りぼん2009年4月号感想

付録の発泡スチロール梱包にはある意味呆れました。ここまでやるとは…迫力が違いますね。

槙先生はこうやると結構華やかな感じにもなりますね。
しばらくは今の状態で安定するのでしょうか?

勝利の悪魔(槙ようこ)桜姫華伝(種村有菜)アニマル横町(前川涼)HIGH SCORE(津山ちなみ)スターダスト☆ウィンク(春田なな)MOMO(酒井まゆ)ちびまるこちゃん(さくらももこ)夢色パティシエール(松本夏美)CRASH!(藤原ゆか)フライハイ!(小桜池なつみ)絶叫学級(いしかわえみ)ぷちパレード!(大岡さおり)次号予告

勝利の悪魔
毎日楽しく生きるどころか、生き延びることだけでも大変な時代なんですが…
音楽から音楽・世界史・英語を同時に学ぶというのは確かにうまいアイデアです。
自分で必死で勉強している…でもただ勉強するだけでいい大学に行ける時代でしょうか?そして大学に行ってもはたして就職できるでしょうか?
くっつかれて男と意識する、というのは苦笑しました。
渋谷でかくれんぼというのも豪華というか見つかりっこないですね。
僕は渋谷には数年間行っていませんが、渋谷ではこの程度の変な格好普通のような偏見を持っています。
キモいって…まあそう言うこと自体ちょっと何かからずれてるのでは。変でも無視して…ポケットに手を入れてナイフの片手開けを準備する程度で…通り過ぎる人のほうが多いでしょう。
というわけでかまわなければいいのにからんで暴力まで振るうほうが悪いです。
「人とぶつかりあうだけ」というのもわかります。でもそれは伝統だけで生きることができ、共同体の外で生きることがほぼ絶対に不可能だった時代・地域…農村の道徳ですね。
情報時代の都市ではどんどん自己主張していかないと追いつかない面もあります。
「あなた達のことが理解できない」と、そう言うこともいい始まりだと思いますけど。
前のクラスメートたちが、彼女のことを排除せず温かい態度で接しているのがほっとしました。だから泣くことができたのかも。
傷つけずに相互理解するにはどうすればいいんでしょう。
なんか解決のプロセスが微妙に不合理ですが現実はそんなものでしょう。
マネキンに化けるのは見事でした。
こういうボロアパートがいるから貧困層も生活できるんですよね。どこもかしこも綺麗な4LDKばかりだったらたまったものではありません。
これは…僕も笑えますけど。
で、なぜいきなりお見合い?
色々面白いことになりそうです。

桜姫華伝
昔は違ったんですね。
琥珀ちゃんも何というかアホです。
琥珀の父親は災難ですね。
青葉の無理と狼の美しさはかなり素晴らしいです。
刀を封印するのは「うしおととら」をちょっと思い出します。
この後にいる老人は?何か関係あるのでしょうか…
淡海さんもなんというか複雑です。なんというかみんな色々複雑な背景があるようですね。
運命を自分で選ぶ…そんなことができるのでしょうか?
人間を守る、と言う叫びをあとで後悔するのは…見たくないです。
血桜に見事に認められたようですね。
藤紫様の性格がまたすごくいいです。
結果三人旅になって…歌まで詠むのもあれですが。
なんというかのんきなことになったものです。

アニマル横町
おお百話!それはすごい。
僕も眠いです。寝ても寝ても足りないです。
宿題あるんですね。
ぽかぽかした中読んでもらっていたら、そりゃ寝ますね。
カーテンを閉じたらまた眠くなるのも仕方がない…コーヒーとかお茶とかは?それは幼稚園児には悪いですね。
顔を洗ったらいきなり殺人にはびっくりしました。
真っ暗はそんなに楽でしょうか?ファンロードを思い出しますねえ…

HIGH SCORE
ミッキー話も楽しいです。
ばれたくないってアホすぎます。雰囲気でわかるのでは?
というか大抵は…「おなじ雑誌の新人さん」って年上の女性では?
超展開は爆笑しました。
めぐみと紗夜…どっちもすごいですね。というかこんな話になるのは寝てないから?

