りぼん2009年5月号感想

付録のパワーは並みじゃないです…すごい気合。

しかし、なぜ新学期のこの重要な号に、多くの連載で…なんというか悪意というかどす黒い感じが集中してしまう話の山が来ているのでしょう。
新入生にとってはそれが魅力になるのでしょうか?「邪悪を麻薬として使う」のが幼年少女誌の業界標準になったら泣きます。少なくとも「ちゃお」はそれはやめてほしいですが、「いじめ(五十嵐かおる)」の本誌連載の気配がある以上…
それ以前に読んでいて快と不快、どちらが大きいでしょう。さらにそれ以前に、関係者は自分が何をやっているか自覚したら、朝鏡をまともに見られるでしょうか?…

MOMO(酒井まゆ)スターダスト☆ウィンク(春田なな)桜姫華伝(種村有菜)アニマル横町(前川涼)HIGH SCORE(津山ちなみ)勝利の悪魔(槙ようこ)超特急☆ひよっこ(上田倫子)夢色パティシエール(松本夏美)CRASH!(藤原ゆか)フライハイ!(小桜池なつみ)絶叫学級(いしかわえみ)ぷちパレード!(大岡さおり)次号予告

MOMO
思ったより重い話になってしまいました。
非常に深い話である分残念なのが、もう少しわかりやすくできなかったのか、です…もう少し、キリスト教の構造を用いていれば…
「救世主」というのは人が憧れるような存在ではなく、最悪の災いに他なりません。
聖母マリアは、まだ結婚していないのに妊娠したのですから、普通は死刑でした…普通に解釈すればそれは結婚もしていないのに別の男性と、ですから、それは当時の法では…現在の地球でも十億を越えるイスラム教徒の相当部分や他の近代化されていないもっと多数の人々にとって…死刑に価する犯罪です。ヨセフは離縁しようとしましたが、天使によって説得されたからマリアと結婚したのです。
その致命的な災難をもたらした天使にマリアは「わたしは主のはしためです。お言葉どおりこの身になりますように(ルカ1-38)」と答えました。結婚もしておらず処女なのに子供が生まれるという不可能、婚約を解消され名誉を奪われおそらくは死刑、それも現代日本の絞首刑のように人道的ではなく村のみんなに石を投げられて殺される残虐な死刑になるかもっと悲惨なことになる、悲惨な災難…内定取り消し+冤罪で長時間苦しめるやりかたでの死刑確定、といえばわかるでしょうか…を、全く疑わず、全く拒絶せず嫌がりもせずに受け入れたのです。その無条件絶対の信仰と服従こそ、キリスト教にとって最も善いことなのです。
そしてイエス自身にとっても、自分が自分…救世主であることは十字架という残虐な拷問死刑*にしかつながらない、最も悲惨なことだとイエス自身理解していました。それで「わが父よ、もしできることでしたらこの杯をわたしから過ぎ去らせてください。しかし、わたしの思いのままでなく、みこころのままになさって下さい(マタイ26-39)」と、そのあまりに恐ろしい運命を受け入れたのです。マリアと同じ無条件絶対の信仰と服従です。それこそが救世主の資格に他なりません。
これは彼ら聖書の人物でなくてもすべての人間にとって、「なぜ、私なの?」という、人間の存在自体に関わる疑問につながってしまいます。
キリスト教信者…それもバルト主義に属する?…なら、「みこころのままに」で解決する問題なのですが、信者でない人間にそれをどうすればいいのでしょうか?
なぜ自分が自分なのか…こんな運命を背負って生まれてきたのか…誰にとってもそれは最も重い問題の一つです。さらに救世主の資格、という更に重い問題は、元々それと深い関わりがあります。
本来、今回の話で二人が苦しんでいるのはその問題です。「なぜ、私ではなく小田切さんなの」と苦しむ実結ちゃん、そして「自分でなくてもいい」夢ちゃん…
そのマリアの話やイエスの祈り、いやその変形である『ターミネーター』を利用していたらもっとわかりやすかったでしょう…でも何よりもこの話には「神」が存在していない…神なしで「なぜ、私なの?」という問題と、人は直面することはできるのでしょうか…
よくわかる答えという名のこれまでのあらすじは苦笑しました。
パーティの服もきれいですね。
着飾ったモモちゃんの美しさはすごいですね。ナナギは何を考えているのでしょう…
そしてモモちゃんを支配しようとする実結ちゃん、一体なぜここまで?なにかよほど深い欠落がある、そのままのモモちゃんではなく、自分のイメージの中の「魔王」像を押しつけている?
それほど軽い話ではなく、すごく重くなっていくのは結構胸が痛みました。感想が遅れたのも、このあまりに強い感情を恐れたのかもしれません。
「調子にのるなよ小娘」…まあ、実結ちゃんはモモちゃんの力を知りませんからね。
「私より小田切さんのほうが相応しいっていうの」が、本当に地球を滅ぼすことになる行動に出るとは!
全部持ってる、でも…それは実結ちゃんを満たすものじゃない…どうして人間はここまで深い欠落を抱えるのでしょう。キリスト教神学はそれは神によってのみ満たせるといい、進化心理学は人類はアフリカの森と草原の中間で、餓死寸前で肉食獣に食われながら二十歳まで生き延びれば幸運な生活のためにできているからだ、と説明します。
群れの上位でいることを確かめたいから?普段下位と思っていた人が、「救世主」という自分より上であることが不快?救世主は上位…そう、ローマ皇帝の称号の一つ「市民中の第一人者」とは全然違います。確かに本来メシアの語源は「油注がれた者」、王でもありますが、イエスはその意味を変えてしまいました。最も弱い、最も惨めな罪人として無残に処刑される者、そして地上ではない王国の王…と。
服を着たまま海に飛び込むのは全くの無謀です。せめて脱ぐべきでした。
うれしいことや幸せな時間は、どうせすぐに消えてしまう…だから何かを求めない…この心情もすごくわかります。
「普通は」という言葉もぞっとしました。そう、普通の人間なら…天使に処女懐胎を告げられたらパニックになるでしょう、離縁…石打ち…そんな言葉で頭が一杯になって、ただの夢だと自分の感覚を拒絶するでしょう。とてもマリアのようなことは言えませんよ。
小さな人間、だからこそ…
でもモモちゃんはさぞほっとしたでしょうね。
あとの収拾のことは突っ込まないでおいてあげましょう。
*…日本の時代劇での磔のように優しくありません、鞭…ベルトのバックル側に刃物をいくつか縛りつけて全力、と思ってください…で背中の骨が見えるぐらいに傷つけ、手足を釘で骨を貫いて柱に打ちこみ、そのまま時には死なない程度に体を焼いたり刻んだり拷問を続け、数日かけて死ぬまで苦しめるのです。イエスの場合は死が早く槍で刺され、イエスの隣の死刑囚も足を折られて死を早められる(足で体を支えられなくなるので、脱臼し弱った腕の力だけでは呼吸できない)温情がありましたが…詳しくは映画『パッション』、でも確かPG-12制限がありましたっけ*

