りぼん2011年2月号感想

付録はかさばりますが言い換えればボリューム感があって使いやすいです。金属感が強いペンもよく合ってます。

しかしほんと、なんでもありのカオスです。ここまで百射って、一つぐらいセラムンクラスの大当たりしてくれてもいいのに神様の意地悪、というのが正直なところ。なんでもありの新人重視からヒット作が出なかったら、僕の主張が否定されているようで…

まりもの花(香純裕子/秋元康)アニマル横町(前川涼)流れ星レンズ(村田真優)ひよ恋(雪丸もえ)CRASH!(藤原ゆか)スターダスト☆ウィンク(春田なな)ボクは狼。(優木なち)REC(牧野あおい)桜姫華伝(種村有菜)絶叫学級(いしかわえみ)花に嵐(小桜池なつみ)夢色パティシエール(松本夏美)MOMO(酒井まゆ)プリティーリズム(朝吹まり)HIGH SCORE(津山ちなみ)次号予告

まりもの花
ケンカしたら顔がどうなるかしらないんでしょうかね、二人とも。
言葉より正直、というのもよく言われますが、どうなんでしょう。
転ぶと暴力による傷はちゃんと見分けられないと。
注意力が、といいながら黒板に激突、ある意味器用です。その前に教壇につまずいたりしますから。
運命には逆らえない、と言っても文句ぐらい言っていいのでは?特にオイディプスや、グイン・サーガの登場人物ほぼ全員みたいに運命に明らかにケンカ売られてる人は。
重いものを「かせ」と持ってくれる男子、かっこいいですけど…外しますね。
人という字、で「入」もよくあるアホです。
というかこの運命、マサルくんには絶対受け止めようがないんですが…
で、放送で「舎弟」ってなんだそりゃ。とんでもないことになったものです。
何で日本中がここを攻めてくるんでしょう。何かとんでもない法律がある国のようです。
というか決闘罪が廃止されたなら大歓迎ではありますが、逆に一対一武器禁止、立会人制度、致命傷もしくは長期障害は負わせない、苦痛だけを目的とした暴力の禁止、集団暴力の重罪化などを付け加えてくれないと。
マサルも小学生男子離れしたやつですね。

アニマル横町
まあオチは見えてますけど。
こうして何か隠しているのを見るとサプライズパーティかな、って思いそうです。
耳で殴るというのも器用で楽しい。
この年でキャラ弁当を作れるとは器用な…というかあみちゃん、できることや物腰は11歳ぐらいはありますよね。
イヨはリンゴうさぎ…そりゃ怒りますよ。
あ、キャラ弁当は母親が作ってくれたんですか。ほっとしたような。
食べられたくはない、というのも贅沢な。

