ちゃお2021年11月号感想
この表紙は何ともたまらない色気があります。甘さ極振り。
付録も面白いです。小さくて高級感があるもので。
溺愛ロワイヤル（八神千歳）はろー！マイベイビー（かわだ志乃）大人はわかってくれない（まいた菜穂）片思いミステイク（森田ゆき）キミと結婚なんかしない！（辻永ひつじ）ポンポコロボ アト＆スウ（篠塚ひろむ）キング様のいちばん星（如月ゆきの）おしゃべりクロゼット（ふじたはすみ）もののけ乱舞（おりとかほり）同級生と恋する方法（大木真白）ねこ、はじめました（環方このみ）こっちむいて！みい子（おのえりこ）今日からパパは神様です。（寺本実月）ディアバディ（あずき友里）カラフル！（ときわ藍）カレが私を好きすぎる。（灯屋すぐる）次号予告
溺愛ロワイヤル
他の候補…恐ろしい言葉です。
敵が出てくると団結する、どこかにはいい言葉があります。兄弟はケンカするが従兄弟とケンカするときには団結する、イトコとはケンカするがよそ者とケンカするときは団結する。
それで積極的にプロポーズ…なんというか思いっきり逆効果。
オチは苦笑します。
はろー！マイベイビー
寝てほしい、とても切実ですよね。寝る、食べるという最も基本的なことでわがままが膨大なのが幼児…
カラオケもコロナで死んだ業界の一つですねえ。
夢中になって目を離す、それが何万とあれば一つは取り返しがつかないことに…
まあ楽しそうで何より…いい思い出にはなりそうです。親の。
大人はわかってくれない
大胆な…
冒頭から致命傷とは。
レインコート、たぶん100円ショップと…富士山頂のジュース…
このいい服、次があるでしょうか…
親と話すのが面倒…ありますね。
はぐれて、一人だった彼を思いやるごくさりげない心の強さ。ここの描写は本当にすごい。
こういうのを評価できない今の漫画評論界は終わってますよ。
片思いミステイク
どういう夢だｗ
相変わらずお騒がせなえみるちゃん…もう男女どっちでもどうでもいい…
恥ずかしくて学校を休むって繊細にもほどが。
何が間違ってるのか僕にはわかりませんｗ
キミと結婚なんかしない！
どういう背景、遺影なのか…
そしていきなりすごく危ないことに。
取り壊し…というか実際間違ったことは言ってないですよね。
いや、子供がいる前で言う…ただ子供が、余計に考えたりして苦しむよりは子供にもちゃんと言う方がいい…
妹を交通事故で…で、なぜ結婚になる。
…それにしても、地権者の意地だけで大きいビルの角にある小さい建物って見ていてすごく嫌です。非効率、非合理そのもの。
いや、故郷にしがみつく非合理が、今もどれほど多くの虐殺を生み出しているか。故郷どころか神話上でしかない中東にしがみつくユダヤ人…マダガスカルという話もあったのに。まあマダガスカルにも先住民はいますけど。
ポンポコロボ
アト＆スウ
ちょっとしたお使いとかもしているんですね。
土の船…もうダメだと明後日の方を向きたくなりました。
地球のニュース、逆に地球人の技術の進みの遅さにあきれるでしょうね。
リモコン機能があるとは便利な。
キング様のいちばん星
髪の毛は非常に不潔だと僕は言われています。
動き足りなくて…いや校庭十週でもしてきたら？
学校行事も体育もない、って法的に認められないでしょうし、体育がないとパブリックスクール（ルビ：千人に一人の指導者と999人の古典服従バカ養成場）信者がうるさいのでは？
強引なお姫様抱っこイベント、本当にサービス精神の強い作家です。
みんなと一つになれた瞬間…それ洗脳の常套手段ですけどね。だから「ワーテルローの勝利はイートンの校庭で決まった」と…ついでにラグビーという球技はラグビー校というイートン校のライバルが発祥です。それぐらい集団スポーツで洗脳するのがイギリス貴族と。
やるなら成功させる…いろいろと楽しいです。というか学校側の大人、放任しすぎにもほどがありますが…生徒が自主的に動くなら止めないし金は出す、だったらすごいんですがね。
おしゃべりクロゼット
靴を見て怪我がわかる、これだけでもアパレル店員の素質が大きすぎです。
と思ったら足も速いとは。