スターダスト☆ウィンク
三人で手をつないでいるのが彼女のご希望、でしたか。
このノート母親に見られたらそりゃ恥ずかしいですね。
親が自分で教えるという選択肢はないのでしょうか?
「2人とも落ち着こうよ」には僕も苦笑しました。
自分のことがわからなくなる、それが恋かもしれませんね。なんか「エル・アモール」が頭の中で自動再生されてきました。
「愚かな豚めをどうぞ罵って」で、本当に罵るとは思いませんでした。
結局二人きりで帰って、言えない…相手を傷つけるから言えない、といっても恋に関しては選ぶ権利はあるんですし、告白された側は傷つける権利はありますよ?
というか素直に言えば「自分の気持ちが全くわからないから待ってて」でしょうね。まあ待ってるうちに還暦迎えそうな気もしますが、まあ二十三歳ぐらいになれば脳が発達して落ち着くでしょう。
確かに別れて三人に戻ったほうが楽ですね。
でも「別に」の表情はわかるんですね、つきあい長いから…
杏菜ちゃん、一体どこに行ってしまったんでしょう。ここの、男子二人の立場からの心配は楽しいです。
「君たちとは14年のつきあいだから」も強烈ですね。
散々心配させといて…こりゃ親は怒りますよ。
誕生日だからケーキを作る、というのもなんだかのんきで面白いです。
「嫌いになれたら苦労しねー」にも苦笑しました。
三人で手をつなぐのが楽しい…そして、三人とも、体も脳も昔の自分じゃない…
すごく楽しみですね。

