りぼん2014年11月号感想
こんな表紙あり？と思わせます。ほとんど人物が目立たない。
まあ付録は伝わってきます。
結構面白いもののようですね。
感想は一々書いていないですが、「女の子って」などショートもたくさんすごく楽しんでいますよ。
今月号の「チョコタン」、素晴らしい英断でした。心から支持し感謝します。
つばさとホタル（春田なな）なないろ革命（柚原瑞香）バディゴ！（黒崎みのり）猫田のことが気になって仕方ない。（大詩りえ）僕の家においで（優木なち）ロマンチカクロック（槙ようこ）絶叫学級（いしかわえみ）ひよ恋（雪丸もえ）シュガー＊ソルジャー（酒井まゆ）祓いちもんめ（たいら茶織）アニマル横町（前川涼）HIGH SCORE（津山ちなみ）ラララハレルヤ！（藤原ゆか）チョコタン！（武内こずえ）プリモ・プリーマ！（柚木ウタノ）ステップ・バイ・ステップ（優月うめ）次号予告
つばさとホタル
とても豪勢で楽しい学園祭です。これこそ青春ですね。
海賊コスプレ…今は便利な時代になったものです。これが簡単にできる水準のコスプレ衣装が、ロードサイド大型ショップやネット通販で簡単に手に入るのですから。
反面昔の、手芸店というのはどうなったのやら…
ぜんぜん自由時間がない…まあ尽くす子ですからねえ。
「ちゃんとふってあげれば」を思い出して失敗するとか、動揺してますねえ。
「だからさ うちら付き合お」…すごい理屈ですが現実そのものなんですよね。
女の子たちの圧力、本当に人間集団の万能感って恐ろしいです。
「言い訳とかいいから」としか言いようがないですよね。
一階から屋上まで全力ダッシュ…へえ、汗がない人なんだ。
「恋愛感情はまったくないです」というのはアホかと叫ぶしかありません。
「誰かがピンチの時には」とさっそくアドリブで言えるとか、すごい舞台度胸ですね。
そしてちらりとアッキーを見る、目で『好きな人は園川だよ▽さっさと自覚しろこのクズ◇』と言ってるのが笑えて仕方ありません。
なないろ革命
この恐怖感…そして「今度は私が」の絶望感。
「もしかして一人？」と声をかけてくるのはうれしいのですが、それもどんな罠かと思ってしまいます。
いや、そうなりそうになったら抱き着いて阻止…これが邪悪というものか…
ゆゆちゃんの言葉の気持ち悪さは絶叫したくなる水準です。相手に何も言わせない。ゲームを決して渡さない。何が白で何が黒かは自分が決める。
「この間から見てて気分悪い」と言ってくれるのはうれしいですが、火に油ですよね。
で、来月号、大人気で巻頭カラー…これほど胸が悪くなる作品が？何かが間違ってるとしか思えません。
バディゴ！
迷っていた時の「やーだよ」は苦笑します。
プロデューサーさん、両親も説得するとは…有能ですね。
全寮制で相部屋、早速致命的な問題ですね。
あ、Pには女だってすぐ…両親から…
「ハヤテには絶対ばれないで」というなら別の部屋にしろと。
変なペットがいるのも、人気作にしてやるという力の入れ方を感じます。
きついスケジュールがさらにものすごいことになる、でも悔しいから頑張る…説得力ありますね。
きーちゃんの絶叫は楽しいぐらいです。
そして、女としての彼女に話しかけてくる…客観的には大笑いです。
振り付けは全部覚えてる…
お互いが「ライバルとして不足なし」と言うの、ここはさすがだなとめちゃくちゃうれしくなりました。
もう恋愛が余計なぐらい熱くてポップでクールで楽しいです。
猫田のことが気になって仕方ない。
かっこよすぎる…これがほかの視点＝普通に美少年だったらどんなにすごいか。
約束…そうか、小さいころ会っていたフラグですか。
「猫田は今日またあとで」はつきあっていないなんてありえないレベル。
「その格好でクリスマスに男の子の家」いい母親でよかったですね。
知らない人扱い…ひどい。
というか挨拶のお菓子とかは？まあすごくかわいいですけど。
