ。
一時間おきに…これはこれで怖い場所ですね。
これも母親にとっては他人事ではなさそうです。
顔がどうなっているかを言わない彼…ちょっとしたホラーですね。
ねこ、はじめました
首輪はむしろ捕まえた人が飼い主を探して連絡するためですよね。…カプセルを規格化して、いや今の技術なら皮下インプラント…
ネコは体の割に毛が多いので…
指を刺してしまう…首輪とかはどうしても皮革や厚い布を使いますし…
休憩って、すごくいい休日の使い方してますね。
…字の大きい小さい以前に、鏡で読めるということは…
溺愛ロワイヤル
オリエンテーリングって何なのでしょうね。
こいつらが本気でやったらどれだけ短く終わるか。
逆に新月だと…満月だったらえらいことになってましたね。
オオカミは残念ながら日本では…まさかこの世界では再導入させたのでしょうか?
…オオカミ再導入、すべきかすべきでないか…
今日からパパは神様です
連載再開、なんともうまい導入。
来てる、って堂々と人間の姿でいるよりましじゃないですか。さらに神の姿でいるよりも。
ものすごく今更思いましたが、父親の霊はいないんでしょうか…
いやばれたら記憶を消せばいいだけのことです。
神の子ってクリスチャンにとってはめちゃくちゃヤバい言葉なんですが…
リレー。とてもヤバい予感。想像を絶してくれましたねえ…
自分で弁当を作っても、それが問題なんですよね。一人暮らしだとちゃんと食事を作る気がしない…僕も調理道具だけは、多数のコンロと隔離して換気できるキッチンがあれば10人分ぐらいなら毎日作れるぐらいあるのに、ひどい持ち腐れになっています。一人暮らしを始めたころはいろいろ作った料理技術も、今は持ち腐れ。
天国から預かってくる…これはため息が出ました。
人間のパパはこういうこと、というオチも苦笑。人間という恥さらしなナマモノの真似をしてせっかくの神性を引き下げなくても…
そらいろメモリアル
不穏というか奇妙な雰囲気ですね。
雑に魂を回収する、それに何があるのか…仕事をちゃんとやるために切り離しているだけかも。現実の世界も人や高等動物を傷つけ殺す仕事をしている人たちは多数いて、それによって豊かな人間社会は保たれている…その人たちは負担を処理するのにいろいろな手段をしているでしょう。
ボールを掘り出し、その場で…ただ、散歩に連れ出して死なれてしまうというのは、家族の心の具合によっては大変なトラブルにもなるかもしれません。法的トラブルを恐れて何もしないのが定着したのも、今の時代の厄介なことですが。
ひとつの魂が召される、それを実に丁寧に描いています。
遺族が冷静でよかった…
メロと恋の魔法
ラブラブにもほどがある…で、でも彼が濡れているのがケンカの…七秒ほど頭が真っ白になりました。
肩を抱き寄せれば済む、まあ傘を忘れなければいいだけのこと…
頭部の傷は危険ですからね…
あ、心配してくれるのがうるさい、と。
過去にって究極のプライバシー侵害ですよねえ。
結構重い話でしたね…というか彼にとっては何があったのか首をひねるでしょうね。
そしてメロちゃんが無理をして…どうなるのやら。心配です。
キョーダイなんかじゃいられない!
隣の家の、ますますにぎやかになってきてますね。
机の下で…はは。
三人も、そりゃ女の子から見れば…
言葉にできない男の不器用さ、それだけで一話…素晴らしい。
で、あきらめの悪い…どうなるのか読ませませんね。
同級生と恋する方法
相変わらずの圧倒的な美しさとかわいらしさ。カラーもより質感に重みが出て、パワーも加わってきました。
他の男子はとことん怖い…胸が痛くなります。
うちのクラスだけ不参加、というのはできるとは思えないですけど。担任の責任、それこそ不祥事レベル…経歴が…
「は?」に「ことわられ…」とついおびえた反応をしてしまうの、実に可愛い。でもこの年代の時の僕もどうだったか思うと罪悪感が…
水をかけるのが、…なんという頭脳。
ここでかばってくれて、すごいせりふ言ってくれましたね。さらにこのトラブル…「あんな大人しい」という言葉でちゃんとヒントがあるのがうれしいものです。
…そりゃ殴りますよね。何気なく、女を物としか考えないミソジニー男の邪悪さがしっかり双葉を開いている…
そしてこのラブシーンの美しさ、質感の深さ…ため息。
いきなりの雨って朝まで二人きりはありえないですよね。ほかの子も避難してくると思いますが…
濡れている彼女にどぎまぎして目をそらしてしまう男子が実に繊細。
いや定番パターンはおいしいからこそ時の試練に耐えて定番パターンとして定着したんです。ノートだけでなく毛布があることも期待させてくれます。
そして同級生一巻のお知らせも変な声が漏れるほどうれしい!
片思いミステイク
あ〜あ、としか言いようがない事態ですね。泥沼大好き。
そして、何を本人に聞かれたか…と思ったら「ふられちゃったわ」「あきらめねぇから」…ほとんど言ってしまったようなものですよね、つばさちゃんが士郎くんを好きだ、と。
で、「知ってたよ」ときましたか…
教師もお疲れさまです。
そしてごみ捨てからのすごい告白…もうなんか、言葉にならないことに。
「いじわる言ってごめんね」はかなりドキッとしました。
で、仕返しに文春砲(昔は「フライデー」と言いました)…これは大笑いしました。
士郎くんの反応も…なんという関係なんでしょうね、これ。
キセキのローレライ
人間が出す音が鯨を、という問題は前からありますね。
声が傷つけている…しゃべらないなら筆談すれば?と思いますが。
あれを探し出すって奇跡ですよね。
というか学園のほうが…本当に組織であるより、大切な家族を思いやる方が上だったと…いやそれはさすがにホモ・サピエンスというクソ猿の習性と離れすぎでしょう。
悪の組織から逃れる話だったはずが正義のエグゼビア学園(今はどうなってるのやら、前聞いた話では教授が追放されてサイクロップスがのっとったそうですが)だったでござる。
まあ、とにかくとてもきれいなシーンばかりで…組織関係もそれほど暗い部分ばかりでなくてよかったです。
次はどんな作品になるのやら…またあの家が出てきそう…
こっちむいて!みい子
ミホちゃんに…うわお。
中学生でもまだまだこういうところは小学生と変わりません。
ここに引っ張りこまれたらいたたまれないなんてもんじゃないですねえ。精神年齢が違いすぎる…
話すことがない…彼女も悩んでる、と思ったらアホかとしか言いようがない。
先輩たちが大人に見えてしまう…
まあ、素直に別れられてよかったです。どんな修羅場があったのやら…むしろ軽めの方がお互い負担感がないですよね。
ただしそれが繰り返されると経験値格差がDQ3のレベル一桁と40以上のごとく開いてしまう…千人でかかっても呪文一つで全滅って同じ人間じゃないよねえ…
来月号は如月先生とあずき先生のダブル新連載、超豪華にもほどがありますね。
どれだけやってくれるか楽しみです。