りぼん2012年12月号感想
この分厚さに別冊付録まで…十二月にずれ込んだとしても、それは僕のせいではありません。分厚いからです。
リボンが結ばれた学校風のバッグ、これはすごく女子高生気分を出してくれますね。年上への憧れが強い世代には強烈です。
「まりもの花」の表紙もけっこう映えますね。
前半で連続して泣かせてくれて、今回は実に重い話が多いです。
めちゃカワ!(朝吹まり)眠れる森の強面王子(優木なち)シュガー*ソルジャー(酒井まゆ)V・I・P(香純裕子)ひよ恋(雪丸もえ)チョコタン!(武内こずえ)流れ星レンズ(村田真優)絶叫学級(いしかわえみ)ロマンチカクロック(槙ようこ)CRASH!(藤原ゆか)まりもの花(香純裕子/秋元康)スターダスト☆ウィンク(春田なな)たまたま!きんぎょ荘(岡野小夏)花めぐりあわせ(持田あき)アニマル横町(前川涼)HIGH SCORE(津山ちなみ)桜姫華伝(種村有菜)おねえちゃん姫(池田春香)次号予告
めちゃカワ!
「きっとあのコたちは私とは違う世界を」…僕も高校時代そう思ってました。女の子たちの99%もそう思っているんでしょう。
冒頭の「LINAがCMしてるマスカラ」…そう、アイドルなど優れた存在と自分を同一視する…優れた人が持っている物は、その優れた人の霊的な一部になる…呪術の発想で考えるととてもわかりやすいです。
とにかく過剰な前髪、気持ち悪い呼ばわりされす可愛ちゃん。それを守ってくれる友達…しかも守ってくれてからひっぱたく愛の鞭、冒頭からわかりやすくて、うまく感情ゆさぶってくれます。
モデルやってみない、と誘われるのが芹ちゃんじゃなくて…可愛ちゃん?さて芹ちゃんがどんな反応するか、なぜなのか、冒頭から「!?」で頭をいっぱいにさせてくれる、楽しみにさせてくれます。
芹ちゃんは徹底的にいい子、みたいですね。いまのところは。
完成したら別人過ぎるんですが。まあウィッグですから。
倒れるまでの流れも引き込まれます
できた写真を見せられて赤くなるの、ここで初めて素顔が見えて…すごく可愛い。
そして、装身具を返そうとして握手会に行って、そこで読モ宣言をしたところで代役チャンス…もうすごいとしか言いようがない、気持ちいいぐらいのデウス・エクス・マキナ。
そして、勇気を振り絞っての撮影シーン、その柔らかな魅力はたまらないものがあります。
最後の最後まで…ここまで願望充足に徹するか、という感じもしますが、とことん楽しいです。
すごく読んでて楽しい作品でした。また次も楽しいですね。
眠れる森の強面王子
いきなりもんのすごいことになりました。
登下校毎日一緒、というかすごく丁寧につきあってくれてる気がしますけど。
「海か山」ってのは単にデート…というか下心旅行?
