りぼん2010年6月号感想
作品の総合的な面白さはすごく高いと思いますよ。今月号は読んでいて満足感あります。
付録は髪飾りにも腕輪にもなるんですか…便利ですね。
そして「ひよ恋」アニメ化決定!すごく嬉しいです、久々に新人育成からヒット作が出た!と実感できます。
夢色パティシエール(松本夏美)ひよ恋(雪丸もえ)アニマル横町(前川涼)モバイルガールめもり(大岡さおり)キルミンずう(はんざわかおり)CRASH!(藤原ゆか)スターダスト☆ウィンク(春田なな)ブルーフレンド(えばんふみ)桜姫華伝(種村有菜)HIGH SCORE(津山ちなみ)絶叫学級(いしかわえみ)姫ちゃんのリボン カラフル(込由野しほ/水沢めぐみ)君がいった(牧野あおい)MOMO(酒井まゆ)ハートのダイヤ(新條まゆ)次号予告
夢色パティシエール
ボロボロですね、ただでさえ相手が手ごわいのに…それじゃ天王寺さんその他多数の人に失礼ですよ?
樫野くんの言葉…精霊たちのネットワークがあるといろいろ大変ですね。
言葉にしたらそういうことでしたか。「アンリ先生の秘蔵っ子」という言葉が彼女のアイデンティティーになっていたわけで…
思い切り迫られてドキッとするのは強烈です。
「もうあの時のお前じゃない」といっても、たしかにアンリ先生にこだわりすぎてますね。
鼻の前で髪を結んでしまうって小学校低学年並みの…
バニラちゃんの「クレープ焼いて」がすごくうまい。それが原点ですよね、誰かに食べてもらって喜んでもらうことが。
僕はそれは、諦めたことの一つなんですが…
やっと原点に戻れた、気持ちを取り戻せた…ここは胸が熱くなります。
天王寺さんだって、そんなときはあったんでしょうね。ただ視線だけで応える彼女に、なんだか胸が震えるようです。
メンバー同士の交流もなんだか楽しいです。
「パリには余計なヤツもいるケド」って彼も天王寺さんに恋していて…そりゃたまったもんじゃないですね。
チョコのチェス盤ってどんな精度でしょう。
楽しくやる、という大事なことを知っている…これもいい組です。
観客にも見える人たちが結構いる、というのがまた楽しいです。
華麗に引き伸ばす花房くんと、強烈な集中力の冴木くん…それを見てやり直す、とすごい熱くなってます。
そしてみんなにクレープを送って食べさせる、のんびりしているようですけど精神的にはすごく有効でしょう。
十時間…フルマラソンより疲れるのでは?十時間、非常に高い集中力を要し、肉体的にもきつい労働を続けるというのは想像を絶することなのでは。
精緻なチェス盤を単なる土台にするとはなんて贅沢な!
天王寺さんの側、これできれば本当に作ったものを写真、いや動画で見たいですよ。
割れたら全てがパァ…緊張感高いですね。
接着したり成型したり、菓子というのも実になんでもできるものです。
それぞれから学んだこと、すごく熱い!
こっちも完成…優劣つくものじゃないですよ。
ひよ恋
アニメ化は嬉しいです。こういう一番少女漫画らしい漫画から出てくれるというのがまた。
ただ歩いてるだけで難儀な子ですね。
覚えてられないから今飴を配る、というのもひどいというかなんというか。
もう口に入れているのを…まあいいじゃないですか食べかけのほうが間接キスで。
本命は断るというのもそれはそれで誠意ですね。
補習というのを一度もやったことがないのはちょっと淋しいかも。
富永さんを助けるとは、昔の弱気さが嘘みたいです。
「あっUFO」は確かにやられるほうが呆れるでしょうね。
存在だけでコンプレックスが強まり圧迫になってしまう、ってどうしようもないですね。
なんというか、あまりにきれいな人がいると、自分なんかが彼を好きでいる資格はない、って気がするんですよ。
恋に資格があるのかどうか…ないと叫びたいんですけど、あるという感じもすごく強くあるんですよね。
好きといったら、彼女でさえ今までどおり接してくれなくなる…ある意味対等ですね。
なぜチョコレートをひよりちゃんに託したのでしょう。
「それはそれはかっこよかった」ってどんな話しかたしたんでしょう。
もし渡せなかったら、それはそれでずっと胸が痛いでしょう。
二人きりで緊張するのも可愛いです。
渡すことを考えるだけで涙してしまうなんて…感情と行動を切り離せるようになるのはいつごろからでしょう。
単刀直入に…とんでもないこと聞かないでください。
というかなぜ、彼にとってひよりちゃんがこんなに特別なんでしょう…
アニマル横町
夜な夜な…まあいいんですけど。
で、なんですかこの家は…
電池の説明…で、「化学的な反応」って?「起電力」って?
