ちゃお2024年6月号感想
表紙は主役が埋もれてる、というのが正直なところ。それほど新連載、さらにコナンとシャイニング、付録も大きい。
大型スマホサイズのポウチはそれだけ見栄えがします。
ちゃおプラス、ミルモの書き下ろし新作は魅力がでかい…
キング様のいちばん星（如月ゆきの）シャイニング！（まいた菜穂）これはアクマで恋じゃない！（七野ナナ）溺愛ロワイヤル（八神千歳）幼なじみと恋する方法（大木真白）X切おわりの恋はあまい（詩瀬はるな）メイクのお姫様（きたむらゆうか）今日からパパは神様です。（寺本実月）はろー！マイベイビー（かわだ志乃）レプリカシンデレラ（花星みくり）こいしか！（森田ゆき）ねこ、はじめました（環方このみ）恋は、生徒会室で（桜庭あも）ケモっちびより！（篠塚ひろむ）こっちむいて！みい子（おのえりこ）次号予告
キング様のいちばん星
すごい笑顔。
どんな看病…どんな妄想をしているのやら。どんな妄想のネタになるマンガを読んでいるのやら。
「気まずくなって散った恋をいくつも」…というかこの二人が恋人でなかったら何なんだと。何をこれまでしまくってきたんだと。
割り込んでくる、これはこれで楽しんでるなあと。多分作者自身。
作戦…というかもっと大人向け雑誌なら別方向の作戦も入れるでしょうけどね。
変な動きとかでぐちゃぐちゃになる、こういう全身を使った表現って簡単じゃないでしょうね。
ここで強引にキスされたのはびっくりしました。まさにお手本ですねこれ…となると当て馬という言葉が…
で、二本立てとは贅沢な。
百人一首…別に万葉や新古今、別の時代とかで100選んで歌かるたの形にしたのも実際にはあるでしょうね。
「どっちが星来にふさわしい男か」ってあんた何様のつもりや。
ちゃんと勉強してる人なら百人一首の重要性とかはわかってるでしょう。和歌・カナ文字という独自文化がどれほど奇跡的だったか、在来文化・言語を失った諸文明と比較して…
園児にしか見えない…そりゃ男なら。…サル学者やジャングルの奥地の原始部族を調べる学者が、超絶に頭がいい先端科学の学会を観察したらよーく知っている光景だったそうです。頭がいいなんて大したことじゃない。史上最高の天才科学者の一人アンリ・ポアンカレのいとこレイモンは第一次大戦時のフランス大統領、負けてはいませんがあれじゃ…知能は遺伝しますから頭はとてつもなくいいはず。
「それだけじゃダーメ」って厳しいですねえ。
「隣はまだゆずれないから」ってもうあんたも立候補しちまえ…
シャイニング！
ライバル意識、プラスに向いていれば強力ですがマイナスになると…
上の人が、別のイメージに挑戦させることを考えない、守りに入っていたのが問題ですね。
ものすごいイメチェン、これはすげえ。
あらゆるオーディションを受けて、…受かったんですかい…
ちゃんとライバルになった、という感覚も見事に浮かばせています。これはすごい。
めちゃくちゃな努力…壊れかかっていながらけた外れの情熱だけで動いてる、というのがすごくよく見えます。
というかこのフレンド帳、すべて彼女が観た映画のキャラだということが説明されてません。…読者にも高い力を求めて説明を略してる…
「もう卒業したんだ」…また面白いのが来そうです。…ただ「J」だけだとアメリカ艦隊司令のチャンピオンの遺児で男塾OBのキング・バトラーJr.になってしまう年頃なんですが。
唐突な試練、とても強い圧で「やりなさい」、さらに「大好きだって」と…それに応えてしまう、簡潔にして雄弁です。
うららちゃんもわかるのは努力しているから…というか記憶力そのものがやばい…僕は歌を覚える能力がかなり高いですが、歌詞は結構間違えます。
あと、感想文はいいといわれましたけど、ちゃんといい文章を暗記して手で書く訓練はしないと。漢字練習が嫌いなら自作文章手書きと清書でかなり覚えられます。書き順は死にますが。まあ映画を何本も丸暗記したなら日本語力もそれなりに高く…うわ、覚えたの日本語吹き替えであって原語じゃない？…うわああ…
