りぼん2000年8月号感想
「GALS!」この強烈な原色、目を焼くようです。なのに渋谷の街が、そのまま写真のようなリアリティ!しかしこんな大胆なビキニ、街中で振り回す・・・。あ、この海での皆の水着、とても華麗です。しかし大胆!胸はまだまだ発展途上ですが、手足の長さと腰の細さ、曲線はとてもきれいです。
今年は美白がブームなのでしょうか?友情と男では男が大事、正直な奴。
中セン、今回はすごくかっこいい・・・と思ったら、見事にやられましたね。同レベルと言うのは禁句でしょう。
大学に行く目標が無い、今の僕にはよく分かります。そんな形で大学に行くほうがむしろ普通で、まともなのでしょう。でもできるならやっておいたほうがいいでしょうけど、もっと大切なのは友達・・・十分ですね。
それにしても口喧嘩から生まれる恋、そんなのも楽しそうです。たった四コマで慰め完了、恋が始まっている、本当に切り替え早いです。それにしても、ギャル=尻軽とは限らないというのも真実なのでしょう。誤解しやすいですから、気をつけないといけないですね。
この勝負も面白いです!二分二十秒、これは僕には・・・やはり二分が限界。さらにコンクリートのプールサイドで側転にローンダート、しかも一時間以上クロールで泳ぐ、とんでもない体力。
そして、会話から一気に、もう捕まえたようなラブ・・・男冥利でしょう。この幸せ者。
さらにガングロの蘭ちゃん、もう何も言いますまい。去年も夏になったら真っ黒に焼いていたのでしょうか。若い時は、こんな事ができるのは今だけ、充分楽しんだほうがいいです。
「HIGH SCORE」かなりしっかりした救急処置講習ですが、読者に分かるのでしょうか?小学生には難しいような。ただ、止血帯の五分以上連続使用は禁忌(壊疽の危険あり)、必ず五分おきにほどくこと、と注意しておかないと危険です。また、首や頭部の止血帯は禁忌です。
「グッドモーニング・コール」夏休み・・・となると水泳、となると見せても見苦しくない体に、大変です。特に女子は。
でもその前に期末テスト・・・でも、勉強とダイエットは両立できないものでしょうか?授業中寝てしまうとは、あ!バイトも加わって睡眠時間が短くなってしまうのですか。
テスト結果は・・・こんな終盤の、一時的なことではなく普段の積み重ねだと思うのは僕だけでしょうか?まあ、旅行計画などを練っていては仕方ないかも。
この日焼け止めのための完全装備、むしろ呆然とします。
それにしても、この上原くんの優しさはかなり大きいです。菜緒ちゃんも幸せ者ですね。
「ランダム・ウオーク」うわ、このカラーすごくきれい!
推薦状、は前から預かっていたのでしょうか?それにしても、昼ご飯で酔っ払って、ということは優架ちゃんにもまさか?それはないですよね。なんだか軽いのに、とても暖かくて安心感があります。それにしても、こんな可愛い子にここまでストレートに言ってもらって、幸せ者!
本気に好きになってくれないと責めて、って・・・確かに恋の情熱はどうしても一方的になりやすいものです。そして、相手にも同じ情熱を持って欲しいと言う欲張りも分かります。そして別れてしまうのは、それが辛くて耐えられないから。嘘で付き合っているのが辛いから・・・まだ優架ちゃんにはわからないのでしょう。
それにしても塔子ちゃん・・・。あ、桂ちゃん可愛い。男にとってはこっちの方が可愛く感じるものです。
この父母を語る会話、本当になんだか、どうとは上手く言えないのですがいいです。それにしても、このパパとママ・・・。
それにしても、この子達って本当に何とも言えず魅力的です。桂ちゃんに対して、無理にとは言わずに静かに励まし、互いの違いを認め合う、なかなかここまでは難しいものです。応えてあげられないことに罪悪感を感じてしまう、これも本当に優しいからですね!でも、罪悪感を抱かれてしまったり困られると男にとっては、ただふられて辛いだけでなく罪悪感になります。ちょっとこの辺、会話が多いかな?
