りぼん2007年7月号感想

付録は「なかよし」「ちゃお」が贅沢だった分地味ですが、ケースもレターセットもとても使いやすく上品です。

内容も、今回はすばらしく面白い作品が多く満腹感があります。
最近の新連載はどれも割と当たっているようで、これからが楽しみです。「りぼん」もかなり長いこと、主要連載陣が固定された状態が続いていますし。

ロッキン☆ヘブン(酒井まゆ)木々のゆくえ(えばんふみ)真夜中にKiss(持田あき)CRASH!(藤原ゆか)山本善次朗と申します(槙ようこ)HIGH SCORE(津山ちなみ)どう男女!?(萩わら子)青空ポップ(小桜池なつみ)アニマル横丁(前川涼)株式会社ラブコットン(樫の木ちゃん)CvCvCv(中島椿)SWEET16(雪丸もえ)パワパフガールズZ(込由野しほ)紳士同盟(種村有菜)次号予告

ロッキン☆ヘブン
バターサンドを強調するのは楽しいです。
冒頭のこの明るさから、この展開は予想がつきませんでした。
いきなり撮影で、なんかその気になっているバカ二人が妙に楽しかったです。
僕はひたすら、カメラに映らないように逃げ回るだけでしょう…本当はそれさえ自意識過剰、僕が映ってしまってもいくらでも編集がききます。
いきなりツーショット写真、とすごく楽しそうな方向で盛り上がっていきますね。
いい資料に…「真夜中にKiss」みたいな作品?
結婚式の想像はすごく素敵です。読み返してみるとへこみますが。
スープカレーや焼きトウモロコシはすごくおいしそうな描写で、いろいろ想像して楽しめます。
いきなりの間接キスに背後のスタッフの「いいカット」「こんなの放送したら〜流しちゃダメよ?」という会話がなんだか楽しいです。
藍くんは嫉妬で変な態度を取っているのでしょうか?
でもこの、嫌な夢とかそういうのはそれだけではないような…何かすごく深い部分があるような気がします。
なぜ好きな子の笑顔に「来なきゃ良かった」と思うのでしょう。彼はどうしたいのでしょうか?
それは紗和ちゃんも怒りますよ。いきなり杉下くんに引っ張られるのも…ああ、時限爆弾の楽しみが…
言いにくいことをズバっと言う、そのほうが後はいいでしょうね。
で、いきなりキスしますか!!しかも…まさか、目撃されているの読んでいません?
「大事にしないならちょーだいよ」ってあんた、彼女を持てるんですか?仕事捨ててでも、という覚悟はあります?
まあいらいらするのは僕もそうです。要するに愛情表現が足りないんですよね。というか普通はもっと餓えていないか、というのもあります。激しい性欲が相手をちゃんと思いやって愛情表現になれば…でも女の子にはそれはかえってうっとうしいかも。
「好きにすれば?」のショックは非常にうまい表現で、身体が凍りつきました。
というか…聞くべきなのは紗和ちゃんの気持ちでは?彼女はひたすら藍が好きなんですよ!

