りぼん2003年10月号感想
前回期待していた導火線はまだ爆発には至っていない、というか途中で消えた感じがするのが多いですね。
満月 永田町 ベイベ H.S 地蔵 ウルマニ ジュエル MAX 13金 ラブわん プラマイ 友だちから めだか 予告
満月をさがして
復帰したばかりの大重さんにいきなり迷惑かけるなよ…
自分は周囲の人を不幸にする、そう確信してしまうことはよくあります。特に子供は。本当は死神業界などでそういうのがあるのか、それともただの偶然か…
葵さん、父親も?あの事故の真相も何か鍵がありそうです。
「つかもうぜドラゴンボール」はもう古いネタでは?
人間たちの問題だから介入しては駄目、といってもフルムーンの存在自体、もう毒喰らわば皿まででは?
めろこちゃんの言葉も正論です…
痴女なんて言葉、清純なりぼんっ子に教えて…自分でいっていて失敗したシュークリームのように潰れています。
円さんがなにでどう動いているのか、不思議です。那智さんが同話に関わっているのかも。
「ばんそこえーど」というキーワードも重要になりそうですね。
犯人は那智ファンとは違う、もっと深い悪意?男性のようですが…
液体の軌道をそらせたのはタクト…なのでしょうか?それとも、前にガラスを割って桜を散らした力と関係が?
若王子先生にかかってしまったのもショックでしょうね…水でよかった。
切れてしまうのは…仕方ないです。ここはスタッフの対応が遅かった、これを前提にしてリハーサルを重ねておくべきでした。
「わかってくれる人だけわかってくれれば」「嫌いです」この会話も印象に残ります。
大人に対する反発…子供には最も普遍的な感情のはずですが、最近の少女漫画ではあまり見ませんね。それに対して言うのは一言、その大人を越えてから反発しろ。
万年筆を拾わせて、社長の意地悪には泡を吹きました。前回見ていたお返し…いやんオ・ト・ナ。というか二人とも許せん(本音)
あ、この嫉妬…若王子先生も本気に?
満月ちゃんに対する大重さんの嫉妬はぐさっときました。
脇役なんかじゃないですよ、これは!王子さまに嫉妬されるのもお姫さまの…純粋なあの頃に、無理に戻る必要はないです。大重さんは十分純粋で素敵な女性ですよ。
まさか本人が謝りに来るなんて、多分この那智ファンもどうしていいかわからなかったでしょう。
そして…もう他人に死をもたらすのが耐えられない…って、違いますよ!それ以上にフルムーンの歌は誰かを救っているはずです!
人を傷つけてまで夢を追っていいのか、といわれるとまた辛いですが…嘘までついて!その嘘はやめて、大重さんには心を閉ざさないで…どうせなら全ての苦しみをぶつけるほうがいい!大重さんだってきっとそう思ってる。
心からあなたのことを思っている人に心を閉ざすのはやめて。辛いです。
大重さんが感情を爆発させるの、見ていてすごく辛いです。
重過ぎる思い…でも、僕にはむしろ大重さんのほうが心配です。大重さんを支えられる人はいるのでしょうか、社長?
永田町ストロベリィ
それがそんなことになるでしょうか?困ったものです、テレビ主導の民主主義は。
秘書山の別荘に避難したのですか。それならまあ…
夏野が呆然としているのは、さすがに秘書山の「男として最低」一喝がこたえたのか、自分の行為が人を傷つけるどころか歴史を変えかねないことになったことを反省しているのか、またはあんなことをしている背景と関係があるのか、「総理には借りがある」と関係があるのか…
どうでもいい、って…わからない人です。
夏野が「ちょっとは」ではなく、全面的に悪いのでは?