流れ星レンズ
前の読みきりでは持ち味が弱まって普通の作家になりすぎたかな、と心配していましたが、杞憂でしたね。
このきらきらした感じは相変わらずです。
久しぶりに恋人と会うより友達を優先するとは…これだから女の子は。
キラキラするのが観音様、って結構近いかもしれませんね。神仏〜カリスマ〜アイドル〜恋愛というように関連づけると。
見る聞く専門、そのほうが楽でしょうね。というか僕はずっとその「見る聞く専門」ですね、幼年少女三誌のあらゆるキャラと。
恋が、と思ったところにガラスの破片の嵐…よく怪我がなかったものです。
犯人が校長というのは爆笑でした。
キラキラ、って破片は危険すぎますよ!
除光液って体に害はないでしょうか?心配です。というか若さという究極の化粧品持ってて何を…
「朝から見れた!ラッキー!」という気持ちは僕も覚えあります。
それを見ている表情、なんかちょっと怖いんですけど。
入りたい…それが人間の一番強い本能の一つ…
買い物で出くわす、というのはもう運命の域です。というか午後八時に自転車で買い物にいけるってそれだけでもいろいろな情報を含んでますね。
少なくとも小学校の頃僕が住んでいた地域では、自転車でいける距離に午後八時に開いている店はなかったはずです。中学になってコンビニができたぐらい。
今の僕の自転車行動半径なら新しくできたらしいショッピングモールにいけそうですが。
というか、僕の同級生たちは、もっと行動範囲が広く大きい道沿いのいろいろな店を利用していたようですけど、それは僕には別世界でした。
声かけられて、「一緒に来る?」なんてやられたらそりゃ意識しちゃいますよ。
ここの寂しそうな目がなんともいえません。
「出てみれば?」…ここって結構重要ですよね。ベランダに出ちゃいけない、というのが、考えなければ人を殺してはいけない、それどころか偶像を刻んではならない、肉と乳製品を一緒に食べてはならない(ユダヤ)と同じ、疑ってはならない無条件の道徳になってしまっている…
でも考えさえすれば、単に「死なれたときの責任」だけ。だから絶対に死人が出ないように…ベランダでは決して騒ぐな、走るな、酒を飲むな、ケンカをするな、危険を競うな、感情的になりそうになったら離れろ、と…要するに「三手先に落ちそうなことをするな」。
でも逆にそれは子供にはものすごく難しいですが。
「図々しくても罰当たんねぇよ」それが言いたかったんでしょうか?
ここの表情の変化がものすごいです。
目の中に星が降っている…この表現もまたすごい。
朝声をかけてしまえるのも結構大胆ですね。
かなりパワーのある作品みたいで楽しみです!

ひよ恋
いきなり重いことになってますね。わくわく。
スカートのファスナーまで、というのはひどすぎます。
よかった、というのもため息が出るほどの…偽善ギリギリの。
だからでしょうね、「じゃあそしたらひよりの気持ちは?」と責めるように言うのも。
いつもどおりにできない…そりゃそうですよ。
ハンカチを渡すのがなれてない、というのもかわいいですね。
笑ってるといいことある…というか表情や呼吸で心を制御することはある程度できます。
でも、そういうふうにしたい、と思えるレベルの意志も出てこないこともあります。
「何の宗教?有神論?」というのがちょっと面白いです。
「いつも通り挙動不審」って確かにそれはそれで楽ですね。
ここのひよりちゃんの表情、すごいですね。
頭が追いつかない…ここで、彼の言葉って…もうわけがわからない、というのが正直なところです。
妃さんから話しかけてきたとは…でも今はネット電話がありますから、海外ぐらいそれほど遠くはないですよ!
本当にわけの分からない連中、困った人に恋したもんです。

CRASH!
実写版はなんか違う空気ですね。これはこれでと楽しむほうがいいでしょう。
フラれても落ちこまない…そんな恋も…
確かに国民的アイドルにガチ告白、できる人のほうが少ないですよね。
花さん、相変わらず有能すぎる…
「おまえと話せたから充分だ」って、普通の女ならあまりの甘さにスライムと化すのでは…
そして、なんてカッコいい台詞!
すごく絵が淡い感じになってるんですが、逆にそれがすごい力あるんですよね。
二人とも似たようなことを考えているのが妙にお似合いで笑ってしまいます。真面目同士。
手をつないで笑いあって、そこ撮られたら…今は携帯電話というものもあるんですし。
相手への思いやりと尊敬の気持ちでいっぱい、確かに。すごいですよねそれ…元々心の醜い部分自体が少ない…
ここの二人の会話、あまりにもあったかくって…すごいですね。
日本が小さい島国?領海・排他的経済水域総面積世界六位。本州は世界の島で第七位の面積、大陸入れても十数位。一億の人口、衰えたとはいえ圧倒的な経済力。
比較できる規模でさえインドネシア、パプアニューギニア、イギリス、フィリピン、キューバ、ニュージーランドなどぐらいです。