おそろいの靴をやられたら…まあそりゃ女の戦いに容赦は不要と。
スニーカーでもいくらでもごまかせる、うまくやってくれます。
うまくつながってよかった…本当にいつもいい作品。
もののけ乱舞
どこもかしこも敵ばかり、厄介な人生になってしまいました。
白面さんお久しぶりです。
さらに友達にも取りついて…もう普通の学校生活したら周囲に迷惑の域では。
サトリ、本格的なのも出てきました。
ある程度自分でもできるのはいいんですが…ちゃんと教育されてない…
同級生と恋する方法
線がかなり強めになってますね。面白い変化です。
男の嫉妬深いのって…苦笑するしかないです。
「私にはそういうのしなくて大丈夫」…どれだけ罪な女なんでしょう。
そしてきれいに忘れて電話がすべて…
とことんどこもかしこも魅力的な子です。…読者はどう思ってるんでしょうね。
必死で彼も何かしようとしているのがむしろ苦笑します。さらに「ぎゅって」はもう死ぬかと思いました。
頭の中にマグマを入れられてるような。
ねこ、はじめました
エリザベスカラーの欠点…「命にかえても」って笑うしかないです。
別のことを考える…ある意味すごい脳内世界。
こっちむいて！みい子
部活もアシスタントも、本当に大変。
よくある話をちゃんと描くのが一番大変で…というか「ちゃお」はひたすらよくある、決まりきったメニューを供給し続けて大成功しました。「なかよし」が変わった作品をどれだけ出しても失敗続き、もう編集部は諦めて昔の、社員が集まって作った作品のリメイクを描かせてます。『くるみと七人のこびとたち』『出口ゼロ』『ピンポンドライブ』などを全く評価しない評論界とアニメ関係者が腐ってるんだからしょうがない。
言った相手が実力があるのは…
ちょっとしたことから話を膨らませる、それも少女漫画の面白さ。
…まさかイラストは得意だけど漫画は描けない病？
今日からパパは神様です。
ちゃんとお礼言ってもらっているのに…だめだこりゃ。
で、…男って、悲しい生き物。…この作品の最大の魅力が、輝の「男という悲しい生き物」描写だと思います。
もっくんもロボットのモノマネをすれば入れる、これはうまい発想。
…スカートめくり騒ぎで女装…脳が完全にフリーズ、シャットダウン、再起動中です電源を切らないでください。
恥どころか大人気になってしまいましたが…だからこそ恥は深いでしょう。
「嫌いじゃないから」という事実上の告白、そして鈍い子の心も少しは動いたか…
ディアバディ
なんかとても悲しい予感。
馬が好きだったら、逆に辛いでしょうね…まあどの動物も辛い話は無数にあるんですけど。
馬が彼氏、というのは苦笑。「わかるぞホレる気持ち」…
骨折＝安楽死というのが馬という生き物の残酷なところです。
それだけの手術ができるチーム…ものすごいプロジェクトになってしまっています。
もう狼牙先生もツンの余裕皆無でデレしかないという。
カラフル！
本当に仲のいいライバルですね。
これまでを振り返るように、近くにいられる幸せをかみしめて…それが何につながるのやら。
ルナちゃんの衣装替えからの華やかな笑顔、これは実に素晴らしい。
そして客席に飛びこむパフォーマンス、宝塚もたまにありますがあれ効くんですよね。
これでルナちゃんが勝つのは意外ですが…みんなの高い評価がほっとします。
続編決定もすごくうれしいニュースです。ここからどんな続編が始まるか…予測も何もできない、とてもわくわくします。
カレが私を好きすぎる。
秘密は…ただ追いかけているだけと思ったら、これは扉でのネタバレが残念なぐらい。
そして隠していたら、別の子に嫉妬してしまう…といっても公認夫婦でも嫉妬・浮気リスクは変わらないでしょうね。
空き教室に行ったらいきなりすごいことをされましたね。さらにカーテンで隠してキス、とことんやってくれます。
と想ったらそれがスクープ…いや記憶力の良い人なら髪型で分かるでしょう。
「それ本気で言ってんの」ってまあそりゃそうでしょうね。
とっさに立ちふさがって、ここも熱い。
…衆人環視でキス…ぎゃあああああ。
来月は別冊付録にヴァンパイアの花嫁、いろいろと楽しみです。