「夏野がそーゆーことするのやだよ…」という言葉、これを待っていただけとは…単純すぎて力が抜けてきます。裏があると思えてきます。
学校での噂と、政界スキャンダルが同じ重さ…その感覚はわかります。
一人で行動するのは危険ですよ!何があるかわからないのに。
しかしどうやってここを突き止めたのでしょう。
読み返してみると、ポケットに手を伸ばすのが見事。
かっこわる、は確かに…でもそのかっこわるい仕事で暮らしている人が本当にたくさんいます。
この逆襲はお見事。かっこいいです。
愛してるぜベイベ
冒頭の悲鳴からホラーマンガになっていたら大爆笑でした。
それだけでこのお方がこうなるとは…まあ女子読者にはよくわかることでしょう。
ゆずゆちゃんも反応同じですね。
ミキさんまだいたのですか。まあ決着したようです。
ゆずゆちゃんには素直なんですね。
これだから子供って…どんな大人でも無条件に許容してしまうから…
修学旅行は何があるのでしょう。
心ちゃんが始業式に出なかったの、何かあったのでしょうか…
「ゆずゆちゃんのおむかえに行かなくては」が笑えました。
ちょっとでキスとは…この鬼畜。
今度はさわやかくんの登場ですか。そういえば、「りぼん」に正統派読みきりと「ウルマニ」以外でまともな子が出てくるのは久しぶりでは?
この接近の仕方は…見ていて恥ずかしいです。そしてほっとします。
正直に告白してしまうのがまた、少女マンガみたいです(って少女マンガだって)
複雑なことになりそうですね。
ということは、修学旅行中ゆずゆちゃん出番なし?
HIGH SCORE
自分は浮気するのにやきもち焼き…可愛いですが、お兄ちゃん攻撃は強烈です。
熱湯を耳の穴に注ぐって…それはすごい。全裸も。実話宣言に爆笑。
両方浮気が普通というのがまたすごい。確かに京介には許せないでしょうね、いつも命がけでやっているのですから。
これは…浮気ではないですね。多分。「五倍は楽しめた」には一瞬ドキ。
ということは、普通の男は四十万出しているということでしょうか?
浮気しながら彼女のことしか見ていない…よくありますね。
なんかすごい二組です。
おじぞークエスト
こら地蔵たち、なに女の子の朝の身支度のぞいてんの。
今回の冒頭、三郎の筋肉がさらにパンぷアップしていますね。
頭を戻してもばれないとは、まあ確かに人間はあまりに異常な情報は常識に合うように処理してしまうものですが。
もしかしたら皆百も承知だったりして。
帯びぐるぐる妄想は笑えました。
浴衣とは楽しみです。一郎が全然可愛いと言ってくれない、とそれを想像しただけで砂吐いて転げまわりそうです。
この工事、妙にリアルですね。もちろんまだまだ足りないですが。
落ちている地蔵にはぞっとしました。孔雀王の七人ミサキを思い出して…
すごいオバケ屋敷、というかこの増築は笑えました。よくもまあ一晩で。
守ってやる宣言…からかう二人の気持ち、わかります。
食人植物には笑えました。
三郎はこういう役なんですね、あくまで…
そしてこの化物に一人だけ気がついていない姫乃ちゃん、うまく次につなげました。
というか王子は?
ウルトラマニアック
あ、そういうことでしたか。なぜわからなかったのでしょう。
容赦なく返事を聞く辻合くんの押しの強さがうらやましいです。
このあいまいな返事はわけわからなくなるでしょうね。
亜由ちゃんが驚くのはわかります。僕もその立場でした。
卒業したら帰るのが普通…そう簡単に行き来できるわけではないのですか。昔の海外のようなもの?
亜由ちゃん、よく仲村さんの気持ちを読めたものです。
「その気持ちが通じないわけない」という言葉、傷口をえぐるような感じです。本当に思っていれば必ず通じる、という根拠のない確信…誰にでもあるでしょう。僕にもありました。
でも現実は違う、どんなに思ってもどんなにいい男(女)になったとしても、それはキューピッドの気まぐれ一つです。それにどんなに文句を言っても何をしてもどうしようもないです。ユタはそれをよくわかっているのでしょう…
透明な形でずっといたとは!これも意外でした。うまい立ち聞きの形です。
ユタの気持ちはほっとしたというか…
「同情でしょ?」というのが本音ですね、どれだけ辛いか伝わってきてたまらないです。
キスシーンに逃げようとして、自分が目に入っていないことを分かってほっとする亜由ちゃんの立場がなんとなくいいです。
ユタの気持ちはあくまで永遠に封印、というのが何だか泣けそうです。
先のことを考えるより今…それはどちらが正しいのか、考えさせられます。例えばこの作品は、韓国にも翻訳されるでしょう。韓国人にとって、このセリフは完全に間違っています。徴兵制と同姓婚姻禁止があるのですから…
でも本当に好きなら何とかなる、という確信は素敵です。
やっとちゃんと返事して、結ばれた?時に…この辛いことになりそうです。
みなみのジュエル
ドルフィンジャンプ、ってバタフライは高等技術では?
