りぼん2007年11月号感想

表紙にチョコミミはびっくりしました。
別冊付録も、やはり「りぼん」の層の厚さはすごいなと改めて嘆息。
バックもとても扱いやすいです。

安定はしていますがかなり面白い作品が多いです。やや充実している?

株式会社ラブコットン(樫の木ちゃん)月光クロネコ屋(彩原その)HIGH SCORE(津山ちなみ)恋愛調査隊(萩わら子)チョコレートコスモス(春田なな)ロッキン☆ヘブン(酒井まゆ)アニマル横町(前川涼)流星アストロマンス(雪丸もえ)山本善次朗と申します(槙ようこ)青空ポップ(小桜池なつみ)真夜中にKiss(持田あき)CRASH!(藤原ゆか)紳士同盟(種村有菜)次号予告

株式会社ラブコットン
全開予告や冒頭のページからはこの流れは全く読めませんでした。
こういう大店舗の影響はどこもかしこも…いや、成ちゃんの祖母がやっていた店がそれまでどおりでは成り立たなくなったのも、結局その流れがあるからでは?
もう日本全国で、このような駅前大規模店、もっと恐ろしいのが郊外型巨大店舗によって商店街がシャッター街になっています…もう何年前から言われていた事態でしょうか。
まさに巨大モンスターです。
テレビも新聞もない、といっても図書館には新聞があるのでは?あとラジオは?
また、テレビでどこまでこういう情報は入るでしょうか。むしろ本屋やコンビニで、地域雑誌を立ち読みするなどのほうが情報は入るのでは?
テレビを拾ってくるのは…もっと前にやっておくべきだったかも。叩けば治る、というのは、最近僕のテレビもそうなってきています。もう十五年ぐらいは使ってますしね。
つぶれるイメージにまる三ページ取るのがすごいです。
対応策を必死で考える…動きなしで朝から夜の時間経過もすごいです。
巨大モンスターを自分の目で見て、この決断の目はやはりカッコいいです。
殴りこみ移転、というのもものすごい勇気です!嘆息。
今閉店する…といってもこの地所自体の財産価値などはどうなるのでしょう。
もう店舗としては無理ですから、いっそこの土地自体集合住宅にしてしまうほうがいいと思いますが…どういう権利でしたっけ。
ひたすら前進、というのが本当にすごいです。
イケメンなのに変な頭…きのこ、わかりやすいキャラクターですね。
地元発ブランド用に空き部屋一つ、そこに…やはり門は叩いてみるものですね。
まあコンペは当然ですが、やっとまあ…その手のマンガらしくなってきました。

月光クロネコ屋
不思議な面白さがある作品です。
冒頭の、かなうはずがない子が同じ人を好き…すごく多くの女の子にとってかなり切実な悩みでしょう。
このアザラシは可愛いです。普通だったら大喜びの景品でしょう。
当然のように背中を向ける、これはうらやましいです!カッコいい!僕もこれができていたら…
かなり強く口げんかして、そしてアザラシを乗せる…この間がすごくうまいです。
普通のおしゃべりの中に「かわいいのに」と、女の子には致命的な一言…なんかすごい。
「苦労もしないで」というのも、読み返してみるとわかってないな、と思わせるうまいつながりです。
ドアを開けたらいきなり「ドーナツ」これは驚きました。そしてこの梵語…順番がわからないので何だかはわかりませんでした。
お化けだと思ってドーナツを買ってきた、というのがなんだか面白いです。
「めんどくさいんでとっとと成仏して」は吹き出しました。
悩みのある人にしか見えない…なるほど。
媚薬効果がある魔法の香水、という時点でかなり先は読めます。でもドーナツで払う先払い、というのも面白いですね。
金や権力じゃなくてドーナツ…それがわかればいいですし、それが地上のものだというのは幸運でした。僕が欲しいものは…脳のメモリが足りなくてどう頑張っても理解しきれない知識や、この世のものではなく決して手に入らないし間違って手に入ってしまったら悪夢より悲惨なものですから。
逃げたら大変、という脅しもふわっと、柔らかく薄い絹が覆いかぶさるような絶妙な恐怖を与えてくれます。
本当にめちゃくちゃ効いて、そしてユッキーが中原くんにふられて…あれ?魔法の影響じゃありませんよね?
ユッキーがちゃんと努力していた、ということで反省し、魔法で告白されても嬉しくない、とあえてプールに飛び込んで…ここはすごく感動的でした。
告白だと思ったら勘違いでボーリングの話だった、というのはもう…水に潜ってしまいたくなりました。
いきなり出てきた「従業員」の、中原くんをプールに蹴り落とすなど乱暴な行動にはびっくりしました。
そしてこの台詞もすごいですね。
まだ全然恋じゃない、全てはこれから、というのもいろいろ想像させてくれます。
次回からはどんな話か…その、アイテムを持ち逃げしようとして人生台無しになる子の話しとかもあるのでしょうか?それはもうホラー側ですが…楽しみです。

