りぼん2015年11月号感想
やっぱり表紙が一人だと迫力が違いますね。
眼鏡がペン、というのはとても面白いです。
大型新連載は期待以上に面白い、でもすごく雑誌としては保守的ですね。
キミとだけは恋に堕ちない(酒井まゆ)つばさとホタル(春田なな)リトルウィッチアカデミア(藤原ゆか/吉成曜)吹彩(雪丸もえ)バディゴ!(黒崎みのり)HIGH SCORE(津山ちなみ)ロマンチカクロック(槙ようこ)またあした(村田真優)猫田のことが気になって仕方ない。(大詩りえ)絶叫学級(いしかわえみ)ちびまる子ちゃん(さくらももこ)チョコタン!(武内こずえ)めだかの学校(森ゆきえ)となりのジュリエット(かるき春)アニマル横町(前川涼)センチメンタルレター(優月うめ)次号予告
キミとだけは恋に堕ちない
なんで同じ高校に…より高いところを受けようとして落ちたとかありそうです。
年子の三人って母親は大変だったでしょうね。
気合い、入りすぎです。バカ。
「なるべくアイツには近づかないよーにしろ」はなぜか大爆笑しました。普通にそのセリフが出るシチュエーションとは違いすぎます…
佐倉くん?
男の子の方が優しい、というのも面白いシチュエーションです。
ちゃんと断って行こうとするだけいい子じゃないですか。
それで吉田くんにぶつかる…いい展開です。
…こんな時に助けてくれない、という意味で最低の男だとは。…ある意味すごい。
そして吉田くん…無謀というか…相手がケータイで仲間を呼んだらどうするんでしょう。
いきなり「オレのこと好きになっちゃったってこと」がまた強烈でしたね。
とんでもない男の子もいたものです。
また面白い作品になりそう、十分期待できます。
つばさとホタル
冒頭のこの上もなくどうでもいい男の一人語り、こういうのをやるのもこの作品の…
ボールを忘れるぐらいには動揺するんですね。
「コレ頼むわ」という意味不明の言動から、ただ帰るだけですか。
あ、口は外したけどキスはしたんですね。
そしてすぐ近くにいるのに、遠すぎる距離…後ろの人たちの動きがさりげなくあるのがまたたまりません。
で、気がついて空気を読まないにもほどがあるご奉仕モード…もうピンが抜けた手榴弾が転がっているような気分です。
え?怒らず受け取った?
で…告白ムードを目いっぱい盛り上げておいて、ここで鳥羽くんが来るのは本気で大笑いしました。
この、言葉なしに告白か、と男の気持ちだけを盛り上がらせるのは実にうまいですね。
堂々と言ってしまった、でも本人に言えよですけどねえ。
鳥羽くんの立場って、完全にアッキーに恋心を自覚させるための生贄でしかなかったと…そう言われたくなければもっと頑張りましょう、ですか。
さて、次は何をしてくるか…超美少女転校生が来たら大笑いです。
いやー大笑いしました、今回。笑いが止まりません。腹筋崩壊。
リトルウィッチアカデミア
自分で「名実ともに本物のエリート」っていろいろと終わってますよ。歴史を見渡せば次元の違う天才はいくらでもいるでしょう。
魔法アイテム、なんか嫌な予感がします。
筆記試験で落ちそうな予感が…
ひどい足きりですね。
最後の問題は圧倒的な知識範囲を求められる…または、検索をしてくれる使い魔。実質、この問題だけが試練なんですね。
妖精の姿のスーと会話をしていたら、いつのまにかアッコのほうが小さくなっているのは面白いです。
ねずみになって人に乗る…便利なもので。
妨害を防がない運営…いや、それぐらい自分ではねのけろ、ってことですか。
ダイアナさん、見捨てると見せて助けてくれる、いいキャラですねえ。
三人で一気に塔へ、でも実は六つ。残り三人は誰でしょう?
テンポの良さと楽しさは最高級です。
吹彩
部活がすっかり楽しくなっているようで…努力できるし理不尽を割り切る回路もあるから楽しめる、つくづくずるい。
別の楽器とか考えられない…それが初の壁になるかもしれませんね。
きつい評価から一転して、ほっとさせます。
ユーフォニアム…確かに名前は知られていないですね。画像としてはよく知られていると思います。
グラウンド、さてと洗礼の始まりですか。水分と塩分は補給してから行くべきですが…
あれ、さっそく一万メートル走とかじゃなくて?…それだとうららちゃんには楽すぎますか。
てっぺんを目指すのが当たり前…恐ろしい。
ここで二人きりで話すってずるいですよね。あ、かくれんぼにはそういう長所もあるんですか。
必要にされる条件、ややこしいですが努力目標があるのは彼女にとってはありがたい話です。
…ほんっとーにチート…ゆうていみやおう〜や上上下下右左右左BAに匹敵してます。
バディゴ!