イルカと人間は構造が違いますから、あまり参考にはならないですよ。走りをチーターに教えてもらっても無駄です。
いちゃついているようにしか見えないのは…確かに。
凪砂さんの、抑えた負の感情の表出がいいですね。
スクワットを繰り返せる力はあるんですね…無理をしているだけでしょうか?
海の中ではなんでもできる…この謎は解き明かされるのでしょうか。
海里がこうなるのは…半ば予想はしていましたが、目にすると残酷です。
確かに今は帰したほうがいいでしょう。水泳は危険ですから。
どんどん泳いでいくのは、まあマンガですから。…えらがあって、イルカ同様半分の脳で起きてもう半分で寝て、海水から塩分を排出して水分補給できる…
青葉くんも行動早いですね。観光モードは笑えました。携帯は圏外では?
好きという気持ちが出て、ここでこうなるのはうまい。
心配しておいて…嫉妬をストレートに出すとは。
これをどうするか、面白いところです。
MAXラブリー!
だから言ったのに。「一九八四年」(オーウェル、ハヤカワ文庫)を思い出しますが、期待と違ってそうなりそうにはありません。そうすれば永久に読者の記憶に残る傑作となるでしょうに…
卒業と同時に退会…それで秘密を守れるのでしょうか?
暴走族などと同様、ばかばかしい子供の遊びで済ませるのでしょうか。
それとも大会後も組織を保ち…もしかして裏があるのでしょうか?
このGの目はかなり強い、カルト教祖の力をうまく表現しています。
羽鳥さんの言動について、今読み返して不審な点はありません。
多樹と愛里はひたすらラブラブですね。
なぜ、「F」についての会話を回りに隠さなければならないのでしょう。
大声で話してしまえば、誰もが知ることになる…もちろんそれがより強いカムフラージュになる危険もありますが。
羽鳥さんは進学のために二重スパイを?今までの言葉、特に前回明かされた背景も嘘だとは思えないのですが…
「Gって絶対「教師」なんかじゃない」のは事実です。では何でしょう。そして、「教師」とは何でしょう。
多樹は怖くないと言っていますが、敵について何も分かっていないのにわかっているつもりになっている…明らかな自信過剰です。
相手は統率の取れた多人数であり、少なくとも傷害をためらいません。また(悪用すれば様々な命令権を持ち、監禁などさえ懲戒として正当化できる)絶大な教師の権力もあります。
それで自分はともかく、愛里ちゃんを失ったら…知りませんよ。
「ゆっくりデートもしてらんないし」は溶けました。
最大のチャンスと言うなら、ちゃんと隠しカメラと盗聴機ぐらい…場所を変えられることぐらい予想して、事前に警察に通報してください。というか、裏切ることを決めてから色々な情報を携帯電話に録音し、それを証拠に通報してから動け…
助っ人は一応用意していても…所詮二人とも中学生です。スーパーマンでも警官でもなく。
計算外って、計算も何もしていなかったと言う事です。
羽鳥さんが裏切っていて、場所を変えられ、または動きを読まれてあらかじめ仕掛けた盗聴機が不発の場合まで計算するべきでした。僕は先月号の時点で羽鳥さんの裏切りは計算していました。
上を前提にした場合には、まずフジコちゃんなど信頼が置ける大人と相談して警察に通報し、できることはしておきます。一人で集会に向かうなど馬鹿です。
実際の準備として、たとえば事前に待ち合わせ場所までの行動を正確に決め、上履きの裏に無色無臭である試薬には鋭敏に反応する薬品(別にデンプンでもよい)を塗っておけば、いきなり袋に詰めこまれない限り足跡を追えます。袋にいきなり詰め込まれる場合には、財布の小銭入れ、髪の毛の中などいくつか盗聴発信機を用意しておけば警察を動かせる証拠にはなります。
捕まえようとした瞬間の護身を考えるならアラーム、アンモニアの小瓶(強烈な悪臭)、灯油とガソリンの混合物をガラスビンに入れ百円ライターを貼りつけてと油を染みこませた布をつけた火炎瓶など色々あります。