スターダスト☆ウィンク
隕石が二つ、といってもそれを呼び出したのはだれでしょー?
両親も、ここまでわけの分からない自体(別名ハーレム)になってるとは思わないでしょう。
激写、って誰の言葉だか知ってて言ってます?といってもそれ以前からあった言葉だとしても僕は知りません。写真史の専門家ではないので。
写真にも甲子園…暇ですね。まあ写真は需要はありますから。いろいろと。といっても無論、イメージどおりに食える人は一握りなのもいずこも同じ秋の夕暮れ。
空を切り取る、というのが素直ですね。まさかこのまま写真部漫画になったりは…
ここで、聞きたくない話題がきましたか。
漫画原稿用紙持ってて転んだらそりゃ気まずいですよね。十八禁でないことを祈ります。
かっこいいから撮りたい、ってこれ以上話をややこしくしてどうするんでしょう。
さて何を頼みたいのか…心配なのは成人男性だからですが、幼稚園や小学生の読者のどれだけが僕と同様の心配をしているのやら。
しかしうらやましいですね、ここまでの隕石雨を作り出せるなんて。

ボクは狼。
逆に犬は狼をおとなしく品種改良したものといっていいです。ジャッカルとかが混じってる説はありますが、雑種が子供産めるので。
生きたウサギを生で食べるのが化け物?言ってあげましょうか、ホモ・サピエンスの悪行の数々を。
今の日本人が毎日何千の犬猫をガス室で殺し動物実験で苛み解剖しているか、そしてどれだけの牛豚鶏をどんなふうに殺してばらばらにして肉にしているか。日本以外では、日本食が普及するまで平気で魚を生で食べるのを化け物扱いされたことも多いんですが。
尻のにおいのことまで伝わって…すごすぎますね。
で、においを頼りに入ってさらう、器用というか。
でも野生児は人間以上の体力を持つ、ってターザン以来よく言いますけど、そんなはずないです。
人間の体格…大きさそのものが、二乗三乗則で重さと筋力の比を制限し、手の力で登ったり降りたりすることやジャンプ力を制限します。そして人間の骨と筋肉の構造は瞬間的に大きい力・早い速度を出すためではなく、長時間歩くためです。
野生で育てば人はチンパンジーのように身軽で強力になる、というのが違うんですよ。
いきなりとんでもないところ、それで差し入れがKFC…いい人じゃないですか(どうにもならない中毒)
お気に入りだから持って来る、というのもまあ犬の習性ですね。でも略奪婚はとても広くありましたから、人間にとっても無縁じゃないです。
警察はいや、というのが奇妙ですね。
人間として最低限のことを覚えたら…不可能に近いことはもうわかっているのでは?
野生児の話は否定されますが、小さい頃からの長期の監禁虐待は現実にあり、社会復帰が困難な症例が知られています。
犬だと思えば許せる、というのも結構落ち着くの早いですね。
助けられてもろに胸に手が、というのがまたすごい。
で、胸が柔らかいから好き…はい人間というサルの雄の本能です。ごめんなさい。
まあこうやって堂々とやってくれたら気持ちいいというか。
圭太くんも、これはなんか笑うしかないですね。彼もお気に入りに?
なんというかいろいろ分かってるのが楽しい。

REC
一体何があったのか、吐き気がするほどの緊迫感。
野次馬の好奇心に答える…麻薬精製業者のほうがまだましですね。無論医療用の合法的なものではない。
いきなりのマスコミ、それは日本でも…最悪の権力組織の一つ。ある意味暴力集団でもある、簡単に人を抹殺でき、何より自在に「現実」を書き換えることができる。
どこに走ったんでしょう。なぜ場所が…息が詰まります。
激しい怒りがはっきり伝わってきますね。
「あれが仕事なんでしょ」…えげつない言葉です。
「死ぬんだよ」という言葉も痛いです。
俳優のアンタなんて知らない…本当の自分を見てくれる、それこそ人は求めるんでしょう。
それで「私が撮る」というのは思いつきもしませんでした。
怖い、それ以外言いようがないです。