膝枕もありですか。確かにこれはかなりの脅迫罪、というか強制わいせつにすら…
「俺にも教」は無視して先に帰らせる、客観的に見ると、優姫ちゃんが取ってもひどい子に見えます。
そして、やっと土仕事を手伝い始めることができて…そう、男の側の気持ちは僕にはよくわかります。
そしていきなり、命があと一週間…ちょっとちょっと、としか言いようがないです。
お花の神様のことしか考えていない優姫ちゃんもいろいろな意味ですごいですね。
そして入院して、花を育てている、普通の髪型にした彼の美形ぶりときたらないです。
夜中ずっと、植物の成長を見守るとは…すごい根性ですね。
優しい見舞い彼女、でいますけど…あと一週間、と思ってるからというのがまたひどい話です。
病院からの知らせを受けて、ここでまじめに彼の優しさを振り返っているのは、読んでてなぜか大笑いしていました。
そして寝ているところにキス…
なんというか、くだらねーと大笑いしました。
いや褒め言葉。最高です。来月号からの連載もなにをしでかしてくれるやら…
シュガー*ソルジャー
フラれてからのほうがいい感じ、というのは力抜けてきます。
どういう意味、ってそのままでしょう。
冤罪というのは本当に困ったもので…潔白を証明する手段が事実上ないんです。
しっかりゲンコ、ってこれ公務員特別…
で、「個人的には入谷君が」というのは、公務員としてどうなのかという気はしています。
「如月には…知られたくない」どれだけ信じてないんでしょうね。
そして、その携帯メールから逆に、といっても刑事司法システムは、インターネット関係は存在していないとみなすのでは?電子メールはいくらでもテキスト打ちで偽造できます。それ以外でも、あらゆる電子記録は、わかっている人になら偽造できます。
当然飛んできてくれた…その時点で
で、店の奥さん…こうなればもう笑い事ですけど、実際には冤罪の心の傷はしゃれになりません。「世界そのものに裏切られる」ということですから。
人は無意識に、この世界をおとぎ話の世界…いい心を持っていれば神様がごほうびをくれる世界、因果応報の世界だと思っています…冤罪はそれを根こそぎ破壊するのです。神仏の、宗教の完全な反証と言ってもいいでしょう。
「夢中で飛び出して来ちゃったから」…この笑顔、わざとやってないかって気になりますね。まあそりゃ抱きしめますよ…
心はあの部屋に?何があったのでしょう。
次回から過去回想?
V・I・P
人気モデルが主人公ですか。どんな話やら…あ、増刊不定期連載の本誌出張でしたか。
確かにこの笑顔は超絶にポジティブ。
恋人にしたいランキング、って現実にはすごく大変だと思いますけどね。
なんで手つきひとつで同性愛だってわかるんでしょうね。
「小4男子だ」…すごいこといいますね。あのとてつもない生物(ルビ:なまもの)…
ヤセるサプリ、でいきなりスリーパーホールド…そりゃそうですよね。でも動脈も気管もふさいでません。
原黒コンビ、というのも楽しいです。
夜這いまでやるって、とことん捨て身ですね。
で、とうとう…着ぐるみで「方向性見失って」ここまでくるとひたすら笑い転げます。
そして、かわいいでしょ、と散々言ってこのぶちきれ、これだから女の子という生物は…
で、とうとう「今日はもう帰ってくれる」…ひでえ。
かわいい、ではなく別の武器にする…たぶん、ゆなゆなはひかるちゃんの何かを、それこそ殺して食いたいほどうらやましがっているでしょうね。
翌日のきっぱりした謝り方、見事なまでです。
そして着こなしの華麗さもすばらしいですよ。
この華やかさはさすが香純先生。
最後の「恭かわいいっ」、なんというか男の子はどうやっても女の子には勝てないな、と苦笑しました。
結構面白い作品ですね。これからも時々見てみたいです。
増刊の宣伝としてもいいと思いますよ。考えてみれば、増刊で本誌の宣伝ばかりするのは逆ですよね…増刊読んでて本誌読んでない読者なんていないでしょう。むしろ本誌で増刊を宣伝したほうが合計は伸びるはずです。
ひよ恋
この大きな画面でここまでちんまり…ある意味すごい。
そしてリアルひよこ。
コウくん、どの動物を見ていたんでしょう。
そして…「西山があんたとは意識して〜」と、結構素直に言う…で、ちょとちょっと、「なんとも思ってないから」と逃げようとしたのを腕をつかむ…さらに「そんな顔すんな」そこだけ見たらやばい描写ですよ。
結心も、自分の彼女に気がある男に…どうしてこんな関わってしまうのやら。なんだか胸がむずがゆくなります。
「仁戸部くんたぶん好きな人いるから」…りっちゃん、わかってるんですね。
そして、りっちゃんが結心とひよりんを二人きりにして…
男の子としては意識してない、確かに。
体で包み込んでくれるの、確かに心臓が大丈夫じゃないですね。
そして、ここで…ついにひよりんが、コウくんの気持ちに気づいてしまう。そこまでの気持ちの組み立てが実にうまいです。
りっちゃんの行動の激しさも心地良いです。
結局風邪を引いたのはコウくんと、りっちゃんは大丈夫だったのでしょうか?