今回もどうしても何度も読み返してしまうすさまじさ。…これを拾えない漫画評論界のあほーと絶叫してえ…
これはアクマで恋じゃない！
ドキドキさせる作戦？女の子の友達がいるなら漫画貸してもらえばいくらでもとんでもねーのが（偏見）
サブスク…恐ろしい。
そして何も効かない出門くんが何者なのか調べるべきでは？
いきなり勝負、理不尽な…
塩水が…機械だったり？
やはりある都合のいい海食洞。…真水はどうします？
…ここでボートで助けに行くのってものすごい危険ですよね。夜、それも洞窟がある＝無数の鋭い水面下の岩＋複雑な波と流れという超危険。
みなさん、水に近づく前に、「海 救難
緊急通報番号」と「水難事故」「応急措置」などを検索してメモしておきましょう。GWも残りわずかですが、この暑さでは水に近づく人もいるでしょうし。
溺愛ロワイヤル
体育の授業で張り切っている、まあ楽しそうですけど。
別の鬼一族？
まとわりつかれて…面倒ですね。
吸い取る能力もあるという恐ろしさ。
これからもこの子は出てくるのでしょうか？どう活躍するのか…
単純に基礎体力を鍛えてるかどうか、それだけの違いですよね。
幼なじみと恋する方法
すごいことになってますね。しっかり女の子のじたばたを描いてくれているのが楽しい。
で、真相が…あ、もう言葉にできてたんですね。というか最後に卵の薄皮を破いたの、彼女が名前を出したからでは？
バッシュでの誘い、もろにデートですよね…
このデートの服、なんとなく不思議な違和感があります。可愛らしさに振ったからでしょうか？まだまだ向上し続けているからこそ、でしょうね。
スカートの下、これで救われた読者も多いでしょうね。
柔らかなシュートのシーンも素晴らしい。
それに笑顔の一つ一つが本当に…
ここで同じ小学校の男子、突然の告白…両片思い確定と同時のライバル、やってくれました。楽しみです！
X切おわりの恋はあまい
＊環境依存文字の心配があるので「しめ」は変えています。＊
のぞき…いい趣味してますねえ。
てめえと笑ってしまうマンガタイトル。
ハプニングからの恋、もろにとっても少女漫画なできごと。
それで「私の彼氏になってくれませんか」は吹っ飛びました。
よろこんでいる表情がまたうまい。
「だから今度は」はかっこいいですねえ。
間違った頑張りって深刻ですよね。ちゃんと言ってくれる、守ってくれる…確かにすごい。
絵の簡単なコツ、これは素晴らしい。
で、妹がファンだった…漫画家の妄想を思いっきり詰めているのがわかってとても楽しい。
「恋をするなら秋葉くんがいい」、ここは表情もしっとりした色気があって素晴らしい。
相当いい作品になる予感がします。楽しみ。
メイクのお姫様
テレビ局についていく、結構トラブルが起きそうな…
人気アイドルグループにも注目されているというのがすごいですね。
お姫様のほうが、と逃げてしまう、いい導入です。
で、メイクして脱出しようと…どんなことが起きるのやら。
というか責任問題考えると恐ろしくて恐ろしくて。
涙の理由…こうきましたか。
欠点じゃなく個性…いい言葉ですね。
「王子様になってみたい」と、気持ちが変わってそちらに行きましたか。彼にとっても挑戦になりそう。
オーディションも受かったようでよかったです。
…アラレが眼鏡の女の子みんなを励ました、という話も思い出しました。
今日からパパは神様です。
連絡があった、殺されたりしないで済んだだけでも、神々という種族を考えるとありがたいと思わないと。
彼氏はどうしてくれるか…
ああ、これで説明の必要も、というか「やっぱそうだったのか」…そりゃまああれだけ多数の奇跡を始終見せられていたら。神じゃなくても本物の魔法使いでは…
で、一緒に来てくれる…いい彼氏を得たものです。
大変、と言われて泣いてる天使さん、本当にお疲れ様です。
しっかりすごい世界を描いていますね。で、なぜこんな姿に…
はろー！マイベイビー
これもアニメ化されないのが不思議。
宿題がらくがきだらけ…うわあ。そして今度はどんな…
