りぼん2007年8月号感想

表紙を変形にしてまで映画の宣伝…さぞ手間も費用もかかったことでしょう。

付録のペンセットはラメは入っていますが本来の読者には、それこそ夏休みの絵日記にも使えそうです。
それと塗り絵になるノートがついているのも非常に面白い組み合わせでした。
紙ものもしっかりしていましたが、本質的にブックエンドはある程度の質量が必要ですから実用性はどうでしょう…本は往年の大砲族と同様、ものすごく重い暴れん坊です。

作家陣の幅がかなり広くなっている感じがします。
ここでもう一発、新人からの大ヒットが出てくれれば言うことなしですね。

株式会社ラブコットン(樫の木ちゃん)おさんぽの時間(水沢めぐみ)真夜中にKiss(持田あき)山本善次朗と申します(槙ようこ)HIGH SCORE(津山ちなみ)青空ポップ(小桜池なつみ)CRASH!(藤原ゆか)木々のゆくえ(えばんふみ)アニマル横丁(前川涼)ロッキン☆ヘブン(酒井まゆ)宝空(桜アミュー)CvCvCv(中島椿)どう男女!?(萩わら子)紳士同盟(種村有菜)次号予告

株式会社ラブコットン
巻頭カラーとは!思いがけない大ヒットです。
思ったほど順調にブレイクするわけじゃ…ありますね。
羽田と成田って意識してみると結構不便ですね。あまりにも遠すぎます。
といっても、では成田ではなくどこにすべきだったか、といわれると…
全部向こうもちの取材、というのも豪奢な話です。
田舎者観光客には苦笑しました。
「早速ですが」にハリセンの突っ込み、すっかりハリセンが必需品になったようですね。
四人で思い切りポーズをとるのが妙にカッコよくて、なんというか…苦笑と笑いの中間がずっと続いてしまいます。
この一六社長がこれからのライバルでしょうか?と期待させてくれました。
成ちゃんの正直さには驚かされます。わかっているのでしょうか?
他も…一人を除いて率直ですね。
これを記事にまとめるのは大変ですね。僕はその率直さを賞賛し、あとは作品の紹介に大きく写真を使うでしょう。
高校生の文化祭レベル…ではどうであればいい、と?自分はどんなビジョンを持っているのでしょう…それも出さずに批判だけするのはフェアでしょうか?
「おっさんよく言った」ってわかっているのについていっているのがすごい。
テープ抜いて「明日もう一度」…この自己中心的な暴走派は見ている分には面白いです。
六本木ヒルズを初めて見て、あらためて呆然とする…で、彼女が言っているビジョンは正しいのでは?いいものを作って売るのは商売の基本です。
ただ、僕は現実には足りないものがある気がします。法律知識、対外交渉能力、広告、経理などがちゃんとしていなければ。成ちゃんにもある程度法律知識などはあるし、経理もできそうではありますが…本来社長はそれらの仕事をする人ではなく、仕事ができる人を見つけて使う人です。その点、成ちゃん本人にはデザインもコーディネートもまったくできない、というのは正しかったんです。
現在も、対外交渉能力が足りないから工場と契約して量産することができないのでは?
この仲間は確かにすばらしい財産ですが…
いきなり規模を大きくして再インタビュー、なんというか吹っ切れましたね。
雑誌が案外大きな宣伝効果になるのはいいのですが、取材前から需要>>供給でした。
供給を増やす道がない限り、やはりどうしようもないのです。
いきなり店にやってきた変な男はそれをどうにかしてくれるでしょうか?それとも単なるライバルや嫌がらせ男?

