りぼん2016年9月号感想
表紙は安定感がありますね。
思いきり豪華なふろく。耐久性もあり層です。
ふと。「りぼん」は「月刊いじめ」になりませんように。
つばさとホタル(春田なな)きらめきのライオンボーイ(槙ようこ)HIGH SCORE(津山ちなみ)ハニーレモンソーダ(村田真優)バディゴ!(黒崎みのり)キミとだけは恋に堕ちない(酒井まゆ)つむぎと箱庭モンスター(かるき春)めだかの学校(森ゆきえ)絶叫学級(いしかわえみ)猫田のことが気になって仕方ない。(大詩りえ)好きにならずにいられない(木村恭子)今日も瑛がカッコイイ(柚木ウタノ)吹彩(雪丸もえ)アニマル横町(前川涼)恋するスキャット(瀬川あや)チョコタン!(武内こずえ)次号予告
つばさとホタル
男子バスケ部ファンブックはまさに誰得…
えらく強引な交渉ですね。
「伝わってないかもしれないけどさ」は真摯かもしれませんが、まあ日ごろの行いとか…
ドキドキのシーンはしっかり畳みかけてくれますね。逆にこういう関係の方がドキドキさせるにはいいかも。
「お話しなきゃいけないこと」…まあ例の件を告白するのか、ということはその前に何かあるなと、なんてわかりやすいフラグ。
…ミステリにすれすぎた読者の気持ちがとてもわかります。
「理由もアッキーが好きだから以外ない!」は感動的でした。
ひたすら心臓の言葉に従う…それがどんなに難しいことか。
チアパフォーマンスで気持ちを伝えたこともよくわかります。
そして体調崩してお姫様抱っこ…いや正統派少女漫画のおいしい部分ばかり取り分けて寄せてくれたようです。
こんな贅沢していいの、とすら思いますよ。
きらめきのライオンボーイ
すぐの「ごめんなさい」、結局は「星さまがいるし」…ああ、これに対応するパターン、実は彼がこの漫画のモデルか作者本人。
「見えちゃう」と隠してくれるのは苦笑しました。
川のそうじに誘う、というのも面白いですね。
…うん、すごいですね。
自転車とか重さも容積もすごい。というかこれ、徒歩で掃除できる限度を超えてます。
というかエロ本という問題も起きる気がしますが…
カエルを怖がるのを、「かわいいし」と知らせるのはうまく、男の子はわかりあえない存在、というのと響き合っています。
「守ってるつもりでとじこめてる」というのはあるにしても、現実に敵がある以上必要かもしれません。
ぼーっとなってしまって、笑心ちゃんのほうが大変ですね。
で、なぜエロ画像を送ってしまった…まあ男の子ならよくあることです。
それから川に落ちるまで行くとは…この浅い川で死ななかったのはほぼ奇跡ですね。
とにかく意味不明でパワフル、でも常に不安があるのが困ったものです。
今回悪人が出なかったのがうれしかったです。愉快なもんではないので。
HIGH SCORE
そんなことを彼女の兄に相談してどうするボケ。
威力が増してる…なぜそれで浮気に。
「めっちゃ似てるから大体一緒v」…気持ち悪いにもほどがあります。こういうのを載せる「りぼん」もすごいですねとても今更ですが。
女の子たちを連れてカラオケ、素晴らしく自然な調べ方ですね。
ものすごく豊富なメニューですね。下手すりゃそこらのファミレス以上。
女の子たちの反応が普通で面白いです。
そしてえみかちゃんの大量運搬…いや落とすって。
まあなんというか、いい仕事仲間のようですね。目の保養にはなりますし。
オチは苦笑しました。それだけでそんな威力が増すとか、いや実戦含め知識なら兄にもあるでしょうに。
ハニーレモンソーダ
ものすごい美人がどう出てくるのやら。
「誰かと一緒にするって感覚がまだないんじゃね」はよくわかってるな、と感心します。
みんなをスケッチしているのがすごく素敵です。それに自分を書き加えるのは苦笑。
勇気を振り絞って勉強に誘ったら、なぜか豪華なことに。つくづく面白いです。
ここで菅野さん、さて緊張感が盛り上がってきますね。
「見てて哀れ」という言葉でブチ切れたのが、菅野さん?