化学的な反応というのは要するに原子どうしがくっついたり離れたりすること…
原子というのは、まあ見たり触ったりできるものをつくってる、ひたすら小さくしているとそのうち出てくるそれ以上簡単に壊れない何か。ちなみに粒とも波ともいえないんですが、そっちのほうがこの宇宙の基本法則です。今の僕らが見たり触ったりするのはそういうのがたくさん集まってたまたまそうなるように見えるだけです。
起電力は…要するに、髪の毛と下敷きをこすって持ち上がるような…ええい数学で表現したほうが早いので、数学やってからちゃんと「ファインマン物理学」で学んでください。要するに僕は、幼稚園児に説明できるレベルでちゃんとわかってないんですごめんなさい。
続くんですか。
モバイルガールめもり
相変わらずの可愛らしさですがぐっとりりしい感じも加わりましたね。
ストレートの黒髪ロングヘアとめがねも可愛いです。
2222…まで人類文明が持っていたらいいんですけどね。存続しているかいないか…どっちに賭けるやら。
いまだに人がスカートはいてるとか普通に生身で暮らしてるとか、結構技術進歩遅いですね。
ウィルスが世界の脅威になる、ってなんだか電脳コイルというかまあよくある…
いろいろな服装があるのもいいサービスですね。
白目は向くんじゃなくて剥くものでは?
精神力の弱さはある意味どうしようもない…そういう生徒を扱うノウハウはないんでしょうか?
軍隊だったら臆病な新兵の扱い方は確立してますけど。
機械に人の心が分かるわけない…それをいうなら人が人の心を分かるというのも疑問なんですが。
ぼろぼろですね…こんな時にとにかくできる訓練とかがあればいいんですが。
父親は…どこまでわかっているのやら。
学校で…「逃げない!!」と叫んでからのカッコよさはすごいです。
面倒、って何をどうするつもりなのやら。
この世界がどうなってるか、もっと見てみたいですね。
可愛らしさをあえて抑え気味にしているのもいいですし。
キルミンずぅ
そりゃ気まずいですよね。謝らないと。
いきなり崖から突き落とす…ひでえ。
猫だと犬に弱い、というのもほほえましいです。
さらにおんぶイベントとは…おいしいというかなんというか。
CRASH!
こわいよう…なにこの強烈な暴力性。
気にしてたら一日がもったいない、というのもすごく強いですね。
隠れてるの…見られたらそれで気持ちばれますよね。
確かにこの雰囲気見てたら分かりますよね。
失恋決定打、神サマの人でなし…そう、特に旧約聖書読めば、ヤツは人でなしなんてもんじゃないってわかりますよ。まあ元々人じゃないですが、ひどすぎます。
ヤケ掃除って気持ちいいですよね。
それで一日デート、そりゃまあ刺されますよねこんな超特別扱いされまくってりゃ。
裏技…よくばれないもんです。
ジェットコースターで写真というのも性格悪いというか。
夕日に照らされた顔にドキッと、けっこうはまってるかも。
デートとはっきり言われちゃったらそりゃドキドキしますよ。
青柳チーフが僕が心配していた守り担当ですか。
いきなりさらわれる、ってどんな危険な職場ですか。
怜くん、余計なことしないで…というか警察に通報したらそれがスキャンダルになるんですよね。
でも自分でどうにかしようとしたらそれもスキャンダルなんですよね。
さらに警察に通報できないからってヤクザに頼ったらもっと大スキャンダルですよね。
どうしろっていうんですか?ねえマスコミさん。モラルを保っていれば何も起きないなどという寝言は言わないですよね?
まあとにかくすごくキレイで可愛くて、それだけでも楽しめます。
スターダスト☆ウィンク
とことん振り回されてますね…
「一応言っとくけど」って一応にもほどがあります。
マリちゃん星…どんな星でしょう。メーテルに吹っ飛ばしてほしい星ですね。
「死ねばいいのにあの女」…それ以下の言葉がとてもこわひ。
でもやはり話したくない、会いたくない…気後れが書きこまれてしまうとある意味どうしようもないです。
さけられたことがそれほど深く…
さて入試ですか。はあ…
キットカットはそういう面でも便利なんですね。
もう一人のこの「ヒナタ」が第二部で重要な役割を?なんというかひょっとして「星の瞳のシルエット」の正統継承者?