スターダスト☆ウィンク
こんな色気のないキスシーン初めて。
それでつきあうことに…には頭を抱えました。
誕生日プレゼント話がすごくのんきな幼馴染という感じでうらやましいです。
一番欲しいのはプレステ3…僕が一番欲しいのは何でしょう。
で、今年も誕生日は三人…まあ脱力するのはわかりますが、だったら今年は二人がいい、と…言った!言いましたよこの人。
そりゃまあ切れますね。
日向くんと同じレベルの特別…だとしたら日向くんとキスしても平気なのでは?
というかこのあまりの判ってなさには…頭が痛くなります。
三人でいるのは義務じゃない、と言うか一番大事なのは、杏菜ちゃんがどうしたいかでは?
彼女は三人でいたいんですよね。
「日向ともできるかも」…どうなんでしょうかね…
あまりにも恋愛に未熟で自分の気持ちが把握できてない、昔の自分を思い出すようで切なくなります。
いや今の僕がどうというわけじゃなくて。

MOMO
なにこのタンビーな…
人間の愛情表現の仕方…まあ間違っちゃいませんね。
モモちゃんの不干渉主義もちょっと切なくなります。
夢ちゃん、ちゃんと働いてますね。
24日も25日も…はは。叶歌も気の毒に、とも思いますが家に誘う時点でどうにも。
最初から何もなかったと…モモちゃんが待っていたのがすごく嬉しいです。
実結ちゃんの理知的な態度は、僕が選ばれたときにもそうしそうです。
コタツとお菓子、いいですね。ギョーザがあれですが。
歳の離れた友達…でいられたら一番いいでしょう。
代表者権をめぐって自滅…その可能性もありますね。今の地球でも、誰が代表者をやるか地球で選べるとしたら…というか地球には統一政府がないので地球全体での意思決定自体が無理です。自滅の可能盛大ですね。
モモちゃんは夢ちゃんには理知的な態度を取るのに、実結ちゃんに理知的に迫られると嫌なんですね。
モモちゃんの心も…そりゃまあ、地球人の体・脳になればそれに合わせた精神構造になるのも当然ですね。
コタツに入ってお尻だけ出ているのは可愛いです。
ちゃんと色々考えてますね、実結ちゃん。
パーティーでモモちゃんを披露して…その当たりの言葉から、ある意味代表者としての権力を確保するためと言う感じがしました。でも権力欲では彼女よりずっと強い人はたくさんいますから、それこそ争いになって自滅しかねません。別に昔のマンガみたいに次から次へと悪の組織が脈絡なしに出てくるとはいいませんが、もっとすごいことに…
いや、人間についての理解が甘いです。
たとえ宇宙に連れ出されても、特に地位のある高年齢の大人は素直に事実を受け入れることはできません。それよりは…実結ちゃんとモモちゃんたちを殺してでも、自分の世界観を守ろうとするでしょう。
何かと面白いことになったものです。

ちびまるこちゃん
すごく今回の話はリアルでした。
確かにも前田さんのほうが正しいですね。ただしトイレについては、トイレはすべてに優先するのでは?
まあ軍隊とか工場であれば垂れ流してでも持ち場を守るべきことがありますが、学校ではどうなのでしょう。
とにかく権力欲に振り回されているというのは見ていて醜いです。
言ってもきかないと…で、こういう話になってしまったのは乾いた笑いしか出てきませんでした。
紙袋…まあどうにかならないでしょうか。
「冷たい人間だねっ」…勝手なんですがそれが正しいと思っているんでしょうね。
卑怯を生かすと言うのも面白い発想ですね。
大野くんたちの熱さは…あまりの悲惨さに笑うしかありませんでした。
そして紙袋の中身…なんというか気まずい、というのはこういうことなんですね。