HIGH SCORE
確かにどこに内臓が、という女の子もいますね…まあ、「風とともに去りぬ」の世界のウェストはもっと過激ですが。
内臓が全部胸、というのはすごいイメージです。
というかえみかちゃん興奮しすぎ。まあわかりますし正直に言えばうらやましいですが。
「あと5cmは絞れる」…残酷というか…というか、本当に内臓があるかどうかは沙夜ちゃんに確かめてもらえばいいのでは?
本当にブタっぽい人にはブタとは言えない、「ブ…いや別に…」には頭抱えました。あんまりです。
ブタといわれて喜ぶ京介もなんかすごい。
大声を出して殴ればそれはまあ痩せますね。
それでカツカレー三杯…ご愁傷様。
胸に内臓が、と想像したら…ちょっと怖いです。でも仏教説話には…キリスト教聖人伝説にも…どんな美女でも体内にはグロテスクな内臓が詰まってるんだ、という形で肉欲を戒める話はありますね。乳房そのものも、切開して中を見れば結構不気味でしょうし。

恋愛調査隊
不思議な面白さです。
全戦全敗…一敗で完全に壊れてしまった僕から見ればうらやましいかも、それだけアタックできるのですから。
すごいアタック方法…友達もそのとき教えてあげればよかったのに。
二人の勝ち組に怒るのはよくわかります。
考冶くんがこれからどう動くかも何かと楽しみです。
友達でレベルが高い…確かにそれはもう、別世界と考えたほうがいいのかも。
ヤケクソになって爆発したり、すずちゃんのアクションの激しさは見ていてとても面白いです。
同じ人間でも違いは…ありますよ。ジョルダン標準形を理解できる人間とできない人間は根本的に別の種です…
いろいろ調べてモテ度アップ、それで調査隊…なんというか面白いノリです。
この大量のダイエットグッズとか、前に高価なプレゼントをしていたとか…もしかしてすずちゃんの家って相当金持ち?
一日いろいろやって+1kgでへこむ…根性なさすぎ。すぐに減りたいなら沙夜ちゃんを呼びます?というか「月光クロネコ屋」でえらいことになりそう。
当然のようにお菓子を食べているのは爆笑しました。
その追いかけっこでたっつん先輩に近づいて、うわ〜デリカシーない…そのままお姫さま抱っこかと一瞬思ったじゃないですか。
これはもう、断食ものですね。
リバウンドはわかってるけど脳みそくらくらして気持ちいい…それって摂食障害という致死率の高い病気の一歩手前じゃ…
この夢もすごいです。
鏡を見て初めてひどさに気がつく…ここのみんなの優しさはなんか泣けてきそうでした。
先輩が実はぽっちゃりが好きだった、ということで…まあ要するに、ダイエット関係の企業を少し儲けさせ、景気を少し上向かせ、代わりに大量の資源とエネルギーを浪費したわけですね。
ぽっちゃりの講座はある意味奥深かったです。
いや、期待していたのとは少し違う気もしますが面白いのでOK。どんな大騒ぎが待っているのか楽しみです。