プレゼントと情報、って本当に似た者同士、こりゃ打ち解けますよ。
手作り猫田ツイスター…そういえば、猫田くんは周ちゃんから自分がどう見えているか、知らないんでしたっけ。
しかしツイスターの普通の使われ方を考えると、恐ろしい子です。
大人気のないケンカも見事に精神年齢同じで楽しいです。
まあとにかく楽しんでくれてよかった。あれ？肝心の二人はやってないよ？
小さい頃も猫顔…どうなっているのやら。
「ハイハイしてる猫田なんてただの猫」この言葉で変だなとか猫田は…まあ変な奴だとばかり思って…
猫田くんが料理、ってこの家はあまり親がいないんですね。
いちいちワイワイ騒ぐとか、楽しいです。
そして上手いし。
うまい表現は大笑いしました。
「あまねも家族になったら」…あああああああ。
それで男女として意識しない周ちゃんがいろいろすごいです。
「でも今はすきだよ」が可愛すぎ。
そしてクリスマスプレゼント、さらに「キライなヤツをこんなに」…転がるしかないセリフ来ました。大好きなんですよ、「どこの世界に」系統のセリフ…それが好きでしょうがないからいまだに少女漫画感想書きやってるぐらいで。今は三誌読んでてもめったに出会えませんが。ああ、ちゃおとりぼんの増刊を読めば…
僕の家においで
家政婦仕事をまじめに、と思ったらいきなりの大サービス。
これがドジじゃなくて狙ってやっているのがすごい。
それに「したくありません」と返す彼女が恐ろしい…しかも嫌っているからじゃないのが…
厳しく、ってそれはBD**のお誘いですか？
出かけのキスも強烈ですね。
ちゃんと「おめでとうございます」と言ってくれる鈴間くん、心底いい人ですね。
ボクシング…なぜそうなるのやら。
ずっと聞いていた女の子たち、そりゃ騒ぎますよね。
しかしボクシング部とか、その美形の男とか、予想がつかない作品です。
なんかものすごい世界なんですが。
「ほしいモンは力づくでも手に入れる」…むしろまのさんから見れば楽しい展開なのでわ？
いや、これほどわけのわからないことをしてくれるとは全く予想できませんでした。脱帽です。
ロマンチカクロック
さて、助けてくれたのは誰…？
なんというかすごく、見ていていたたまれない感情になります。これはよくないことだとはっきりわかる、でもどう悪いことなのか言葉にならないんです。
一花ちゃん、珍しく子供らしく突っ走っていますね。
小さい頃は双子の兄妹でキスとか…なんというフラ…
蒼くんの哀愁は苦笑するしかないです。
そして後ろから抱きしめてしまうとかおいこら。
近すぎるというのも困ったものですね。香鈴ちゃんもこういう視線になりますよ。
絶叫学級
女のメイク道具というのは意味不明です。
本物、というか本名だったんですか…
すごく正直にちゃんと言葉にできる、それはそれで精神年齢結構高いですね。
そして極端に可愛くなった、といっても「栗原かわいい」と言える柿田くんは何者ですか。
桃花さんは紫外線に弱くて…うまいこと言いますね。
化粧を落とすと涙、というのがうまい表現です。
素顔がどうなろうと…まさしく狂気ですね。
…まあ、成功したんだからいいじゃないですか。いつもより。
ひよ恋
どうしたの？と言いたくなります。
りっちゃんののろけまくりは笑うしかありません。
みったんこそ森センと…どうなったんでしょう。
別れた、ってそんな噂になるほど…不安で成績が落ちたら本末転倒もいいところです。
マグロの目玉弁当は嫌がらせにしか思えません。というか大量の汁を含んでるので悲惨なことになりますね。密閉弁当箱でもご飯が水浸し。
あ、家にはまだ行ってなかったんですか…
そしてこの大声…ああ、暑い暑い。
キス寸前の母親、わかってやったんですか？
次号でこの作品も最終回ですか…感無量ですね。思い返してみれば本当にいい作品でした。
シュガー＊ソルジャー
一緒に帰って別れ際のキス…一番幸せな頃でしょうね。ため息が出ます。