「今度にする」はひどすぎます…誰かツッコミ入れてくれ。
…言葉での表現が下手ならダンスで表現すればいいじゃないですか。
ハヤテくん、そりゃ怒りますよね。
スタッフをねぎらう、という発想があるのはいいですね。言葉そのものはつっかえていますが、ダンスは…
…そしてラインで「今度」の催促…というかすぐそばにいるのに。
で、結局それでの告白ですか…どうするんでしょうね、両想いになってみて。
ハヤテくんがキレる寸前なのも爆笑します。
そしてさっそくデート、…きーちゃんにはそれまで知らせているとは。人を信頼しすぎると後が悲惨ですよ。
「女の子だろ」がドキドキする言葉ですね。ハヤテくんもそれ以上にドキドキしていますが。
幸せいっぱいの中、真正面からの対決…えらく面白いことになりそうです。
HIGH SCORE
鼻血の美少女って…
藤原さん、純情な美少女に×××…なんていうことを。
…鼻血についての医学的な知識はありません。
ヌンチャクは…まあトライデントというそれ以上に危険なものを持ちこんでいる人もいますし、警官も美少女の所持品検査はしないでしょう…
髪を切られるという女子には最悪の暴力…それが人気のきっかけだなんて…複雑すぎますね。
お弁当…屈しないために七輪を手に入れるってすごいですね。調理室借りた方が穏便では…
そのサンマが新鮮、っておい。
まつたけ…いや石突の部分とか?まあ仕返しになりませんか。
頭と腹ワタ、まあ自業自得です。
いや、干し柿より、ビニール袋に渋柿を入れて、理科室で二酸化炭素作って入れれば甘くなります。酒でもいいですが学校ですし。料理酒はあるでしょうけど。
ウツボでお返ししたら政宗先輩…ああなんていい勝負。さらに裏の関係まであるんですから。
ロマンチカクロック
薬注射点滴…きついんですよね、白血病は。
家族、そして家との再会…胸がいっぱいになりますね。
そして友達との…
合格もしていましたか。切ないことですが。
でも、いい笑顔ですね。頑張ったからこそ…
鳴らしてしまって…
卒業式に出られない、というのはすごく残念ですよね。
注射…何をされるのか知ったらパニック状態になるでしょうね。ドナーの方が悲惨です。リスクも高いし。
さて…安易なことはするなよ…
またあした
ぼろ泣きしてしまう…
さりげなくすごく暗い顔になっているのがえげつないまでの表現力。
いきなり背負い投げ…やられる方がナイス受け身。ケガがない時点で。
「もっと苦しめばいいよ」…恐ろしいセリフですね。
この世の終わり、って、いい友人がいますね。
永遠ちゃんにもいい友人がいる…胸がいっぱいになります。
いきなりすごい顔をするのはびっくりしました。
で、しつこく追いかける宣言…すごい復活。友情パワーすごい。
すごい恋もあったもんです。
猫田のことが気になって仕方ない。
二人とも恋愛初心者、どうにもなりませんねえ。
話を終了させる、それしかないですよね。
で、朝いきなり腕を組む…悪魔かこの女。それもドキドキ探索…
身長差にふと気づく、ここは素晴らしいです。
プールとか海とか、いくらこうしていても…体はいやおうなしに女になっていくんですけどね。
猫田くんの黄昏、ほかの女の子から見ればイケメンの黄昏なんですよね。
「何言ったってどーせ行くことになるんだろ」はわかってますねえ。
窓際でイケメンがもだえてる…と、客観的には。
燃え尽きてますねえ。真っ白に。
彼女が図書館とは…似合わないですね。
「猫田にドキドキしたいの でもできないの」「とっぴょーしのなさに慣れてきた」が、机に突っ伏しながら笑うしかないです。
おなかが痛いって、いきなりそういう話になるとは。
絶叫学級
はっきりした人…でもまあ、この作品より「なないろ革命」のほうがずっとホラーですし。
仲良くなって、どんな罠があるのやら。
あ、服従してほめてくれるという…大量の砂糖と同じ快楽。そりゃはまりますね。
で、「死ねっ」といったら問答無用で…
完全な服従、というのも怖い…独裁者たちは本当にこういうのが、何千万人も欲しいんでしょうか?
日本にもたくさんいる、小さな独裁者たちも。
ちびまる子ちゃん
のんびりした雰囲気ですが、重い話になりそうな予感も…
のんき屋のんべえ…確かに。
チームに分ける…すごい譲歩ですね。
あ、新幹線はもうあったんですね。…新幹線がない時代って、どうやって帰省していたんでしょう。
京都組も大阪組もそれぞれ楽しんでいるようです。
これで最高に幸せ、という欲望の水準自体が幸せですね。
親切な人が多いですね。
そして縁結び神社での父親…大人げないですが温かい苦笑になります。
店がない、そして財布を落とした…それぞれトラブルが起きていますね。
でもあっさり財布は見つかり、そして大阪組は?