桜姫華伝
「俺たちも子供作ろうぜ」「誰が卵なんて産むか」…大爆笑。
いや、スレイヤーズのヌンサを思い出せる読者が何人いるかはともかく。日本のライトノベル・メディアミックスの爆発的隆盛は、実質あの一言「さあ…卵を産め」から始まったようなものです。
ただこれ、三十代から五十代の男性の一部以外にはまったく分からないと思います。
あえて解説しますか…「スレイヤーズ」という作品の名前は聞いたことがあると思います。作者は神坂一。アニメ化もされていますし、最近新シリーズもありました。ドラまたというかデモン・スレイヤーズことわがまま天才美少女魔導師リナ・インバースらのユーモア冒険ファンタジー。
その第一巻の最初、悪党にとらわれたリナを危機が襲います…魚から二本脚が伸びているような、とんでもなく不気味な、かろうじて人の言葉を話すヌンサという魔人の性暴力。
知能の低いヌンサはよくわからないようですが、とにかく、子を作ることをしろというのか、と納得します。あまりの不気味さに、それこそ死んだほうがましだ、と怯える少女に、その魚の魔物は言いました…「さあ…卵を産め」と。
魚、そしてカエルを含む両生類は基本的に、人間とは違って「子供を作る」のにオスメスが体をくっつける必要が少ないのです。メスが体から出した、必要な情報…文字通り、一つのリボンに四つの分子で書かれた、コンピューターの二進法とほぼ同様デジタルな情報です…の半ばと細胞としての、それ自体が独立した微生物でもある多数の器官ほぼ全ての塊に、オスがそれよりずっと小さな、ほぼ情報だけの自分で動く細胞を大量に放出します。それでメスの出した細胞にオスの出した小細胞が入れば二つの情報が統合され、そこから新しく完全な情報を持つ子供ができます。
爬虫類・鳥類・人類を含む哺乳類はそれがメスの体内で行われるため、より強い接触が必要…というか姫が待ってるのはそれです。
でも、そのヌンサという魔物も、そして体がカエルである疾風も、メスが産んだ卵に体から出る液をかければそれですんでしまうんですよ。
だから、琥珀が言いたいのは、疾風と子供を作るとしたら、琥珀がその気でも疾風はどうせ「さあ…卵を産め」っていうんだろう、ふざけるな、ということなんですよ。
という、完全に…そう、僕の世代の大人向けのギャグです、はい。
で、みんな楽しみにしていたら朝…ええ、これで切れて人類滅ぼしても許します。
「私のことそんなに好きじゃ」「ないわけないじゃないですか」も微妙に面白いです。
最悪の人に相談することに…朝霧って人の善悪は見抜けないんですね。
刺激が足りない、ってこの妄想は馬鹿すぎます。
一週間避けまくる、というのもなんか淡々とものすごく馬鹿なことを描いているようで…どうしようもない。
で、押しかけて…さあ修羅場!行け修羅場!がんばれ修羅場!何があっても許す!
香りだけからバレる、というのも昔はよくありました、というか昔は香が名刺代わりにもなれば…いろいろとすごい重要だったんですよね。
というか今も香水からばれる浮気は多いです。

