りぼん2000年5月
この感想は6月に書いています。つまり、かなり先まで話を知った上でです。
「神風怪盗ジャンヌ」このカラーのバラに絡み付かれた姿、恋の激しさに身も心も燃やし尽くした感じ・・・痛みが突き刺さります。
ハッタリにかからず、更に残酷なことも想像できるまろん・・・すごいですね。びびっているフィンも見ていて笑えます。そして、フィンに対する暖かな言葉・・・まだ3巻まで一度立ち読みした程度なので、なぜパートナーだったフィンが堕ちたのか、詳しい行きがかりはわからないのですが、とても辛そうです。
アクセスに切りかかるフィン、止めようとしたのを止めた手、これはまろんでしょうか?フィンを信じて・・・?そして、手を止めて初めて語られる真実・・・もう一度会うためなら全てを棄てる、それが本当の愛・・・。そして、この激しい描写(特に裸が違和感なく用いられている、少女マンガとしては素晴らしい!)、この激しい告白・・・胸が熱くなります。復活したフィンの美しさも素晴らしいです!このまろんの差し出された手、その時のフィンの表情の変化、本当に上手いです!
そして天界へ・・・「神曲天国編」とはえらく、違って当たり前ですね。この荘厳な神殿・・・図像学的な意味はないみたいですが、バランスと迫力が見事です。そして決戦・・・この話では、神はそれほどの力を持たない存在のようです。
「GALS!」この原色のカラー、すごい迫力です。この先生、かなり蘭の性格に理解があるようですが・・・。
渋谷部?帰宅部で、集団で渋谷でぶらつく部?まあそれも面白いかも・・・ものすごく金がかかりそうです。あ、だからこんなことに。考えてみますと恐ろしい世の中ですね、特に青少年に多額の消費をさせて需要を確保するとは。あ、モブがとても多いのに画面が乱れていない、これも面白い技術ですね。
このいじめ、ふっと体から血の気が引きます。感情をコントロールするには、完全に遮断するしかない状態です。亜貴ちゃんの気持ちは全て理解できます。
この様々なファッション、とても見ていて面白いです。僕にとってはファッションや流行など、「幻の影を追いて浮世にさまよい移ろう花に誘われ行く汝が身のはかなさ」(讃美歌510、箴言10:1)でしかないのですが、それでものすごい損をしていたのかも。厚底命、もなんだか笑えます。皆でこんなポーズ・・・
未成年でも買えるナイフの通販?少なくとも僕のページからリンクしている、日本語ページはすべて身分証明書のコピー、未成年の場合親権者の同意証明を求めますし、英語サイトもカードで年齢を確認するか、それ以外の方法を使う時はきちんと年齢証明を求めます。アメリカの連邦法で、州境を超えて未成年者にナイフを売るのは違法だそうですから、心配はないです。闇ルートが本当にあるのかどうか分かりませんが・・・。この、筋違いの憎悪も含めて亜貴ちゃんの気持ちは理解できます。あの女みたいな、彼女が亜貴ちゃんにとって馬鹿に見えるのも分かるような気がします。「死ぬ気になったらなんでもできる」これも真実ですが・・・なぜ普通の女の子が死ぬ気にならなければならないのでしょうか、この世の中は!
このナイフ・・・タントーブレード?現実の商品を参考にしたのでしょうか、いいデザインです。この糸に心をなぞらえる、冷静のようでいて危うい・・・その感情が、一見静かな絵からはっきりと伝わってきます。この危うい笑顔、なんとか救って欲しい!
それにしても、ドッジボールにしても・・・この子は好きな事には一生懸命みたいで、そのエネルギーが真正面から伝わってきます。この戦隊もの風のポーズって・・・?
そしてこの、無差別に脇から・・・心理は分かりますけど、やはり手段は許せないです。止めないと、亜貴ちゃん自身の心が壊れてしまう!蘭ちゃん、どうか彼女を助けて下さい・・・。今は信じるしかないです。
「グッドモーニング・コール」この、最初のページの・・・簡素さから、機嫌の悪さと止まった時間が感じられます。何も知らずにお風呂上がり、それにしても男の子といっしょで・・・何の警戒もしないなんて、よほど紳士なのでしょう。この抜けたやり取り、何とも言えず面白いです。しっかりじゃがりんこ、持って行って食べたのでしょうか。
この髪、大笑いです!僕も寝癖、ひどい時にはひどいので・・・ちょっと濡らせば直り、そのまま一日ムースもゼリーもドライヤーも何もなくてもセットされる、便利な髪質です。このくだりが何ともおかしいです!
ちょっとした言葉から「逆の立場で、上原くんがあたしに嘘」と即座に考えられる、大人ですね。そして・・・なぜこの噂?このマンガ、このギャグ顔のとぼけた展開に魅力があるようです。
嘘の告白、思った以上にそっけないと言いますかあっけないと言いますか・・・あれほど悩んだのが嘘みたいです。そしてこのジャージで、大笑いでした。一星くん・・・かわいそ。今まで半ばその気だったのでしょうか・・・この親父の忠告もかっこいいです。
「Wピンチ!」このカラー、とても優しくてコケティッシュな、魅力的な構図と表情です。いいです!