木々のゆくえ
すごく大きなテーマだと思います…ラストで死ぬか助かるか、今から気をもませます。僕はちゃんと死なせたほうがいいと思いますけどね。さらに深読みすれば、死の宣告は単なる勘違いという可能性さえ…それはないでしょうが。
冒頭の言葉はかなり衝撃でした。また、僕にとっては困ったことにすごく共感できる言葉でもあります…といっても、彼女も僕もどれだけのことを知っているというのでしょう?僕の場合は、全部やったことはやりたいことじゃなくて、単に現実にできそうなことというだけでは?彼女にとっても、存在さえ知らないすごいことはいくらでもあるのでは?
塀を飛び越えたら委員長が待っている、というまあある意味お約束な状況ですが…引き込まれますね。
「先生に言われてるの?」という言葉は、なんというかそれを言うなよ、と痛みさえ走る言葉です。それを言ったら…学校という世界の基本ルールを壊してしまうような気がするのです。
「一人になりたいの だからほっといて」と、僕もそう言えたらよかったのですが。
夢を見ている人に嫉妬できない…読み返すと痛みのある言葉です。
他人にどう思われてもいい、というのもうらやましい境地ですね。
「俺は普通にクラスに溶け込んで欲しいんだよ!」という言葉は、僕も…そんな形ではないですが、言われたような気がします。たとえば…小学校六年の最後の、最後だからクラスで好きなものをリクエストできる給食で、僕が大嫌いな納豆がリクエストされたとき、みんなにそれを言われたのでしょう。僕はそのときは感情と言葉がまったくつながっていなかったので、地団太を踏むことしかできませんでしたが…とにかくすごく嫌なんです。
確かに善意ですが、受ける側にとっては辛いことも多いですよ。
安定して…それは夢とは言わない気がしますね。
「お前は将来何になりたいワケ?」と聞かれて、何も応えず見ている…この表情は何かすごいです。だからこそ、弾き語りをしている彼女に彼が圧倒されるシーンが強烈なんですよね…ここの響き方はうまいです。
いきなり「君私のこと好きでしょ」という言葉もすごいですね。読み返してみればわかりますが、彼女の…あまりに素直に自分の心どおりの言葉って、死人でなければ言えないんですよね、今の学校社会では。
つい昔の話をしてしまう…それに一年の頃の話、これは普通の会話なのですが…ひたすら泣くのを押し隠して後ろに乗っているのが何かすごいです。
そしていきなり倒れて、…僕にも、小中学校のときいろいろな…光への導きはあったんですよね…ひたすら僕がそれを振り払っただけで。
それで葉くんに病気のことをあっさり言ってしまったのはびっくりしました。
そして…ふっと泣き出してしまう…
「オレと恋でもしてみませんか」という言葉はなんかすごいですね。そんなのを受け止める強さがあるのでしょうか…というか、彼女が彼のことを嫌いだったらかなり痛い言葉にしかなりませんが。
彼女の立場から考えれば、それは彼を悲しませるだけで…でも、光を受け入れる強さもあるなんて…
どう展開するのか、すごく胸を痛めながら見守っていきたいです。とにかくありのままの真実だけを伝えて欲しいです。

真夜中にKiss
どうもありがち展開への圧力が強いようです。
冒頭の、「クイーン」像はこの年でそこまで理想を言葉にできるのがすごいです。
カレー作りはそれぞれいろいろ個性が出て楽しいですね。僕はS&Bカレーの業務用大型缶を見つけてから、それをタマネギをいためるのと同時に大量に入れ、かなり煮込みが進んでからもう一度水で溶いたカレー粉と小麦粉を入れればとりあえず美味しいカレーになることがわかってきました。
料理中の鼻歌が音痴、というのも楽しいです。
落合さんに「すみやかにはなれて」とはさみを突きつけるのが微妙に楽しいやり取りです。
年に一度しか笑わない、ってどういう暮らしなのでしょう…ノーブレス・オブリージュを絵に描いたようなもの?
あの人、というのは和臣くんの母親でしょうか?
自分で焼いたお菓子と庭で摘んだ花…本当はただの貧乏性ですが、金で買えるものには向こうも飽きているでしょうからこのほうが嬉しいでしょうね。
庭が綺麗なのは和臣くんにとっては当たり前だったのでしょう…そのために人件費だけでもどれだけ、いやそれだけでなく精神的にもさまざまなものが支払われているのに。
この美少年は…読み返してみると、想像通りの性格です。
羨望の眼差しで見ている、という言葉が彼女のうぬぼれを誘わないか、ちょっと怖いですね。
本人がいないところでは、「同感です」とののちゃんを誉めている和臣くんがなんだか可愛い。
それぞれの飾り窓から四季が見えるというのは華やかな発想ですね。
卑下というのはなぜしてしまうのでしょう。僕も結構卑下しているほうですが…
いいところを探す、というのは実に面白い試みですね。でも確か、シンデレラの姉は話が終わってからは…
大きなビルが自分の家のもの、というのは確かにすごいですが、本当に「自分の家のもの」なのでしょうか?逆に自分が家に所有されている、という面のほうが大きいのでは?
その財産のどれだけが、家によって自由に処分できるのでしょう。特にホテルは流動性が小さく、政治情勢が変わったら一夜にして接収されかねないものなのでは?
寂しいことが多い…それはまあ、ノーブレス・オブリージュというものなのでしょう。
最後の樹里の言葉には、また似たような展開か…と予想がちょっとついてしまいました。
いい意味で裏切ってくれるといいのですが。