チョコレートコスモス
地方公務員法…禁止されているも同然ですね。周知の事実って大抵の人は初耳だと思います。
「もしかして紗雪…初恋?」のところは面白いですけど少し物足りないような…もっとガーっときれいにやってほしかったえす。
メアドを聞くのが始まりというのも面白いですね。ぶっ壊れた敬語も面白いです。
「学校とまったく関係ないメールには」…うまい。
思いきり影響されている悠士、ある意味うらやましいというか昔の自分を見ているような…
紗雪ちゃんが入るというまでの流れが、すごくあっさりしているのに微妙に面白いです。
それでメールを送る、その緊張感は…僕の学生時代には携帯電話などなかったのですが、電話とどう違うのでしょうね。
来ないとわかっているメールを待つ姿はすごく切ないものを感じさせました。
先生も簡単にマンガの影響で…苦笑しました。
元野球部…野球部がつぶれるというのも珍しい話ですが、サッカーブームとかでそういうことも結構あったのでしょうか?
マンガの台詞を言って遊んでいる男の子二人には頭を抱えました。
悠士くんの空回りはカッコいい半分面白い半分。
まあ、起きるまで待っててくれるだけよかったですね。
夢はすごく心地いい…それが夢じゃない、というのもなんというか素敵です。
そして問題とは何でしょう?単純にグラウンドの割り当てとか…野球は広大なスペースを必要としますから…何かと楽しみです。
これからも悠士くんの空回りはガンガンやって欲しいですね。

ロッキン☆ヘブン
ちょ、ちょっとちょっと…頭抱えました。
考えさせて…確か、そういわれた場合は希望を持たないほうがいいんでしたっけ?
聞くに聞けない、とか野次馬根性の紗和ちゃん、でも…読み返してみるととんでもない立場ですね。元凶はお前だってのに。
このクラスでの女装喫茶はすごいことになりそうですね。杉下くんの女装姿はテレビ取材が入るかもしれませんし、いいお宝写真・映像にもなりそうです。
藍くんが紗和ちゃんのことを放っておけないのは見ていてなんだかくすぐったいです。
田口くんの立場からも考えていた…ここはちょっとじーんとしました。
「人の気持ちは考えられるのに」には苦笑しました。どうなっているのでしょう、この二人の関係は。嫌というほど両思いなのに。
「なんで違うって思うんだろう」…本当に恋ってどうしようもないです。あまりにもキューピッドは気まぐれで意地悪、そして人間にはどうしようもない…
誰が誰とつきあうか決めてくれたほうがいい…そう、お見合いとか、親が結婚相手を決める世界というのもメリットは大きいんですよね…困ったことに恋と結婚の相性が違うこともよくありますし。
紗和ちゃんがすごく真剣に相談に乗っているのはわかります。
「地球なんて滅びちゃえば」というのも、今は難しくないでしょう…「イスラエルがエルサレム神殿を再建し始めた」「白人エリートが有色人種だけを全滅させる人工伝染病を開発している」などの噂をうまく流せばそれだけで。もちろんこれからの技術発展によっては個人単位のバイオ・ナノマシン・サイバーテロによって人類が滅びることもありえます。
椿くんを藍くんが呼び出して…いきなり「紗和は渡さないから」に頭が暴発しました。僕もそれは、微かに考えていながら見ないようにしていた可能性だったようです。
否定せず「藍にそんなこと言う権利」…うわあああっ!
し、しかもそれを晶ちゃんが聞いている…もう晶ちゃんが紗和ちゃんを刺しても文句言えないですね。彼女の心には、紗和ちゃんに対する強い嫉妬が…具体的な恋がなくてもあったのですし。
逆ハーレムまんがじゃ…なかったはずですよね…?