翌朝の、結心の前での告白…これが、何かの始まりになるでしょうか。
さてどんなことになるのか…
四コマも楽しいですね。
チョコタン!
朝からおはようのチュウ…うらやましい。ものすごく。僕の犬がうちに来た翌朝、土間から二階の踊り場まで階段登って寝てましたが、その時入れてやって枕元犬に仕込んでおけばよかった…
迷い犬の身元調査に通訳を…役に立つと思うほうがバカです。
本当に犬に言葉がしゃべれたら…ガンは早期発見されますね。
ここ、とえらく遠いところに…そして、「姉ちゃんがお嫁ってのに」でとっても嫌な予感がするんですが。
…やっぱり。
いやなんというか、言葉にできないですねこれは…
「もう二度と生き物は飼わないでください」イギリスとかではそれを、裁判所命令で出せるのが日本とは意識違いますよね。
チョコタンも泣くしかないですよね、これ…
どうしても人間が好きで仕方ない生き物…人間の側は犬の無条件の愛情に、どれほど応えてきたでしょう。
僕が犬を最後まで飼えたのも、単に幸運でしかありませんでした。
今回はひたすらため息しか出ません。これだけのことをやってくれる、作者の勇気に感動しました。
流れ星レンズ
家族のこと、これって重いですよね。何より「同情しちゃいけない」という言葉があちこちにあふれているので、どうしていいかわからなくなります。
同情してはだめなら、どうすればいいのでしょう。泣くしかできない…
家族の回想は胸が痛みますね。
人に愛情を真っすぐに捧げる…
というか、ここでBGMを「幸せ願う彼方から」なんかにしたらぼろ泣きですよ。
父親の、食事を作って「もってあと一週間」…その影の悲しみと、練習量を思うと胸が痛みます。
「あははがんばって」という言葉に激しく詰め寄る友達…つくづく友に恵まれている人です。
塞ぎこんだりする、それが気がかりだった…
兄、彼女、泣いてる…そりゃまあ、無実を証明するのは今月号「シュガー*ソルジャー」の瞬くんより難しそうです。
「夕暮くんが1番苦しい時に」…嬉しいなんてものじゃない言葉ですね。
何もできない、ただ祈ることしか…
絶叫学級
捨てる、というのも厄介なものです。まだ引っ越した先のゴミ捨てを完全には理解していません。
片付いてない、これは…箱一つあればどうにかなりますね。
ただ、片付いてない状態ってとても心地いいものです、不思議と。なぜかちゃんと片付けるのって、やりたいことじゃないんですよね。
迷惑は、ピーコにはかけてますよね。
おそうじおじさん…それはそれで面白いですが。
学校内に知らないおじさんがいたらかなり大変な事件だったりするのでは、今は。まあ僕は今学校というところがどんな雰囲気なのか、全然知りませんが。
プチトマトを持って帰る、というのも大変ですよね…
そうじは嫌いでも、全部袋に詰めて放ることはできるんですね。
ちゃんと分別する、というのがなんとなく抵抗があったのでしょうか?
そしてとうとう生き物まで…今回は普通に、勧善懲悪要素が強かったので読んでいてそれほど嫌な思いはしないですみました。まあ、死に値するとは思いませんが。
ロマンチカクロック
学校が好き、というのも考えて見ると珍しい子ですね。
まあそれも対抗意識なんですから可愛い…校門をくぐるのが先で勝ち、って子供にもほどがあります。
みんな告白して玉砕してた、うるさいのがいない隙に…はは。
さがしたら抱きつかれてた、というか失礼しましたと消えるとかしないんでしょうか?ただ見てるだけって…
未来…婿養子、で「プリンとられなくてすむし」「あげます」…もういっぺん死ねにもほどがありますね、これは。
情報まで聞く、ってどんな頭をしているのやら。
あっさりと「私その頃くらいから蒼のこと好きでさ」…おひ。
で、ソーセージはそのまま?おそうじおじさんにさらわれますよ?