CRASH!
あと三回もこの調子でやるのでしょうか?
転んだと見せての華麗な前転受身はお見事。
同じ学校だったというのももう運命?
帰ってきて、かなり売れているまりかちゃんの新人に対する腰の低さ、快活な礼儀正しさには脱帽です。それは…このようなスパルタで培われたのですね…
なんかもうすごい。
855円にごちそうもつけて釣るのは、よほど操縦に慣れてきたようですね。
大声で「メロンにハムのってるぞコレ!」はなんだかほほえましいです。とことん野獣ですね。
そしてこのクールくんの登場!なんというかすごく鋭い刃みたいな印象がガンガン伝わってきます。
もうスカウトされ、ほぼ決まっている…ここで一気に割り込むえげつなさ(誉め言葉です、ビジネスでは)は将来が楽しみです。
桐くんの真正直な「料理めあてだよッ」という言葉と、冷静な「こんな低脳なヤツと」という言葉からの過激なケンカ、この二人の掛け合いがこれからすごく楽しみになってきます。
どちらも必要不可欠、という断言にあくまで「直感」…直感を信じすぎていますよ…
それをこのマジックショーで決めてしまう、という、この指先一つ一つまでの華麗さ!
そして決めて、すっと飲み物を取ってぶっ掛けてお返し…腐女子だったらこの二人、ほっときませんよね…

山本善次朗と申します
今回はかなり重いテーマでした。
これだけ…魂がある、といわれてしまったら、うかつなことはできませんね。
帰ってきていきなり「好きです」「しっとるよ」「ちがう」…なんともいえずびっくりしました。
昔の「俺は誰とも関わる気ありませんから」っていつの頃でしょうか?その頃の話も楽しみです。
答えにいきつかないとき知っている親でいたい…なんというか、3までのダンブルドアみたいなポジションでしょうか?
「すこしだけママのかおりした」という言葉で、まあ前号の最後からわかってはいますが…本当に中絶ネタをやるのか、とすごく緊張しました。
「家出されたから」と、そんなことを笑顔で?そして速水くんのさりげない活躍がわくわくさせます。
情報網には、『A型の女(マイクル・Z・リューイン)』の原題『Ask the right question』でしたね…三年前に中絶した子、といえば即わかったでしょう。わかってもらったら困ることですが、それ以上に誰もが関心を持つこともないでしょうし。
霊が見えることまで教えてしまうとは、まことくんも口が軽いというか…ここで、ほたてちゃんが何を言い出すかすごく緊張しました。
それだけで全てを読んでしまう…怖いぐらい強力です。「親にも絶対言えん」というのは…男はそれは知らん振りすればいいですが、女は放っておいたらおなかが大きくなるんですよ!ずっとばれずにいられるはずがないじゃないですか…
妊娠のリスクの理不尽さです、ほぼ全面的に女がリスクを負うことになる…男には性病のリスクがあるだけ…くそっ!
もう少し力があったら、というのは…コンドームを拒む男に抵抗する力がなかったこと?それとも生活力・経済力?
ほたてちゃんに、中絶という恐ろしい現実を知らせていいのか…善次朗が知ったら…
この受け止め方はすごいですね。「失敗しても怒らん〜少しも減らん」…難しさはよくわかっている、というかこんな能力、人間には過ぎた能力ですよ。
「10歳でもこんなに小さいんだねぇ」という言葉に、産めなかった子供への想いが…本当に伝わってしまうのがすごいです。そしてごく自然に「そんなことないよ」と言ってしまうのがある意味怖い…僕だったらなんていえばいいかわかりませんよ。何を言っても失敗する気がして止まってしまいます。
「うちに来てそんな顔で帰ると?」という言葉もなんというか重いですね。
「また絶対ママのところに生まれてくるから」という言葉…逆に子供こそ、親を無条件で愛しているんですよね、常に…どんな無慚な殺され方をしても。この言葉が、実際に中絶の経験がある女性にはどう響くか心配です。
といっても、中絶には子供を産めない体になるリスクもかなりあるのですが…
何でも言ってしまうほたてちゃんも、さすがに「ぼくのパパになる人」は言えませんでしたね。
そういえば…まことくんも聞いていたようですね、中絶の件も。
それもちゃんと…結構すごいです。