おさんぽの時間
懐かしいというかなんというか…すごくあったかい気分になります。
まあトイプードルの子犬は、昨日ホームセンターの売り場でちょっと見かけましたけど、微妙に違うような…というのは無視しましょう。ぬいぐるみが動いているような可愛らしさはよく出ていますし。
結構個性もあるようですしね。
運命の出会い…困ったことに、可愛ければ可愛いほど死ぬ日のことを思って辛くなってしまいます。
自分のお世話もできない、というのは苦笑します。Tシャツに「兄中3」と書いてあるのとか、抱えているのが英語とエロ本だとかが微妙に爆笑。
周りがみんな犬を飼っている、というのはきついかも。そういえば、うちが犬を飼い始めて間もなく隣が次々と犬を飼いはじめましたっけ。
「康太郎はオレ!!こいつはゴン太!!」は爆笑。
歩く雑学辞典、というのはちょっと苦笑します。それがアイデンティティになるとあとが悲惨ですよ。
「愛のみ!!」というコータローの言葉、無視されていますがかっこいいです。
転校生もカッコよくて優しそうな感じで素敵ですね。コータローの嫉妬が見ていて面白いです。
「犬のことだから」とくすぐっている真くんの優しさも楽しくなります。同じ辞典タイプでも昔の僕とは違いますね。
店で飼うことに、というのも優しいですね。
そして…この必死さには負けますね。ディスクシステムを買ってもらうためにかなり遠くまで歩き通したことを思い出します。
楽しみで楽しみで…その気持ちもわかりますし、すごくうらやましいです。僕にはただ、運がよければ天国でまた会えたらいい…という厚かましい希望しかないので。
本当に小さいですね。
しかも世話を全面的に…ちょっと心配です。一つ一つ、丁寧に描かれているのがいいですね。
おせわメモは店の人…碧くんの母親が作ってくれたのでしょうか?
トイレのしつけとか泣き声とかも、今の僕には…思い出しただけで泣きたくなるだけです。
いろいろ医薬の手がかかる、というのも実は想像以上の出費でもあるんですよね。あと…泊りがけの旅行ができない、というのも辛い点です。
「ドンマイ」「だから何がっ!」という真くんとコータローの会話もまた苦笑…これ、パターン化するのでしょうか?してくれると嬉しいです。
耳掃除などの厄介さも、面倒くさくなって遊ばなくなって…飽きてしまう、というのはなんだか蹴り倒したくもなりますが、僕もどれだけしっかり世話をしてきたかと言われれば…天国で再会したとして、犬も口がきけるようになって、ものすごい量の文句を言われたら…想像するとへこみます。
遅くなって帰ったら吐いていたり…恐怖感と罪悪感が強烈に伝わってきました。
コータローくんの父親も優しそうな雰囲気ですね。そしてコータローくん自身も、すごく犬を愛している素敵な子です…死んでいくペットを見たことも数え切れないほどでしょうね。
「ぬいぐるみじゃないから 生き物だから」…だからこそ…あ、いつか死ぬ、ということも含めて…
初めてのお散歩はどんなふうになるのか、楽しみです。
すごく素敵な作品になりそうです。これからが楽しみです…死まで描くのかが少し心配ですが。

真夜中にKiss
ま、ますますゴージャスに…
レモン・トゥリーというのは普通のレモンとは違うのでしょうか?
成績までトップ、というのは…それだけ本人も努力しているし、しかも金をかけて勉強しているからでしょうね。
克也くんのちくちくいじってくるようなからかいはすごく楽しいです。そして…「俺が見つけた女だ」ってどういうことでしょう?
いいとこ帳、というのは楽しい発想です。妹に対する愛情はよく見つけたものですね。
レモンの木のことを話したのは、自分でも気づかないうちに心を開いてしまったのでしょうか?
筆談での「おにいちゃんをたすけて」というのもキーになりそうです。
社交界の皆様の慇懃無礼は苦笑するしかないです。よく切れなかったものです。
そして…奪おうね、などと言っているのを妹に聞かせていて、ちょっと怖いですね。妹にはそういう邪悪な面を見せないように、とは思わないのでしょうか?
「君を嫌うしかないんだ」という言葉も…無関心という選択肢はないのでしょうか?
テーブルマナーと英会話と会話術とフラワーアレンジメントを同時に…それはすごい。
何もいえないぐらい完璧に、って何年かかるのでしょう。
ダンスでおいしい思いをするのはお約束です。
すごく華やかですね。
樹里の父親が先に謝っているのも…和臣も先を読みすぎていますね。理知的な、分析的なキャラクターが多く、またののちゃん自身もむしろ理知的な印象が強いです。
といっても「なめないで」と出てくる迫力もありますがね。「家柄やそんなもので」というのもすごく強いテーマになりそうです。
そして真夜中のダンスパーティ、反撃開始でしょうか?それとも駄目押し?