というか、まさかこの「ヒナタ」が誕生日の話をしていたのを聞いて、それでなんとなくメールした…だったらどうやってメールアドレスを知ったのでしょう?
結局行く気なしでしたか…
こういうことが言えたのはよかったんでしょうか。
預かっていた誕生日プレゼント…いいなあ。
ブルーフレンド
この火は怖い。
保健室で二人きり…見ているほうが緊張します。
外国じゃ挨拶、そういうこと…なんでしょうか?
いきなり歩ちゃんに告白…そりゃ魅力的ですしね。
真摯な恋情なのに、なんか美鈴ちゃんすごく拒絶してる雰囲気あるんですけど。
なんか平井くん、告白してからはもうひたすらストレートですね。
「フツーにキレイだよ」この言葉、本当はすごく嬉しいでしょう…
なぜ命令されて、従ってしまったんでしょう。
…まさか、彼女迷惑がってる、と伝えたんでしょうか。迷惑がられていないかという不安が誰にとってもどれほど大きいか…
「あたしだって歩が欲しいよ」確かに怖いですね。これが男の子だったら…
というかなぜ、雰囲気がどこもかしこもホラーなんでしょう。
桜姫華伝
いつも叫んでる「ごめん」…読み返せば謝る必要など皆無です。忍びとしてはどちらも正しい。
「頭領になれば少しは男として」…こういう人でしたか。
というか望遠鏡を使いこなしてるって…
この距離で感知される、でもそれで正攻法を捨てるのは、それはそれで忍びとしての直感ですか。
宝禄じゃなくて焙烙です、要するに(鉄加工技術が低いので)陶器を器として用いた。なんか漢字のチェックが甘いですよね、幼児向きだからこそそれは徹底したほうがいいのに。
何のためらいもなく命を投げ出せる…ここまで。
それからの取り入りには…とことん忍びです、としか言いようがないです。
第一段階…第二段階…相手の情に泣きついてまで、といってもわかってて泳がされてる気もしますけど。
というかその戦力でこれほど不可能な任務を、バックアップなしで命じた棟梁が悪いです。
任務だけ、後先はない…それも忍びとしては正しいでしょう。
琥珀の狂気もぞっとしますね。
優しい目で優しい言葉をかけて、ここまで容赦なく…笑うしかないぐらい彼女も忍びです。
二人を助けたのは…
なんというか、みんな背負っているものが重過ぎますよ。
不思議な軽さやコメディ色があちこちにあるから救われますが…
こういう変な設定なしで、ストレートに忍者ものをやったらすごいものができるかもしれませんね。
HIGH SCORE
そりゃ子猫とくれば放っておけませんよ。
ひどい名前もあったものです。
猫にじゃれつかれるための服、ものすごく動きにくそうですが。
尻をなめる舌…き、きつい。さらにイモムシ。
めぐみちゃんは完全に猫ですね。
まあそれにしても可愛かったです。
絶叫学級
めちゃくちゃスタイルいいですね…実はミザリィに匹敵するのでは?
口裂け女って今の読者は知っているでしょうか?