アニマル横町
なぜ扉が二つ…あみちゃんも…
意味不明なぐれ方がどんなものだか、ちょっと見ておきましょう。
ページめくって笑いが噴出しました。真っ黒じゃないけど…確かにウルトラマン…
少女誌でタバコは…チョコ、というのも頭を抱えます。そういえば木野まことちゃんもシガーチョコを愛用してましたっけ。
それぞれのキャラクターがすごくきつい。
目を戻す、というので妙に絵が熱濃ゆくなったのも苦笑しました。

流星アストロマンス
なんかのんびりした親ですね。だから子供がこうなったのかも。
みんなが星の王子様、とつけているのが苦笑します。
バンくんがミツキくんをあしらっているのは見ていてなんだか面白いです。実際ココまでレベルの違う男に、男の子がなんと言えばいいのかは…
いきなり「魔女っ子さん」にはなんだか苦笑。そしてこのかみ合わない会話が実に楽しい。
委員長とミツキくんの会話はすごくほのぼのとしていてあったかくなります。
「ここ=地球」とララちゃんが考えているのをバンくんがなかなかわからない、この会話のズレがなんとなく面白いです。
周りに笑われていても、一緒に信じてくれる…というか合わせてくれる人がいれば…難しいですね、信念のままに突っ走るのは正しいのでしょうか?
クリスマスというとケンタッキー、というのは苦笑しますがわかります。
ちゃんと上着をかけてくれる優しさはあるんですね。それが風で吹き飛ばされかけて取ろうとして…危なかったです。
完全無欠のヒーロー…完全無欠ってどんな存在でしょう。本当に全知全能なら、時間移動で事件が起きる前に戻って予防してしまえばいいので、表には決して出てこないでしょう。
完璧…完全無欠…どうして人はそれを求めてしまうのでしょう。
そういえば、マーブル・コミックスのヒーローも決して完璧でも完全無欠でもない、欠点だらけの存在ですね。
バンくんが見せた怒りのようなものは一体?
なんというか次が読めない作品です。

山本善次朗と申します
どっちのお弁当がいい…ある意味責められているみたいです。どちらもすごくおいしそうです。
というかよく、こんな少しずつ多種類のおかずを作れるものです。
真矢ちゃんの…姉の霊?がどう動くかも楽しみになってきました。
霊たちもみんなついてきているというのもすごくうるさいですね。まあ心配でしょうし。
ぶつかった拍子に「お姉ちゃんの方は明るい子なのに」…これは昔の話?
「人生のぼりきった」…頭抱えるせりふです。
ドッジボールもなんだか楽しそうです。でもこんな山まで来てドッジボールというのもつまらないですよね…手裏剣とか弓矢とか木登りとかターザンごっことかもっと…(危)
顔面セーフというルールもあるんですね。
お弁当を忘れた、というのは…僕だったら…小学生なら泣き出す、中学生なら隅っこに消えて弁当タイムが終わるのを待つ、高校だったらナイフを抜いて山奥に消えて木の皮をはいだりキノコを探したり…ですね。「ちょっとずつちょうだい」なんて笑顔でいえる彼女がすごくうらやましいです。
弁当を班で食べなければならない、というのも確かに拷問です。僕にとっては…まさに針のむしろです。何とか一人になりたいです。
転んでみんなのお弁当を落としたのは、誰が悪いのでしょうか?ぶつかったほうもなぜ謝らないのか…まあ確かに謝るべきだとは思いますが。
「本当は生きとるよね?」はすごく意外でした。
真矢ちゃんはずっと無理して笑っている?回想の、姉の言葉に縛られているのも…
そして戻ろうとしたらまた転んでしまう、なんというか運が悪いのかよく転ぶのか…
生徒が足を怪我して車…先生の責任問題になりそうで心配です。そして来年、遠足があるかどうか…どうして後輩が罰を受けなければならないのか、といっても船が沈んだら誰のミスであっても皆が死ぬんですが…
姉の成仏はちょっとあっさりしすぎかも。
お弁当を食べる時間が…いっそ、今日あったことを全部話せばよかったのでは?
「やめろよ大人たち」と、二人の大人気なさには笑うほかないです。
というか先生災難でしたね。

