りぼん2005年11月号感想
「なかよし」「ちゃお」もそうですが、一番エネルギーにあふれていて嵐みたいになっているのが「りぼん」かもしれません。
かけ時計はいいのですが、ピンク主体の赤っぽい背景に赤い針では時間がよくわかりません。というわけで、本末転倒ですが白紙に分度器で時間を書いて交換しました。
あと、やはりコスト上仕方ないかもしれませんが、コチコチ言う音がとても気になることがあります。
ラブ・ベリッシュ!(春田なな)ブルー・リボン(持田あき)姫君のアイコン(小桜池なつみ)紳士同盟+(種村有菜)保育園へ行こう!(樫の木ちゃん)アゲハ100%(武内こずえ)HIGH SCORE(津山ちなみ)Ya-Ya-Yahがやってくる!(北沢薫)STAR BLACKS(槙ようこ)スマッシュ1(藤原ゆか)トイレの花男くん(中島椿)くるみのオルゴール(本和歌)次号予告
ラブ・ベリッシュ!
洗面などのプライベートもある程度見られてしまう、というのが寮生活の醍醐味でしょうか。寝グセ、と髪をいじられるのも…。
意識はしているけどまだ言葉遊びのような感じのほうが強い、という微妙なところはよく描けています。
敵意を向けようとしたら、優しい言葉に意外…ここも読み返してみるとギャップがいいです。
制服で、机で皆で食事しているのに皆で飲み物を買ってくるというのも面白いです。学校では考えられないですから、これも寮生活ならではですか…金銭的には積み重なると大きそうですが。
渚くんの行動にはちょっとびっくりしましたが、まあパターンとして考えればこれから来るのは…うふふ。
いきなり「好きだろ」指摘に好きなものを教えて…それが逆だったというのは頭を抱えたくなりました。
机といすもあっさりしていていい感じですが、このいすだと床を痛めつけ続けますね。
レクリエーション室で卓球…これも不自由と感じるか、それとも楽しいかは人それぞれかもしれません。僕には面倒かも。
いきなり「好きなの知ってるくせに」宣言にはびっくりしました。聞かれていなくてよかったですね。
で、この妙な勝負…が、こんなあっさりと…ひどい。
「勝負はついただろ」「なんなのついてないわよ!!」「あんなウソで動揺したお前の負け」というこの会話がすごく楽しいです。
で、いきなり…キスを見せ付けて…うおおおお。さらに雨芽ちゃんも梓って呼ぶ、というのが関るとしたら!傷つくのを事前に止めるためだとしたら…そう考えると転がります。
ブルー・リボン
読みきりの余韻が台無しになるかもしれないので、すごく難しい挑戦だと思います。ゼロから連載を作ったほうがまだ簡単だったかもしれない…ミルモのように、圧倒的な力を持つアイデアとキャラではないでしょうから。
いきなりこの、極薄に顕微鏡標本を切り取るような鋭さのワンシーンからはじめるのも、もう持田先生らしさといっていいかもしれませんね。
友達のキャラも色々いて面白いです。男友達がどう関わるか、心配なような楽しみなような。
映画の台詞も…こういう台詞がでてくるのはすばらしいです。
この秘密基地もすごくいいところです。葵くんの、女の子みたいな話しかたはなんだか声が聞こえてくるようです…声優が誰かまではイメージできませんが。
「俺小夏の話より聞きたい話ないよ」はぞくっとしました。
で、「自分が葵くんだったらそんな遠慮してほしいの?」はそのとおりですよね。お互い変な遠慮で、かえって迷惑をかけることは多いですから…
会えないのはまあ当然というか、生きていてくれただけで十分というか…
というか、好きでもない子にああまでして会いに行ったりはしないと思うのですが。
ガラス玉のエピソードもいいです。
先生の進路についての言葉は、確かに腹立たしくもなりますが、悪役になってもそれを言うだけ先生としての自覚があると思いますよ。それはそれで正しい言葉なのですから…大学でちゃんと何かを学んだほうが、表現者としての幅ができることもありますし。まあそれ以上に世界を回ってみるのも…真中じゃないんだから…
ラブシーンをいちいち気にしてたらこういう恋は無理ですって。
「帰り道より寂しい時間はない」というのはよくわかります。