考えてみれば、「醜い」ことと「邪悪」は何の関係もないはずです。
実際に病気などで非常に醜い外見になってしまった人はおり、その人たちも人格・知能…というか戦場で銃と大荷物を担いで歩き穴を掘るには問題はないです。
にもかかわらず人間はそれらを排除します。進化心理学的に、人類が何百万年もサルだった頃から進化していく中で、「遺伝的な奇形」と「(寄生虫を含め)伝染病患者」を排除する群れのほうが生存率が高かったからです。
暴力や事故による傷など、どちらでもない、繁殖相手としても群れの一員としても悪くないケースであっても、遺伝子によって配線された脳の深い感情部分は区別しません。
その、「醜さに対する嫌悪感」は「穢れ」=「悪」として、悪霊に対する…というか具体的な対象のない、動物として最も根源的な感情である恐怖と結びついています。
男子の気を引こうと怪談…可愛いです。
先生がいきなりマスク、怖い感じをうまく出してますね。
男子も男子…来年若く超美形の男性教師が来た時にどんな反応をするか、じっくり覚えておこうと思います。
胸を少しだけ腕に押しつけているのは…この頃の女の子から見れば確かに不潔感を感じるかも。
口裂け女、と「レッテルを貼る」というのは変形の「呪い」なんですよね。よくわかってます。
わざわざプライバシーを調べてまで…なんというか、女の子って怖いです。
赤いコートと鎌…鎌は確かにすごいかも。
やっつける、というのも短絡的というかすごい話ですね。
本当は素だった…というかこれ、とんでもない事件になると思いますけど、逆に報道されない可能性も考えられます。逃げたことについては責めません、ここで正義を選ぶのは、人間には期待できない英雄行為であり、首を吊るより確実な破滅です。魔女裁判からは逃げるほかありません。
実質的にはちょっとした嫉妬からの魔女裁判…恐ろしいほどリアルです。教師という上の存在に対してではなく、同級生に対して起きかねない事態ですね。
というか実際の学校で、魔女裁判状態になって生徒が殺されることは本当はしょっちゅうあるのでは?隠蔽され報道されていないだけで。
そしてより怖いのが、この事態には刑事罰は有効な抑止にはならないことです。「誰も悪人がいない」ことを思い出してください。罪だというなら、彼女たちの罪は「人間であったこと」だけなのです。人間であれば運の問題で必ず起きる、決して防げない事態なのです。
またどんな刑罰より群れの恐怖は常に上です。大人がやった場合実行犯を罰することになりますが、それも生贄儀式にしか過ぎません…群れという、魔と言っていい巨大な別の生き物そのものを反省させ罰することは誰にもできません。
もう一つ予期されることがあります…実行犯全員、この事件を忘れるでしょう、一片の反省もなく。どんなに説諭されても、たとえ少年院送りになってもこの事態を悪だったと反省することは人間にはできません。目が覚めてみれば「自分が自分でないよう」だった、自覚的に悪をするのとはまったく別の精神状況が起こした事態だからです。通常の「罪と罰」とは別の次元で起きることなのです、実行されたことは物理的に、医学上・刑法上まぎれもなく犯罪であっても。
学校でも地域でも語られないこと、タブーとなるでしょう。人間には直視したくないことがあり、それらをきわめて強い精神の力でタブーにしてしまうのです。そのタブーの魔力は生き延びてしまった被害者も、被害者の家族も圧倒的な「世間」力で一生黙らせるはずです。報道さえ押さえこむでしょう、児童の人権という美名ですが、実際には人間の最悪の原罪を見たくないがために。
そして残るのは、「口裂け女」という伝説だけです。そういう群れが起こしたあまりに悲惨なことは、神話・民話・伝説の領域に閉じ込めること以外に、人間は術を知らないのです。
そう、最後の復讐劇は、事件の結果として実際に起きうることではなく、何年かして生じた単なる伝説である、と考えたほうがより自然なのです。
このリアリティの高さ、人間の呪術的な精神の動きに対する正確な分析と描写、見事です。ドラマ化して老若男女全員に繰り返し見てほしい、似た状況ですぐ「これ口裂け女だよ」といえるように。そして逃げつつ警察に匿名通報するという唯一正しい手段を選べるように…
というか、多分実際にこの手の事件は多数あり、被害者遺族は沈黙を強いられているはずですから、取材する勇気さえあれば…
姫ちゃんのリボンカラフル
すごい信頼感とコンビネーション。見ていてすごく気分がよくなります。
風美ちゃんに変身して混乱させる…なるほど。てっきり警官かと思いました。
エリカちゃんも平気でしゃべる、この腹の据わりようが見事。さすが王女。このあたりは何度も読み返してしまいます。
ガラスは蹴りか拳?実際には何か、硬度が高く先端があるものがないとまず割れません。
エリカちゃんに「風美をたのむ」と言えるのがすごい。
自転車というより、自動車を武器として使うことはできなかったでしょうか?彼女の年齢では難しいですか…