ちゃんとありがとうと言えるのは成長ですねえ。
翌日の仕返しに、しっかりかばう羽花ちゃん…二人ともカッコイイ。
さらに界くんまで、どれだけ豪華なことに…というかレベルの違いに気づくのが遅すぎます。
そして上着をかぶせる、それにも何も聞かない思慮と自己抑制の強さ…
でも自分で決めるべきことじゃないですがね。
彼女がいい人な分、余計辛くなってきます。
バディゴ!
言えないが多すぎますよねえ。
隙がありすぎ、ってブチ切れるのもよくわかります。
いや僕はこれ、ハヤテくんは悪くないと思いますけど…部屋を出てどこに行くんですか。
奪った、ってなんかやたら重い話になりそうですね。
なんか勝手な話ですね、才能と情熱は別なのに。才能があっても情熱が湧かないでその世界を去ってしまうひとなどいくらでもいます。人は自分の人生しか生きられないのに。
互いに別の人と組んで、って嫌な予感が…それどころじゃないのに、家出すら把握できてないのに。
あ、ちゃんと家出は把握したんですね…ソレルさんナイス。
戻れない、と言ってもまあ…というかアイちゃん、本当に自分が悪いと思ってない…
ほらこれぐらい怒るもんだよ、ってやってやりたいほどです。
キミとだけは恋に堕ちない
家族になじみすぎている…どういう関係なんでしょう、もう婚約者に近いですよね。
こちらの友達も出てきて、楽しいことになりそうです。
「お嫁さんになる」に小さいころの回想とか、どうなるのやら。
「彼氏俺なのに」ってすねてるのは本当に小学生みたいですね。
協力…そりゃそうなるでしょう。
そして家族写真で「わたるんだけ小っこい頃なくない?」…あらま、やはりそういうことでしたか。
お姫様抱っこでキスしてしまうってかなり器用な話ですよね。
つむぎと箱庭モンスター
…ごめんなさい、先月号感想でタイトルを間違えていました。
気まぐれと警察犬はめちゃくちゃ反対だと思いますがね。警察犬用の犬を素人が飼ったらひどいことになりますが。
いきなりどこに何をしたんでしょう。
しっかり腕にしがみついてますねえ。
依頼の通りに絵を描いて素材を選ぶ、悪夢のように大変な仕事ですね。
さっそく先輩の仕事のやり方に文句とは…そして「いらない」という言葉に反応して引き受ける…
これが、テストだったらいいんですけどね。
本当は仕事を選ぶって大切なことなんですが。
一気にイメージが広がる…ここのかわいらしさはたまりません。
実際にはハチ関係はやり尽くされてるから大変ですよね。主に商標とか夕ツ/コとか。
サンプルでもろに大失敗、でもちゃんとお礼を言える…
自分の甘さをしっかり自覚し、「ちゅーしてくれたら」まで真に受けるほど仕事に…
というかしっかり手取り足取り教えてくれてますが、それは自分でやってしっかり失敗したから…なかなかうまいテストです。
お礼の電話を受けて、「はいっ」とほほ笑む可愛らしさときたら!
そしてキスは頭に…本当に甘いです。
やっぱりかるき先生のとろ甘のかわいらしさ、大好き。
めだかの学校
このメンバーで宿題ってかなり無理なんじゃ。
こんな大きいものをどうやって教室までもってきたんでしょうね。…給食用エレベーターっていつごろから…それまではどうしていたんでしょう…悪夢。
町の歴史…もう見なかった方がいいのレベルです。
絶叫学級
子供の目をえぐりぬくような重大事件が報道されないとはなんという…
いやぬーべーにありましたね、危険すぎる凶悪犯罪者は子供に存在を知らせないよう報道せず関係者のみに暗号、って。
理由…
人に呪いを移す、とか…厄介な噂ですね。
呪いから逃れる方法、実に頼もしい兄です。
猫田のことが気になって仕方ない。
「あまねとらぶらぶしてたからでしょ」…まったく子供というものは。
頭の中が猫田でいっぱい…まあそうもなりますよね。
「ずををををんってなってますよ」がえらく笑えました。
この話についていくのは大変ですよね。
すごく素直に、しっかり言えるマチャコもずいぶん成長してますよね。
こんな友達がいるというだけで、ものすごく幸せですよ。
何度も受け止めてくれた…
「ふつーの女の子みたいじゃん」、本当にいつの間にか、彼女がすごく素敵な女の子になっている…
そして…転校ですね。次はあるんでしょうか…
でも今は、かなりの移動力もありますし通信能力もあります。昔とは違うんですよ。
好きにならずにいられない
ただ一緒にいたい…すごくわかります。
指が触れ合って彼も真っ赤になって、本当は彼の中でも気持ちは動き出しているのでは?