山本善次朗と申します
吹っ飛びました。唐突に示された、あまりに大きなどんでん返し!
霊たちの社交界、というのも面白いですね。でも実際にあったら…霊たちにも選挙権を与えるべきでしょうか?
三人でいきなり大声を出す意味不明の明るさは意味もなく笑ってしまいました。
「まことくんと梅ちゃんが同じ部屋でいいのに」…には吹っ飛びました。確かにそうなんですが…
遠足が山登りって、結構危険が大きくて先生が大変なのでは?
遠足の字を読みなさい、ってそれを言うなら「遠距離行軍訓練」に他なりません。軍事教練の一巻です。
成仏したくない、あんな子がいたら困る…霊になっても子供のままなんですね。身体の成長、それから来る様々なフィードバックがないから?それはどれぐらい大きいのでしょうか。
一人だけ違う、と寂しがっているのに背後から忍び寄る霊…そして操作された言葉…霊の存在の恐ろしさはそれもあるかもしれません、霊が存在するとしたら…言動が自分の責任とは限らない。
しゃべったら泣きそう、って…ほたてちゃんも、もう少し力を広げて人の言葉の真偽を常に読まなければならないのでは?
「きっと何か理由があるんじゃろう」というのも、読み返してみると…霊の影響をわかっている?
自分がわからない、というのもすごく辛いですね。
キスしようとしているときに帰ってきて「ほたてがおるのに」は苦笑しました。いろいろ大変ですね。
そして…最後に、善次朗が「ほたての力なんていらない」と言い出したら…と思ったら彼だけは免疫!?
真相は体から直接読める、というのは便利です。でもこれから…みんなが、自分自身がどんどん複雑になっていったら…
「お父さんとまことくんも一緒に」…もう。確かにこの二人も入ってキャッキャ言ったらかなり怖いです。
そして、善次朗も見える人だった…あまりの衝撃に何も言えません。

HIGH SCORE
読者サービスは嬉しいですが…彼の部屋ではそれは水着というより下着では。
浜辺での日焼け防止姿は、立ったら室内プールにしておけと蹴りたくもなります。
天使呼ばわりはさすがに危ないです。どこかで変な本ができていそうなぐらいに。
水着美人コンテストは、確かに水着姿ならめぐみちゃんが一番でしょうが。
パパがフランスに持ってる城、というほうがすごいですね。
あの格好のほうが本来の姿、というのはなんだか納得して苦笑。でもその紙袋、優しくするための仮面でもあるんですよね。

青空ポップ
モテモテですね、いまさらながら。
人津波に怖がってベランダに避難する…この二等親はなんとも可愛いです。
ミカさんが、今のところはいい人なのがほっとします。でもずっといい人でいられるのかどうかというと不安です。とにかくこれから活躍してくれると嬉しいですね。
いきなり仕事の山、そしてちゃんと、読み返してみればあまりプラスにはならないこともちゃんと言っていますね。
こういう経験ははたしてモデルに役に立つのでしょうか?僕は百人一首でも覚えたほうがずっとプラスになると思いますが。
そして遥斗くんの告白からも逃げている、という面も…?
奏ちゃんと遥斗くんの対決も力が抜けていて楽しかったです。織花ちゃんの反応も彼女らしいですね。
こんどは奏ちゃんが魂が抜ける、というのも間抜け連鎖。
それで…会えたときの素直な笑顔はすごく素敵でした。
この誤解の連鎖には頭を抱えました!それで泣いてちゃ世話はないです。
遥斗くんの「鈍感に大分ムカついてた」のはすごくわかりますね。
そして…ああ、返事をしようとしていたところでしたか。
審査員の人が教えてくれた仕事の意味はすごくありがたいですね。理想的な導き手です。
ちゃんとしたモデルの仕事はやはりすごく素敵ですね。
そのあたりが奏くんの告白に結びついてしまったのはすごく意外でスピード感のある展開でした。