捕まることを前提にして罠を張るとすると…即座にワープロ打ちの遺書に血判を取られ、屋上から突き落とされるリスクもありますが、それで考えてみましょう。
裸にされていないということは、完全な身体検査はされていないことを意味しています…素人の学生はポケットは探るかもしれませんが、肛門の小型折り畳みナイフはおろかズボンの中などに隠した二つ目の携帯電話も探し出せないでしょう。
多樹に場所を知らせるためには花火を改造した信号など、できる準備はいくらでもあったはず。必ず一瞬隙はありますから、火炎瓶で窓を叩き割り、その火にそこらの廃棄自転車のタイヤを切り刻んでビニール袋に入れたものを放り込めば大量の煙を出すこともできます…間違いなく何かが起きていることを周囲に伝え、警察か消防が駆けつけるはずです。
「考えを改める気になるまで」…死の脅迫で簡単に屈しなければ…殺すならすぐできますが、人間を普通手に入らない薬なしで壊すだけなら最短で三日、人間としての知性を部分的に残したまま意志を壊すには月単位の日時がかかり、高い技術が必要です。素人には無理でしょう。
その間秘密を保ち、学校、家庭両面の生活がある生徒だけを使って監禁、拷問を続けるのは可能でしょうか?ここは人里はなれたサティアンではありません。場所を確保するだけでも大変です。
オウム真理教も、「敵」を拉致して殺害することはできても、医師がいたにもかかわらず洗脳することはできませんでした。強い意志だけを壊すのは、不可能ではありませんが非常に難しいことです。
さらに、Gの立場で理性があれば向こうが様々な措置をするのは予想できるはず。場所を変えるだけでは…完全なアリバイと、誰も近づけない場所を確保しなければ安心はできません。
警察もマスコミも完全に買収してあり、通報され、証拠を出されても捜査、逮捕される心配がないならわかるのですが…それは無理でしょう。通報しても誰も信じないだろう、だけで行動するのは賭けです。
全員で処刑すれば共犯になり、恐怖から秘密を守る…という期待はあるのでしょうが、少なくとも自分だけ安全地帯とはいかなくなります。Gはここに姿を現わすべきではありませんでした。僕だったらFのメンバーに強要し、事故に見せかけて殺させています。
羽鳥さんの動きも気になります。
というか、友達の危機を無視してラブラブするのは…もっとラブラブなのは菜子ちゃん&光でしょう。
もしこれでアンハッピーエンドがあるとすれば…警察に向かっている菜子ちゃんたちが捕まり、それを人質に多樹や愛里も捕らえられ、個別に単純な拷問で人格を壊されるぐらいですが…
日常生活の中で互いの無意識の嫉妬、憎悪を煽り、疑心暗鬼を起こさせ、分断して孤立させ、家庭からも万引きやカンニングをでっち上げるなどして、内面からじわじわ壊していくのは難しそうです。
13日は金曜日?
一話完結と見せて…うまい!
扉、守ってあげるってどちらがどちらをでしょう。
楽しそうですね。
シロの怖がり、もうみんなにばれているのでは?
頭に斧を食い込ませて骸骨を持ってくるのは、それ自体かなりホラーです。
オバケ捕まえた、ってセミかなんかみたいに…
骸骨が「助けて」と小声で言っているの、よく見ないと気がつかないぐらいです。
確かにこれなら目立たず参加できますね。
怖くないのは笑えました。この、骸骨は怖くないけれど恵麻ちゃんは怖いという繰り返しギャグはいいですね。
文化祭荒らし…中高とも現金厳禁だった僕には想像もできません。
骸骨が落ちてきて、よく足腰が立ちましたね。
いい話や、と思ったら孔雀王の七人ミサキ…でもこういうことになるなら、あちこちの文化祭や工事現場でとんでもないことが起きるような気も。
え、恵麻ちゃん怪我していたんですか?うわ。この怪我が次回以降ハンデになるのかもしれません。
この鎧武者の不気味さはかなりのものです。
ラブわん!
冒頭のいきなり犬仙人にはやられました!