青空ポップ
今月号はすごく小さなジェットコースターという感じでした。もうすぐうまくいく、というそこで、なんというかはらはらしました。
またミカちゃんと遥斗くんが一緒にいたのは、なんというか怪しいですね。まさかもう振られた同士くっついた?うう、うらやましいというかねたましい。
それでやっと奏ちゃんが織花ちゃんの気持ちに気づく…そこにいきなり釘を差してくるとは、最後の最後までかき回してくれます。
いきなり女性に話しかけられるのもびっくりしますよね。
自分を支えるだけで精一杯、だからつきあう権利はない…だとしたら、男女がつきあうということ自体不可能になりますよ。それこそ完全無欠な人間でない限りつきあう権利はない…または完全に成熟し、地位も財産も十分ある成人男性が若い子を支えることになってしまいます。
お互い余裕がない同士、未熟同士で支えあうしかないじゃないですか。
それであっさり影響されるとは、結構奏くんって影響されやすい人?
というか…必死で告白しようとしているのに、この返事は本当に腹が立ちました。
「奏ちゃんがいいんだよ」…これ自体、もう完全に告白ですね…
この返事で納得できる女の子っていないですよね。
一気に人気急上昇の織花ちゃん、理子ちゃんもエルちゃんも久しぶりです。
成績の低下も結構面倒な問題ですね。
あ、撮影シーンでの縦全面ぶち抜きはすごく素敵でした。
責任の多さで奏ちゃんの言葉の意味も少しわかる…ここでの彼女のまっすぐさにはつくづく嘆息です。
そして…遥斗くんが予告どおり、冷静な顔でカメラを燃やそうとするのはすっとしました!許す、やってやれ!何しろ「他の奴になら」「考えたらムカつく」という超自分勝手ですし。
それからの遥斗くんの言葉もすごくカッコよかったです。
今度はエルちゃんも遥斗くんにアタックでしょうか?もしかしてミカちゃんとの三角関係…そっちのほうが見たいです!
そして織花ちゃんが奏ちゃんくんに見せた、凄まじいまでの努力の成果…なんかもう息を呑みました。無理しなくていいのに、やはり彼女には遥斗くんのほうが合ってましたよ…奏ちゃんとじゃどんどん無理してしまいます。
「乗り越えられるのは強い人だけじゃないよ」…強くなくても乗り越えられることはある…のでしょうか?
いきなりキスしておいて、なんというか…卑怯な奴。あ、そういえばもう一つ難関があるのでは…最近出てきていない織花父の許可…。

真夜中にKiss
ちょっと強引な展開でした。実を言うと、庶民に戻ったののちゃんがどう頑張るか、見てみたかった気もするのです。
一人でレッスンをしていても、それでなんとかなるものでしょうか。師がないとどうしても畳水練になってしまうことって多いですよね。
死ぬ気でやって出来ないこと…僕には多すぎました。
そしていきなり一条ホテルが危機!いろいろ伝統ある大企業がわずかなミスで、まるで柱が腐った旧家が崩れるようにひどいことになっていく話がしょっちゅうあったので、すごくリアルな話です。
というかここで隼人パパが帰ってこれない、というのもどういうことでしょう…即応体制ができていない?
和臣が「絶望的だ」なんていう、ということは本当に…「巻き込まれる前に」という言葉も、完全に投了していますね。頭がよすぎるから、何十手も先を読んで詰んだとわかればその現実から目をそらさない…
落合の自然体な柔らかさがすごく心地いいです。彼の昔の話もすごく…僕は…父と同じだとしたら、もう昼の十二時は過ぎていますね。でもすごくいい例えです…現実には、大半の人にとって人生は、二十二歳の時には99%決まってしまうのですが。
「立ち上がった日の自分を裏切る」…確かにそれはやりたくないです。
そして和臣のところに飛び込んで、というかずっと仕事?
ここでの罵声の機関銃はすごく気持ちよかったです。
最後の…なんというか、無数の言葉より絵でうまく表現できている気がします。
さて来月、どんなサプライズをかましてくれるか楽しみです。

