りぼん2006年2月号感想
付録にあるドラムバックですが、ドラムバックというものは元々その大きさが最大の魅力なのですが。
あと、紙のカレンダーがないのは不便です。
理想は「なかよし」「ちゃお」「りぼん」がそれぞれ壁掛け型、卓上自立型、日めくり型と三種類のカレンダーを出してくれることですね。日めくり型は無理？いや、「りぼん」の作家数なら所属作家全員の誕生日だけでもかなり埋まるでしょうから、残りはレギュラー中心に過去の扉を含め大量のカットを入れれば…
さて、主要作家陣がそろい、しかもどれも前の連載以上に面白そうです。皆が本領を発揮してくれたらすごく面白い雑誌になりそうですね。
たらんたランタ（槙ようこ）ラブ・ベリッシュ！（春田なな）紳士同盟＋（種村有菜）ロッキン☆ヘブン（酒井まゆ）アリスから魔法（松本夏実）保育園へ行こう！（樫の木ちゃん）姫君のアイコン（小桜池なつみ）HIGH SCORE（津山ちなみ）アゲハ100%（武内こずえ）メルめるメ〜ル（萩わら子）気まぐれショコラ（いしかわえみ）Ya-Ya-Yahがやってくる！（北沢薫）次号予告
たらんたランタ
ずいぶんと悲しそうな始まり方ですが、大人っぽいのに明るいですね。
いきなりなじみとのずれまくった会話は一体？中学時代の勝人との関係も面白そうです。
そして美人にもう夢中の勝人くん…気が早いですな。
非常に鋭い男の子の登場も楽しみになってきます。
あ、始まりの悲しさはそういうことでしたか…それは確かに辛い…
「好きな人できたかも」発言に、勝人くんの反応は面白いです。ヒーローにはなりそうにないですが、何かと面白くなりそうですね。
ねねちゃんの情報力と行動力にもびっくりしました。高校ってやっぱりすごいところなんだな、としか言いようがないです。
いきなりキスしてくるのにはびっくりする以前に呆れました。
なんというか、とんでもない友達や先輩にいきなり出会ったようですね。いきなりキスするわ万引きするわ…この人たちからは放れた方がいいと思うのですが。
ダンチはまあ普通にやっているようですね。
先輩も、そんなことだろうと思いました…
で、慰めるのがダンチじゃなくて…誰？「バカな男のために〜」という言葉自体は素敵なのですが。
一体どんな高校生活になることやら。
ラブ・ベリッシュ！
雨芽ちゃんも色々ありそうです。それ以前にこの寮にいること自体、何かあるということでは…
夜に女の子の部屋で…それはまあ…アレでソレでコレで大人の階段…
渚くんは何か隠しているようですが、こうなったら彼女たちを局外者にしておくのも限度がありますよ。
呼ばれた雨芽ちゃんの素敵な笑顔…に、こんなとんでもない「聞き上手」だとは。まあ確かにうまいことはうまいですが。
あまりに大人の、それでいて少し悲しそうな…「相手が誰だろうと」というのは…同性愛でもない、何かの心の傷でしょうか…本当にみんな謎が多いですね。
で…梓くんとのこの会話、痴話げんかでなかったら何でしょう。
追いかけたら、というのはこうなることを見越してだったのでしょうか？
頭ではわかっていても涙が止まらない…こういうところを丁寧に描くのはいいです。
で…仕方がないとは言え、多分知りたくないことを知ることになるのでしょうね…
紳士同盟＋
なんかみんな悲惨ですね、この話。
で…真栗さん、パンチ一発男を見せなかったのですか？それでも親友？というか殴れ、許す。
まおらちゃんの受け止めてくれるおおらかさも素敵でした。
潮ちゃんは…見守ることしかできない切なさ、でも何もしないとは思えないです…もう影武者の真相は探り出しているでしょうか。
あ、真栗さん、こう男を見せましたか。「なんか用かのう？」はめっちゃカッコいいです。ファイアマンズリフトもすごく、彼の男としての大きさを感じます。
郵便屋さんも…本当にみんな灰音ちゃんのことが大好きなんだ、と思うとちょっと胸が痛くなります。
楽しいですか…って、それを言ったら誰もが惨めになるだけでしょう…
十夜くんの諫言もカッコいいです。
ふう…というか早く誰か真相を教えればいいじゃないか、というか全部公開してやれば…新聞部にばらしてやりたくなりました。
まあ、多分結局悪いのは…
ロッキン☆ヘブン
残念でした、共学になってからは…何もかもとってもきれいになりました。まあ校舎も大改造しましたし、家庭科室つけたり女子トイレ増設したり。
香水を当てられてドキッとするのはよかったです。