のあちゃん、パジャマや水着は可愛いですが色気はないです。
「どこまですれば犬に「幸せ」をあげたことになるのかな?」というのは、犬を人間に置きかえると非常に重い問いです。
自分が人に親切にして、それが本当に相手のためになっているのか…どこまですれば相手を幸せにできるのか。「よきサマリア人」のようにわかりやすい状況ばかりとは限りません。よきサマリア人であろうとして、かえって相手を傷つけることもありえるのです。
みんなが集まってしまっているのは笑えました。まあ皆まとめて犬部、ということでしょうか。
うちの犬も、海につれていっても喜んで水浴びをするというわけではありませんでした。車旅と浜辺の散歩は喜びましたけど。
羅王寺さんとルイさんがさりげなくいい雰囲気なのがステキ。
災害救助犬はいい題材ですね。
怖がりの犬もいるのですか…
犬が引っ張るのに抵抗するの、懐かしいです。
同じラブラドール…これは参考になりませんね。というか骨格上無理。
トラちゃんが金槌なのは笑えました。まさか人間バージョンでも?
犬男爵の奇襲は吹っ飛びました!
最後の手段…鵜飼さんのかっこよさが見事に不発、そして…プルプルが見事に男を見せて…感動シーンのはずが皆で役立たず、でもって先生が…爆笑。
プルプルが違う目標を得てしまったのも笑えました。
+-プラマイジャンキー
不思議な感じです。ちょっと食べたりないような…
一人に絞れない…遊びだと割り切っているようで、本当の愛を求めているというのが今時の女の子の本音かも。
ロマンチックは恥ずかしくて馬鹿にしているけれど、内心は…ということでしょうか。
わかばちゃんと一至が遊びでつきあって…これで知れるのは胸にとげのように刺さってきます。
わかばちゃんの表情が重いです。
ちゅーどころか一緒に寝てます、といったらパニックでしょう。何もないと言えば何もないですが。多分あれからも何もなかったでしょうし。
「なにがしたいのおまえ」という言葉が不思議な重さです。ずしっと来る医師や鉄の重さではない、布団のように柔らかい重さです。
そして唐突な別れ話はショックでした。もちろん、簡単に仲直りしようなんていえるものではないのは感じていましたが…
そしてこの残酷な言葉…ショックがかなりダイレクトに伝わってきて、辛いです。
そして、一至の行動は全く理解できませんでした。
「壊されるってわかってて本気になれるわけないだろ」…絶対、たとえ二人で地の果てまで逃げてでも守り通すという気持ちはないのでしょうか?自分を全くの無力だと?
その無力感をうまく説明してくれるのが後の話です。
「何が気に入らなかったのか親同士モメて」というのがあまりにも重いです。子供同士のちょっとした関係に、なぜそこまで…でもある意味よくある話ですし、近所で感情的になったらどうしようもなくなることも感覚的には分かる気がします。
エッチしていたとしても、避妊についての注意をきちんとすればいい…結婚するまで純潔を守らなければ絶対に許さない、というならともかく…と思うのですが、割り切るのは難しいでしょう。
当事者である双方の親も、後々まで…なぜそこまでしたのか分からないでしょうね。でも自分の行動がやりすぎだとは生涯認めないでしょうが。
ちなみに、そういうことをすると…子供にとって普通の恋が、とんでもない重さのロマンスになります。ロミオとジュリエットはモンタギューとキャピュレットでなければ普通の恋でした。
どうやっても子供は恋をしますし、近所のその人でなくても誰かとつきあって、運がよければ問題なく別れたりくっついたりして成長しますし運が悪かったらいろいろ問題があるかもしれない…遠くの知らない人よりいいと思いますが、近所というのは複雑なものです。否応無しに付き合わなければならない存在であり、ライバルであり、いついじめに近い状態になるかわからない潜在的な敵であり…
この昔の話は不思議な重さがあります。
絶対に許さない…そう、そういうトラブルさえなければ普通の初恋だったのが、両方にとって圧倒的な重さになってしまう…その親が二人の気持ちを知ったら、一体どう思うでしょう。
あれだけの暴言を浴びせられて許せるのは…すき、というもっとも純粋な気持ちだけを見る事ができる、れんちゃんの透明な力には脱帽。
手をつながれて一瞬びくっとして、ぎゅーっと握り返す…この手の会話がまた素敵。
ずっと幸せであればいいのですが。
友達からよろしくです!