百合ちゃんの意外な面…自分のことが好きな男子には、とことん…それが自分に正直、それもまあ女の子らしいですね。
女の子にとって、自分を好きな男子というのは人間ではなくなる、ということはよくわかります。当たり前なんですよ。
「人のこと雑にしちゃダメ」…
でも起きたことが重大すぎますよね。どうなるのか…本当に感情が圧倒的すぎて、何があるかわからない…
すごく怖い作品でもあります。
今日も瑛がカッコイイ
何この世界…インパクトはあります。
本当にかっこいいから始末が悪いですね。
バスケシーンの華やかさもすごく水準が高いです。
「今の地位をどんだけ苦労して手に入れたか」が大笑いしました。
で、いきなり壁ドンからキス、強烈ですね。というか親に見られたらどうする。
柔道技も華やかです。
回想は面白いんですが…なぜいじめられないためにイケてる俺路線。
柔道部が素人を骨折させてしまうのは大変なことですよねえ。こりゃなんでもいうこと聞くしかないですね。
予習もほぼ一時間やる、というのがすごいですね。ジョギングとかも…
弱いころの彼が好き、という…さて、それがどんな結果になることやら。また弱くなったりしたら笑いますが。
骨折、嘘でよかったですね。
やっとちゃんと告白してくれましたね…
帰り道、あれほど身体能力が高いのにケンカが弱いのはちょっと不自然です。まあこっち方面のカッコよさを強調するためなのはわかっています。
男の泣き顔、これこそ描きたかったんだろうなとはっきりわかります。
とにかく描きたいことをとことんたたきつけてくる、パワフルな作品です。次作楽しみにしてます。
吹彩
今の体育館には冷房があるんですよね…なかったら汗で練習どころじゃないです。
え、ないの…そりゃ蒸し風呂ですよね。
「もう告ったし」が苦笑しました。
心配、って人の恋路に首突っ込んでもどうにもなりませんよ。
「美咲センパイも人間だったんですね…すみません黙ります」が苦笑。あんたこそ多くの人に人間じゃない、または人間ってとことん不公平だと実感させてきた存在でしょうに。
「気付かないようにしてたの」というのが素直な言葉ですね。
あえて背中を押して「出し切ってこい」…陸上部時代の彼女のことが見えるようです。何度も背中を押してもらい、何度も押したんでしょうね。
今回は本当に、一つ一つの絵がものすごく魂がこもっていて迫力がありました。
恐ろしい作家になったものです。
アニマル横町
この台風の備えはとても役に立つ情報ですね。
被害にあってるというかすごいことになってる人が約一名…
懐中電灯は持たせているんですね。どの程度のリスクがあるでしょう…電池誤飲など?
「あみの親はなぜ様子を見にこないんだろう」が大笑い。
ナレーションも面白い落ちです。
恋するスキャット
髪を切った姿がすごく色っぽいです。
で、いきなりの土下座と意味不明な言葉…
これを受け止めるのもすごいですね。
で、やっと会ったらいきなり引越しとは。手袋ぐらい貸しましょうよ。
そして髪も切りなおしてくれる、器用ですねえ。
必ず戻ってくる、というのが素敵ですね。
こんなに髪が伸びるなんて、どれだけ時間が経ったのやら。
「毎晩激しすぎて」とかかなりやばい言葉に大笑いしました。
本当にラブラブで、楽しかったです。次作も楽しみにしてます。思いっきり違う作風で。
チョコタン!
犬はお留守番…そりゃそうですよね。
というかそれで出られる状態はまずいですって…おい網戸って…ああああ。
においをたどったらいいニオイにたどりつくのは大笑いしました。
そして、これは危険すぎますよね。
母親から電話が来たら、あとはもうお祭りどころじゃないですよねえ。
そして、犬に花火はこうなるのも当然ですね。僕も何度もつきっきりで慰めてました。
…違う意味での怪我の功名ですね。帰ってからどれだけ怒られるか、といっても犬はすぐ怒らないと意味がないとわかっていたら怒るに怒れない…
来月号は香純先生の新連載に読み切りと豪華ですね。さて、どんな方向の雑誌になるのやら。