CRASH!
逃げられると思ったら…何者ですか。ひたすら笑い転げるしかないです。
手本で、彼女のほうがアイドルらしいというのも爆笑。
門前の小僧習わぬ経を読む、というやつですか。
順平くんにも一彦くんにも欠点がある、というのがなんというか面白いです。
花ちゃんも疲れきっているのが…なんというか、大変ですね。
そして歓迎会が…ココでは不参加の予定が、後にうまく使われてきました。
怜くんはしっかり、花ちゃんもすごく大変だとわかってくれて…いたのに、それがまたけんかになるのもまあこいつららしいですね。
五人とも女装というのはとにかく華麗です。
「モデルだなんて」が花ちゃんじゃなく後ろの五人…それが狙いだけどムカつくものはムカつく、というのがなんか楽しいですね。「商品券一万円」はそりゃ大きい。
その場になるとうまくやってしまう、それぞれの順応性はすごく楽しいです。
桐子ちゃんは一万円に吊られても「ひくぜですわ」とミスってたり、楽しいです。
テストに合格することだけ?と刺されて、そして…「ぶっ壊すくらいの」と気迫を爆発させた順平くん…それが壁を倒して、これには笑い転げるほかありませんでした。
ここでいきなり五人のダンス!これは息を呑むような迫力でした。
そして桐くんが間違えたら怜くんがあわせてフォローとか、「本番」になると五人がきっちり支えあっていくというのもすごいですね。
で…このFAX、というかせっかく面白くなったのに終わってしまうのでしょうか?
ここから五人がガンガン爆発するところを見てみたいのですが。

紳士同盟†
あのー…今回で最終回にしたほうがよかったのでは?
最後の電話、最後のチャンス…この電話が、最終的に壊れるきっかけだったのでしょうか。
灰音の横に二人とも、というかもう影武者の件とか完全公開ですね。
親サイドの決着はすごく綺麗でした。なんというか樹さんのほうが目上なのですか…
やっと「君より自分が大切だった」と気づいたにしても…本当に奇跡がなければ遅くなっていましたね。
「さよならを言いに来たんだ」には、和仁がどんな気分だったか…「全部許してるよ」という言葉の意味…舞加さんがもう和仁を愛している…うおおっ!
まったく、愛というものは…と、「愛のフェニックス」を歌いだしてしまいますね。
一度、本格的に大人の恋愛話にも挑戦してほしいものです。原作つきでもいいので。
そして去っていった樹さんと…緑香さんの告白も胸を締めつけられました。
灰音ちゃんサイドは相変わらずですね。「一緒にグレるから」は笑い転げました。
そしてお見舞いのこの超美人が…ここからの意味不明のコントは転がりましたね。
つねってやっと彼女らしくなったのは転びました。「この目が浮気するのか」も…すっかりそういう夫婦、というか男同性愛で浮気性、というとバンコランとマライヒになってしまいますが…
昔の…春日さんの暗闇ってどんなものだったのでしょう。彼女と…潮ちゃんが、一度話してみたら面白いことになるかもしれません。どちらも…虚無を灰音ちゃんに埋めてほしがった存在なのですから。
皇帝会での樹さんと和仁…この二人が同じ部屋にいるだけで気が狂いそうになるのは僕だけでしょうか?
籍は戻したい、という言葉…わざわざこんなところでこんな話題…いや、今話さなければずっと離せないでしょう。
「私の誇りだ」という言葉も、なんというか…複雑な気分です。
なんというか、これで本質的な問題は解決されたのですから…まだ波乱があるのでしょうか?もうそのままストレートに終わりにしていいと思います。
間違ってもここから悲劇にはならないでしょうね…。
父親も二人、母親も二人いるなら、恋人も二人いて別にいいのでは?

来月号の別冊付録は…殺す気ですか、と嬉しい悲鳴。でもしがない感想書きはともかく作家が死んだらしゃれにならないので、あまり無理はさせないで欲しいです。
えばん先生の新連載は前と同じような感じでしょうか。

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