CRASH!
ちょっと順調すぎて先が怖いような、でもセーラームーンだって仲間探し自体は順調でしたし。
この二人の仲の悪さって、腐女子にとっては余計においしいのでは?
聞き込みと思ったらダウジング(水晶振り子、二本の棒などいろいろあります)!
鼻血も出るし即戦力にもなる、というのはありがたいですね。というか…不安になりましたが、いくらオーラが強くても今回までの四人で、一体何をするのでしょう。
女の子と話すので緊張する、というのも楽しいキャラです。
そして今度は四人目も?すごく順調に見つかっているのに、どこか悩んでいる描写を少し見せるのはうまいです。
一彦くんのすごい家…全部知っている?
違う雰囲気の一彦くんはかなりうまくそのすごさを出しています。それが元の子犬に戻るギャップもうまく描いていますね。
悩んでおなかがすいて父親のラーメン屋台に、というのもすごくうまい。
桐くんが修行していたのもすごく面白い組み合わせ方です。
一人一人別の夢、約束された将来がある…でも、桐くんの言うとおりですね。ただ一つのチャンス、選択肢を与えただけ、選んだのは本人…自分で選べないような人に、彼女は道を差し伸べませんよ。
この状態だと、なんともいえずラーメンがおいしそうに思えるのが素敵です。
そして迷いを振り切り、きちんと二人に伝える…このしっかりした言葉、さすがですね。
MIDのダンスパフォーマンスはすばらしいキレでした。
そして優勝したのにそのまま、みんなに背中を押されて…一彦くんはいくらなんでも都合よすぎですよ!本当はすごいエネルギー使って祖父母を説得したのでは?
まあアイドルで一生過ごす人は少ないですし、ちょっとした寄り道程度で済むでしょう。
残り一人をゲットして、それからどうなるのかが…想像すると怖いです。

木々のゆくえ
冒頭の窓は実にいい表現でした。
そしてこの二人、早速いい雰囲気ですね。「優しくしてよ」という言葉がなんとも素敵です。
話しかけてはいますが、結局は一人でいたいんですね。
あ…怖い怖くない、というのは髪の色とかで決まるものなんですね。僕は服装や髪の色など外見は一切気にしない代わり、知識と装備が普通の人にとってのファッション・外見に当たるものだった…?
こんな森の中で何を掃除するのでしょう。
いきなり胸を押さえて倒れたのは…之までが逆に病気のリアリティがなかったのかも。
格好悪い姿を見られたくない…確かに好きだからそうなるのでしょうが、逆に…仲が本物になるには、そういう壁はないほうがいいんですよね…
ぱっと言えず、小さく「樹里 は」と区切ってしまうのがまた可愛い。
「何で私のこと好きなの?」なんていわれたら…ちょっと辛いですね。理由なんてないですよね…
ぎゅっと二人乗りで抱きつかれる、というのもすごく素敵です。
この母親の明るい笑顔も、考えてみるとすごいことですね…樹里ちゃん自身よりずっと辛いでしょう。
海にぱっと服のまま飛び込んでしまう…そういえば、服のまま水に飛び込むのも、死を宣告されたらぜひやってみたいことの一つかもしれません。
「死にたくないくらい今幸せなのは」という言葉…うらやましいですし、逆に怖いです。万一今の僕が恋に落ちたら、それは…地獄の入り口ですから。
本音を言え、というのも…それは彼自身が死に直面していないからでは?キスぐらいでどぎまぎしたり…
この海の中でのキスはすごく素敵でした。その前に髪留めをはずすのがまたきれいです。
そして…机の上の葉書と箱、もう死後のことを考え抜いている…

アニマル横町
夏…とは今日までのところ、あまり思えません。特にここしばらくすごく寒いです。
カキ氷は確かに夏の風物詩ですね。
白黒でないパンダ…笑うほかありませんでした。
背中を上にひっくり返し、日焼け止めで字を…恐ろしいいたずらです。
イヨの日焼けも怖い。
二時間ぐらい経ったらめくれ、というのも過酷ですね。
日焼けが汚れでしかない、というのは…ぬいぐるみはどうすれば洗えるのでしょう。