HIGH SCORE
巨乳のホラーといえば「スペースバンパイア」、まあ他にもいろいろありますが。
「おびえる泉水のほうがかわいいよ!」、そしてトイレに一人で行けなくなる泉水が可愛い…正直さには呆れました。
ホラーの登場人物のうかつさ、殺人鬼のいい加減さは同感。めぐみたちが殺人鬼の立場で考えているのは苦笑します。
吉田さんの大暴走は相変わらずです。

どう男女!?
前回の今回がこんなまともなラブ!すごい作品です。
なかなか慣れないようですね。
朝いきなり裸で起きるのはすごすぎます…弟も父もお気の毒に。
女子にとって体重を知られるのはそんなに悲惨?というか…さぞ楽しんだのでしょうね、昨日の身体測定。うらやましいぞ!
仲良かった、となってしまったのはちょっと崩れるような苦笑。
「やだかわいい!!!でもそれじゃ〜」という、普通では絶対ありえないレベルの男女のやり取りが実に楽しいです。
十五分でメイクができるというのも…単に里美ちゃんが不器用なだけ?
仕返し半分でおしゃれメガネをかけてしまう、そしてモテ男大作戦…でも、彼が気づかなかったからいいですが「お互いを高め合う事をすべきと思うの」って彼も彼女を無理にイメチェンさせたら悲惨なことになるのでは?
実際これは楽しいでしょうね、女の子から見れば。
足も速かったのが、普段は遊んでいて遅かった…というのが何か悲惨な気もします。本来運動能力も高いのに、キャラを守るためにそれらを全部封じていた?
いきなり胸にボールを突っ込んで、というのもすごい。それに…ちょっとこれ、武くんにとってはひどいのでは?折角の人気者の地位を辞すなんて…
さりげなく「武ちゃんとかっこいーよ!?」という言葉、そして普通に真理子ちゃんと武が話しているのを眺めている里美(中身武)…この重要さもさりげなく大きいです。
真理子ちゃんも、呼び出しておいて…思わせぶりな言葉から、「直茂君が好きなの」…残酷すぎます。
「好きな人に好かれなきゃ〜」という言葉、これって事実上…武の立場から言えば告白になってしまっていますよね…
ここでの、あえて里美を責めない武の優しさが痛いです。
そして、「好きな人に好かれなきゃ」という言葉を引いて告白を決意する真理子ちゃん…それが彼女なりの、武の気持ちの受け止め方だったようです。彼女もいい女ですね。
そして…里美(中身武)がすきという、というのがすごく重いです。
ずるくない…ですよね…だってもう「武」は告白していますもの。こうして自分でも言わなければ、何かがおかしいですよ…
両方が自分の頭をなでるのがまた面白いです。
そして翌朝、平然と鼻に鉛筆をぶら下げて歩いて…豪快です。
で、いきなりまた交換?
う〜…来月号で終わり、というのはあまりに惜しい、あまりに面白い作品です。

青空ポップ
新キャラ?のミカちゃんがすごく魅力的です!
最初からすごくフレンドリーな笑顔、なんだかスパイシーな感じでくらくらします。
やばい…
「お兄ちゃんみたいな人」といっても真っ赤ですよ?そしてそのフキダシが刺し貫いている、ということは両片思いだった?
遥斗くんもここはラッキーでしたね。
そして強引に奏ちゃんと…積極的で可愛くて、彼女に迫られたら大抵の男は落ちますね。
いきなり「うん 不自然」というのがなんだか笑い転げました。
集中もできていない、どうしても隣が気になる…これまた楽しいです。
そして奏ちゃんに声をかけられて、…ミカちゃん、絶対気づいているでしょ、織花ちゃんの気持ち。
織花ちゃんの演技もかなり印象が強いのですが、それすら…三段階の引き立て役、というのが実に見事です。
なんというか不思議な迫力があって、強烈な魅力です。
完全に負けを認めていたのに、ここで…というか今までほとんど七光りが出なかったことのほうが不思議ですよ。
織花ちゃんが文句を言う潔さ、そしてミカちゃんのそれ以上の潔さには脱帽です。
奏多くん借りてくね、と笑顔で言いながら涙が…本当は納得できないんでしょうね、最高の演技をしたのに…奏多に一瞬でも乗り移って抱きしめてやりたい…
織花ちゃんの決意はつくづくかっこいいです。でも心配する遥斗くんの気持ちもわかります…ただ、彼も普段同じようなことはないのでしょうか?落ちた人、それも理不尽な理由で落ちた人を押しのけた経験は彼もあるはずです。
「ミカさんに納得してもらえる出来にしたいの」という言葉、逆に彼女がどれほどミカさんを…ライバルという言葉にすらできないほど認めているかわかります。
逆にミカさんは織花ちゃんをライバルと認めたのでしょうか?これから実に楽しみです。
遥斗くんの告白はびっくりしました。すごく優しい感じが伝わってきました。