三ツ矢サイダーに特にツッこまないとか、こういう会話もすごくいいです。…というか「つっこむ」って、文法的にはどこまでカタカナにするべきなのでしょう…
やきもちに嬉しそうに笑っているのも見ていてたまりません。
ブルーリボンの夢も、ため息が出るほどすばらしいです。
というかそこまで、何から何まで友達に自慢するなって…疑うことを知らない子だな、そのネタがいくらの価値があると思ってるんじゃ…
インタビューで反応しているのがいいですね。でも、女優さんのほうがちゃんと見ている…ふふ。
さて、告白でしょうか…どうなるでしょう。どんなトラブルがあるか、楽しみになってきました…でもやはり読みきりのほうの余韻は…台無しにしないよう、頑張ってください。
姫君のアイコン
手紙の主は予想通り過ぎました。
いきなりの紛らわしい台詞「ラブレター渡したじゃん」はくすくす笑いが出ましたね。
女帝って、その設定もまた面白いですね。
潤くん…なんかミルモの住田くんを思い出してしまいます…原作でもアニメでもとことん…あそこまで、住田関係だけ原作に忠実、いやそれ以上にやることないだろ…
ちい兄ちゃんかと考えて、考えの方向がずれてしまうのがまた面白いです。
デートでの幸せそうな表情にドキッとして、こう男の側の心理も描いているのはいいですね。
亜姫ちゃんもここで他の男に注意が行くなんて、ずいぶん余裕ありますね。
プレゼントを思い返しているシーンは、亜姫ちゃんの想いがうまく描かれていてすごくいいです。
で、肝心なときに「兄妹みたいな」宣言とは…あ〜あ、やっちゃった。
このパーティではさすがに決めていますね。
確かにこの衣装は女帝以外の何でもないです。
潤くんに押しつけて逃げるのは…気の毒に。食われちゃったらどうしましょう。あ、無事逃げたようです。
「好きな子でもいるの」…この発言には頭を抱えました。で、ラブレターの正体があっさり判明したのはちょっと残念。昔気質ですが、もうちょっと引っ張ってもらいたかったです。
ぎゅっと抱きしめての告白は大胆で素敵です…でもそれを見られるとは…うわ。
紳士同盟+
扉のコンビ、僕はすごく好きです。
というかいきなり話が進んみまたが…別にこっちに進まず、のんびりやってもよかったんですが。
プラチナも大変ですね。
最低限のことはしている潮様が見事。
告白大会とはすごいことを。まあ、人前で告白して楽しーんか、というツッこみに共感しますが。
で、うわ…真栗、かつては公認だったことを思うと悲しくもなりますが。
さりげなく「しょうこりもなくまだ好きらしい」とやっているのが面白いです。
そして小牧ちゃんの告白とは。というか、告白されるかもと気づいた時点で草芽くんが逃げていれば…最低ですね…
じーっと後ろから見ている灰音ちゃん、今東宮家ではそれどころじゃないっつーのに。
でもいくら事情があっても、これはあとで傷つけるでしょうね…これで草芽&小牧はストーリーからは退場でしょうか?
断れないように会場全体で寄ってたかって追い詰める、これはこれで残酷だと思うのですが。潮様クラスならともかく。
いや、涙に押し切られたのかも。まあいいか、付き合っていくうちに想いが育つというのもありですし…。
まおらちゃんの思いも、普段が軽い分ぐっときます。
そして親友宣言で告白ができなくなるのも、なんだか…この男同士がやたらレベルの高い話になっているのがこの作品のすごいところですよね…。
真栗はこれで諦めてしまったのでしょうか。でも…お互いにあまりにも気持ちがわかる、真栗と灰音の会話は胸が痛くなります。
で、郵便屋さんって…まおらちゃんが不憫。野球のユニフォームに着替える小ギャグも効いています。
そして、その楽しいムードがいきなりこう急転するとは…次回からはひたすらシリアス、あるいはギリシャ悲劇まっしぐらでしょうか?
保育園へ行こう!
もう壁殴りたくなるぐらいフラストレーションがたまる作品です。正直吐き気がしました。
でも…冷静になってみると、あまりのバカさ加減に呆れる、というのが正直なところです。
この返事でも、それでも…高見沢くんもしつこいですが、こういうしつこさは許容範囲内でしょうか?