夢色パティシエール
会長の精霊もさすがにゴージャス。
この学校だけで50人って結構普通に近いのでは?学校の人数何人でしたっけ。
ハレルヤハレルヤはちょっと面白かったです。
もっとたくさん見て食べられる、それはまあ嬉しいですよね。
総力を挙げて基礎を…大変ですね。
やさしいけどしつこい、というのは苦笑しました。
いっしょうけんめいやっていてもOKが出ない、というのはすごくわかります。
会長もしっかり努力しているのを見たら…そりゃまあ…
自分ががんばっていることを認めて欲しい、という気持ちを周囲ももっと汲み取らないと。一回一回ちゃんと腕は上がっているはずですし。でも…それをほめすぎると中途半端なところで満足してしまいますね。
会長の言葉は厳しいですが、ただ突き放しているわけじゃないのも感じます。
ちゃんとまた努力もしているいちごちゃんには
食べる人に喜んでもらえる喜び…確かにそれは大きいですね、僕は知らないのですが。
一人でも間違えたらチームごと失格…これは厳しい。
バターは確かに塩の有無で簡単にわかりますね。
砂糖はどちらでも正解なのでしょうか?
卵は理科の問題というのは苦笑しました。
小麦粉の質を見分ける…どうすればいいんでしょうね。来月号を楽しみにしていましょう。

CRASH!
はい誤解されてます。
素直に接してみれば、って確かに難しいですね。努力するしかないです。
お菓子をだしてちっちっと呼ぶのはさりげないですが面白いです。
あともう一歩、という洞察…脇は甘いですけどそういうのはわかるんですね。
花ちゃんの決意もかっこいいです。
勝てたら教える、というのは苦笑しました。漫才ね…というかいつも漫才をしているようなものでは。
桐くんの嫉妬がすごく見ていて可愛いです。
プロデューサーというより、で期待したら姉ちゃんにはこけました。
「可愛い可愛いふつうの女の子vだよ?」には…困った人です。
漫才が結局外してしまったのはちょっと残念。
体当たり芸はすごい…
結局話して、かなり素直に接することができるようになったのはほっとしました。
「ふたりの仲一歩前進」はあれですけど。
で、ちょっとなぜ桐くんが「帰ったら話あるんだけど」…ここで告白になったらぶっ飛びますね。

フライハイ!
なんというか…もう投げてるという感じもしますし、だからこそ突き抜けた楽しさもあります。
髪の毛が思いっきり上に飛んでしまっているびっくり顔はすごいです。
いきなり力が出なくなる、というのも見ていて面白いです。
敵にもひょいと近づいてしまうのがすごいですね。
「恐怖で縛りつけるような統治」って結構わかってますね。
彼女の返事からは…まあ何があったのか、なんというか最初に予想したとおりのような…
まあ武器だけが頼りになる、というのはわかりますが。
いきなり全治一ヶ月…恋愛がらみに免疫がないから、というのもわかりやすい子です。
あいさつ、ということにしておけば…戻りましたか。
なんというか、最初は極悪だったこいつらもすっかり甘くなりましたね。というか…そう、人間は自分自身がおびえていると逆に凶暴になるものです。冷徹に人を実験動物と扱っていたのではなく、自分たちがおびえていたから…
一週間ぶり、ってちゃんと治ってるんでしょうか?
さらに生徒会が充実して、まあどうなることやら…
二人まとめて抱きしめて、「芽留ちゃんちょっと鈍感そうだし」とフォローしてくれる千夜ちゃん…ふふ。
いきなりの蹴りをあっさり止めて…スピード感はありますが重さはないですね。
「2人でケンカしねぇ?」と、えらくあっさりと解決に向かってますね。
両足とも…バカすぎ。しかもそのまま松葉杖で決闘に…というか両足やられて松葉杖だけで歩ける、という時点でものすごく器用なんですが。
この状態で勝てたりするかもしれないのが…この投げっぱなしぶりはたいしたもんです。