アニマル横町
透明になるほどの存在感のなさ…エンペラータイム?
ゲームのセーブデータが消えていてデレデレデレ…今も思い出します、DQ3で何ヶ月もかかって育てたのに、林間学校から帰ってみたら…嗚呼!
いやがらせケーキを自虐的に避けるのがなんというかうまいです。
占いの結果がまたすごい。
で、そのケーキでビームが出たとは…なんかあっけないです。

株式会社ラブコットン
やはりこうしなければ話は進みませんか…意地悪役の登場よりこの展開のほうが早いのはある意味意外でした。
冒頭からテンション高いですね。
工場がどうしても動かない、というのは苦しいですね。
鈴ちゃんの能力を利用して歩く広告塔にするのはうまいですね。でもそうすると、需要は伸ばせてもどうしても供給が追いつかない…と。
普段はやらないコーディネートで喜ぶナルちゃんがなんだか面白いです。
そして…どうセンスが悪いのかは僕にはわかりません。まったくセンスがない僕にこの作品を評論する資格はない…というかデッサンがわからない僕がマンガの評論をやっていること自体間違っているんですけどね。
鈴ちゃんが帰ってきてよかったです。
オーダーメイドは特別料金が常識では?でも店をなめられたことで、プライドで動いているのはばしばし伝わってきます。
みんなで文句言いながらわいわい頑張って、頭を絞って絞って徹夜して…だからこそ子供のいたずらからデザインが爆発したのでしょう。それこそ有名な、ベンゼン環の夢のように。
服の上から3サイズがわかるというのは普通男の特技では?というか自分のとんでもないプロポーションを平気で言ってしまえるのがなんかすごいです。
職人コンビの仕事がまたすごい迫力です。
デザイナー・スタッフ・コーディネーターを一人一人紹介するときの誇りに満ちた表情はすごく迫力がありました。
職人のフルオーダーメイドなら十万でも決して高くないのでは?
県外の、二度と来ない客にここまでして…もしこの客が有名人でなかったとしても、今回の行動はすごく意味があったと思います。
限界まで頭を絞ったことですばらしいデザインを作り出せたこと、限界がかなり伸びたはずです。
そして何より士気ですよ。今の段階では力に見合う給料は出せず、どうしても過重労働をさせていますから…とにかく士気が最優先です。
今回のように、リーダーがスタッフにプライドを持っていることを全霊で示すことは士気を大きく高めたはずです。
この紹介記事の演出は見事!
「もっとわかってもらうため」というのは…この客にわかってもらうため、というより、スタッフ自身に自分達のすごさをわかってもらうためだったと思います。
そして問い合わせ殺到…これは第二、いや第三ステージでしょうか。第二ステージは開店でしょう。
この取材で来るのが地獄少女に頼みたくなるような意地悪記者かもしれませんし、それ以前に需要が爆発的に増えたらその結果が…今の少数精鋭だからこそ保てる質を、本当に話題になればあちこちの工場もこれまでのように門前払いはできないはずですし、大量生産しても品質管理ができるか、それ以前に詐欺同然のところにひっかからないか…やはり法律能力が高いスタッフがぜひ必要です。