確かに「結束力をムダに」使ってますね。ガキです。
このゼッケンも、なんというか…学園青春の王道ですな…
みんな結局女の子にどぎまぎしているのは可愛いですね。やはり小学生並みのいたずらでしたか…ぷぷ。
この教師も教師…だから学校が荒れるんですね…もうどうしようもないです。学校変えた方がいいのでは？
少しはいい関係ができ始めたでしょうか？
さて…いいですよこの王道青春路線！夕日に向かって走ってください！花園めざしてもいいですよ！
アリスから魔法
ミントくんのしぐさとか泣き顔とか、色々可愛いですね。
「あんまり重いんで」というのはからかいならともかく、男としては恥ずかしいのでは？
彩乃ちゃん、これからも色々重要なキャラになってくるでしょうか？
飛ぶのが楽しいからしばらく石を持っていたい、という気持ちはわからなくはないです。
「オレ様が相談に乗ってやっても」とか、前にミントくんと話しているのを見て面白いと思ってるとか…すばるくん、彼女のことばっかり見ているのでは？
性格が変わってしまって…それはまずいですね。
ドアを開けたらとんでもないことになりそうになったのは笑えました。どうなるところだったのでしょう。
見られて「イリュージョンプリンセス？」…と、それにノリツッコミもするのが爆笑。
二人で心の中に、一体何があるでしょうか…というか女の子の着替えや風呂以上に心の中なんてのぞいちゃだめですよ、男の子が。
すばるくんが次からパートナーになるとしたらそれはそれで面白いかも。武器がカードだったり水を操ったりしたら余計燃えます。
保育園へ行こう！
もうどうでもいいような…好きな人意外とデートするなんて…
まあ子供たちの生態が楽しいですが、子供たちはこんな長いこと我慢できるものでしょうか？まあ真剣な遊びなら真剣ですからね。
子供たちみんな楽しそうですね。それに心愛ちゃんも。
真広くんもなにをやっているのやら…はぁ。
このアイスも男にとっては嬉しいハプニングです。
キスは…どうやら防いだようですね。ムードに流されない子だなあ。
「すきかもしれません」という言葉にはびっくりしました。もう…両方好きに近い状態になっているのでしょうか。
車に轢かれそうになってとっさに…これは胃が縮みました。
真剣に愛情を込めて叱るのも素敵でした。なんだかじーんとします。
で…どうして真広くんはOKしたのでしょう。というかもう、両方悪いですよ…
なんかため息しか出ないですね。
姫君のアイコン
潤くん可愛そう…ほとんど忘れられてる…
知隼くんも、ここでどう話せばいいかすごく惑ったでしょうね…
「ずっと一人で抱えていた荷物を誰かに一緒に持ってもらえたら」という言葉は素敵です！
で、唯ちゃんは一体何をしにきたのでしょう。「黙ってれば」の強調も楽しいです。
あ…で、悩み事があると走り出すって…単純というか…
結局彼女が見ているのは慎理くん…と、潤くんも気づいたようですね…というか潤くん、ここからは逃れられないのでしょうか…お気の毒というかまあそれはそれで幸せでしょうが、うまくいけば。
ごく普通にできるこの二人、相当演技力ありますね…というか前から自覚がなかっただけでこの状態だったから、とか…
いきなりやり直すという話、さらに近所でも同じ学校でもなくなる…これは自覚するきっかけになるでしょうか？
となると、ますます潤くん立場ないですが…お気の毒に。
HIGH SCORE
うわ…まあ、自業自得ですね。
さよちゃんがこうまで困ることってめったにないですし。男子たちがひたすらバカで可愛い。
で、京介のマジモードってこんななのですか…あはは、あまり想像したくないです。
さて、どんな薬があるのやら…浮気を直す薬なんてないですか、京介用に…色々想像して…主に「パタリロ！」の、バンコランの浮気を直す大作戦シリーズ…
アゲハ100％
今まで以上に辛い試練ですね、これは。でもこう、全能ではない方が人間らしくて面白いですよ。
なにしても怒んない…うわ。これはまあ…嬉しいハプニングになっちゃいましたね。
全校生徒が敵、という恐ろしさは、本当の恐ろしさの半分もまだ描けていない気がします。でも…本当に人間のそういう恐ろしさを描いてしまうと、人間やめたくなっていいメッセージではなくなりますしね。
絶望が前の自分と同じだから…でも、それはどこまで純粋に相手のことを思ってでしょうか…いや、動機なんてどうでもいいですよね。