そして飛んで言って、あげないと叫んで「香鈴があんたのこと好きなのよ」…香鈴ちゃん、許す。殺していいよ。
これで怒らないどころかつきあってる、ってどれほど心が広いのでしょうか…それこそ菩薩レベル?
CRASH!
Darkとなると警戒するのはそりゃしょうがないですね。
罠だろうと引き受ける…最悪を想定して備える、危機管理型の人は入れたのでしょうか?
「だってユイちゃん可愛いもん」…この爆発しろ会話は笑うしかありません。
美雪さんも久しぶりですね。
花ちゃんもめちゃくちゃ警戒してますが、一体何をされたのか…
メンバー同士の関係、ってこれはかなりぶっ壊れてる気がします。そりゃもう、12月30日かそこらの某所がえらいことになりそうな…
全員女装、それも王様ゲームで…いきなりやってきましたね。
想像を絶する超美人…順平くんはあまり変わってない感じですが。そりゃもう、女の子達全員狂喜乱舞。
そしてDarkの側のいちゃもん、まあ実力勝負である限り…真っすぐ楽しめそうですね。
で、Dark側の女装は?やらないなんていわないですよね?
まりもの花
ダイヤの「殴れよ」が痛いですね。せめて殴ってほしい、痛みを感じたい…それぐらい激しい感情…
身内、って強烈過ぎる身内ですね。
絶対安静のはずが、平気な顔をして…力ずくで寝かせて「嫌われてもいいよ」
佳代子さんとダイヤの会話がまた見事ですね。
竜星、男過ぎます。そりゃもう絶対の忠誠を誓いますよ。
「竜星のためならオレ達は悪にでもなる」…でも、悪だから正しい手段とは限りませんが。
壁を殴って絶叫する、それをただ受け止めている佳代子さんの大きさときたらないですね。
「あいつらをまりも会に」…確かに、それがいちばんいい解決法、ですか。
自分の死後ばかり考えている彼に、思わず告白する…まだ子供、ですね。どれほど強くても…もう少し成熟していたら、別のことをしたかもしれない、もっと愚かなことでしょうが。
多分、生きる気力を出して…そう願うしかないでしょう。逆に、気力と根性で何でもできたから、なのですが。
スターダスト☆ウィンク
わざわざこんな時に重婚疑惑の女優だなんておい。笑うしかありません。
本気で自分が嫌、って彼女はそこからまた斜め横に飛ぶ…
後ろから声かけて「2人で話したかったから」…おい。
両方別れて今はまあ四人ともフリー…
攻略法。「彼女より大事な幼なじみがいる事実を受け入れる」それどうしようもなくきつそうです。
わざと地雷を踏みまくっていた…これだから女の子は恐ろしい。
しかも「猫かぶってて」とまで開き直って、いっそ泣いてもいいんだよ、と思い切り抱きしめてやりたいものです。
「友達に怒られるのは慣れてるから」って彼女はどう見ても友達じゃないでしょう。こういう、なんというか…理科のテストに社会科の、速度の問題に気圧の答えをするようなずれ方が彼女らしいというか…
「なんで嫌いになれないのか不思議」…ああ、それがこの杏菜ワールドというものでしょうか。
さらに、最後にもう一発…それこそ薔薇レベルのたちの悪い爆弾を…
颯くん、そりゃまあショック通り越してるでしょうね。自分の献身を踏みにじられた気がして。
「妄想発言に2人して洗脳」…ま、そう考えるほうが適切ですか。
なんというか…本当に重婚しちゃえ、って気になってしまいます。
たまたま!きんぎょ荘
家賃の優先順位は限りなく低いんですね…まあ、確かに家賃は大金です。流用すればかなりのことはできます。
「この漫画から存在を消します」究極の罰ですねそれは。
「いらなそーなの即売って金に」…確かに最低。
ちゃんとケーキまで、しかも隠れるところに生クリーム…可愛い。
イケメンと食べるチキン…美女と、といってもそれは危険ですが。
牛五頭と土地…すごすぎます。
乙女ちゃんのケーキ、これは確かに強烈です。
無造作に斬るサムくん、結構極悪人かも。
ケーキワンホール押しつける、ってかなり鬼、で…その、指をなめるほうがよっぽど恥ずかしいですよ?