桜姫華伝
なんか色々見えてきましたね。結構あれな構造です。
色々力が抜けます。
姫様、ここで逃げたら色々まずいですよ。
音がない、という感覚はよく出てます。
藤紫様に抱かれるところはすごく女の安心感が出ます。
すごく複雑な心理をそのまま出せてしまう、安心させてくれる男性…それを見て誤解、と思ったらいきなりキス!びっくりしました。
「東宮の位など青葉に譲る」ってそう簡単に譲れるのでしょうか。
そして後から抱き寄せて押し倒す…うう。
逆切れして「好きよ!大好き!!」…もう笑うほかありません。
桜姫を汚い人間に触れさせたくない…面白いのが出てきましたね。というか宇宙皇子とか聖伝とか色んな単語が頭をぐるぐる回るのですが。
ヘビにかまれてこんな死に方をするか…まあヘビにかまれて死んだ人を見たことがないのでわかりません。
恐怖に支配されている淡海さん、ここの描写もかなり強いです。
ヘビの描写が実にいいですね。
かばってかまれて、なぜ藤紫様のところに?というか今回の仕事は?

アニマル横町
百回…お疲れ様です。
好きなことをやっていい、でケンタ殺人事件の連発とか…印刷でばっさり切る、ってそれは大変じゃないですか。大問題です。
五年間のネタというのもすごい。
ケンタのやりたいことには苦笑しました。
はあ…とにかくお疲れ様です。

HIGH SCORE
大変な席ですね。
黒板に写真を張ってもらえる彼女というのも愛されてていいじゃないですか。浮気はするけどすごく愛してる、ってバンコランみたいです。
でも写真からふきだしでやられるのは、たしかにわかりやすいです。印象が強くなると記憶も深まりますし。
色々な価値観、というのもいつまで残るでしょうね。といっても僕は…もうミス・ユニバースが美人とはあまり思えなくなってきてますが。というかテレビ見ないし電車でも人の顔見ていないので、ここ数年美人と名がつくものを見たことがない気がするんですが。
席替えの神様とか…いろいろおまじないがあるんですね。この親戚同士の電話も色々楽しいです。

勝利の悪魔
お見合いというかもう政略結婚の域…まあそりゃ家出もしますね。
理事長が母親、というぶっ飛び方も楽しいです。
すべて受け止めて、という妄想も苦笑します。
「こいつが言ってくれるかも」には…。
学校で寝る、というのもすごい話ですね。
がんばったらピンクダイヤが当たり前の世界から…父親が生きているだけでも十分じゃないですか。
「なんで一緒に頑張ろうって」という言葉も苦笑します。
で、その見合い相手…なんというか頭を抱えたくなる事態ですね。倒産しているという情報も知らず…
いいテンポです、いろいろと。

超特急☆ひよっこ
なんか全然雰囲気が違うんですけど。というかどちらかというと、こんな国もあったのか!という感じのほうが強いです。
というかこっちのほうが本来少女漫画ですよね。なんというか最近のちなりのほうがおかしいんです。
銀河くんとのやり取りも楽しいです。
いきなり死んで出てくる母親というのも…施設が悪いところと考えてしまうのもわかります。でも施設があるだけまだいい国なんですけど…どんなに質が低くても。
北斗お兄ちゃんに会えないどころか、最悪つばさくんとも引き離されるリスクがあるんですよね…
やはりある程度子供が自分の意思で暮らせるよう、ベーシックインカム制度は必要ですよ。もちろん保護する大人なしでベーシックインカムだけというのもそれはそれで危険ですが。
ここで大人になってしまったのには…どうなることやら。これが母親がやったことですか。
北斗さんとのデート、というのも楽しいですね。
それで指輪を抜いたら戻る、というのも苦笑します…なんというかあまりに収拾がつかない事態にどうしていいやら頭が痛いです。