ロッキン☆ヘブン
冒頭のままなら良かったのに。
間違ってない、というのは確かにそうです。
「藍がどうにかする気がないんだったら」というのは…さすがに彼も腹に据えかねている?
いきなり部屋交換…これ、こういう深刻な状態じゃなかったらそっちのほうがすごかったかも。
彼がここまで素直に気持ちを言うことって、ほとんど初めてですよね。
あまりに深く愛してしまうと、失ったときが不安…なるほど。
でも、だからなぜ「一回別れて欲しい」…?延髄に手刀ぶちこんで脇の下に透骨拳ねじこみたくなってきました。
ふざけるな!そんなに大事な子を泣かせるなんて…彼女が求めているのは、たくさんの愛情表現だけなのに!
こんな、泣きながら「わかった」なんて…それでベッドに引きずりこんで抱き枕なんて、くそ…これが別れ話とかじゃなく、ただ土下座してすぐ抱きしめて、そのままだったらどんなに幸せだったか…
教師にはばれなかったようですね。「アダルトな会話にきこえる」というのは苦笑…でも幸せそうに「別れることにした」は驚きましたよ。
この状態からどうなることやら…どれだけ新しく女の子と男の子が出てくるのでしょう。

宝空
タイトルのセンスもいいし、雰囲気や空気の出し方も見事です。
いっぱいの笑顔と明るさ…でも、その背景にはあまりにも悲しい挫折、断念…すごく混乱させられます。
水をかけあったりの、あまりにも楽しい動きも…逆にだからこそ、一瞬見せた寂しそうな表情がぐっと刺さります。
光山の伝説もうまい伏線です。
希望…ですか…この、好きなことをさせないというのが…子供に対する愛情だというのが、それこそ全てを壊してしまいたいぐらい辛いです。
そういえば…僕の世代だけでしょうか?夢をあきらめてまともに勉強し、大学に行って就職活動をしても…正社員になり、定着できるのはあまりにも狭い門、というのは。
絵をやめたことがいえない、というのも苦しいですね。でも…まだ彼に対する嫉妬、憎悪にはなっていないのでしょうか?それを考えてしまうのが…
そんな状態で「そろそろ描いてよ」と無造作に言われたら、なんかもうめちゃくちゃに腹が立ちます…自分が立っている地面を地球の反対まで掘りぬきたいぐらい。
「叶えれる側の人間じゃなかった」という叫びはあまりにも痛くて…生まれてこなければよかった、という思いがあまりに強烈で危険です。
そして、その怒りをたたきつけたナツの肘の痛み!
しかも後ろから笑顔で「知ってるよ」…ひざががくがく笑います。
「自分のこと見捨てたりすんなよ」…この言葉、なんというか全部吹っ飛ばされたような…焼け野原を見て狂い笑っているような状態になってしまいます。
そして光山にはオーロラじゃなく、天文台?
そこで…足場を組み立てる、というのはそれはそれですごく大変なことですね。
この天井画には言葉もありませんでした。すごすぎます。そりゃ泣きますよ。
とにかくすごいスケールと迫力…ですが、誇大妄想をあきらめるのもまた力だ、と忠告したい自分もいるんですよね…困ったことに。

CvCvCv
ど、どんどん深刻になってきます。
もう一人はカラス、ロビンはもちろん全部わかっている…で、いきなり「死ぬ前に」!!
倒れたかと思ったらキスされて、これで終わりかと思ったらいきなりの真相!
あまりにも深刻で邪悪でした。
アレンもロビンどころか魔界をも滅ぼしかねない暴挙を止めないんですね。
トイレ、と言って逃げてアレンに真相を聞く…あくまで真実を告げるアレンは、僕は立派だと思います。でももしかしたら、それさえ真実ではなかったかも…
「そしておちびちゃんも愛しているんだ」という言葉、これも真実…ですね…
死と直面してただ走って、そのまま倒れる…一体どうなるのか、誰も犠牲にせず解決して欲しいです。アレンが犠牲になる、というのはそれはそれできついですから。