わがままといたずらが増えてきた、でもちゃんと理由があるというのも伝わってきます。
感情が強すぎる子供という生き物に…ため息が出ます。
ぶつぶつ言って家出になる、笑いながらため息というとても器用なことを。家出という言葉というのも不思議なものです…近所で助け合っていたり、近くにいる親戚がいる…あるいは人身売買やそれに近い児童労働が身近な世界の話ですよね。今の日本はそれに近い制度を徹底的を通り越して消し去っていますが、それは逆に残酷でもあります。
それでお絵描き…
心配かけて、で抱きしめるでよかった。
最後、母が死ぬ前の過去に戻るという可能性…結構大きな爆弾になりましたね。
レプリカシンデレラ
相変わらず強烈なタッチ。
冒頭部のわかりやすさも強烈。
というかそのために必要ないろいろなこと…いやなぜ入れ替わるのかという…
いきなり靴を投げつけてしまう、うわあ…と思いますがお見事。笑ってしまいます。
雑用で大喜びで土下座、見事な庶民ぶりで。
「けっこう楽しかったです」はやってくれましたね。…逆にこの雑用があったからこれ以上のぼろは出さなくて済んだと…
で、偽物なのに婚約…お見事！その手があったかと手を叩きました。後編がとても楽しみです。
こいしか！
脳内風景…大笑いします。
とんでもない歌がありますね。
ここで王子を連れ出してしまう、それでどうアタックするのやら。
「こんなかわいい私に」…すげえ。
自撮りにもつきあってくれる、少なくとも接触に抵抗がない…意識してない、でもあるんでしょうけど。
こういうスポーツカーのイメージも面白いですね。昔のフェアレディZとか。今この手の車ってありましたっけ。というか今、まともに日本を走ってるとても速い車ってなにがあるでしょう。
意識されてない、で怒ったように抱きついてしまう…これがどう彼の気持ちも変えるのやら。
めちゃくちゃ楽しんでいる、ものすごく相性いいですよねこの二人。
猫からしかさんをかばって噴水に、というのはそれでどうなるのか、とどうしていいかわからない心情になります。
「私はもう王子の恋を応えんはしない」の決意の表情がかっこいい。自分も水に入っている…
「ずーっと考えてて」というのはもう鬼畜ですねえ。
すげえ、と何回言っても足りないです。
ねこ、はじめました
もようがえの地獄…
新しい女の子の登場、どんな、と思ったらうわあ。
突然襲撃されるのも楽しい。
動物に怖がられる、それで罪悪感…はは。
そして転がってやっていたら子猫が襲撃してくる…ああ…
おじさんみたいな姉、これからも出てくるんでしょうか。楽しみです。
恋は、生徒会室で
冒頭からなんかもう呆然とするような。
あまりのふわふわ感じに何も言いようがない。
いきなり告白してしまった…
で、頑張っていたらいすがなくて膝の上、ほかの生徒会の人はなぜ何も突っ込まない…
椅子引きで一生立てなくなった人の記事が今ネットにあります。本当に危険です…といっても、子供はそれを本気で恐れて行動を慎むぐらいなら拷問の上の死を選ぶという価値観が生来インストールされているんですが。
お手とか…思いっきり遊ばれている、ただの意地悪…うわあ。
で、掃除を一人でって…しっかり守ってくれた…
あまりにもとんでもない話ですが、とにかく食感がものすごいお菓子を大量に食べたような。
ケモっちびより！
たまらないカップルですね。見ていてたまらない。
炭酸で酔う、というのも面白いですね。
妖精にミルクをあげるというのはありますけど。
電気は結構実害。
いざというときに頼りになる彼、じれったいですがとても暖かくなるペースです。
こっちむいて！みい子
相当追い込んでいますね…
応援…地獄絵図ですね。しかも試合にも出られないのに。
試合に出られなくてもしっかり声を出している、それだけでも成長が…それを見て母親も声を出す、ここは胸を打ちます。
ため息が出るほど素敵。…ただし、新しい時代に、こういう家庭を築けるのはみんな、ではなく本当に少ない割合だけ…
来月号は熊猫亭、重い問題に触れるなどとてもよかっただけにとてもうれしいです。