どちらもみんな優しい、すごく素敵な世界です。
チョコタン!
すっかり16ページが定着してしまいました。
楽しんでますねえ。
愛犬のおやつ、といわれたら優勝以外ありえない…はは。
こわいというか絶叫学級と間違えたかという域です。
海賊…これはこれでかなり金がかかったでしょう。
犬は…犬が裸ならいいじゃないですか。
おやつをもらえたんだからいいですよね。
楽しいなあ、ひたすら。
めだかの学校
犬すらダメ…悲惨な。
ぬめってる…どんなところ?
めだかちゃんの家…楽しいことになりそうですが、続くんでしょうか?
となりのジュリエット
なんという願望充足…というか可愛すぎて死にそう。
冒頭からなんて量のパワーが押し寄せてくるタッチでしょう。
読んでるだけで元気になる、についてはトップクラスです。
ミーハー、エキストラなのが…このチャンスのために若い時間を使っている人が何人いるか…でもまあ社会経験ですから無駄にはなりませんよね。
キーンと走るように両腕を広げた礼も十分変わってますよ。
両片思い…もう「いいの?」といいたくなるぐらいの超絶ご都合設定。願望充足ってこんな快感なんだ、としか言いようがありません。
いきなり顔が至近距離、これはびっくりしますよね。
で、「ムリ」…ははは。
でも演じているところはしっかり見る…怒っていたのが、すごいな、でいっぱいになる心の動きがすごくはっきりしてます。
「お姉ちゃんより凌ちゃんの方が」素直ですけどこれほど幸せな言葉もないですよね。
リードするから、とかすごい自信に思える言葉ですが…
両手を思いきり広げるのは彼女の持ち芸ですか。
円くんの評判が悪くなりそう、と…でもここからの円くん、もうスーパーサイヤ人の光が出てるんじゃ、って感じです。
しっかし、服と体の質感がほんとうにすげえ…なんで匂いがするんだ印刷の紙から…
そしてはっきり告白して、…演技じゃなくて本気だからですけどね。
本当に、もう演技も何もなし…笑うしかないですね。このいっぱいのパワーに、熱くなりながら。
…で、キスまで…うおい。
あ、カメラには隠してる、と本気なのにしっかり計算してる円くんのベテランぶりがまた。カメラ側は演技だと思ってるけど実はもろにキスしてる…ははは。
ま、それ以前にCMでシリーズ化…凌ちゃんもかなりひっぱりだこになりそうで、それでいろいろ誤らなければいいんですが。
さらに「演技じゃないし」…こりゃもう、わけのわからない声しか出ないですよねえ。
いやあ…脳みそが沸騰してます。次回作どうなるんだこの作家…楽しみで爆発しそうです。
アニマル横町
避難訓練は必要でしょうね。
まあ、僕に一番必要なのは、枕元に服・ブーツ・ヘルメット・通帳・保険書類・現金・水・工具類を置いとく…スペースを作ることです。
みんな眠そうですね。
それがささいな日常…ああでも、コンセントさえあれば火事の可能性はありますから。
幼稚園でおかしもち…高度なところですね。
普段通りに…緊張しすぎるのは、何度も訓練して、避難がパニック状態でも自然にできる、自転車に乗るぐらい自然なことになってしまえば緊張は取れます。その水準だと一番確実に避難できます…9.11でそこまで訓練してみんなを逃がして、自分は確認のために戻って死んだ英雄がいらしたそうで。(参考文献:『生き残る判断
生き残れない行動』アマンダ・リプリー)
センチメンタルレター
ごめん、って…
「カサ借りた」はひどい。…別に折りたたみ傘を持っているほど準備のいい人でしょうか?
「私がいなければ」…人間って何でも、罪と罰の話にしたがるんですね、つくづく。
「今すぐじゃなくていいから」が精いっぱいの言葉だと伝わります。
手をつなごうとして…初々しいカップルですね。
手紙が飛ばされて、手紙の内容を知ってる…手をつないで、泣きながら…びしょぬれで…奇妙な眺めです。
「オレの事見ててくれませんか」「はい」という自然な言葉も、静かに胸を打ちますね。
そしてこの未来!なんてサービスでしょう。
伝える…それだけに徹した作品ですね。何を、とは言葉になりません。ひたすら、伝わったのはわかる…クラシック音楽のよう。
次は何をしてくれるのでしょうか。
来月号は持田先生と木村先生…安心できますね。