いいですね、これ!絵も素朴な感じですごくいいですし、話も真向勝負で。
扉などではこれまでの実績は何も紹介されていませんでしたが…?さりげなくマーガレットコミックスの宣伝でコミックスは紹介されていましたが。ちょっとブックオフの立ち読みででも読んでみましょうか…
おまじないは散々試して笑っている、というのがなんかリアルです。
はじめの二ページでどんな奴かな、と思わせての鹿住くんの登場、うまい演出です。
すごい噂が立っていますが、それでも好きというのは…
萌えた後の虚無感、というのが妙に笑えました。
とりまきに入れないというのはよくありますが、どうしてでしょう。というかどうすれば入れるのでしょうか。
結局おまじない好きなんですね。
それでどうなるのかわくわくしていたら鹿住くんの後ろ姿…まさか本当に、と思っていたら…この設定はうまいです!
でも男同士のつきあいは、それはそれで非常においしいということはすぐわかりました。恋人より親友のほうが距離は近いことが多いですから。
でもあまり話せないのは笑えました。というかとりまきには無視されている…それはそれで無惨というか、気をつかえよ鹿住というか。
約束で何かと思ったら…クラブやホテルの妄想は笑えました。
そして真相…ま、こんなところでしょうか。
下手をすると恋が冷めるところです。確かにこれは男子じゃなきゃ見られませんね。女子だったら恋人でも見得を張って掃除するでしょうから。
バカげーはそれはそれで面白そうです。
プラモデルが最新の「ガンダムSEED」だったりする芸の細かさはいいです!
でも男子の生着替え…女子にとっても鼻血が出るほど刺激的なんですね。
今ふと、恐ろしいことを考えてしまいました…この話が男女逆だったら?学園のアイドルである超美少女の親友の立場で、彼女の部屋に入ったら…恐ろしいので考えるのはやめます。
男同士だから、とこの話も…よく男子の話しかけかたができましたね。
反応は半ば読めていました。確かに笑われたら殺したくなるでしょうね…
この普通の男の子…じゃあなんだと思っていたのでしょう。
逆に、女の子だって…どんな素敵な子でも…
パンダ扱いって、うらやましいのですが…自分から誰かにアプローチしたことはなかったのでしょうか。
ここで、鹿住クンの立場から見ると親友も自分を分かってくれてなかったのがさぞショックだろうな、と少し痛いです。
純くん(というかちゃん)がまるっきり素で話しているの、鹿住くんはどう思ったのでしょう。怖いです。
自分が男だと忘れていて、思い出して「女子の気持ちになって演じてみました」とフォローするのは笑えましたね。
というかなんとなく…微妙な香りがします。本当に純くんが鹿住くんの親友だったら、同人誌描く女の子が結構いそうですv
一瞬焦ったのは御愁傷さま!
本当の彼を見て、幻滅するどころか気持ちがもっと強くなって…夢かどうかは日付を見てみれば分かると思いますが。
あれが本当に夢かどうかわからないのに、こうして話しかけるのは勇気があると思います。もしかしたらあれは夢で、本当の鹿住くんは遊びまくっている最低男かもしれないのですから…
教室の中の距離の描写からきっかけに向かって踏み出す勇気、ここは息ができないほど緊張しました。
笑顔を向けてくれた彼、彼女のことをどう思ったのでしょう?
とりまきから見たらなにこの子、でしょうけど。
恋はここからが始まり…とても有効なおまじないでした。ここからの二人を想像するのがとても楽しいです。
この人はこれからも「りぼん」に出てくるのでしょうか?楽しみです。
めだかの学校
サッカーって何でしたっけ。いきなり皆で試合って、まあ部員がいないことを考えれば分かると思いますが…
対戦相手に泣きつくめだかちゃんには笑えました。
というかこの対戦相手と審判、結構順応性ありますね。
来月号は「PARA☆ダイス」…地蔵といい、別冊付録から連載に入る若手が多いですね。うらやましいです。
さて、確率統計の復習をしておきますか。読者の皆さんも勉強しておいたほうがいいですよ。確率統計は最も実生活で使える数学の一つなのですから。
読み切りも面白そうです。全体に大人っぽい正統派が増えている感じですね。