そして帰ったら帰ったで、またえらいことに。
「ちょっとコンビニ」って、帰ってきたらまたえらいことにというかエロいことになっていそうな気がするんですが。
悪い人ではない、ならよさそうですね。
相田という男の子がどう関わってくるか…
「入谷レベルが彼氏だと」まあそれはわかります。
びくっとなってしまうとか、意識しまくってますね。
「夜抜け出すんだったら」…余裕ありますね、先月問題を起こしたお方が。
その先を想像してしまうと全く動けない、ってこれ以上の表現を出さないって「りぼん」の規制は厳しいんですね。「なかよし」だったら…
「やきもちとかやかないよね」と、結構怒ってますねこれ。
「麻琴が思ってるより可愛いーんだよ」…身体が砂になって崩れ去りそうです。
そしてこの拒否の理由を知ったら、彼どうなるでしょうね。
というかすっかり忘れられていますが、彼はかなり深刻な児童虐待のサバイバーなんですが…
さて、どんな修学旅行になるのやら。
というか「りぼん」のエロ規制の限界はどのあたりに…
祓いちもんめ
なるほど。こう丁寧に説明されると、なるほどとしか言いようがありません。
すごく優しい雰囲気の子ですね。
その子を襲う…まあ突然奇声上げて暴れだす、なんてよくあることです。
別に変な男の子が出てきましたね。
いや、「祓い手」が受け入れられてるんですね、この学校。
帆鳥ちゃんにはその能力がない？
ここでこの脅迫はうまい展開ですね。
というか何か害をなしている様子はないんですが。
結婚式にそれは…まあそりゃ、まずいですねえ…
あ、そういう害…実にうまく人の弱さを突いてきますね。
それに害が強まっていく…
舞う動きの美しさは素晴らしいです。人の体の美しさがよくわかってますね。
あ、禍いものは演技だったと…
すごくかわいらしい、緊迫感もある作品でした。次回作も楽しみにしています。
アニマル横町
なんでだるまおとしが昭和？もっと昔からあるのでは？
慣性の法則を学ぶにはいいですね。
手がしびれる…うわあ。
みんな巨大だるまおとしを持っている、って結構恐ろしい話です。
いろいろエスカレートしてますけど…
天井という以前に床がえらいことになっていそうです。
HIGH SCORE
面白いことをしますね。
痩せるのを嫌がるのが面白いです。
太ったらモテてしまう、というのは要するに、モテるモテないは体重とは関係ないということですね。
とてもよくわかります。僕は高校三年から二十代中盤まで痩せていましたが、それまでと同じくモテませんでしたし、また太っても同じくモテません。要するに魂の色が違うんです。
めぐみちゃん、男と思っていなければ太っていてかわいい…
ブリッジで教室移動、きつすぎる以前にパンツやブラ…あと髪の毛が床に…
さよちゃん、アミバやメンゲレ…？
ラララハレルヤ！
窓から逃げるってそれ自体が危険すぎるでしょう。カラビナも命綱もなしに、自分の握力だけで…それができるのは最も高い運動能力を持つ人だけですよ。
無人機まで使って…
全員が動き出したら、簡単には止まりませんね。
馬というのは建造物内・市街地では非常に機動力が高いです。階段も登れるし塀や生け垣も飛び越えられる…車やバイク、戦車ですらできないことです。
これだけのことをやる資金はどこから出したのでしょう？
「後悔するような生き方はもうしない」…人間にとって一番大切なのはそれですよね。
全員好きな人、って恐ろしいことをしてくれました。
「先約済みだから」と言っておいて、別の男のことを言わなければこのままゴールできたのに…損な性分ですね。
五人でゴールなんてずるいですよ。
さらにスプリンクラーの大サービスとは。
さて、次から暗い展開になりそうですが…その分も今回は盛り上げてくれた、と。
チョコタン！
犬にとって、「ホケンジョ」というのは大きい恐怖でしょうね。もし言葉があるなら。