絶叫学級
男の子も今は結構気にしてると思いますよ?町歩いてみれば男もほとんどやせてます。
冬休み明けのヘルスメーターは女子にとっては最大の恐怖でしょうね。あ、聞きたくない言葉でした?
美人は確かに得ですね、すごく。
ただハーレムがある社会ではどうでしょう…でもハーレムに召し上げられもしない醜女より、平均寿命というか親族も含めた統計的な遺伝子が残る率は高いのでしょうか?史記とかでは一族皆殺しの話が多いので悪い印象を持ちますが。
でも美しさほどむなしいこともない、ですか。それこそドラクエ3のイシス女王の言葉…
あと細ければ細いほど美しいと、特にテレビや映画で喧伝されたこと、ウェスト58とか体重45kgとかありえない数値の横行が、拒食症という多数の死者さえ出す危険な病気を作ってしまった、というデメリットもあります。
いきなりノーマークだった子が変貌したら…最初は軽く冷静に見ていたのが一気に憎悪になるのがうまいです。
43とか39とか、それこそ僕は入院を勧めますね。
人々の無責任な噂に、かなり激しい怒りが募ります。どれほど危険か、命に関わることか。
体重に関する妄執は背筋が寒くなります。おそらく、女子にとってはものすごく共感できるでしょう。
中身を取る…あまりの狂気。でも女子にはわかるんでしょうね。
僕は、どうなるためならなんだってするでしょうか。
体重はどうでもいいです。ダンクや片手懸垂…それは努力でできるのに、やってないのですからそんなに執着していないということ。
知?超弦理論の数学を理解できるような?それも諦めがつきました。
認められること?それも苦しくはありますが理性では諦めています。
…何についても、それほど激しい執着がないのは幸せなのかもしれませんし不幸なのかもしれません。
この体だと、いくら男が寄ってきても…ベッドでは逃げちゃいますよ。女優になってもベッドシーンはおろか水着シーンにも出られません。
執着するな、とある意味仏教的な教訓話になったでしょうか?
実際ダイエットからの拒食症は重大なリスクなので、読者に伝わって欲しいです。

花に嵐
無論、BGMは「この世にただひとつ」(作詞:菅沼潤/作・編曲:吉崎憲治/歌:大浦みずき)エンドレス。まあ「心中・恋の大和路」は「冥土の飛脚」が原作ですが。今は最新の再演版がネットにあるようですね、といっても大浦さんも再演です。確か初演は瀬戸内さん。
「だいたい今から三百年前」というのが親切でいいですね。
大阪新町、これもまた伝説です。というか「遊郭」の説明は?
しかしこの絵でそれを描かれると…ある種怖い気もします。
ドジな新造というのも、見ていてなんかほっこりしますね。
かんざしを手裏剣というのも怖い…
「未来の嫁さん」という言葉が胸を締めつけます。
あまり生々しくなりすぎないよう、昔の苦しさとリアルな心理を伝えよう、というのはすごくいいです。
ただこの設備は「ひどく貧しい」家じゃないですけど。カマドと自在鉤、それに複数の畳があるというのは。
でもご飯の描写はわかります。
小さい頃からの黒を背にした、なんともいえない暗さが雰囲気出してますね。
嫁になれば…そして身請け、子供というのは。泣きたくなります。
そして、この嘘…人がいいというのはこれだから。
判を用いるやり方は今もよくある詐欺の手口です。
でも評判を落としてやれば、と言おうと思ったら逆に評判を落とされるとは!
事前にサクラを仕込み、噂を流させたのでしょうか?それとも単なる、人の噂の流れ?どちらにしても…
百両はどうにかなっても、評判を落とされたら江戸時代では生きていく術はない…今の日本でもそうですけどね、信用と保証人ばかりの社会ですから。
姿の美しさはさすが。勉強しましたね。
厳しく当たっていたのは…何という強さ。
死ぬつもり…それが声の響き一つで…
夕霧の迫力、その深い優しさがすさまじいほど。その美しさとあまりに辛い生涯、言葉もありません。
最後に希望を持たせるのも…原作がなんだ、この二人は幸せになってもいいじゃないか…
少なくとも僕の中ではそう思っておきましょう。
辛い現実と、人間の闇と光…ギリギリの線で、絶望的になるほど暗いことを描かず上品に明るく納める、見事としか言いようがありません。
心中はどうしても諦めがベースになるのですが、この作品は生きる希望、強さが伝わってくるんですから大した翻案です。
そう考えると、BGMが合ってなかったかもしれませんね。なんだったらよかったんでしょう…同じ大浦さんのフォルダから「心の翼」引っ張ったほうがよかったかも。
正直予告では無茶だと叫んでましたけど、見損なってましたね。あの原作に流されず、あくまで自分の世界を貫く…それも正解です。これほどの力があったとは驚きです。
次回作は何をするでしょう。何をやるにしても、信じて楽しめば大丈夫でしょう。