この「複雑な家庭なのに」って、確かに端から見るとそうですね。でもこんなに明るい、影の無い子になるとは・・・よほど素質がよかったのか、それとも父と、三人の母親が皆いいひとだったのでしょうか。この、ごく自然に雰囲気がよくなっていくのがとてもいい気分です。あ、このキスシーンすごくきれい!
「ペンギン・ブラザーズ」この黒を基調にしたカラー扉もいいですね。
あ、西崎くんったら折角カッコよく決めたのに・・・これは本当に痛いです。女子である大半の読者には分からない痛みです。
勇気、って何でしょう。陽菜ちゃんと流羽ちゃんの会話、強いと言うこと、勇気があると言うことは損しかしないような気がします。わずかな自己満足や誇りと引き換えに、人はどれほど辛い思いに耐えなければならないか。まして社会人になってからを考えると、人間には誇りなどないほうがいいですよ。でもこんなに弱い子も受け入れる・・・すごいです。優しさも含めた本当の強さ、ですか。
そして心の目で見て判断し、孤立から立ち直る・・・恐ろしい精神力と洞察力。スネークの狙いはこれで外れましたね。最終的に、誰も信じられない心理に追い込むのが目的だったのに。
でも、あれほど強い人間が切れ、泣くなんて。本当に信義に厚い子なのですね!でも、これはいじめる側にとって、とても大きな弱みの発見です。流羽ちゃんや、恐らく哲太も彼女の弱み。拷問の基礎の一つに、本人より家族を目の前で痛めつけたほうが有効、というのがあります。これから、いじめる側がそこを責めてきそうで心配です。
そして犯人はこれで確定、嫉妬でしたか。あ、一色くん・・・女の子の顔をもろに殴るなんて、確かに荒療治としては有効ですけど。でもこの、殴ってから押さえ・・・叩きつけ、行為は乱暴ですがとても優しいです。
「Wピンチ!」う・・・美しい。
それはおいといて、この暁名くんの苦悩・・・いい加減認めたほうがいいのでは?それにしても、このトト丸の芝居は気が抜けました。
このシュワルツェーネとシルヴェスターナ、大笑いです!しかし、普通なら不細工な写真ではなくって・・・自粛。それにしても、「ドラゴン拳白書」一度観てみたいものです。
女装した猪神くんが誰かに似ている・・・誰に?これは恐らく大切な伏線です。
爆笑したのが掛け軸の「亜月天才」!!見えないと思ってよくもまあ。しかしこの薙刀、普通なら薙刀にはかなり強い反りがあるものですが・・・磨り上げものか、それとも筑紫槍?でも危なかったです。というより、完全に銃刀法違反に殺人未遂。
この悪代官ごっこは大笑い!相手が男じゃ燃えないですが。
そしてついに、と思ったら交換日記・・・脱力。でもその横でエリカちゃんが暁名くんに、さて次が楽しみ!この四角関係がどう発展するやら。
「アイコでジョー」すごく強い絵ですね。なんだかかっこいいです。
すごく軽い、もう最低男すれすれなのに不思議と憎めない奴。ハウス食品のピーターパン、何かで聞いたことがあるような・・・どうせ僕が芸能関係で聞いたことがあるのは宝塚がらみでしょうけど、何だか思い出せません。
しかし、こうして目を閉じさせてキスとは・・・でもこの、それを遊びと話したり、ここは許せないです。
この後の展開、ちょっと誠意が感じられませんが・・・本人がそれでいいならいいでしょう。でも指輪とは意外でした。
「赤ずきんチャチャ」あっさりした終わり方でした。それにしても、あと一年足らずなのですから100回までやってもいいのに。
しかしやつれて思い出のアルバムを歌うセラヴィー、すごく哀れです。それにしてもどろしーちゃんの素直じゃなさも筋金入りです。
エッセイもすごく素直で、面白い内容でした。まあ、その十年後とかは今後機会があったら見てみたいものです。次回作を楽しみにしていましょう!