「うざっ」はひどいですね。
「昔の自分」は苦笑するしかないです。
「年間どれだけの犬や猫が」…その保健所の所長さんだからこそ、誰よりもわかって…罪を背負って生きている…どのような人生なのか、想像もできません。
この現実を読者全員にぶつける、編集部と作者の英断には心からの拍手と支持を。
読者のみなさん、親にも見せてください。兄弟にも。「りぼん」を読んでいない友人にも。
「ずっとこうされたかった」…
あっさり「うち来る？」はあっさりしていました。
チョコタンがまだ泣いている…これはつらいですね。
そしてチョコタンからのお願い…ため息しか出ません。もっと上流から根本的に社会を変えなければならないのですが…これは残酷な考えですが、安楽死を、本当に安楽に死ねるガスにすることは今すぐに可能なことだと思いますが…
ササミは苦笑しましたけど、でも幸せな名前にはほかなりません。
正直、今回は読むのが怖かったです。
そして想像以上のことをやってのけてくれた、その勇気と愛情の深さに、改めて心からの拍手と支持を。
「りぼん」という雑誌の底力はさすがにすごいです。
プリモ・プリーマ！
すごいコンテストになりそうですね。
馬に乗れるのはすごいですね。
初ちゃんも、客観的にも随分高いポイントを持ってるんですね。まだまだ遠いようですが…
さっそくハプニング、と思ったら抱き上げてもらいましたか。
悪意の目がどんなことになるのか…案の定すごいことに。
というか、自分に自信があるならこんなバカなことはしないでしょう…まあ、人間の道徳感情のどれか、敵味方識別と公平に関するものが…
「あなたたちのような同じ高みを」と、この加害者を認める言葉が言える…すごいですね。
みんなもそれを認めてくれた…この瞬間、胸がいっぱいになりますね。
ものすごい輝きの強さ、圧倒されるような美しさと色香…僕がこの学校の生徒だったら、恋に狂っていたでしょう。
自然に「ありがとう
だいすき」と言ってしまうのも胸を打ちます。
庭の中だけの秘密、なるほど…そういう手もありますね。
圧倒的に輝きとパワーだけで押し通した、という感じですね。これだけのことをやって、次回作のプレッシャーは大きいと思います…でも実力は実証済みですから、楽しみなだけです。
ステップ・バイ・ステップ
絵柄はすごくかわいいです。ただ、ちょっと小さい子としてはアンバランスですが。
「一緒に帰らない」と言えるの、すごい勇気ですね。
「オレが古賀さんも一緒がいいの」は殺し文句ですね。
がんばってはいるでしょう。
あ、卒業したら引っ越す…うわ、きついですね。
今はカメラつきのパソコンさえあればテレビ電話は実質無料ですが…
一刻も早く、といってもそれはいつなんでしょう。
「翔と一緒に居たくて」と、この一言だけでもどれほどの勇気が必要だったことか…
ダブルの縄跳び、これってどうやってるんでしょうね。
そして彼女のことを思いやって、縄を返して…なのになんで恋心にだけは気づかんｗ
「卒業式終わったら」…彼にとってはつらい、というか引っ越しは、引っ越す本人が一番つらいんです。
それを思うと罪悪感に押しつぶされそうですよ。好きな子が転校したとき、そのことに気づくことができなかった…「仁者だけが真に人を愛し、憎むことができる（論語
里仁）」を痛感します。
泣いてるのを見られて悲鳴…彼もこれはきついですよね。
「翔はカッコ良いよ」と言えるの、すごく純粋な心がキラキラ輝いているようです。
それで、まさかこんな誤解を生む会話になってしまうなんて…胸が痛いです。
そしてここまで、ちゃんと言葉をまとめられる…間違いなく中学校、いや大学の頃の僕よりずっと精神年齢上ですよ。
「嫁」とそうきますか。ため息しか出ません。
とにかく強烈な輝きの嵐に圧倒されました。宝石写真集でも見たようです。
次回作はどんな作品になるのやら…
来月号も読み切りたっぷり、本当にすごい雑誌ですよ。