ケンタロウ?確かケンはヌンチャクを時々使っていましたが・・・。なんとなく笑ってしまいます。突然トト丸もおかしいです。それからこの若すぎる学園長に転校生、なんか面白いテンションの高さです。しかも作詞協力者の名前まで、意味不明と言いますかなんと言いますか・・・。曲、考えてみましょうか?
猪神くんの、ピンクハウスなアイドルイメージもなんとなく笑えます。
ジュリィ・・・見返したい相手はアリサでしょうけど、手の込んだ、それでいてキザな復讐です。ありさちゃんの妄想と、それを飾っているやる気なさそうな天使も面白いです。
大笑い!この、キザに転がしているグラスの中身が牛乳!恐ろしいキャラです。こっち向け、画面からはみ出すな、服の趣味絶対変・・・これもその通りとしか言いようがなくて、笑えます。
この毛虫の刑、これも辛いです。そして、平和にいじめからの社会復帰と楽しんでいるありさちゃん、どうなるのでしょうか。そしてこの復讐の結果は・・・アリサは歌が上手い、だろうと4月当時から読んでいました。
「近距離恋愛」この、不思議な乾いた空気・・・何か、言葉にしにくい印象があります。とてもリアリティのある空気。
xが‐1から3の時・・・単なる仮定のことですが。例えば、明日雨が降れば遠足は中止、それと同じですよ?数学の意味が分からない、というのはある意味語学と同じで、全ての用語の定義を理解していないと分かるはずがないのですから・・・復習しましょう。
そして幼なじみとの勉強会・・・一度もしたことありませんでした。家が隣りなのに。彼女の弟と夏休みの宿題をしたことはありましたが。一体どうしてなのでしょう。
この平板のようで、多くの事を語っている表情、とても好感が持てます。背景の思い切った省略もいいです。
この武蔵、ずばっと急所をストレートに突いてくる、そのくせなんだか危ない雰囲気も、そして優しさも言葉の奥から、すごくいいキャラクターです!
テスト結果・・・あれ、なぜ二人の、同じ科目の平均点が違うのでしょう?この得点表、なんだか懐かしいです。
この「そうじ当番」と命令する時の輝いた表情、何とも言えないです。すっごく嬉しそうで。しかも、ふさいだ手をなめる!!これは普通考えつかないですし、実行できないような。すごい。
荒谷さんの宣言も・・・勇気を振り絞って、と伝わってきます。そしてこの心理、不思議なほど深く伝わってきます。
ふられた直後の武蔵の目と表情、すごい。そしてのぞかれていたことをすべて承知、そしてストレートな告白から「幸せになってよ」この一言、もう衝撃的なまでにいいです!すごい作品かも。
「赤ずきんチャチャ」今(6月)から考えますと、これ自体が連載終了の予兆だったようです。エガオンの正体がばれる、という禁断のネタを・・・使うからには効果的に、実際面白いです。
エガオンを呼び出す儀式、なるほど。そして、ヘルメットを飛ばされているのを知らずに笑うポピィ君!!これにもう笑った顔のまま、顔が凍り付きました。素晴らしい笑顔!
遠い国に行く、という気持ちも分かります。記憶喪失になってよかったかも。そして、それをとことんからかう平八!もうここまでポピィくんが自分を捨てるなんて、ファンにはたまらないでしょうね。
あまつさえはどろしーちゃんに、こんな所を目撃されて・・・頭を打ったとしか思わないでしょう。ここは頭を打ったことにしておいたほうがいいでしょうね。あ、でも医者に大したことないと聞かされたら・・・哀れ。ポピィくんの怒りは当然ですが、それを楽しんでいる平八、結局はいいコンビ。つくづく哀れな。
「5‐ファイブ‐」このカラーページ、すごくさわやかな色香と美しさのある、いい感じです!
この変装、何を考えて?決めシーンの、踏みつぶしまでのテンポもいいです。この「イガグリくん」とハモるのもおかしいです。一体どんな行きがかりがあったのでしょう。
エアロスミス?確かドッピオのスタンド?違う、「ナインライブズ」?あ、確か一路真輝さんが宝塚時代ディナーショーで歌った、女をとっかえひっかえしたりだまされたりしてる歌でしたっけ・・・作詞作曲Brian
Setzer,Lee Rocker,Slim Jim Phantomとありますが、それがエアロスミス?訳詞は故小原先生、懐かしい名前です。あ、だからあのディナーショー、すごく雰囲気がよかったんだ。あの時のジゴロ風に決めた一路さん、かっこよかったなぁ・・・ビデオで見ただけですが。
この新メンバー紹介から一気に曲、かっこいいです!この音の表現もいい!曲を知っている(違ったら大笑いですが、第一僕が知っているのは日本語男役声ですし、テンポや編曲も違うでしょう)分、音の迫力が伝わってきます。それで「でっかいマリモ」、この柔らかなユーモア、いいです!ここで始まった新しい何か、どうなるか楽しみに見守っていましょう。
「世紀末のエンジェル」このカラーは正面なのに、何故か微妙に視線が下にそれた感じで・・・面白いです。いたずらっぽい感じですね。
このお兄ちゃんの勘違い、大笑いです。でも僕に妹がいたら、こんな感じだったかも。
そして、この微妙なひとみ先輩との三角関係・・・あ、もう結論は出ちゃっていますね。この会話、すごく安定していて面白いです。恋愛感情なしでからかいを含んだ会話、というのもいいですね。
成仏・・・したかったら、どうすればいいのでしょう。力技では難しい、かといって・・・犯罪者の更正か精神病患者の治療に近いアプローチが必要かも。あ、そう考えると昔、高僧が悪霊を成仏させた、というのは別に神秘的な力ではなくて、人格が高くて結果的に優れたカウンセラーや精神科医と同じような?