ナイフ相手に蹴りは後ろからでも、というかナイフを狙うより後ろから膝やかかとを蹴ったほうがいいんです。でもまあそれは、サッカーではあまりに重い反則なので、できないよう体に染みついていても仕方ないですね。
というか森なんですから、いくらでもナイフより長い棒は得られます。対ナイフの基本はまず逃げる、ついでより長い武器。素手では対抗しないこと。
逆にナイフもしくは素手は長い武器をかわして入り身が基本になります。
逆にナイフに対しても、柔道である程度以上の腕なら、組み手の取り合いの延長で払いのけつつ懐に入れます…「衿・袖をとられる」のと「顔首胸・手首を切られる」のはほぼ同じことですから。きわめて危険ですので推奨しませんが。
蹴ったナイフが姫子ちゃんに当たらなかったのは幸運でした。
凶器はよく素早く畳めましたね。折りたたみナイフはロック機構が多種あり、慣れないと扱いが難しく怪我のリスクが大きいのです。バックロックとライナーロックは刃が通る扇形面に指を入れないと操作できないので特に危険です。アクシスロック・サイドロック・バネなしオートならその点安全ですが、わかっていない素人は信じられないような怪我はします。僕なら紙でカバーするか、幸い森ですから臨機応変に樹皮をはいでくるんだり枯れ竹を折った筒に入れたりします。犯人の衣類も使えるでしょう。
縛るロープは犯人が持っててくれたんでしょうか…
軽率も何も…逆に、安全に解決できるよう魔法の国から力の援助をすべきでしたよ。ラリホーマとメラミの使用を許可するとか。
王もまず身びいきにならないよう峻厳を持って、というのは王らしいです。まあそれも、レンの意見をあてにした…要するに、忖度してくれることをあてにしてのコンビネーションでしょうけど。
それが魔法の国での権力抗争に関わるのは、やはり人間なんだなとしか言いようがないです。
立ち聞きしている青年(僕は原作は読んでいません)もうまい伏線です。
小林両親…本来ならここは「叱る」べきところなんですよね。もし姫子ちゃんが死んでたらどれほどの責任を負うことになったか…考えるのも怖いです。
無言で二人というか三人で帰るのがたまらないです。
大地くんの男らしさはすごいです。
この約束、なんだかデートみたいにさえ思えます。
両親も…これは怒られますよ。
エリカちゃんの「こーなったら語りあかしましょ」が可愛いです。
朝、まだエリカちゃんがいる…記憶も失われていない…
というか二人で朝旧校舎に入っていくの見られたら、それはどう見ても逢引ですよね…
カギの交換はうまいこと考えますね。実際には年単位でしょうが定期点検はあると思いますし、警察などからしてもホームレスが住み着くなどを警戒すると思います。
校長室…確かに便利ですね。
人間の姿のエリカちゃんのきれいさはすごいです。
記憶を消されたら大地くんの一面も…それは辛いかも。
この件は、どうなっていたとしても後悔はなかったでしょうから…
峠の魔女の陰謀も楽しみですね。想像以上に素敵な作品になっています。
君がいた
読み返せば恋人はバスケ、というのも嘘ですよね…
「イケメンはぜーたくだな」という顔がまたすごい。
人より声が小さくて臆病…これはとことん辛いでしょうね。
とにかく泣くことしかできない、というのもすごくわかります。僕もある意味言葉が不自由に近い、感情を整理して言葉にするのが恐ろしく遅いので。
「これは私の」「誰にも渡さない」って、そんなことをしたらいじめっ子は百倍ほしくなります。それこそ殺してでも。
なぜ人のものをそうして取るのか…まず最初に、「人は人を家畜化したい」んですよね。そして人は、特に子供は呪術・魔術的な水準でものを考えています。
「大切な物」というのは「(魔術的な)護符」ということでもあります。
その有効な手段として、相手の「魔術的な護符」、呪物を取り上げる行為があります。相手の呪物を自分が所有することは、呪物と魂のつながりの深さから、相手を家畜として所有することを呪術的に行っているのです。
修道院や寺・軍隊・刑務所・学校で私物を没収するのもその変形です。目的は人の呪物を奪うことで魔術的な防御水準を引き下げ(心理学の言葉で言えば自尊心水準を下げ)、光磁気ディスクをレーザーで加熱して情報を上書きするように魔術的に新しい霊的なありかたを上書きすることです。それらの組織は根本的に人の家畜化を目的としていますからね。
大切にすることで「これが自分の魔術的な護符」だとアピールすることは、それを取ってくれと言うようなものです。だからフェイクの護符をアピールし、実際の護符はまず取り上げられないレベルで隠すほうが安全です。ただし人間の「他人の護符を見つけ出す」目の鋭さと「それを取る」執念は本能レベルで凄まじいものがあるので困難ですが。
目を見ればぜんぶわかる、とそれがこんな年齢でも変わらないってある意味すごいかも。
「私といたらつかれる」ただでさえ内気な子は自分を否定する傾向が強いのでこれは大変ですね。
元気出して、と言葉じゃなくて体でしか言えない…この笑顔がすごく素敵ですね。
本当に目で見ただけで伝わっていたとは…でも傷が深いから受け入れていないのでしょうか?