絶叫学級
なぜそれだけできないのか…まずそれを理解しないと。特に母親が。
頭が違うと話は合わないものでしょうか?
この会話は見ていて胸が痛くなります。
メグちゃんはちゃんと努力していていい成績が取れているのでは?
通販を親に無断でできてしまう、というのは…成績にうるさい割に抜けてますね、この母親。
多用しないこと、というような注意書きが子供に守れるわけがありません。だから薬の服用は保護者の監督が必要なんですよ。
答えが勝手にわかる…
「頭の良くなる薬」といってもいろいろありそうですね。
この薬のようにテストの答えがわかる薬、そしてなぜそんな答えが出るか作中指摘された途中式も含めてわかる薬、もっと深くテストというものの本質…いわゆる受験テクニック…がわかる薬、勉強そのものに向かう意欲、つまりEQやSQを高める薬、もっとはるかに深い数学などそのものの本質がわかる薬。
僕が欲しいのは最後です。
そう、僕も…たとえ破滅するとしてもほんのひと時でも、リーマン予想の証明と、超弦理論の正しい形と現実に可能な実験で検証できる現象の予測を、それも数学の最も深遠な本質も含めて理解することができたら…丼一杯でも飲んでしまうでしょう。朝に道を開かば夕に死すとも可なり…
僕がいかに何もわかっていないか。テストで解ける問題も、事実上勘で答えているに過ぎない、なぜ自分が答えられるのかは知らない…僕は全然わかっていない、と全身の細胞一つ一つが始終叫び続ける。
いくら数学基礎論の勉強をしても、ペアノ公準から1+1=2が証明できても、数学がそんなに美しいというならなぜ単純な素数生成式が知られていないのかわからない…なぜ現実世界のいたるところに、量子力学にまで二階線形微分方程式が出てくるのか、なぜそれに数学的にあれほど多様な解き方があるのか、その全く違う数学にさえ思えるそれぞれの解き方の間には何があるのか、連立方程式や行列は本当は何なのか…僕は狂おしいほどに何も知らない、何も理解できない…
わからないのが僕の頭の悪さのせいなら、この薬が本気で欲しくなります。どう努力してもどんどんわからなくなるだけでしたし。
このテストは、要するに直線は180度ということでしょうか?多角形の内角は公式を暗記しろということ?それとも数学的帰納法?
なぜ90点だったのでしょう。間違えたのはどこなんでしょうね。
両親のバカさには頭を抱えます。
メグちゃんがしっかり先生に質問してから帰っている、というところで彼女はちゃんと努力しているのが伝わるのはしっかりしてます。
カンニングと、サプリを飲んでいい点を取るのとが質的に同じだ、というのに気づいたのは大きいチャンスだったんですが。
その絶望から大量に飲んで…選ばれた人間、ですか…
本当にとことん頭がいい人間というのはこんなふうに考えているのでしょうか?でも大抵はすごく頭のいい子も、それで名門に入ったらそれで自分が普通だとわかってしまうでしょうけど。
さらにその上、どんな名門の全国から集まった秀才さえ相手にしないレベルの子もいるのでしょうけど。
アメリカでは十歳で大学院とかもいるようですけどね…
増強された脳を実験に用いる、と。なるほど。
肝心のプロセスは描かないのもなかなか意地悪です。
ちゃんとわかったのですから許してもいいような気もしますけど…
まあわかりやすい話でした。

ぷちパレード!
相変わらずの可愛らしさです。
夜悩んでいる色々な表情がやたらと可愛いのですが。
自分に似すぎていて恋愛対象にならない、というのも面白いです。
滝川くんの妄想は強烈でした。
というかこの妄想で恋心が強まったのでは。
怒られるなら一緒に謝る、というのは子供としては普通に最上なのですが…それどころじゃなかったですね。
わたにゃんがシャベルを持っているアイキャッチは楽しいです。
妖精タクシー…というか金*雲…
あられの妖精というのもまた可愛いです。
万歳して落ちるのはあまりにもアホです。
ジェット機の上でバンザーイ☆…確かにそれはすごい。
氷の国…寒そうです。イグルーだらけです。
でも針葉樹林はちゃんとあるから森林限界線よりも低緯度ですね。
成層火山が奥にこんなに並んでいるというのは火山活動や地震もすごそうです。
女王さまは若すぎますが将来が楽しみといったところでしょうか。
いきなり図鑑が粉砕、と…次回クライマックスでしょうか?せっかく面白いのに…

来月号の新連載はどんな話でしょう。
むしろマーガレットからのゲストが大きいようです。「ちゃお」も「ちゅちゅ」からゲストを迎えていますし、相変わらず横並び…といってはまずいでしょうか。
まあ僕はそんなことはどうでもいい、ただ面白いか面白くないか、それだけです。

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