CvCvCv
当分こんな感じでしょうか?
この夢はえらくラブラブでした。
アレンまでいつもそばにいるとは面倒な。
もう一人の自分がいる、というのは結構きついホラーですね。
転んで、「おまえまーたころんでんのかよ」といわれて怒ったら、いつもの会話が自分とは別のところで…これってショックですよね。
というかロビンも見抜いていない?
しかも自分がある意味透明になっている、というのもかなりの恐怖です。
そしてロビンが着替え中のはにぃに…大事な話って?
いきなり押し倒して、まさか本当に告白だった?
キスされているもう一人のはにぃの、この邪悪な視線がすごく怖いです。

SWEET16
やはりすごく魅力的なタッチです。
冒頭の海からすごく迫力といい流れがありますね。
女の子は結婚できる歳…やはり特別ですよね。
約束って?とすごく楽しみになりますね。実に組み立てがうまい。
彼氏…ではあるんですよね、一応?
「お弁当に負けるあたし 母親にも負けるあたし」というのが何か楽しいです。「美沙子さんに愛してるって」というのも苦笑します。
携帯電話を海に投げ込むというのは…まあ、サーフィンに落書きされるのはそれぐらい…といっても嘘だというのはすぐわかりました。まあ、本当に水没しましたが。というかいまだに携帯電話が防水でないことが間違っているのです。というかこの体勢、かなり危険な押し倒し状態…v
小さい頃からの武勇伝もなんというかすごいです。僕もかなりの武勇伝持ちですが…誘拐されかけというのはすごいですね。
怪我して病院、というのはすごくショックが伝わってきました。
ここでの彼女のすごく素直な感情表現が見ていてすごく心地いいです。
生きているのだから十分幸せ、というのも厄介な趣味ですね。
飴に「海でまってる」という一言、これがすばらしいです!そして海に行ってみたら砂浜に大きく…百カラットダイヤよりすごいですよ!
海を背景にした、後ろからのキスがまたすごくロマンチックで素敵です。
そしてまたキス!この二度目のキスがすばらしいですね。
さらに駄目押しの指環…うわあああっ!
なんかもうすごい…次回作が楽しみ、というかもう連載に出てきて欲しいです。

出ましたっ!パワパフガールズZ
ああ…やっと解放される…これだけ力のある作家、ぜひオリジナルで活躍して欲しいです。
葛藤で暴走するアルファの姿はかなり迫力があります。光をうまく使いこなしていますね。
ナツキくんも最後に男を見せましたね。
博士達、どこか安全なところでいいタイミングを見計らっていたのでは…と思ってしまうのは汚れている証拠です。
この作り主夫婦もなぜここまで出てこなかったのやら。
まあなんか、しっくりと終わりましたね。
とにかく次回作!オリジナル!

紳士同盟†
ちくしょう、ここまでひどかったとは…知りたくなかった!和仁に、恐ろしく冷たい殺意が沸いてきました。しかも暗殺するまでもなく、彼が代償を払っていることがそれ以上に…
そう思うと強烈な破壊衝動が吹き上がってきます。灰音ちゃんの気持ちもわかりますよ。
灰音ちゃんはもう、家族なんて忘れればいいのに…今の生徒会が家族みたいなものなんですから!それに今の家族が、本当の父親だとわかったのですからあらゆる意味で和仁なんて他人じゃないですか!
閑雅が久々に出てきたのも驚かされます。そして、ついに高成との対決も始まりましたか…
「どれほどの罪を背負えば心が満たされる」…?何をもってしても満たされはしない、それはわかっているはずだ…この刃と銃弾で満たしてやりたいが、それすら貴様には過ぎた慈悲だ!地獄へ落ちろ…
回想シーンの、最初の平和な感じと…もうこれ以上コメントしたくもないです。
ただ悲しいです…人間だからこそ邪悪になれる、ということが。むしろ怪物でいて欲しかった。
全てを…捨ててしまえばよかったのに、二人とも。または…感情を骨の髄から完全にコントロールするか、それはもとより不可能ですが。
あまりにも残酷です。残酷すぎます…
みんなが灰音ちゃんを救えるのか、そして…和仁をどう片付けるのか、また閑雅と高成の…頭がぐちゃぐちゃになりそうです。
まったく…地獄少女にでも頼りたくなってきます。

来月号、水沢めぐみ先生の復活には驚きました。すごく楽しみです。
そして桜アミュー先生、予告カットではまっすぐな視線がすごく魅力的です。
連載作品もすごく楽しみですよ。

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