チューその他諸々OK、これを考えていなかったとは・・・笑えます。
そして・・・え、怒ったと思ったらキス!!!大した奴です。それにしても、キスしておいて「友達でいいから」はないような。
「パートナー」このカラーは恐ろしいほど透き通った美しさです。
それにしても、この天井裏・・・無謀な。腕時計はないのでしょうか?一時間で戻るためには、20分程度で戻らければ難しいでしょう。焦らず、確実に戻れる範囲からは一回の曲がり道以上出ないよう何度も時間をかけて、少しずつ探っていくのが定石ですが。電池切れも間抜けですが、それは仕方がないかも。たっぷり予備電池を持って、というわけには行かないでしょう。この武に支えられる意思、かっこいいです。
そして派閥、肺移植の神業など細かい伏線が多いです。
この博士の迫力、これはもう背筋が寒くなります。そしてこのミス、一瞬死を覚悟して胃が冷えたのはぼくだけではありますまい。それにしても、この東条博士、何cmあるのでしょう。高い。でも、ここでの苗ちゃんの判断はすごい!しかも、半ば偶然とは言え涙まで・・・。そしてシャワー中の反省も、行動力だけでなく知的な部分もありますね。冷静になれ、と自分に言い聞かせて、しっかりと自分と相手を見て・・・大したものです。
そして、この不安な前兆・・・武は感情が強すぎます。冷静に考える余裕がないみたいで、不安です。この「いい子にしている」という言葉、ぞっとしますよ。
この、素早くこの子達から情報を聞き出す判断、これも・・・そして博士に似た女の人?もしかして、このプロジェクトは妹を復活させるため(4月時点で実際、そう読んでいました)?
発狂しそうになるのは自然な反応でしょう。逆に、「ここの人たちもう心が人間じゃない」というのも、正気ではやっていられないから自分を守るために、心を眠らせているのでしょう。そして・・・もうはらはらとかを通り越して、心を凍らせないと読んでいられないほどの痛みです。
「もっとちょーだい!」キス中なのにえらく冷静ですね。噴火は、まあ仕方ないかもですが。
キス=好き=両思い=彼女、間違いないと思います。別に落ち込むことないのに。彼女ヅラには笑えました!
伊織くんのはっきりしたアタック、なんだかかっこいいです。好きな人は別の男が好き、と知ったら身を引いたほうが僕はいいと思いますが、こうしてアタックを続けるのもそれはそれで正直かも。結構揺れていますし、チャンスはあるかも。
伊織、会いに行くならトイレ休憩を取るのは・・・?そしてこの鬼のような台詞、かっこいいやつ。チューヤンって一体?当然のようにパンツを・・・気絶中は強制猥褻ですが。
それにしても、キスで赤ちゃんという勘違い・・・まあお約束ですけど、おかしいです。子供くさい二人ですね。
で、このロリコン教師は一体何を・・・生徒を脅迫すな。さて、ここから修正と伊織はどう、この魔の手から彼女を?
「君にあろえ予報!」とても可愛くて暖かみのある、いい絵です。話とのギャップがすごいですが。
このさわやかな一目ぼれ、ここはとっても少女マンガですが・・・確かにいきなり手をつかむのは怖いかも。しかもこの一目ぼれ宣言、スゴイ性格!それからのどんどん人間離れしていくアプローチもおかしいです。窓から身を乗り出しているかと思ったら、突然帰り道に、しかも時間割・・・ホラーマンガでしょうか?大化くんにとっては間違いなく、これはホラーマンガです(断言)。
友達に突然賄賂、これも大笑いでした!その後のかみ合わない会話、これもおかしいです。
そして画鋲で・・・まあ、確かに上履きでは運がよくないと画鋲を止められませんが。突き飛ばすのではなく、画鋲の上に身を投げて彼をかばう(って、手榴弾じゃないんだから)くらい・・・これは身が持たないでしょう。
そしてこの夢、もうホラー以上・・・こわおかしい、というものがあるとは。そのくせ可愛いですし、さりげなく一体作者らしきものがいますし、面白いです!
それにしても、この自己嫌悪・・・やっとわかったか、という感じですが、それを受け入れてしまう大化も・・・そしてこのあろえ化、後ろの二人の乾いた笑いがそのまま僕に乗り移っています。お幸せに。