というか皆が見てる前でですか。
そして翌朝、結局また話ができないのはもう熱があるときのように体から力が奪われていきます。
高見沢くんのほうが普通に話せる、気が合う…真広くんがそれを見ているというのも辛いです。
しかし、陸ちゃんはあまりにもやることがえげつないです。言えば辛いけれど言わないのも辛い、うまく追い込むなあ…実際に不倫を狙う女が、二人きりで長時間過ごす状況を作ってしまえば男は当然そのことを妻にいえない、その秘密があること自体が夫婦の仲をギクシャクさせ、その隙を突けば本当の不倫、略奪愛に持っていける…悪魔だ…
赤は男、というのも幼稚園児の口から言うと面白いです。戦隊ものの単純なパターンが、結構ジェンダーを子供に染み付かせる力がある、というわけですか。
でもちゃんと真ん中を譲るのは素敵ですね。というかイージス艦で無人機を遠隔操作するのには男も女も関係ないです…さすがに特殊部隊は男にしかできないですが。
子供同士の無邪気な恋も見ていて楽しいですね。
それに、大人が余計なことをするとかえって台無しになると思いますが…僕なら放っておきます。
ほより先生をダシにしたのは笑えました。
で、だいっきらい宣言を大地くんが聞くことに…頭を抱えました。
それを見て素直になろうとして、あかん、体に毒がたまっていくようです。
いきなり「キスしたってホント?」じゃ…もう頭が爆発しそうです。嘘でもそんなことしていない、といったほうがよかったのかもしれませんね。奪われたけどしていない、ということで。
結局泣かせてばかりだから、ってそれは逃げでしょうが…さらって学校からも保育園からも離れてどこかに行けば、強引に二人きりの時間さえ作ればそれだけで幸せになれるのに。
あまりにもひどすぎます。
アゲハ100%
え〜と、負け判定が出るのも「ビューティーポップ」の以前の展開を思い出してしまうのですが…というかお約束?
こうして大人の権威者がやってくるのもわかりやすい展開です。
というか、メイクボックスを壊したのはスパイダーでしょうか?
というか…事情を説明して勝負を延期すればいいだけだと思うのですが。別にマラソンの五輪選考会じゃないんだから、自己管理できていない方が悪いという理屈をそのまま当てはめるわけにもいきませんよ。
こんな派手にやらなくても…校則違反というのはどこに行ったのやら。
小さいころからの夢、ねぇ…それはそれで悲しいのでは?
如月くんの登場はやはり感動でした。
アゲハらしく、というのにこだわるのはさすがに素敵です。
職員会議が終わってしまうから三十分の一本勝負…すごいことやりますね。
スパイダーの「うるさいな」はびくっとします。こういう悪の描写はうまい。
如月くんも、ここではアゲハになりきっていますね。「魔法をかけてあげる」の台詞がうまく響いています。
心そのものを変える…だとしたら、その力を少女に与えるのは危険すぎます。自分がしっかりある大人ならいいのですが、自分を形成している最中の女の子が心も外見も変えてしまうことを覚えたら…たとえば本当に何にでも変身できる魔力を子供に与えたら、その子供はそれを濫用しているうちに本当の自分がどんなだったのか、忘れてしまうのでは?大人でさえ危険なのに。
二人の姿にはびっくりしました。しかし…スミレさんの濃いチークには、僕は醜さしか感じないのですが。印刷の問題でしょうか?
結果は驚きましたが、まだ動いていないこの大人がどちらの親なのか…はてさて。
HIGH SCORE
いきなりすごい読者サービスですね。
これだけの性能を、目覚し時計とはもったいない…というかこんなの作ったアキラをスカウトするほうが…この時代にはもうこれくらい、パソコンと同じぐらい簡単というのならともかく。
その夢にずっと浸っていたいのでしょうか、京介は。
「足にも何かしこんで」となったらもうハインリッヒと呼びたくなりますね。いやそちら路線なら、武器の配置が違うのでは。
学校で生身の女はいい、とやっているのも相当なラブシーン…というかこの学校、二組の超絶美形ラブラブカップルにいつも他の生徒があてられていると…ある意味地獄?でも可愛い女の子なら京介が浮気はしてくれるだろうし…
武器を仕込んでいくのはまあ趣味もあるでしょうが、複製を軍事用に売ることも考えているのでしょうか。でもそれだったら、004路線より003+005をベースに、海軍と海兵隊仕様は008、空軍は002、諜報には007を加えたほうが軍は喜ぶと思うのですが。
内臓武器なんて各種工具、脂肪に偽装したプラスチック爆弾、PDW、遠隔操作で飛んでいって映像音声を送ったり猛毒を注射したりできるスズメバチ型ロボ数機ぐらいで十分です。あ、このスズメバチロボがあれば人サイズ戦闘ロボットなんて必要ないか。
まあ、内臓武器が多すぎると小銃などが売れなくなるから関係者が嫌がるでしょう。
というかもう関係ない話ですが、009ですごいのはサイボーグ技術よりむしろスーパーガンのような…普通の特殊部隊兵士でもスーパーガンをもらえたらありがたいし、009たちも普通の銃しかなかったら半分も活躍できなかったはず…
何人もの女性の名前をつぶやいているのは、この画像をえみかちゃんに見せたいですね。あ、いつも聞いていますか、一緒に寝ていれば。それでそのたびに起こして殴る蹴るがいつものこと、と。
Ya-Ya-yhaがやってくる!