夢色パティシエール
初夏の、と言われてもどうすりゃいいやら。
生徒がメニューを考える、といっても審査のさじ加減一つで伝統的な定番はきっちりおさえていける、うまくできてます。
精霊の世界にも関わってくるとは、うまくできてますね。
新キャラ、楽しみですね。
「つきあってるの?」といきなりやられて、やっと本格的に恋が動き出すかな?とちょっと楽しみです。
この研究費用どこから出るんでしょう。実家が出してるとしたらいちごちゃんって相当金持ちですよね…まあ今更ですが。
「はっきり言ってもらった方がありがたいよ」というのも強いですね。
コンペではライバル、というのも寂しくなりますね。
特に自分が好きなケーキ、そこから始めるのもありですか。
そして、彼女自身がどんな…これも重い問いかけですね。自分とは何か、にさえつながります。
メンバーそれぞれのイメージも、一人一人に血が通っていくようです。
あの二人が絵になるから、と嫉妬がふくらんでいくのも見ていて楽しいです。
「どこかで食べたような」が悪いんですか?いちばんおいしい、という手もあるのでは?
涙、そして自分を見失って、あまりにも彼女は生き急ぎすぎ、密度が高すぎます。それこそ十五歳までに大学院卒業レベルになれといわれているように…
ゆっくり休んで、ゆっくり成長する時間が必要なのに。

MOMO
完全に壊れた状態…腹が減るというのはまだ健全ですね。
父親からの手紙、「地球は滅びちゃうのに」と確定したように言う…以前から感じていた通り、彼女はやる気がない、何もしないことで地球を滅ぼすつもりでいる。
この赤ん坊さえも。あらゆる美しいものも。
商店街がまだ生きている、というのもすごいですね。
モモちゃんへの気遣いはかすかにある、でも…それだけ?
代表者なら替わってあげるから、それから飛びこむなり…なんか笑っちゃうぐらい元気ですねこの子は。
普通の方法が効果的とは思えない…ならナナギたちの力で、アフガンやソマリアの最前線にでも放り込んでやれば?
あなたのいない世界で何年も生きていくのが怖い、だったら本当に代表者を交代させて自殺すれば早いのでは?別にそのとき彼の両親を殺してでも文句はありませんし。
全部手に入れれば…なんて強さ。
そこで落として、それで…ここからの、こういう展開って熱いですね。みんなで何か探してくれる…Kanonのアニメ版や漫画版でもありますし、やはり熱くなります。
今回は実結ちゃんのパワーがとことんまで出尽くしましたね、どっちが主人公かってぐらい。
ここでのモモちゃんの変貌…まさかここでタイムアップ?
さあどんなクライマックスが待っているのか、楽しみにしていましょう。

プリティーリズム
なぜこっちが勝ちなのか不思議な気もしますけど。
ミスをしていないのに負けたのはかなり気の毒です。
食欲には勝てないと言うのが悲しいですね。
今度は小さい子とぶつかって、どんなことがあるでしょう。
まあこれはこれで楽しいですが。
「あとで問いつめな」というのがいろいろ面白そうです。
いい男と見ると甘えまくる小さい子…女は小さい頃から女です。ちなみに男は大きくなっても男の子です。
で、あの小さい子が…さすがにそこまではないだろうと考えてなかったようです。甘く見てました。
さてどんなダンスを見せてくれるのか、とにかく安心して楽しめます。

HIGH SCORE
この姿で「もらいすぎるので」というのもあれですね。
嫌われ者同士、といってもこれは笑うほかないです。
で、あまりにも真剣にやりすぎている二人…すご。
この姿でもモテオーラが染み出したら怖いんですが。
普段の生活もゴリラっぽいって女の子が!笑うほかないです。
ゴリラいうからゴリラになる、ってそれは素直すぎるでしょう。
乙女と呼ぶ、というのはさすがに吹っ飛びました。

月号は大岡先生!嬉しいですね。とにかく可愛くて楽しいのは確かなので安心できます。

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