「世紀末のエンジェル」激しい想い、せめて形だけでも抱きしめて・・・蹴られるとは。でも鈴花ちゃんも抱きついて・・・いい夫婦。
新キャラの凪お姉さんも面白いです。かなり洞察力もあるようですし。
しかしこの喧嘩から・・・真意を見抜いている尚人、くさい台詞を・・・人事と思って。まあ、雅と悦もいいカップルです。「屋上から落ちても」とは、ここまで言ってもらえたら幸せでしょう。
あ、この霊感をつけるための儀式・・・危険な気がします。たとえ家にしっかりと結界が張ってあっても、今この時にどうしているのか分からないのが、たまらなく不安です。
そして、竜之助と草太郎の二人はどうすれば成仏できるのでしょう。楽しみです!
「パートナー」すごくドキドキしています。でも、明らかに早すぎると感じています。それなのにぎりぎりまで不安を感じなかった・・・感じられないように、ペースをコントロールされていたのでしょう。
そして心労で壊れていく博士、初めて読む時にはこれならつけこめるか、と安心していましたが・・・今読み返すと、かえって恐ろしいです。狂気が進んだ人間の恐ろしさをなめていたかも。この、冷酷に吉野工場長を殺して、この画面の隅にさりげなく「GAME
OVER」の文字!これもすごい。
この、C館に戻る時のあっさりとした許可、これに恐怖を感じるべきでした。それが始めに読めなかった、いかに心の動きをコントロールされているか。
そしてこの、反逆分子の話にはマインドコントロールを解くことについて、とても参考になります。こんな異常な状況だけでなく、この社会にはマインドコントロールが満ちていますから大切な知識であり、感情でしょう。はっきりとNOを言えば、聞けば、それだけでマインドコントロールを解く力になる!本当にすごい力。
詳しく検討するわけではないですが、この計画はやはり危険な感じがします。二重三重に、何かに手違いがあっても次の作戦と機能するようにできていない!そして岩垣の最後まで館内に残るのも疑えないことはないです。
m・vには薬としての力もある・・・消滅ではなく、何らかの形で保存して欲しいものです。確かに研究の仕方が悪すぎる、というのは正しいですが、悪いのは博士や軍、政府であってm・vじゃない。科学技術そのものは道義的に中立ですから、何らかの形で研究成果は残して・・・できれば一般に発表して欲しいです。もしかしたら、それで救われる人もいるかもしれないのですから。
そしてあのメモは・・・ここに何か、とても大きな伏線がありそうです。その伏線は最後にどうなるのか!
この二人の語らい、とても暖かくて切ないです。こんな状況で、普通の思い出があるからそれに支えられて、とても悲しい温かさが心を満たしています。この「生きててよかった」には大笑い!
そして、決行・・・やはり無理でしたか。一気に心が冷え込み、最悪の事態になっても耐えられるよう準備しています。いい終わり方をしてくれると思いますが、感情を開く勇気はないです。楽しみというより膝が笑っています。
「もっとちょーだい!」この背中から抱きついて、おぶさって「居候させて〜」これにはさすがに引きました。なんだか微笑ましいくっつき方です。
しかし、これからが大変のようで・・・どうなるのでしょう。
「5-ファイブ!-」ま、許可が出てよかったです。でも外出禁止も何も無いですね、この子達には。
この祭り、とても暖かく楽しさが伝わってきました。
この篤朗とマミさんの関係、意外ではありませんがその分、のりこちゃんの切なさがはっきりと伝わります。さあ次回、どうなるか・・・パターン上は{過去形告白(好きだった、過去形=今好きなのはのりこ)}が基本ですが。