ただ…その救いが適切かどうかは問題かもしれません。透視能力のある医者が、拒む患者を拉致して無理に手術することは善なのか悪なのか…
で、わざわざこんな状態でもいつものギャグ（私がアゲハよ）をかまさなくても。
メイクのシーンはいつも通りだったので、まさかこうなるとは思いませんでした。でも救いを求めていない人に手を差し伸べても無駄ですね。
「あなたがキレイな蝶だから言えること」という言葉には爆発したように共感しました。
それで、あまりにとんでもないことが…おじいちゃんおばあちゃんの悩みはそういうことでしたか。
すごいことになってきましたね。
大谷さんを救えるのか…そして如月くんとの関係は、初代アゲハの正体は…クライマックスに向かうのでしょうか？
メルめるメ〜ル
友達になったことでそんな幸せで…まあいいか、ほっとこう…
おなか一杯になる和美ちゃんの気持ちもわかります。
まるまるの設定が何かと細かいのもいいですね。最後までいいキーアイテムになるでしょうか？
で…元カノって、やっぱりこういう状況だとすごく気になる存在なのでしょうか？
すごく可愛いですし、可愛い格好です。
悩んでいるのを見て困惑して、二人きりにしようと飛び出す…和美ちゃんの視点で見ても面白いです。
いきなり「好きな人いる？」は吹っ飛びました。この超オーバーアクションもいい武器です。
はあ…そういえば僕も、恋心なんてもう忘れてしまったような…まあ、今は少女漫画で楽しんでいますから別にいいのですが。
アルバムを見ての和美ちゃんの優しい言葉も胸が一杯になりました。いいですね、こういう友達がいたら。「あんた成長したわ」ってちょっと親気分みたいですが。
くしゃみで取れて、すみれさんも自分のことみたいに喜んでくれて…いい人すぎますね。
川での魚手づかみは笑えました。すごい。で、取れたら食べるのでしょうか？
福ちゃんも、かなりこれには心が動いたようですね…よかよか。
で、送信先を間違えて告白…うわっ！すごいことになりました。
さて、故障かミスかでそれを彼が読まないとか…うう、わくわくします。
気まぐれショコラ
う〜ん、安定していて…印象はとてもいいです。
すごい問題児ですね、これなら惚れるのもあたりまえです。
「三年男子にも目をつけられて」ってそれもてるとは違うのでは…
野良猫の警戒心の強さは、僕もしょっちゅう…なでたいのに…
引く手も通じないところがかなり面白かったです。野良猫っぽい部分がよく出ていました・
まとめてかかってこい、ってそれだけの自信があるのでしょうか？
この食べかけは…間接キスですね。
いくら思っても通じていない、心配をわかってくれないのが辛い…こういう思いもわかりますね。ここの、心が通じ合わないもどかしさは読み返してみるとドキドキします。
不公平だと感じてしまう、というのは新鮮な切り口です。
猫の行動から寂しいというサインに気づく、というのもじーんとしました。
で…もうこうなったら、この三年立場ないですね…はは。
視点もいいですし、キャラクターも面白いのでこれからの登場が楽しみです。
Ya-Ya-Yahがやってくる！
この作品、大正時代云々は、忘れたまま華麗なショーを見せてくれた方が楽しいのですが…まあ、そろそろたたまないと。
しかし、このおせっかい四人組…暇ですね。トップアイドルが黒服で怪しい行動…それはそれで写真週刊誌に高く売れそうです。
僕も曽祖父母の名前まではちょっと思い出せないです。
いきなりの着ぐるみはびっくりしました。
それで…これでシリアスは勘弁してください。というか、平成の御代に順応しすぎです。
（元）マネージャーの親子関係も見ていて面白いです。
落ち着かせるのにどうしたらいいかわからなくて頭をぐしゃぐしゃなでる、ここは元気でよかったです。
そして…なぜいきなりの騎馬戦…まったく男の子って生き物は。…男の子のこういう部分をもろに出してくれる作品って、他にないですよね…
そして偶然という名の…運命という名の…さあ、どう動き出すのでしょうか。
これがギャグだったら…考えただけで怖くなってきました。
来月号は特に何もなしのようです…まあ元々三学期ってそんなもんです。
ただでさえ短いのに高校以上は受験休みで細切れになって、何もやってない気がしますし。
まあ受験生にとっては本番ですよね…リラックスして実力は出しましょう、実力がなかったらできることだけはやりましょう。