夢色パティシエール
王子たちよりさらに上が出てくる、というのも熱くなってきました。
本当にギリギリでしたね。小麦粉の種類もすごく勉強になります。
確かに女の子を突き飛ばしてその態度は子供以下ですね。この強すぎる攻撃性も、闘志が変な方向に出てるだけですから…現代の社会では適応した人格なんでしょうね。
家族、というテーマも難しいですね。パウンドケーキは僕も作ったことありますが、バターが何でああなるのか今でも不思議でなりませんし、レシピ知ってるから怖くて食べられません。
バナナじゃなくバラ?
バラのケーキ、というのも面白いですね。
紅茶にローズウオーター…オイルと違って水だと劣化も早いのでは?
ここからは今までのように、いちごちゃんの暴走を王子たちが苦笑しながら見守るんじゃなくて、ある意味四人とも対等の立場ですね。面白くなってきそうです。
四人ともすごくいい感じに闘志が出てますね。相手の人格的な低さがすごく不快感にはなりますが…

CRASH!
単独ライブ!これは大きいですね。
またギリギリの戦い…
こんなところで桐くん、そのまま嫉妬出して…まるで犬みたいでかわいいです。感情がすごくそのまま出るんですね。
言葉にはならないけど恋愛感情…花ちゃんはそれを持っていない?だとしたらすごく厄介ですが…
冴川さんのこの態度は…僕自身の「邪悪」を感じるセンサーに反応していますが非常に強烈な「支配欲」「野心」、この世界ではプラスとされる情動でしょう。
「このプランじゃビジネスにならない」というのも彼女の経験と実力から出た言葉でしょうし。
というかCRASHを露骨に奪おうとする、というのもその強烈な野心が、CRASHを認めているからこそ…自分の目、自分の力を絶対としているのも、それも強烈な自信と野心と、やはり若さですね。冴川さんも若いには違いないです…そしてアイドルから女優として大成はしておらず、この世界に入って成功しているからこそ劣等感を攻撃性に転化する部分も大きい…分析はできますが、だからどうしていいかというとわからないです。
癒しようがないですし、僕は分析はしますが癒すことはできないんですよ。
非常に強い反感も感じ、正直実世界では関わりになりたくない人ですが、逆にその力に強い魅力も感じます。
「おまえにとって…オレって何なの?」というのも結構ストレートな言葉ですね。
条件というのは…もし自分のやり方でうまくいかなかったらCRASHを献上する、でしょうか?

フライハイ!
まさかこっちに行くとは。
残忍路線からギャグ路線に行った、と思ったら…なんか迷走しているような印象の作品です。でもまあそれも、最後まで終ってみればわかるのでしょうか。
冒頭の、両足骨折で…松葉杖だけで立っていること自体が神業の域なんですが。
優しく抱き上げるのも笑ってしまいました。
いくら何でもカポエラは使えないんですね。
「美少女の顔に怪我」と叫んだのも苦笑しかできません。
この対応は意外でした。で…千夜ちゃん…どこまで天然なんですか…
完全復活…ふう。
学校側は対応していなさすぎでしたね、考えてみると、「この方」で某脱走受刑者とか某GTOとか某地獄のキューピーとかが出てきたら面白いんですが…
また巨大菓子ですか。
千夜ちゃん、つくづく強いですね。
振り出しには戻っていない…
「おじゃましました」にも笑うしかありませんでした。これをどう見れば濡れ場に見えるかは疑問ですが。
戻ってきたら今度は教師?
というか今まで何もしなかった教師がおかしかったのですが。これまで鮎沢たちは教師たちも暴力で従わせてきたのでしょうか?
また、彼らは単なる野良犬ではなく高い知性を持つ針谷もいます。彼はどういう対策を採るでしょう…頭脳戦がちゃんと描けるでしょうか?
「理想論で学校をまとめることはできない」…確かにその通りですね。でもゼロトレランスも思考停止の一種ですし、真の邪悪には対抗できませんし公益を損ないます。
さてお手並み拝見といきますか、小桜池先生の…どこまで不快なことを描くことができるか。
心配なのは、「ちゃんとした正しさのある悪」「正しいからこそ悪」ではなく「単なる悪」になってしまわないかです。少なくともそれだけは…正念場だと思います。