どんどん面白くなっていますね。
カレー大好きを強調するのは冒頭から…いやその、大正時代にそんな不思議ちゃんキャラはいたでしょうか…
サブマネージャーもすごいことをしていますね。
四人の登場はさすがに豪壮華麗です。
研究家もどんなキャラだか。
それぞれのキャラクターがはっきり出ているのも面白いです。うまくジャニーズ側の戦略とかみ合っているようですね。
で…ミュージックスタートからの、ひたすら華やかな乱舞には目がちかちかしています。
なんというか、あまりの暴走に…最近はマンガやアニメでもこういう暴走は少ないな、とちょっと懐かしくさえ思ってしまいます。あ、ギャグマンガだと思えばいいんですねこの作品。
しかしこの研究家、どんな研究家や…
さて今度は、というかきなこちゃんの順応がすばらしすぎます。
STAR BLACKS
ますますすごいことになっていますね。
「もうすぐ会えなくなる」そして「逃げなくていいの?」「きっとどこへ行っても一緒」というのは…いつのまに、世界の滅亡は広がってきていたのでしょう。
心をなくしたら自分が鬼になる、残酷な宿命ですね。刀を手に取った時点で、他の選択肢はなかったのでしょうか?
花を摘んだ瞬間に巨大な鬼に襲われるシーンはぞっとしました。
ツキちゃんの暖かい電話…そして機械の体にぞっとするものがありました。一体何が進んでいるのでしょう。
「こんな世界はやく終わればいい」というのも、今の子供たちには共通の気分でしょう。
でもそれが実際に始まったら…本当にどこに行くつもりでしょう、この作品。
スマッシュ1
想像以上にいい作品になっています。これだけドラマチックな話をやりきれたのはすごいですよ。
いきなり二人とも飛ばしますね。そして、伏線の積み重ねもいいです。
昔のコーチとの再会はぎくっとしました。
「試合終わってから来い」というのはその通りです。
そして、初めはコーチにそれほど悪いイメージはなかったのですが…サイボーグのような一流選手、そしてテニスの楽しさを知らない…昔の自分と同じ、もう今はそれをほぼ客観的に…痛みを伴いながら…見ることができる…
長いブランクの年月も、無駄ではなかったようですね。
この涙は最高にドラマチックでした。
ちゃんとすべてを受け止める一誠もカッコいいです。
そして、そのエネルギーを受け止めてスタイルを変える中国のペアもすばらしいキャラクターです。
二人ともあっさりサイボーグの枷を脱して、というかもうそれが必要な段階になっていたのかも。
ここからの試合の迫力、それに感動するコーチの表情もすばらしい。
自分がなぜテニスをやっているのか見失ったから、だからおなじことを敵にはしてほしくなかった…もうここは涙が出そうでした。
コーチもよく、ここまで自分を否定されても意固地にならずにそれを受け入れられたものです。
告白しようとしたら現女王の出現、といっても今回以上にドラマチックな展開はできるでしょうか?