このリンゴジュースとメモも…すごく思いが伝わってきます。
教科書が破られているのも、考えてみれば変形の呪いです。相手の人形を作り、それに相手の髪を入れて釘を打つことが、生身の相手にナイフを刺すのと同じだ、というのと同様、相手が常に触れている教科書は相手の呪物とみなせる…
だからこれほどショックなんですね。
声が出ない…「言いたいことがあるならハッキリ」というのは彼女にとって、空を飛べというか…それこそ彼にとって(できる身長には見えません)「ダンク」と同じレベルなんでしょうね。
火災報知器でしゃべっているのがすごく胸が痛いです。
目をみりゃ分かる、というのも実際…ただし「あの子が自分で」というのも証拠がないことには変わりません。どちらも証拠がない…指紋が一番早いでしょうね。
「言葉がそんなに大事か」という言葉…僕は言葉が怖いですよ。記号命題論理ならともかく、呪術的な面が強すぎますから…
彼の言葉に、後ろから抱きしめて…言葉じゃなくて…でも後ろからだったら、彼には誰なのかわからなかったのでは?
「これは私の」「誰にも渡さない」「…通訳。」がすごく胸を打ちました。
返事がキス、というのもすごい…
なんて素敵な笑顔でしょう。
ものすごい作家がいるんですね。もっとたくさん出てきてほしいです。
しかし、この感想で僕が書いた知識が…人を助け救う側に役立ってほしい、悪用されてほしくないです。情報としては解剖生理学が暗殺にも応急措置にも使えるのと同じく中立のはずですが。
MOMO
テレビ出演って…
「あなた芸能界に興味ない?」ってそのレベルなんですね。といっても彼は王族でしたが。
赤頭巾ちゃん、完璧にはまりますね。
挨拶、と思ってしまうのも…というかモモちゃん、学校か幼稚園に入ったらどうなるんでしょう。三日で地球が消し飛ばされるかも…跡形もなく、いつもより余計に、豆腐を潰すのに対戦車砲や造船用プレス機使うレベルの過剰攻撃力で電子一つ残さず。
突き飛ばして教えるというのも…なんというか、やられたことをそのままやってるだけって感じですね。
不思議な瞳、ってMOMOちゃんの普通じゃないところを見抜いてしまう監督さんって何者ですか。
鳥と話しているところをそのまま流れにしてしまうのもいいセンス。
心労で「これっきりでいいや」となるのもわかります。
映像のすばらしさもよく出てますね。ナイス監督。
動画サイトから火が、というのもリアルです。
「CRASH!」の花ちゃんがどれだけ鼻血を吹いたやら…あ、男子限定でしたっけ?
豆腐一年分…どう保存するかという問題があるんですが。まあ充填豆腐は冷蔵庫で…以下自粛。
花恋ちゃんもすごいですね。この年齢で夢のためにこれだけ高く自分を制御できるってそれだけでも奇跡的ですよ。
正直に百億歳とか大魔王とか…あーあ。
ケーキを取られてライトを破壊する、これってそれこそものすごく注意深くなでた程度なんでしょうね。本来の力は星を破壊するためですし…
人前で力を使うな、というしつけは受けてなかったんでしょうか。
Kさん、これは大いに得しましたね。
そしてマスコミに…まあ、前の実結ちゃんの事件でも正体は公表されかけてますし、早いか遅いかの問題では?
ここから実際に大魔王が公表されたときの世界の政治的な動きを、完全にシミュレートできたらすごいですけどね。集英社ならノベルズ系作家とのコネも大量にあるでしょうし、本気でやったら…
ハートのダイヤ
なんというか…はは。
体が女、ってそれですか。メカニズムの説明は「レベルE」にとても詳しくあります。アレが医学的に正しいかどうかは知らないですが。
雅くんの本気ってなんかどんどん別方向に向かっているような。一応第一部最終回でしたよね?
真守くんも結構辛い思いしてるんですね。
とうとう真実を伝えてしまいましたか。これもある意味復讐…
トラックのリアルさが少女漫画じゃないです。
誰かの想いが報われることが…ため息。
好きでいろ、というのも凄まじいですね。
男じゃなく、本当の危険が及んだときに彼らに何ができるか…それを見てみたいものです。
ちょっと「りぼん」の雰囲気からはずれてましたけど、それだけ何かは残ったと思います。
本誌連載再登場があれば、そのときはどんな作品でしょう…
来月号は完全に桜姫祭り…朝霧の物語もみんな期待していたでしょうね。