絶叫学級
人間は群れ動物ですから、こうなりたいという強烈な願望があります。でもそれは…実現したとしたらそれこそこの世の地獄を作ってしまうんです。歴史上いくつも例はあるんですよ…
みんなの優しさが読み返してみると恐ろしいですね。
おそろいがいい、というのも人間が進化しながら作っていった心のあり方でしょうね。人類はあまり嗅覚を使いませんから群れをはっきりさせるには服装や化粧、刺青などしかないです。
といっても、カバンがせっかく自由なのにおそろい…自由の意味がないですね。
みんな一人の男子が好きでぬけがけなし、というか読み返してみないとどう変なのかわかりにくいですね。
と思ったのが、ちょっと髪型を変えるところからみんなが合わせてきて…さりげなく怖さを積み重ねていく技法は見事です。
みんながうざったい、という感覚も自然です。
進化心理学的に解釈すると、言葉を身につけ火や石器を覚えたかどうかの二百万年、そしてそれ以前の何百万年…人類およびその祖先は三十〜五十人ぐらいの少人数の群れで生活していました。たまたま子供が多く生き残り、群れの人数が多くなりすぎたらまた自滅します。だから増えすぎたら子供たちの一部は群れに反抗し、群れを出て行かなければならないのです…もちろん出て行った子供たちはほとんど死にますが、そのわずかな割合が生き残って新しい場所、新しい生活様式で生活していれば遺伝子の予備となります。
一切生活様式を変えない、争いのない、みんな同じ群れは確かに群れとしての持続性が高く安定します。でもそのままだと、何万年もの時間で気候が変わったら滅びるだけです。そのとき順応するためには多様性も必要なんです。
群れが画一的で保守的であることも必要ですし、その中にたまに異分子が出てきて群れから飛び出す多様性も必要なんです。ここには人間の倫理観など入る余地はない、生存ギリギリの野生生活で遺伝子を残す、それだけです。
その多様性を求め、群れから出たがる心理がこの「うざったい」なのでしょう。
でも、学校社会ではそんな「群れから出る」ことは事実上無理です。今の世界では…学校から抜けてフリースクールとか大検とかやっても、結局大多数はフリーターがオチで生活できるようにはならない…そんな気配が濃厚にあります。
怪我までもおそろいにしようとしている…それはまあ怖いですね。
そして気持ちを正直に話して…翌日全員同じ顔、って確か「アウターゾーン」にそんな話がありましたっけ。
やはり色々な生き方で生きていけるようになる世界であってほしいですが、そんな余裕がないのが現実なのでしょうか…とにかく画一的でいたいのも、またそれがいやなのも、どちらも人間にとっては自然です。少なくとも自分を責める必要はないですし、他人を責めるのは愚かです…人間が人間であること自体を責めるということなのですから。

ぷちパレード!!
最後まで可愛いです。なぜ終ったのか残念ですよ。
大ピンチにもほどがあります。
「妖精にかかわって」は増刊読め、ということですね。ええ読みましたとも。そういうわけですか。
あられが助けてくれた、というのもすごくいい絵面です。
個人的には「あられちゃん」という言葉に反応してしまうんですが、それも年齢を感じさせてしまうんですね…
しかしここの笑顔いいなあ。
氷の国以外にも破片、それを…強引に最終回恒例全員集合、と思うと頭を抱えたくなります。
半分埋まったらぷち願い…それであの増刊の話が、と。
自分でできることは願わない、というのもしっかりした態度ですね。できないことだけ願いに回すとか…
「一瞬四朗の気持ちがわかった」って妖精が見えなくならなくて良かったですね。
「妖精見えてんだから恋じゃない」のに言葉はラブラブなのも面白いですね。
風呂場に瞬間移動ってのび太のどこでもドアじゃないんだから…
しかし本当に…最初から最後まで、とにかく可愛い可愛い可愛い。次回作もまた可愛いのが期待できそうです。

来月号から優木先生の新連載!これは嬉しいです。
「キスシーンの魔術師」のはちゃめちゃパワーは前にしっかり楽しませてもらっていますしね。

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