どう男女!?
抜群に面白かったです!短期で終わってしまうのが本当に惜しい。
紙芝居の扉絵もなんだか面白いですね。
くしゃみしながらしゃべって、学校を抜け出して走って…結構すごいかも。
最後に大声で「よかったよ!〜」というのも感動ですね。
電気が切れたように意識が消えて戻る、戻るときの雄たけびもすごく気持ちが伝わってきます。
こうなってみると何か話せない、ちょっと気まずいというのも面白いです。
それで、真理子ちゃんや直茂くんにとっては無意味に泣きながら抱きつくのは笑うほかないです。
本人達は大マジですが。母にも猫にも抱きつくのも。
生まれ変わろうとしてみたら部屋の綺麗なこと!
目覚まし時計が五時、メイクのためにそこまで…というのは何か感動しました。
それでなんとなく飛び出したら、「俺の部屋が超汚れてんだけど!!?」…また爆笑。
部屋の惨状は笑うほかないです…よくもまあ…
この姿で話したことなかったのが、なんだか普通になってきたというのも楽しいです。
女の子がいるので母親が…この反応も楽しいです。
「本当の武は」というのもなんだか素敵です。泣きながらおせんべいを食べているのも可愛い。
そしていきなりの告白にはびっくりしました。
真理子ちゃんのことがあるのはどちらもわかっていますが…ため息が出ます。
自分にびっくりして、気がついて泣き出す…翌日、二人とも頬かむりでぶつかるのは笑うほかないです。
そしてつい、逆の反応をしてしまってびっくりして…「おはよう工藤さん…」「お、大葉くん?」がまた大爆笑!
それで笑い転げているうちの告白返し、そしてなし崩しに胴上げ…しかも体の反応で片付けているような…
それで、犬と猫が入れ替わって落ち?もう…面白すぎます。
とにかくめちゃくちゃに面白かったので、次回作がものすごく楽しみです。

紳士同盟†
不良に戻った目的は、母親を奪還するため?それだったら別に止めません。悪いことじゃないです。
確かに、そのままでも愛情が育まれる可能性は、あったかもしれない…
自分の存在が全てを悪い方向に…この手の、わずかに抜いた白刃はぞっとします。
黙って学園長室に…ここまで頭ごなしにやられたらかないませんね。
真栗の反抗も可愛いです。
「おまえと征光が甘やかして」というのとか、「あじさいの君という名の動物」とかこのあたりでうまく笑いを取ってくれます。
サンバルカンって年がばれますよ。特に、「愛国戦隊ダイニッポン」でないほうの歌詞を知っていたら。
で、飛び出していた真栗がいきなり灰音たちに出くわして…やっと(生徒会で彼だけしてない)キスするのか、と思ったらあっさり捕まって…いきなりマスクを取ったらすごく綺麗でドキッとして、ここは少々苦笑しました。
誰だって100%のヘテロでも100%のホモでもない、ということでしょうか?
閑雅に直通電話、というのはいくらなんでもビビリました。
で…対立相手との全面戦争、っていつ不良漫画になったのでしょう。
そして敵も味方も全滅状態、そして差し伸ばされた手に…刃を抜いた瞬間殴りかかるのも、確かに正解ではありますがすごい反応ですね。
僕なら相手が刃を抜いたら…まず飛び道具(砂でもいい)を調達するか、こちらも武器を持っていたら離れ、手の内と呼吸を整えて気負けしないよう気合をかけて接近します。
いきなり自分の首筋に刃を当て…「生きているだけで人を傷つける人生ならいらない」というのもすごくわかります。
で、ここでついに二人…というか、灰音ちゃんぜんぜん気づいていませんでしたっけ。

来月号は春田先生の復活…ちょっとシリアスな感じがするので、楽しみにしておきましょう。
朝吹先生の作品もなんだか甘そうで楽しみです!

目次へ

ホームへ

もえるごみへ