いろいろと終わってます。
花めぐりあわせ
文字を覚えるのも早いですね…漢字まで。
ただ、なめないでください。この時代の漢字は、旧字体です。
「応」が「慶應」、「芸」が「文藝春秋」が当たり前の世界です。まともに表示されていればいいのですが。
その時代の漢字テストを想像すると絶叫します。さらにこの時代は、日本語の読み書きだけではほとんどなにもできません…漢文と英仏独のどれかが必要です。
「勘ちがいするんじゃないよ」…まあそりゃそうですが。
あ、虫がつかないように女の奉公人を取らないようにしていたと…
どんなわけありなのやら。
とんでもない人へのお使いですが、まあちゃんと行き着くことはできたようで。
あーあ、煮物崩れてます。
「親のそういうなけなしの優しさに」…でも、家計の負担が常に重過ぎるんですよね。それも、あの暴走の遠因かもしれません。
手紙も、反故扱いされていた…そしてこの忠告、結構人間的な部分のある人です。
そして、新作を勝手に読んで…これほどまっすぐにやられたら、どうしようもないです。
三人で、花札…なんというか末恐ろしい女です。
というかもしかしてこの花札、任天堂…いや、任天堂ができたのは…
アニマル横町
クリスマス、いいですね…欲しい物があった頃は。
ジャスラックを意識しながら浮かれる、って世知辛い時代になったものです。
年齢詐称…確かに。
絶叫学級オチは大笑いしました。
HIGH SCORE
いきなり爆弾発言。マスクつきでもいいんですね。
さらに一緒に帰るとかえらいことに…
鋼鉄のもやし…ええと、雪藤みたいな、一見弱いけど中身が…?
分厚いステーキとハムスター…確かに無理そうですね。
ひまわりの種のほうが脂肪の塊ですが。
狼を食い殺しそうな肉食獣…何がいるでしょうか?大型ネコ科?
なんというかいろいろ崩壊してますね。
桜姫華伝
49話で次号クライマックス…すごい計算どおり。
さすがですね、目を開くところの強い印象。
オールスター集合、って白夜さんナイス。
疾風と琥珀、生きてたんですね…よかったよかった。
悲しみを滅ぼすために…なんというセーラームーン。そう、これセーラームーンの黄金パターンなんですよね。死者全復活、全員集合問答無用。
「血桜の中に戻った」って、死者の魂を吸う剣、ストームブリンガーの面もあるんですね。
帝も、「そちらの二人にはゆっくり話を」…なんかもうどうしようも。
人間になる、それができるのかどうか…白夜も、こんな形で…
おねえちゃん姫
本当にすごく可愛らしいタッチです。飴みたいに甘くておいしそう。
妹ばかりひいきにしている母親、でしょうか?
その妹が「思ってることあれば言えばぁ?」…やられた、って感じです。
お姫様の絵を描くことが支え…胸が痛くなります。
あ、この妹も真面目に努力しているんですね。
そして、可愛い絵を評価してくれた…
あ、こんなに足が開く、というのはどれだけ頑張っているか…股関節の柔軟性だけは、何の言い訳もなくひたすら努力だけです。
「一番大切なもの笑われちゃったら」そう…一番大切なものを否定されたら、根底から壊れてしまいます。だから何であれ、見せるのが怖くて仕方がない…その気持ちは痛いほどわかります。
そして「好きなことやってるお姉ちゃん好きだよ」といってくれる、うらやましくて気が狂いそうですね。
そういう気持ち、すごく丁寧に描いてますね。
すごく素直な気持ちが通い合う…これ、学園のプリンスに好かれるより、全ての女の子にとって最高の夢です。巨万の富を持つ原油王子に愛されるより大きな願望充足ですよ。
なんて深く心を掘り下げ、最高に素敵な形で浮かび上がらせてくれるんでしょう。ため息が出るような最高傑作です。
来月号は「夢色パティシエール」、これすっごく嬉しいクリスマスプレゼントです。
そして優木なち先生の新作…さてどんな恐ろしいことがおきるやら。