いや〜すばらしかった。今後の展開も楽しみです。
トイレの花男くん
このタイトルにはどうも思い出してしまう作品があるのですが…まあそれは大人の事情です。
まだ未熟ですが、すごく鋭さと勢いがある絵ですね。こういうまだまだ未完成の作家を出してくるというのに、「りぼん」がいかにエネルギーを重視しているかよくわかります。
自己紹介モノローグの「自分でゆーのもあれだけど才能あると思うのっ」というところなんか子供らしくてすごくいい。それがモノローグじゃなくて、紙に書いた草稿メモというのもいいですね。
取材にキケンはつきもの…だからってイラクには行かないでくださいね。ましてチェチェンやカシミールには。
どうせならしっかり、旧校舎の怖さも描いてほしかったのですが…ひびとかを含む背景はいいんですが。
いきなり三人のイケメンにはびくっとしました。なんかYa-Ya-yhaみたい。
カメラには写らない…カメラにだけ写ることもあるようですが。というかこれ、渋谷サイキックリサーチに知らせたらどうなるでしょう。
欲求不満はまあそりゃそうでしょうね。しかもトイレから離れられず、男三人…地獄より悲惨です。
まあ僕なら、図書館に縛られている限り多分平気ですが…一般的な中学の図書館で全部読むのに何年かかるかな…。
優しい男の子もいる、ここはなんだか『王子様のつくりかた』を思い出してしまいます。
あ、「取材させてあげるから」と「誰かにしゃべったりしたら呪い殺す」は矛盾していますね。
プリンス、殿下、王子…すごい三人組ですね。
いきなりのキス魔とかスカートめくりとか、三人の生前がしのばれます。
えらくパンツの描写が細かいですね。
「もー来ねーよ」と、本当は追い出したいんですか…
で「兄キの時代は子供多くてしょーがなく使ってたみたいよ?」という言葉に、なんか頭にマグロの箱が乗ったような感じです。僕がちょうどそれなんですよ、低学年のとき校庭のプレハブ校舎で学んだ世代…。
青春の夢ねえ…はあ。
わさわざ浴衣で花火とは、彼女もノリがいいというか同じ感性があるんですね。
「死んじゃったら一瞬で忘れ去られた」…それは悲惨。
三人それぞれの魅力もよく出ていますね。
で、いきなり北校舎解体とは。こうして強引に屋上直行、トイレに縛られているわけではないんですね。
修理って、そんな普通に持てる工具でできることじゃないですよ。
さて、三人の誰にホレたのでしょう。
そんな話をしながらごくあっさり「もーすぐ時間だ」となるのが…三人それぞれの暖かい別れがすごく素敵です。
あと二人の俗名も知りたかったですね。
このキスも素敵でした。
で、こうなるのはある意味ほっとしました…でも大丈夫かな…これからどうするんだろ…
皆に見えるようになったらそれはそれですごいことになりそうですね。
最後も「以上現場から」とジャーナリスト魂を失っていないのもいいですね。
くるみのオルゴール
特に絵の成長はすばらしいです。
扉もすごくひきつけるものがありますし、冒頭の土と森の表現…
昌也くんも本当に優しいですね。
祈りの魔法…それはちょっと都合がよすぎて怖いですが。
あ、洞窟でも携帯電話のバックライトは結構役に立つと思います。LEDの小さいライトがあればもっといいですが。
しっかり守ってくれる昌也くん、でも昌也くんの立場から言えば女の子を守るってすごく男の子にはあこがれることですから、逆に嬉しいぐらいなはずです。だから女の子も、遠慮なく男の子に頼っていいですよ。
ハープの精の悲しみも、なんだかすごくよく伝わってきます。僕には、ハープが湖に落ちているからだけだとは思えないです…人間の醜さを嘆いている気がしました。
といっても、現代のハープってかなり形が違います。これはギリシャ神話に出てくる竪琴ですね。というかなぜ日本にそんなのが昔からあるのやら。
ここでも助けてくれる昌也くん、すごいですね。
あ、やっと彼にも妖精が見えるようになりましたね。説明が省けてよかった。
リルちゃんが戻ってきたのは嬉しかったです。
そして、この告白はすごく胸があったかくなりました。
次にどんな作品が出てくるか、すごく楽しみです。この作品以上にすばらしいところがいっぱいあると掲示板で聞きましたし。
来月号、萩…あ、予告で「萩らわ子」…人間誰にでもミスはある、完璧ならぬ人は誰も校正係を笑ってはならない。
ちょっと大人っぽいタッチで32P、前作がよかったので楽しみです。
朝吹先生の読みきりもすごく楽しみです。クリスマスらしいいい作品でしょう。